みちのく旅その３　酸ヶ湯温泉と奥入瀬渓流からの十和田現代アート

2022/10/23 - 2022/10/23

鉄道開業150周年記念JR東日本パスでみちのく旅。
最終日は青森から酸ヶ湯温泉や奥入瀬を経て、十和田市にて現代アートに触れます。

エリア 青森

おはようございます。旅行最終日です。
旅先では早起きの私ですが、昨日の温泉と観光三昧でほどよく疲れたからか、いつもの６時半に起きました。

お部屋の窓から青森湾が見えます。

７時半前にチェックアウトして、海辺の散歩へ。
街路樹が紅葉して綺麗です。

埠頭の公園広場のような場所から、物産館アスパム、青森ベイブリッジ、八甲田丸が見えます。

デデデデ～♫♪♩テレレレェ～エ
突然歌い出す私。

上野発の夜行列車降りたときかぁ～ら～
青森ぃ～駅は雪の中～
北へ帰る人の群は誰も無口ぃ～で～
海鳴りぃ～だけを聴いている

周りに誰もいないので、「津軽海峡冬景色」を前奏含め一番を大声で歌いきり、すっきりしました（笑）

予約してたレンタカーを借りて、朝ごはんへ
道をはさんで目の前に駐車場がありました。（1時間200円）

青森魚菜センター 本店 市場・商店街

食事券2000円分を最初に買います。
うち1000円は旅行支援クーポンにてお支払い。

最初にご飯をもらって、好きなお店で具を乗せてもらいます。

いろいろあって迷う～♪

ホタテ専門店！
「剥くの上手ですね！」とお声かけしたら
「ホタテ屋ですから（照）」とのお答え。すみません～その通りですね。

せっかくなので券３枚分大きなホタテいただきます！

できた～♪
場内にあるイートインスペースにて、いただきます。

ぽってりホタテ、イカが甘～い！イクラもいい味！ヒラメも好きだわ。甘い卵焼きがトロトロ！
お腹いっぱい、ごちそうさま♪

今日はレンタカーを使って観光しながら八戸まで行きます。
八甲田山ロープウェイ付近は霧がすごくて乗るのはやめて、城ケ倉大橋に来ました。

城ケ倉大橋 名所・史跡

風の通り道なのか、意外と景色が楽しめました。
が、寒～い！

この旅の第二の目的地といっても過言でない、
酸ヶ湯温泉にて温まります！

酸ヶ湯温泉旅館 宿・ホテル

女性用の玉の湯に入った後、混浴のひば千人風呂へ

体育館のような大きな空間の中に広い浴槽が２か所かあります。湯浴み着を着ていたので、四分六分の湯、熱の湯と存分に楽しみました。

湯浴み着がなくても、ついたてが脱衣所から四分六分の浴槽までつながっていて、ついたての影でお湯に浸かることができます。
浴槽内も男性と女性の利用範囲が決められているので、四分六分の湯ならタオルだけでも大丈夫だと思います。

売店レジに売っている湯浴み着（1300円）
透けない、張り付かない！素晴らしい女性の味方！

使用後はもちろんお持ち帰りして、いつになるかわかりませんが次回の来訪に備えます。

水分補給も忘れずに。入口横に水場がありました。
いいお湯でした。

酸ヶ湯温泉のそばにある地獄沼
90℃の強酸性のお湯が湧き、当然生物はいない沼です。

地獄沼 自然・景勝地

酸ヶ湯温泉のお湯もこんな色でした。

酸ヶ湯温泉から車で40分ほどかけて奥入瀬渓谷にきました。
尾根を超えたら少し天気が回復してきました。
水の流れが清々しい。

三乱の流れ 自然・景勝地

石ケ戸休憩所に車を停めて、ちょっと散策。
「ケ戸」は小屋の意味だそう。つまり石小屋ですね。

石ヶ戸 自然・景勝地

石ケ戸の流れ

お腹も空いてきたので、十和田バラ焼きのお店へ
先ほどの石ケ戸休憩所から車で10分ほどです。
人気店なので、少し並びました。

上高地食堂 グルメ・レストラン

初めていただきます！バラ焼き！
大量の玉ねぎの上に、薄切り牛肉をかぶせるように広げてあり、タレがかけてあります。

バラ焼き定食（ライス小）　1150円

肉の色が変わり始めたら、混ぜていただきます。
甘めのタレと、シャキシャキの玉ねぎ、柔らかな牛肉でご飯が進みます。

ライス小にして、うどん玉もお願いしました。
鉄鍋の上で炒め煮にして、味が染み染みになったうどんや玉ねぎ牛肉をまとめて生卵につけて、最後まで美味しくいただきました。

お腹いっぱい！ごちそうさまでした♪

十和田市現代美術館へ
西沢立衛氏の設計です。

十和田市現代美術館 美術館・博物館

エントランスアプローチ
期待感でワクワクします。

エントランスも作品

気になったものを何点かご紹介。

スタンディング・ウーマン

顔や手は大きめです。肉感までよく再現されています。ぐるりと一周まわって見るのをオススメします。

外から見えたこちらの展示
コーズ・アンド・エフェクト

綺麗～

よく見ると、人がつながってる！
赤色はなかなかグロテスクかも‥

体験型の展示も

ザンプランド
天井の上には、緑と水の別世界が広がっています。ザンプランドとは、ドイツ語で湿地帯の意味だそう。

スターウォーズの世界ですね。

階段も展示です。

そして企画展は、名和晃平氏の「生成する表皮」（～令和４年11月20日）

Biomatrix（W）
シリコンオイルからグリッド状に泡が生成されては消えていく作品

プクプク‥生成してます‥ずっと見ていられる。

新潟の越後妻有現代美術館にあるForceという名和さんの作品も好きです。https://4travel.jp/travelogue/11718089
天井から流れ落ちる黒色のシリコンオイルは、重力を可視化した作品です。

PixCell-Deer#52
こちらは常設展示です。

「PixCell」シリーズは、物体の表面を透明の球体で覆った彫刻作品。「PixCell」という言葉は、Pixel（画素）とCell（細胞、粒）を掛け合わせた造語です。

凄いのは、美術館のまわりにも面白いものがたくさんあること！

ファットハウス
家の中に入ると、ファットハウスが自分の価値を主張するビデオが流れていました。

草間弥生さんのかぼちゃで遊べる公園！

子ども達が普通に遊んでました。小さい頃から作品に（本当に）触れられて素晴らしいです。

かぼちゃの中にも入ります。

犬「ね！面白いでしょ？」
私「うんうん！」

十和田市教育プラザ
十和田市には有名建築家の作品がたくさんあります。
こちらは安藤忠雄氏の設計です。
図書館をちらりと見学。傾斜屋根のハイサイドライトのあるコンクリ打ち放しの部屋は、安藤建築らしい素敵な空間でした。

そして、またまたアップルパイ、買います！

相馬菓子舗 グルメ・レストラン

家にお土産で持ち帰り、翌朝いただきました。
や、やばい！超絶美味～！！！

サクサクのパイ生地、紅玉りんごを食べるとじゅわ～とりんごからジュースが染み出してくる。焼いているのになぜ？最始はアプリコットジャムの甘みとりんごのハーモニー、その後甘酸っぱく味わいが変化。こんなにシンプルなのに、凄すぎる！

アップルケーキも美味！
卵の味わいの濃いスポンジと甘酸っぱいりんご！
ずっしりと重みのある、素朴でジューシーなケーキでした！

市民交流プラザ
隈研吾建築事務所の設計です。

市民交流プラザ「トワーレ」 名所・史跡

内部
カーテンに照明があたって、ふんわりと落ち着きを感じます。
天井は木材を使用。点字ブロックも目立たないよう工夫してあります。

プレイルームには、等高線を表現した木製の山
裸足で楽しそうに遊んでいました。
十和田湖と山々がモチーフでしょうか？

十和田市から八戸方面に行く途中に寄った、道の駅ろくのへでは、白くて大きな青森県産ニンニクが６コでなんと900円！２人で分けてビニール袋に密閉してお持ち帰りしました。

八戸でレンタカーを返して、19時6分八戸駅発の新幹線はやぶさに乗車。
栄養ドリンクのような瓶（100ml）は、福島の日本酒榮川。家までの燃料追加です。

そして旅の最後もりんごでシメます。
昨日弘前で買ったアップルパイ！
トロッとしたフィリングとパイのハーモニー♡間違いない美味しさ！

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます、

Le Castle Factory グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• ma-yuさん 2022/12/11 17:18:53

  みちのく！！

  みつさん
  
  こんにちは！　　はじめまして！！
  
  ”いいね”頂きましてありがとうございます。
  
  みちのくは行ったことがありません。
  みつさんの旅行記がありましたのでお邪魔させていただきました。
  JR東日本パスは凄くお得ですね。
  乗り放題で指定も出来るんですね。参考になりました。
  
  秋田～青森まで旅行されたんですね。
  乳頭温泉の白濁した硫黄泉もいいですね！浸かりたいです。
  藤田記念庭園でのカフェも綺麗な庭園をみながらお洒落です。大正ロマンを感じますね！
  
  湾内の景観を見ますと「津軽海峡冬景色」歌いたくなるのはわかります。
  酸ヶ湯温泉に浸かって奥入瀬も散策出来てリフレッシュ出来ましたね。
  みちのくは温泉の宝庫ですね。行ってみたくなりました。
  
  また旅行記お邪魔させていただきますね！！
  
  　　　ma-yu
  
  
  
  
  
  
  

  みつさん からの返信 2022/12/11 23:49:44

  Re: みちのく！！

  ma-yuさま
  
  初めまして。みつです。
  コメントといいね、ありがとうございます！
  
  今回の旅は間際の計画だったので、どこに行くかはお宿の予約状況次第‥
  
  １泊目鶴の湯温泉郷の宿が取れたよ！→ JR東日本150周年パスWeb購入→２泊目東北のお宿ビジホも含めどこも空いてない！→青森市内のホテルのお部屋が放出されたので、即予約→途中どこ寄る？→やっぱりレンタカーも予約して、新幹線指定席予約‥な順番でした。
  
  ちなみに、浅虫温泉からの青森下北半島巡りとか、山形最上川下り＋温泉→鶴岡のクラゲ水族館→新潟村上とか、秋田からの五能線で日本海北上＋不老ふ死温泉とか、お宿が取れず実現しませんでしたが、いろんな旅を妄想できて楽しかったです。
  
  寒いのは苦手なのですが、温泉とセットなら、ちょっと寒いくらいが丁度良いですよね。
  東北には良質な温泉がたくさんあります。機会があれば、ぜひ！
  
  今後とも、よろしくお願いします。
  
  みつ