2022/09/25 - 2022/09/27
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M-koku1さん
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山形県というのはあまり知らなくて
高校時代に学校から「東北旅行」に連れてきてもらったのが
最初で 何年か前に羽黒山へ来たのが二回目。
その時はサクランボ狩りと組み合わせた記憶があるものの
なぜか写真が見つからない。
「羽黒山」は 今回山形旅行の話が出た時に
是非再訪を と思っていた場所です。
残念ながら羽黒山の拝殿は一部修復中でした。
それでも神秘的な霊場を たっぷり味わうことができました。
そして夜は温泉へ!
羽黒山と山岳信仰に関連して本を読みました。
岩波新書1681 岩鼻通明先生著 「出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く」
読んでから行けばよかったなと思っています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
羽黒山へ行く手前の大鳥居が見えてきました
羽黒山 大鳥居 名所・史跡
-
ここまで近づいても
どれが羽黒山なのか
今一つよくわかりません羽黒山 大鳥居 名所・史跡
-
この大鳥居
高さ24m
幅32mあるそうです
スチール製
大きいなあ羽黒山 大鳥居 名所・史跡
-
修験者ではない
ぐうたら集団の私達
霊場羽黒山なのに 車で上がれるところまで
上がりました -
車を使わないなら
JR鶴岡駅から庄内交通バス「羽黒山頂行」で
50分ほどでアクセスできます -
杉の林です
かつては狩猟採集民の蝦夷が支配する地域と
朝廷の力が及ぶ地域の境界だったエリア
そうなんだろうな という雰囲気 -
杉ならぬ 枯葉マーク
(デザインが変わってからは
枯葉マークにみえないけど)
レンタカーでもペタリ
この車で駐車場まで来ました -
参道を示す地図
-
約400本もの
杉の巨木が立ち並ぶ中
祭殿に向かいます -
【出羽三山宝物殿】
以前来た時にもあったはずだけど
見覚えがない・・・
彩色がきれいだったので
お化粧直しをしたため
印象が違ったのかもしれません出羽三山歴史博物館 美術館・博物館
-
その奥に
いくつものの末社が軒を連ねていました
平家物語にはすでに登場する羽黒山 -
大雷神社
健角身神社
稲荷神社
大山祇神社
白山神社
思兼神社
八坂神社
まあ並んでいること -
【健角身神社】
百一末社といい
羽黒三山にひろがる末社のひとつ
足の弱い人が履物を供えて
健脚を祈る風習 -
【大雷神社】
いちいち二礼二拍手していったら
疲れてしまった・・・ -
【東照宮】
1645年に日光から分霊
この現存する建物は1690年に
第4代庄内藩主酒井忠真が寄進したもの羽黒山東照宮 寺・神社・教会
-
杉の木との組み合わせが素敵なお社
-
国の重要文化財
【鐘楼】と【建治の大鐘】
1275年の銘文がある鐘
1274年襲来した蒙古軍の船を
羽黒山山上から出た
九頭竜王の光影が酒田の湊に飛行し
すべて海中に沈めたのだそうです
それに感謝して寄附された鐘 -
切妻造りの萱葺き
とてもこのロケーションにマッチしています
鎌倉幕府の危機をすくって
宗教的シンボルに格上げされたことを示す
歴史的なものでもあるようです -
【引き綱】
大松明の験競べに勝利した若者頭が家の軒先に飾ることができるのがこの引き綱
さてさて個人の話になりますが
我が家はこの時期
孫の誕生を待っていました -
【山伏様像】
参集殿の入り口にありました
ここでお札をいただきました
義経一行が落ちのびる際
山伏だった弁慶の進言で
一行もお参りしたそうです
山伏については 作家の藤沢周平が
「春秋山伏記」の中で色々書いているので
ご興味のある方はどうぞ
https://www.kadokawa.co.jp/product/200103000582/ -
【羽黒山三神合祭殿】
1人で来ていたなら昇殿参拝までしたかったのですが
それはあきらめました
昇殿参拝コースは予約する場合
16,000円です羽黒山 自然・景勝地
-
必要な時間は一時間なので
個人でいらっしゃる方は
是非参加してみてください -
【厳島神社】と【蜂子神社】
二時間使えるなら
山伏膳コースもあります
斎館(旧華蔵院)で精進料理を楽しめるそうです -
ただし10名集まらないと
山伏膳コースは受け付けてもらえないようですが・・・ -
【羽黒山三神合祭殿】
この社殿は「月山」「羽黒山」「湯殿山」の三柱の神を祀る重要な社殿です -
文政元年 1818年 に再建されたものです
高さ28m
厚さ2.1m の日本最大級の大きさの
茅葺屋根が特徴 -
【鏡池】
正式名称は「御手洗の池(みたらしのいけ)」
江戸時代に池の北側にあった鏡堂から
ケガレを祓うために参詣者が
鏡を池に投げ入れる習慣があったそうです
大量の鏡が池からみつかったため
鏡池という通称になったらしい・・・ -
ミシュランで三ツ星を獲得した
天然記念物の杉の木が
鏡池を囲む -
【羽黒山三神合祭殿】
鏡池越しに見る祭殿 -
山頂広場側から見た祭殿
-
蜂子皇子の墓もこちら側にありました
-
【山頂広場】
山頂鳥居から駐車場へ戻ります -
出羽三山にはそれぞれの役割があります
羽黒山 現世の幸せ
月山 死後の極楽浄土
湯殿山 功徳を積み再びこの世に生まれることを誓う -
イチオシ
ところが 月山と湯殿山は人里から遠く
山頂や渓谷にあります -
雪が積もる冬には
参拝や祭典を執行することが出来ません -
そこで三山の年中恒例又臨時の祭典全て
羽黒山頂の合祭殿で行われるようになったようです
【鶴岡駅まで行くバス】 -
【いでは文化記念館】
駐車場から今度は随神門近くの駐車場へ移動
係の方に教えられ
いでは文化記念館の駐車場へ
無料ですいでは文化記念館 美術館・博物館
-
【いでは文化記念館】の向かいにある
駐車場
いでは文化記念館は 羽黒町立で
出羽三山信仰の世界を理解するには
素晴らしい内容のようですが
残念ながら時間がなくて パス -
駐車場にいた昼寝する猫
-
【随神門の手前の鳥居】
前回来た時も
同じように駐車したのを思い出しました羽黒山 随神門 名所・史跡
-
【羽黒山 随神門】
その時一緒に来た叔母は
今は老人ホームに入所してしまっています羽黒山 随神門 名所・史跡
-
羽黒山全体の案内図
おすすめのコース
「荒沢寺ビジターセンター前」でバスを下車
荒沢寺の山門から道路の反対側に渡る
羽黒山頂へ続く石畳の参詣道へ
この参詣道は映画「蝉しぐれ」のロケ地
山頂との中間の吹越(ふきごし)にあるのが
出羽三山神社の峰中籠堂(ぶちゅうこもりどう)
その向かいに吹越神社
入峰を記念した碑伝が数基
ここから15分で山頂の駐車場にたどり着けます
出羽三山歴史博物館経由で蜂子皇子の墓や東照宮から本社へ -
【天拝石】
蜂子皇子(はちこのおうじ)が火を灯して天を拝んだという天拝石(てんぱいせき) -
【天拝石】
元は手向(とうげ)の桜小路にありました
動かすと神罰を受けると言われていたのですが
昭和16年3月2日に 御祓をして
村中総出で現在の随神門前に移したそうです
気軽に拝めます
ありがたや ありがたや -
ここにもありました
東北を歩くと
芭蕉の来訪を知らせる碑が
あちらこちらにあります
本当に幕府の隠密だったのかも -
【随神門】
大仏師 大熊宮内の作品
ここが羽黒山の正門にあたります羽黒山 随神門 名所・史跡
-
随神門をくぐると
神域となります
ここから
ひたすら下りになります -
荘厳な感じを醸し出す
杉木立 -
樹齢何百年という
まっすぐにのびた杉の美しさ -
イチオシ
【継子坂】
また上らないと帰れないので
嫌がる人もいそうですが
東北最古の五重塔を見るには
下るしかありません -
【神橋】がみえてきました
-
【須賀の滝】
江戸時代に作られた人工の滝 -
【祓川】
かつて 三山詣での人々は
必ずこの祓川の流れに身を沈めて
水垢離をとってから
三山への登拝の途についたんだそうです -
その祓川にかかる【神橋】
-
戦後まで車道がなかった羽黒山
ここで体を清めて
山登りねえ
本当に修験者が修行する場所だったんでしょうねえ
こんな観光で来ちゃっていいのかしら祓川 (京田川) 自然・景勝地
-
【須賀の滝】
なんと 月山山麓水呑沢から
約8kmも水を引っ張ってきている人工の滝 -
【岩戸分神社】
-
この辺りの道は
上ったり下ったり羽黒山の爺スギ 名所・史跡
-
樹齢1000年といわれている
爺スギへの入り口
我らが教授も
「爺」ではあるけれど・・・羽黒山の爺スギ 名所・史跡
-
1000年の貫禄には
負けちゃうかな羽黒山の爺スギ 名所・史跡
-
本当に立派な御神木
羽黒山の爺スギ 名所・史跡
-
その奥に
五重塔が見えてきました
「爺教授」とかつての教え子たち羽黒山五重塔 寺・神社・教会
-
国宝なんだ!
-
木立の中の五重塔
素木造り
柿葺
三間五層羽黒山五重塔 寺・神社・教会
-
イチオシ
【羽黒山五重塔】
650年くらい前の建造物
1369年の棟札がみつかっているそうです羽黒山五重塔 寺・神社・教会
-
【羽黒山五重塔】
羽黒山の別当 武藤政氏の再建といわれています羽黒山五重塔 寺・神社・教会
-
【羽黒山五重塔】
高さ29.9m
元々は平安時代に建てられたという記録があるらしいですが
素晴らしい中世建築羽黒山五重塔 寺・神社・教会
-
【羽黒山五重塔】
建てたのは平将門ともいわれています
どうして平将門がこの辺りまで出没していたのかしらと思っていたら
鎌倉幕府がすでにこのエリアの修験者の存在を認識していた上に
京都との結びつきもあったかららしいです -
羽黒山に関する説明書き
羽黒三山は 日本遺産になっているんですね -
杉並木の説明書きもみつけました
-
修験者は一の坂の杉並木の急坂を上って
祭殿迄行くのです
私たちは先に祭殿に行って
こちらに回ってきたので
正しい御参りの仕方じゃなかったです -
2446段ある階段をのぼって
是非お参りしてみてください
のぼりもしなかったのに
どの口が言っているんでしょうね羽黒山天地金神社 寺・神社・教会
-
冠木門(かぶきもん)を構え
注連を張った宿坊
かつてはこういう宿坊が数多くあったらしいです宿坊 神林勝金 宿・ホテル
-
先ほどの猫ちゃんが
また現れました
今度はお散歩中 -
夕方になってきました
-
月山や湯殿山なんだと思います
-
羽黒山から車で数十分
本日のお宿に到着湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル
-
【湯田川温泉の九兵衛旅館】
「くへえりょかん」と読みます湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル
-
【九兵衛旅館】の詳細は
次の旅行記で!湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル
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