2022/10/21 - 2022/10/22
145位(同エリア891件中)
みつさん
この旅行記のスケジュール
2022/10/22
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妙の湯
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9月末で仕事がひと段落し、週末どこか行きたいな~と思っていたら、鉄道開業150周年のお得なJR東日本パスがあるらしいよ~とのお誘いが。
どこ行こうかな~と様々な行く先を妄想の末、お宿が取れた秋田と青森に行ってきました。
角館武家屋敷散策と秘湯乳頭温泉郷にて7湯めぐりの旅行記です。
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秋田新幹線で角館へ。
なんと始発(6時32分発)は満席で、その次の6時56分東京駅発です。 -
鉄道開業150周年記念JR東日本パス(22,150円)は、
連続する3日間、新幹線含むJR東日本の列車が乗り放題!
指定席も4回分まで予約可能な夢のようなパスです。 -
角館駅到着後、時間節約でタクシーで武家屋敷通りの一番先にある石黒家住宅へ
石黒家 名所・史跡
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建物内部へ。
座敷から右手は取り次ぎの間、奥は主人のいる書斎、そのまた奥はだいどころと呼ばれる今でいう居間があります。
石黒家は、角館の武家屋敷では唯一ご子孫が今も生活しています。 -
座敷の欄間の亀の透かしが、座敷側に映り込んで綺麗。
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囲炉裏の間
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囲炉裏のそばには、炭火を消す鉄の鋳物の壺「消火宝」
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主屋から土間でつながる蔵
観音開きの扉が凹凸が何重にもついて、黒地に白の縁取りも素敵。とても立派ですね。 -
次は青柳家住宅へ
青柳家 美術館・博物館
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青柳家住宅
広い敷地内に点在する施設が見学できます。
主屋見学(有料)は時間が合わず残念。次回のお楽しみに。 -
お昼ごはんは、比内地鶏親子丼と稲庭うどん温セット(1700円)
親子丼の地鶏は炭火で香ばしく、卵はオレンジ色でトロトロ、ちょっと甘めの味付けで進みます。
稲庭うどんは佐藤養悦、細めでツルツル。あっさりしたアゴだしでさっぱりいただけました。
ご馳走様でした♪桜の里 グルメ・レストラン
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散策を再開します。
お土産屋の方が、駐車場の奥にいる秋田犬を見てくださいねとのことで、角館さとくガーデン 専門店
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秋田犬の武家丸くん
超絶モフモフ~ ぬいぐるみみたい~
寝ている目が十文字~ 可愛い~ -
生きてる?本物⁈ 微動だにしません。
よく見ると、無防備な肉球が可愛すぎる! -
12時の音楽とともに突然ムクッと起きて、遠吠えが始まりました。
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遠吠え後、再び微動だにしないポーズを決めて、観光客の写真撮影に応じています。
プロフェッショナル秋田犬です。 -
松本家住宅
苔むす茅葺き屋根がいい感じです。松本家 名所・史跡
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岩橋家住宅
天然記念物のカシワの木が見事です。岩橋家 名所・史跡
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黒塀と鮮やかな緑色の大きなカシワの葉
柏餅のカシワなんですね!大きなカシワの葉で特大柏餅ができそう! -
河原田家住宅
河原田家 名所・史跡
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座敷から庭を望む
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枯山水の広いお庭
木立に日が差し込むと、木々の緑がより鮮やかに映えます。 -
座敷の先に板縁と土間をめぐらせ、積雪の多い冬は外側の雨戸を閉め、障子張りの高窓から明かりがとれる工夫がされています。
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座敷の奥の板の間に面した蔵
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蔵を下屋で囲って、土間を通って主屋と行き来ができるようにしています。雪国ならではの様式ですね。
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モダンな黄色の照明と調和しています。
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小田野家住宅の門
斜め葺の黒瓦に黒塀、石畳でとてもシックで素敵です。小田野家 名所・史跡
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名残り惜しいですが、新幹線の時間もあるのでそろそろ駅へ向かいます。
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途中、しょうゆプリンを買って車内でいただきました。
濃厚みたらし団子クリームを食べているような、和洋折衷の面白い味です。あきたプリン亭 グルメ・レストラン
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角館駅から田沢湖駅に向かいます。
秋田新幹線は在来線を通るので、普通の駅にいきなり新幹線の不思議な光景。
秋田新幹線は、今年で開業25周年です。 -
乳頭温泉郷 鶴の湯
田沢湖駅でレンタカーを借り、ぐんぐん登って乳頭温泉郷へ。鶴の湯方面の分岐からは沢の方に下り、最後は砂利道でしたが、30分ほどで到着。
秘湯ですが、思ったよりアクセスいいです。乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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本陣と呼ばれる宿泊棟がならびます。
いつか泊まってみたい! -
本陣の通路を進んで左手の事務所にて入湯受付。
今日は乳頭温泉郷の蟹場(がにば)温泉に泊まるので、宿泊客向けの湯めぐり手帳(2000円)を購入します。
乳頭温泉郷には鶴の湯含め7軒の温泉宿が点在していて、日帰り入浴が楽しめます。 -
川を隔てて温泉棟が見えてきました。
なんだか時代劇のセットのよう。 -
ススキのあたりが有名な混浴露天風呂、右手の建物は男性更衣室と女性用の中の湯。
混浴露天風呂の様子を見てみようと建物までの通路を行くと、リラックスした沢山の殿方が無防備な姿でおくつろぎ中。
というか、通路から丸見えでない?この中に入るのはハードル超高し‥ -
とりあえず女性露天(黒湯)へ行きましょう。
紅葉した木々を眺めながら広々とした露天風呂に浸かります。敷き詰められた丸石が足裏に心地よく、白濁した硫黄泉も最高!!
続いて白湯も。内湯は一辺3mほどの正方形、7~8人入れます。先ほどの黒湯とは源泉が違い、言われてみれば泉質が少しキュッとしてるかも⁈ -
中の湯(脱衣所含め風呂場に誰もいなければ撮影~以降同じ)
混浴露天風呂前の通路を進むと奥にある、女性専用のお風呂です。目にいいお湯だそうです。 -
湯口では湯の花が盛り上がって、石灰岩のようになっています。
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中の湯には、小さめですが露天風呂もあります。
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左手は打たせ湯
奥にあの混浴露天風呂への通路があります。 -
日帰り入浴が終わる15時近く、大胆なおじさん達が居なくなったタイミングで突入!
扉の先は途中まで衝立があってそこでお湯に肩までつかり、中腰でそろそろと進みます。お湯に入ればまったく見えません。
露天風呂の端の方で小さくなってたら、露天風呂の真ん中あたりが下からぷくぷくお湯が湧いてるのでぜひ行ってみてと、声かけてくださいました。
せっかくなのでお言葉に甘えて‥
トロトロの肌触り良い泉質!露天の開放感がありつつも、浸かると紅葉した木々やススキに包み込まれているような安心感も!本当に最高!! -
とってもいいお湯でした~♪
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続いての湯めぐりは大釜温泉。
鶴の湯からは車で15分ほどです。乳頭温泉郷 大釜温泉 宿・ホテル
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こちらの泉質は鉄分が多くてやや緑色がかっています。
露天風呂はぬるめの湯温で、紅葉したブナ林を眺めながらのんびり入りました。 -
大釜温泉の水場
温泉で汗をかくので、お水は必須。湯あたりしないようクールダウンも兼ねています。空になったペットボトルを水筒代わりにして。
沢からひいたお水は、ほんのり甘みを感じてとても美味しかったです。 -
乳頭温泉郷内を循環する湯めぐり号
湯めぐり帳にて乗れます。上に乗っているのはお風呂の桶。
乳頭温泉郷の7軒の温泉宿は、歩いてまわるには距離があり、特に鶴の湯は歩くと60分以上かかるので、田沢湖駅からバス利用の方は時間を要チェックです。 -
本日のお宿の蟹場温泉に到着
どこに行こうかと、いろいろなお宿のウェブページを見てたら、たまたま空きが出てて速攻予約しました。蟹場温泉 宿・ホテル
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お出迎え
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本館のお部屋で、風呂トイレは共同。
ドライヤー、タオル、バスタオル、歯ブラシが用意されています。
お布団がひいてありました。 -
廊下には浴衣コーナーがあり、汗をかいたら新しい浴衣を取っても大丈夫。
暖かい半纏もありました。 -
湯めぐり手帳
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入湯受付はスタンプにて
それぞれの温泉宿の泉質などの解説があり、ハガキにもなる優れもの。
1年間有効です。 -
18時スタートの夕ご飯までお部屋でのんびりとも思ったのですが、せっかくなので乳頭温泉郷休暇村へ。
休暇村はロッジ風の近代的ホテルで、泉質は田沢湖の湯(硫黄泉ちょっと白濁)と乳頭の湯(薄茶色)の2種類。
浴室が広く洗い場もたくさんあり、こちらで髪の毛を洗って洗顔も済ませました。
そして全国旅行支援でいただいたクーポン(平日泊3000円分/人)を休暇村の売店にて使いました。
いぶりがっこ、比内地鶏スープ、比内地鶏炭火焼き缶詰などなど、秋田土産をゲット。休暇村 乳頭温泉郷 宿・ホテル
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蟹場温泉に戻ってきました。
湯上がりは田沢湖ビールをいただきます。 -
夕ご飯
地のものが少しずつたくさん種類が並びます。私はこれくらいがいいです。これでおかずはすべて。天ぷら煮物肉攻撃がなくてありがたい。 -
バランが蟹!
蟹を使ったお料理もありました。
美味しくいただきました。ご馳走様!
そして林の中の混浴露天風呂「唐子の湯」が19時半から20時半まで女性専用になるので、お部屋でちょっとのんびり後に入りました。
お宿中の女子が集結(笑)でも広いので、全然余裕です。
無色透明で硫黄の香りがほんのり漂う、マイルドでじんわりお肌に染み込む、とってもいいお湯です。
ゆっくり入ることができました。 -
おはようございます。
旅先では早起きの私は、5時起きです。
外が少し明るくなるのを待って、唐子の湯(混浴露天風呂)に突撃です。 -
坂を下った先に露天風呂があります。
林の中でお湯も透明なので、混浴難易度高しです。 -
幸い誰もいなかったので、朝イチのお風呂いただきました~!
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もちろん源泉掛け流しです。
縁から流れ出たお湯は、川にじゃぶじゃぶと流れ落ちていきます。 -
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露天風呂ひなざくら
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木の湯
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石の湯
温まりました。 -
朝ごはんもシンプル!
蟹しんじょうはふわっと優しい味付け。ミニサイズのカマスは炙ってパリパリをいただきます。
どれも塩味控えめで、とても美味しくいただきました♪ -
お宿をチェックアウトして、車で5分ほどの黒湯温泉へ。駐車場からは歩いて向かいます。
秋田県 乳頭温泉郷 黒湯温泉 宿・ホテル
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坂を降りていくと、源泉から立ち昇る煙と茅葺き屋根が見えてきました。
秘湯感満載です!ワクワク! -
受付を済ませて、男女別の露天内風呂方面へ
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受付では黒たまご販売中。
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宿泊棟の間を進むと
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源泉がモクモク!
効きそうな湯! -
立入り禁止!
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右手が男女別露天内風呂、左手は貸切風呂です。
乳頭温泉郷のお風呂は、入口もしくは脱衣所に鍵付きロッカーがあり、貴重品を預けられます。 -
内風呂
成分濃いめの硫黄泉で、入る時に一瞬ピリっとしました。
湯の花がふんわりと浮いています。 -
露天風呂もいい感じ。
私はすぐ暑くなるので、お風呂の縁で休憩しつつ、のんびり浸かりました。
打たせ湯もあります。 -
黒湯にも水場がありました。
朝、大釜温泉の水場で入れた沢水(ペットボトル500㎖)を飲み切ったので、給水します。
少し鉄分が感じられる冷たい水。 -
続いては孫六温泉へ
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この道で合ってる??
山道を分け入り、雨で濡れた枯れ葉で滑らないよう注意して坂を下ります。 -
舗装された道に出てホッと一息。
川沿いの孫六温泉が見えてきました。
先逹川にかかる橋を渡ります。ここもなかなかの秘湯。孫六温泉 宿・ホテル
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左手が温泉棟
こちらも道なき道 -
川沿いの女性専用露天風呂は、ぬるめで長湯しちゃいました。
白い湯の花のほか、黒い湯の花も浮いてて珍しい。
川底はコンクリートですが鉄分で茶色に変色しています。 -
こちらが混浴風呂、外には露天風呂もあります。
内風呂のお湯は超あっつくて、入るとイタタタ~って感じ。
誰もいなかったので、内湯と露天風呂に入っちゃいました。(露天風呂は適温)
脱衣所から階段を降りていくので、アクセス難易度もマックスです。 -
黒湯温泉駐車場から休暇村に向かう道沿いは、ブナ林が綺麗でした。
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妙の湯へ
日帰り入浴開始の10時半に到着。
先ほどの孫六温泉の先逹川下流です。 -
館内はお香が焚かれ、小綺麗で女子好み。
内風呂は鉄分多めの薄茶色の金湯、無色透明のさらりとした銀湯があり、先逹川の滝が望める混浴露天風呂はバスタオル可なので、フロントでレンタルして入りました。
どうやら、男性更衣室を出ると混浴露天風呂にしか行けないみたいで、更衣室出入り口で鉢合わせしてびっくりさせてしまいました。(見てませんので、ご安心ください‥) -
少し時間があるので、ラウンジで湯上がりのコーヒーでもと思いましたが、11時半から営業とのことで、次回のお楽しみにします。
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なんと、乳頭温泉郷の7湯、全部回れちゃいました。
それぞれそんなに長湯してないのと、水分を多めに摂ったので、湯あたりせずに済みました。
田沢湖駅に向かう途中、ババヘラアイスでクールダウン。
青森編に続きます。
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この旅行記へのコメント (3)
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- tangentさん 2022/11/13 17:31:00
- 角館&乳頭温泉めぐり、とても楽しそうですね!
- みつさん
初めてコメントいたします。先般は私の旅行記にご訪問くださりありがとうございました。
150周年パスで角館や乳頭温泉に行かれたのですね。偶然ながら私も、みつさんのちょうど1週間前の14日ですが、同じく150周年パスを使ってこまち51号に乗ったこともあって、興味深く旅行記読ませていただきました。
150周年パスの行先を考えるとき、乳頭温泉は私も興味があったのですが乗継ぎの合間に日帰り入浴するには時間が厳しくて見合わせました。別の機会に宿泊で(宿の予約を取るのは少し大変かもしれませんが)、まったり湯めぐりしたいなあと改めて感じます。
角館の建築物も見ごたえがありそうですね。秋田犬の武家丸くんの写真もかわいかったです(^^)
素敵な秋田の旅行記、ありがとうございました!
tangent
- みつさん からの返信 2022/11/13 18:39:31
- Re: 角館&乳頭温泉めぐり、とても楽しそうですね!
- tangentさま
コメントといいねありがとうございます。みつです。
tangentさまは飛行機旅がお好きなのかと思っていましたが、鉄道旅もされていたのですね!
150周年記念パスはいろいろ回れる最強パスですが、皆さま考えることは同じで旅好き(鉄道好き)さんの民族大移動が起こっていたようで(笑)、東北のお宿が本当に空きがなかったです。
乳頭温泉郷の湯めぐりは、時間を気にしなくていいレンタカーをオススメします。
7湯には源泉も複数あって、好みの温泉には時間を気にせずのんびり浸かっていたいので。
田沢湖近辺は乳頭温泉郷のほか、強酸性湯で岩盤浴が有名な玉川温泉など、素晴らしい温泉がたくさん!
いつか鶴の湯にも泊まってみたいです!
今後ともどうぞよろしくお願いします。
みつ
- tangentさん からの返信 2022/11/13 23:39:32
- Re: 角館&乳頭温泉めぐり、とても楽しそうですね!
- みつさま
そうなんです、飛行機はもちろんですが乗り物全般に興味がありまして。鉄道旅行では、観光列車に乗ることなども好きですよ。
鉄道ファンの民族大移動、確かにその通りでしたね(笑)。私が利用した日程でも、新青森駅の駅弁が完売になるなど、皆さんこぞってパスを活用している様子でした。
乳頭温泉郷、やはりレンタカーが使えた方が便利ですよね。車の運転が苦手なのでちょっと考えなければいけませんが、どういう形にしても、素敵な温泉の数々をぜひ味わってみたいです。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いします!
tangent
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