2022/09/10 - 2022/09/10
57位(同エリア235件中)
ちゃんさん
富山を満喫旅の2日目。6年ぶりに歩いた富山市街地は見どころだらけで、観光列車を予約したことを ちょっぴり後悔。しかし聞くと乗るのとでは大違いで、あらゆる面で「完璧」に近いグルメ列車の2時間を堪能することとなりました。https://www.youtube.com/watch?v=IXzEXIt3N0U
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シンプルな直線の造形美に包まれる、富山駅に戻ってきました。
富山駅 駅
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あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」の乗車受付は、改札の中で行います。すでにパンフレット等は郵送されているので、簡単な確認のみです。
JRがお手本にしてほしい地域輸送中心の鉄道 by ちゃんさんあいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物
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10時40分過ぎ、発車まで20分の余裕を持って、「一万三千尺物語」が泊方から入線してきました。北陸地方で活躍してきた古豪の通勤電車・413系の改造車です。
外観は、もともとの車両の面影を色濃く残しています。うなるようなモーター音も なつかしいです。一万三千尺物語 グルメ・レストラン
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車体いっぱいにシンボルマークが添えられています。
13,000尺とは、立山連峰の頂上3,000mと、富山湾の深海深さ1,000mの高低差。富山の豊な自然の恵みを象徴しています、 -
側面は、そんな山と海をシンボリックに描いています。
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車掌さんが「別のヨンイチサンが来ましたよ!」と声を掛けてくれました。こちらもイベント列車向けにデビューした「とやま絵巻」塗装車です。
朝夕は、普通電車に使われることも多いみたい。 -
車内に乗り込んでみましょう。
わお、かなり手の込んだ改造。木目調の落ち着いた内装です。 -
僕は1人旅なので、1号車の窓を向いたカウンター席が指定されていました。
あれ、日本海を向いていないんだと一瞬思いましたが、この列車のテーマの一つは立山連峰。富山市のキャッチフレーズを借りれば「立山あおぐ特等席。」です。 -
すでに座席には、お箸に水、おしながきがスタンバイ済み。近年の観光列車の例に漏れず、この列車も食事がセットのグルメ観光列車です。
2時間の乗車に食事、1日フリーきっぷがセットで13,000円。なかなかのお値段でしたが、果たして…。 -
着席後ほどなくして、ウェルカムドリンクの柚子スパークリングが運ばれてきました。さっぱりした味わいは、食前酒にぴったり。
などと喉を潤しつつ、オプションのドリンクメニューに釘付け。ビールもいいけど、寿司にはやはり日本酒かなと目移りします。 -
隣の2号車に座席はなく、販売カウンターと準備室、そして厨房のみという思い切った車両です。
お酒類は座席でオーダーできるし、ここで買っても座席にデリバリーしてくれます。ラベルを見ながら迷うのも一興です。 -
発車を前に忙しいクルーを横目に、ドラえもんはお昼寝中。
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富山らしく薬も並んだギャラリーコーナー。
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そしてガラス張りの厨房では、ランチの寿司が握られていました!
この列車の見どころの一つのはずなのに、発車前のあわただしいタイミングとあって、ギャラリーは少ないままでした。発車前には、ぜひ2号車へ。 -
3号車は、クラブツーリズムの団体さんで埋まっていました。富山発の往復、しかも2時間という ほどよい時間なので、ツアーにも組み込みやすいようです。
定期的にツアーに組み込んでもらえれば、安泰ですね。 -
駅員さんたちに見送られ、高架の富山駅を離れました。
乗車中は車内ガイド氏が終始、見所をガイドしてくれます。雪国のラッセル車は、南の国から来た者には珍しいです。 -
カウンタ―席は、真ん中3席が大きな固定窓になっています。僕の席はオリジナルの2段窓。僕の座高だとちょうど桟の位置に当たり、車窓の邪魔をするのが残念でした。
そして青空も見える天気なのに、立山連峰が雲に隠れていたのも残念! こればかりは運次第で、しょうがないです。 -
カウンタ―で買った日本酒「黒部峡」を傾けていると、茶わん蒸しが運ばれてきました。暖かいのが嬉しいです。
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そしてお待ちかねの寿司ランチは、それは立派なお重で運ばれてきました。
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じゃじゃーん! 目にも嬉しい寿司に、お造り、煮物や白エビのかき揚げまで。
寿司はもちろん握りたてでおいしかったけど、その他の料理も手が込んでいて たまらなかったです。はぁ~しあわせ… -
揚げ物だけは揚げたてとはいきませんが、富山のグルメ列車である以上、白エビは欠かせませんよね。
味噌汁も暖かくて、列車の中で食べるランチとしては最高の贅沢でした。 -
舌鼓を打っていると、背後の車窓には日本海が現れました。荒れる冬こそ日本海の醍醐味ではあるけど、穏やかでさわやかな夏の日本海も、またいいんですよね~
背後の席は3号車の団体さんの添乗員席になっていて、フレッシュジュースで一息つかれていました。お客様とほどよく離れられる、貴重な休息時間。 -
急流・常願寺川を徐行で渡ります。ガイド氏曰くあまりに急なため、上流までの橋が重ならずに見えると…なるほど。これまで何度も通った路線なのに、気づきませんでした。
あいの風とやま鉄道は通勤・通学路線のイメージが強かったのですが、ガイドされれば、あちこちが名所になります。 -
YKKも、車窓案内に登場する富山の見どころ。工場は果てしなく広く、果てしなく、果てしなく、どこまでも工場。
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黒部川の上では一旦停止しました。鉄橋の隙間から見れば川底まで透き通っていて、これも立山の恵みの一つです。
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ボリュームもたっぷりのランチを終え、お重が下げられる頃には、折り返し駅の泊に到着。ガイドさんに連れられての、軽い散策ツアーに出発です。
泊駅 駅
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行き先は、駅内の観光案内所。大きなヒスイの原石を見ながら、泊海岸のヒスイについてのお勉強でした。
海岸は歩いてすぐ近くらしく、それなら1時間くらい止まってヒスイ探しに行くのも面白そうなのに…と、この時は思いました。 -
県境の泊駅は、富山県の並行在来線会社「あいの風とやま鉄道」と、新潟県側の「えちごトキめき鉄道」の列車の接続駅。なのでキャッチフレーズは「あいのトキめき駅」です。
両社の普通列車を同一ホームに縦列で止め、階段なしで乗り換える工夫も。県ごとに会社が分かれたのは残念だけど、連携はしっかり取られています。 -
そしてこの県境間近の駅でも、あいの風とやま鉄道ではICカードが利用可能です。JRの指定券も泊ほか、7駅の窓口で発売中。
JRでは窓口の縮小が続く中、かえって便利です。観光列車ばかりでなく、地域の利便性向上に努力を惜しまない姿勢には感心します。 -
折り返すとすぐさま、デザートが運ばれてきました。お茶かコーヒーを選べて、コーヒーはなんと YKK謹製。田園風景を眺めながらの、至福のカフェタイムです。
ちゃんとした器で供されるのも、高ポイント。 -
運転台には改造の手が及んでおらず、「国鉄」らしい無骨な造形がまた魅力です。
高規格の線路を、がっちり複線で維持。スピードが上がっても安定感があり、たゆまぬ保線の努力にも思いが至ります。 -
デザートを食べ終わる頃に、2つめの下車観光駅・魚津着。飽きさせず急かされない、時間の塩梅が素晴らしいです。
イベント盛りだくさんの列車も楽しいんだけど、食事を中座しての下車観光は、いずれの印象も散漫になってしまいますので。魚津駅 駅
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魚津駅前には立山の伏流水が湧いています。空のペットボトルを携えて降りれば、和み水を無料でゲットできますよ(笑)。
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下車観光の行き先は、これまた観光案内所。魚津の蜃気楼を、映像で学べる時間です。高齢の乗客も多い列車、下車観光はこれくらいが適しているのかもしれません。
しかし車内で日本酒を傾けていた乗客へは、あらかじめアテンダントさんから「私についてきて下さい」とナンパ、じゃない案内があっています。その先は…魚津駅前観光案内所 名所・史跡
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お隣の酒屋さん(爆)。富山市内までは、なかなか流通しないような酒も豊富なんだとか。昨日が「ひやおろし」の販売解禁日だったとかで、各酒蔵のひやおろしが勢ぞろいでした。
「昨日は駅で ひやおろしのイベントもあってて、つい飲みすぎてしまいました」
アテンダントさんも、相当にお好きなようです。 -
魚津駅にもしっかりと、IC改札機に発着案内まで。一万三千尺物語も、ちゃんと「観光列車」として案内されています。
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魚津を出れば、残りわずか。コーヒーのお代わりを頂き、日本酒がまわってぼんやりした頭を覚ましました。
魚津付近で並走していた富山地方鉄道が、ゆっくりと離れて行きます。片道は地鉄経由というのも、車窓に変化があって面白そうなんだけどな。富山地方鉄道 (鉄道線) 乗り物
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北斗星やカシオペアカラーのEF500系機関車がたむろする車両基地が見えてくれば、富山着。
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あいの風とやま鉄道鉄道は、通勤・通学輸送で比較的好調な路線。観光列車なんて流行りに乗らず、都市圏輸送を地道にがんばろうよ…と、乗るまでは正直思っていました。
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しかし実際に乗ってみれば車両や料理はもちろん、アテンダントさんのホスピタリティや時間配分も完璧な、理想的な観光列車でした。
本分の地域輸送もむしろ、JRがお手本にしてほしいくらいのレベル。コロナ禍でどこも大変ではありますが、今後の快走にも期待したい鉄道です!
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