養老牛温泉でシマフクロウと野付半島、釧路湿原へ

2021/02/27 - 2021/03/01

知床羅臼の海の自然をみたい！と３度目の道東を訪れました
コロナ禍の減便で、中標津空港への直行便はなく、釧路空港への直行便も減便
夕方の飛行機で行きました

幸い天気もよく、知床ではオオワシ、オジロワシに
中標津ではシマフクロウと会うことができました

中標津の友人にも少しだけ会うことができて、充実した冬の道東でした


2/27　羽田→釧路
2/28　釧路→知床
3/1　中標津→釧路

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

知床羅臼から中標津へ
１時間かからない距離です
友人が嫁に行った牧場へ立ち寄り
ご家族とのトークも楽しいし、牛さんたちを見るのも楽しい
赤ちゃんは服を着て保温・・大事だよね

以前よりさらに動物が好きになって
息子は牛さんに餌やりお手伝い

こちらは妊婦さんの牛さんたち
夕日がきれいでした

冬の北海道は生活しにくいけれど、この大自然！
うらやましい

17時頃、本日のお宿に到着
湯宿だいいち、中がにょろにょろ長く広くて、ロビーから部屋が遠い

でも部屋がとっても広くて快適

湯宿だいいち 宿・ホテル

食事もお風呂も素晴らしかった

で、重要な目的であるシマフクロウ
ロビーの前のところで餌付けしていて、毎日ではないけれど8-9割は来てくれるみたい
フクロウカレンダーに記載されてる
ただ、夜行性だから夜中だったり早朝だったりいつくるかはわからない
部屋に戻っていても10時までは来たら連絡してくれるって

食事の時間に来てくれるかな…と思っていたけれど気付けば20時
疲れもあって部屋に撤収

湯宿だいいち 宿・ホテル

するとフロントから電話
走っていくも、飛び立つ残像が見られたくらい
『またすぐに来るかも、この前もそうだったから』
そう言って立ち去った方がいて、信じて少し待つと5分以内に2回目来てくれて

給餌のとこから顔をのぞかせていて、全身正面の写真がうまく撮れなかったけれど…来てくれただけで、会えただけで感動

たった2-3分のできごと
大きくてぷっくりしていて、ざわつくヒトたちを不思議な顔で見ているように感じた

しばらく余韻に浸り、21時も過ぎていたので部屋に戻って就寝・・・
昨夜はゆっくり寝たけれど、本日の過密スケジュールでみんなお疲れ
あっという間に寝入ってしまいました

湯宿だいいち 宿・ホテル

3時過ぎにふと目が覚める
6時間は寝てすっきりしていたので、“フクロウ来たかな？”とロビーへ
朝方フクロウが現れた日が何日かあったので、早起きできたら行こうと思っていた

１組のご夫婦がフクロウ目の前のカウンターにいた
フクロウカレンダーには記載がない・・・
夜中ずっと待っていた人もいるのかな？

1人で黙々とフクロウを待つ気にはなれず、岩盤浴でゆったりしたいな・・・と温泉へ
案の定貸し切りの温泉＆岩盤浴でブログタイム
30分ほど入っていたらじんわり汗が出た

温泉巡り＆岩盤浴を満喫し4時半過ぎにロビーへ行くと・・・
息子の声？？？

ロビーに夫と息子がいた
『ママだけ行っちゃった』って○○○泣いたんだよとパパ
たしかに涙目の息子・・・

シマフクロウ、息子も会いたくて、一緒に誘って欲しかったのに・・・
ママだけ行って悔しかったのだろうか・・・
生き物、動物が好きで、この旅でも私並みにシマフクロウに会いたがっていた息子
ママに抜け駆けされたと思ったのかな？？
昨夜息子もシマフクロウに会っているからいいかな・・・って思ていたけれど、そんなことはなかったみたい
4時頃に目覚めるなんてこと、普段は絶対にないのに・・・フクロウに対する執念を感じる

湯宿だいいち 宿・ホテル

息子とパパも温泉へ
（この間にフクロウが来なくてよかった・・・・）
5時を過ぎたころから人が時々様子を見に来るようになった・・・

湯宿だいいち 宿・ホテル

5時20分頃、『きた！！』

給餌場へ来て、何も食べずに少し様子を見て飛び立っていってしまった
またまた1－2分の出来事、そして写真はピンボケばかり・・・
それでも、会えたら嬉しい！！
早起きしてよかった～☆彡

湯宿だいいち 宿・ホテル

3時からいたベテランさんはその後部屋へ引き上げて行ってしまった
もう来ないのかな～？なんて思っていたら少しずつ辺りが明るくなって6時過ぎには給餌場の蓋がされた

その後、今度は鳥さんたちにパンやひまわりの種の給餌
アカゲラなどの野鳥が次々に来てくれました
（夫は野鳥撮影の練習をしていました）

鳥×雪もすてき

写真が上手に撮れるようになりたい

モシリベツ川の向こう側にエゾリスが現れてくれた！
木の間に入ったり、えさを探しているのかな？
昨日はその辺りにキタキツネが現れたらしい・・・

朝ごはんをいただいて、温泉につかり9時出発で野付半島へ
1時間弱の道のり

野付半島に入りナラワラを過ぎるとエゾシカがたくさんいた
オスとメスは繁殖後は別々に行動するらしい・・・

時々オジロワシとオオワシがいたりして
野付半島に生き物がたくさんいることがわかる
（海風が強く雪が積もりにくいかららしい）

ナラワラ 自然・景勝地

野付半島ネイチャーセンターに到着し、本日はソリのツアー
息子が魚を氷の下から採る氷下引き網漁を見てみたいというので、急遽ツアー変更

野付半島ネイチャーセンター 美術館・博物館

野付半島は浅く冬は凍ってしまう、その厚さ30－40㎝の氷に穴をあけて漁をするらしい

漁の場所まではソリで行きます
この日は暖かいらしいけれど、スキーの服を着ても寒かった

遠くにオオワシが見えるけれど、カメラでは見えないくらい

野付半島 自然・景勝地

氷の穴から漁師さんが網を引く・・・
コマイ、カレイ、チカ（ワカサギみたいなの）がたくさん取れていた

野付半島 自然・景勝地

他のお客さん
ソリはこんな感じです・・・

本来なら行かない予定の三本松にも連れて行ってもらいました
ここにはオジロワシの巣がありました
今年は巣作りをしている（木を補充している？）らしく、暖かくなったら卵を産むかもしれないとか
春にはここは海になってしまうので、人も来ないのでいいのかもね
大きなワシの巣なので、巣もとっても大きくて驚きでした
70－80㎝くらいあるんじゃないかな？

トドワラ 自然・景勝地

漁場からの帰り道、オジロワシが木にとまっていたので、ガイドさんが近くに行ってくれました
が、すぐに飛び立ってしまいました・・・

トドワラ 自然・景勝地

ネイチャーセンターに戻るとエゾシカがたくさんいました

ネイチャーセンター内の食堂でランチをいただいて、釧路湿原へ
3時起きの男性陣は気持ちよさそうに寝ていて、私もかなり眠かったので、生き物を探すぞ！と気合をいれて運転しました

1時間半くらいで鶴居伊藤サンクチュアリに到着
シマフクロウやオオワシ撮影の方たちよりもさらに立派なカメラをお持ちの方々が大勢

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地

2月は求愛のダンスが見られるかもしれない時期
雪の中、時々大きな声で鳴く姿はなかなかのものでした

息子は終始雪道歩きを楽しんでいました

最後に釧路湿原展望台から釧路湿原を眺め、少しだけ遊歩道を歩いて空港へ戻りました

帰りの飛行機ではほぼ爆睡の私・・・
さすがに3時起きはキツイです?
羽田からの運転に備えてよく眠れました

あっという間の3日間、会いたい生き物には会えて大満足でした
次はもっと流氷のありそうな2月中旬を狙っていこう
そして、シマフクロウのだいいちと友人宅は定番コースにしたいな☆彡

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地