2022/09/02 - 2022/09/02
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FUKUJIROさん
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待望の「おわら風の盆」ですが、お天気が心配です。
胡弓や三味線を弾きながら町を練り歩く「町流し」が主体のおわら風の盆、その大敵は雨で、小雨でも中止と聞いていました。
元は旧暦の8月朔日(ついたち)に行われていたようですが、現在は9月1日から3日に固定されています。この時期はちょうど台風シーズンと重なるため、「おわら風の盆」は風鎮祭の一つと考えられます。
令和4年も8月末から台風11号が南西諸島に接近、日本列島には前線が停滞し、九州北部から東北まで広い範囲で曇りや雨の日が続いていました。
私たちが北陸へ出発した9月2日も全国数ヶ所では大雨でしたが、それでも富山地方は午後から曇り、夜は晴れの予報が出ていました。
ツアー行程表(予定)
1日目 9/2(金)
東京(ゆっくり10:24~12:24発)-大宮(途中乗車可)新幹線はくたか号・禁煙席-富山-【移動:約15分】--富山市内(白エビを含む富山湾鮨の夕食)--【移動:約30分】-越中八尾(おわら風の盆を観賞)-【移動:約70分】-金沢(泊)
お食事: 朝:× 昼:× 夕:〇
宿泊:ホテルクラウンヒルズ金沢 076-261-3100
2日目 9/3(土)
金沢(ゆっくり10:00出発)--【移動:約10分】-兼六園(日本三名園のひとつ)-【移動:約10分】-ひがし茶屋街(石畳が美しい風情ある街並み)--【移動:約10分】-金沢新幹線はくたか号・禁煙席大宮(途中下車可)-東京(16:52~17:52着)
お食事: 朝:× 昼:× 夕:×
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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富山市内で早い夕食を済まし、ツアーバスで八尾に移動しました。
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観光バスの発着場である町民広場からは徒歩で移動します。自家用車の駐車場は一切ありませんので、JR越中八尾駅から約20分歩くか、観光バスを利用することになります。
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井田川に架かる禅寺橋を渡りました。長さ72.3m、幅員4.5m、車の通れない人道橋です。平成3年竣工、橋にはかぜの盆をデザインした装飾が施されています。
この場所は、その昔は渡し場であり、江戸時代から明治まで、甚九郎の渡しと呼ばれ、小杉・高岡方面と八尾町を結ぶ交易の玄関口でした。
その後は吊り橋が架けられ、甚九郎橋と呼ばれていたそうです。 -
続いて禅寺坂を上ります。標高差は20m以上です。
寛永13年(1636年)、八尾に本町(西町・東町)が開かれた際、八尾の開祖米屋少兵衛は富山や高岡との交易を図り、甚九郎の渡し場から町に入る坂道を作りました。当時は、甚九郎坂と呼ばれていました。 -
坂の入口には、お地蔵様。
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正面には、来客を拒むかのように垂直の石垣が見えています。この石垣の上に町が作られているので、どうしても坂を上らなければ「おわら」に逢えません。
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禅寺坂の途中から駐車場を見たところ。
旧八尾町中心部には観光客用の駐車スペースがありません。町民広場の周辺は、祭りの時間帯は車の通行が禁止されます。 -
八尾町だったときのマンホール蓋が残っていました。
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清酒 風の盆、飲んでみたかったな。
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禅寺坂を上り切った所に、宗禅寺(そうぜんじ)があります。寛文元年(1661年)に宗圓寺として創建されました。戦後の昭和23年に宗禅寺と改称した曹洞宗の寺院です。御本尊は釈迦牟尼仏。この寺に因み、甚九郎坂から禅寺坂と呼ばれるようになりました。
写真の右端にちょこっと写っている小さなお社が、禅寺 天満宮です。この天満宮に祀られている御神体は菅原道真公ご自身の作と伝えられるものです。
この御神体は、曹洞宗を開山した道元禅師によって能登国総持寺に納められましたが、約200年後の永正8年深谷村祇樹寺に遷り、後に室牧村谷内に祀られていました。村民数名に「八尾町禅寺に行き度い」との夢のお告げがあり寛永11年(1634年)11月25日に遷座したと伝わっています。今でもお祭りが行われているそうです。
ただし、この言い伝えでは、宗圓寺として創建される前に禅寺があったことになるので、どうなんでしょうね。 -
最初に眼にする街並みが西町。
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八尾は、坂と階段の町で、西から東に緩やかに傾斜している町です。
とりあえず、勘を頼りに坂の上へ向かって歩きました。 -
程なく町流しに出会いました。
町流しは、地方(じかた)の演奏とともに踊り手たちがおわらを踊りながら町内を練り歩きます。 -
この町流しが、古来からのおわらの姿を伝えるものとされています。
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町流し。風鎮祭を起源としているようですが、詳細は不明とのことです。
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町流し。
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町流し。編み笠とマスクでお顔は見えませんね。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。美人の条件として、夜目遠目笠の内と言いますが、爺二人も妄想が膨らみます。
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町流し。
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町流し。八尾の町に上がってきて、わずか10分程度で町流しに遭遇とは、幸運でした。
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曇っていますが、雨は降らない模様です。
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履き物屋さん。
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和紙屋さん。
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かぜの盆の人形を販売していました。
相場が分かりませんが、町流しの雰囲気が出せるような数は、ちょっと買えない値段でした。 -
越中八尾郵便局。
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味噌・醬油の平野醸造元さん。
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何か情報があるのか、上新町の奥の方に集まって行きます。
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八尾観光物産館らしいのですが、閉まっていました。
営業しなくてもお客さんが来る日だから? -
上新町公民館。
この前で、地元の人が数人集まっては、どこかに歩いて行きます。 -
しばらく歩いて、辺りがすっかり暗くなるまで長~~く待って、大勢の観衆が見守る中、町流しが見えてきました。
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おわらの起源は元禄期に遡り、町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたことが始まりのようです。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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上新町の町流しはずいぶんと大勢のでした。
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町流し。
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町流し。
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町流し。
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町流しが通り過ぎました。ずいぶんと長い時間に感じましたが、10分ほどでした。
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ぶらぶらと曳山展示館にやってきました。
こちらでは、八尾の春の祭礼行事「曳山祭」に関する展示が行われています。 -
曳山展示館の前に立つ川崎順二氏の像。
昭和4年(1929年)8月に設立された「越中八尾民謡おわら保存会」の初代会長を務め、私財を投じて「おわら」の保存育成に力を注ぎ、おわら中興の祖と呼ばれています。 -
祐教寺の参道にあった大きな石碑。
止錫は、留錫の意か。留錫なら、行脚中の僧が、一時、他の寺院に滞在することを言います。 -
喫茶店 ピッコロ。歩き疲れた爺二人は、暫く休みました。
オーナーやその弟さんから「おわら」に関する面白い話を聞くことができました。
コロナ禍の前は、町内のあちらこちらで町流しが自然に始まり、どこかに去っていく、それが朝方まで繰り返されていたそうです。
そこで「通」の方々は、公式の祭りが終わる頃にタクシーで来町し、夜通し続くおわらを楽しんだということでした。 -
玉旭醸造さんの角に屋台村でできていました。
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玉旭醸造さんの角に屋台村でできていました。
お茶したばかりの私たちはお腹が空いていないので、立ち寄りませんでした。 -
玉旭醸造さん。夜でも営業していました。
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蔵造りの家、毛利館。どこかの会社の施設みたいです。
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東町公民館。
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八尾ふらっと館まで来ると、輪踊りが行われていました。
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輪踊りは、踊り手たちが輪を作って踊るものです。
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輪踊り。
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輪踊り。
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輪踊り。
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輪踊り。
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輪踊りが終わり、子供達には帰宅が促せました。一方、大人達は八尾ふらっと館に入っていきました。
暫く待って、舞台踊りが始まりました。 -
舞台踊りは、演舞場での競演会や各町に設置される特設ステージで見られる踊りです。前日は雨の中、公民館などで舞台踊りが行われたようです。大変な観光だったと思います。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
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八尾ふらっと館での舞台踊り。
ストーリーがあるようで、少し勉強しておけば良かったかな。 -
歩き疲れた先輩と私は、少し早いのですが駐車場に戻ることにしました。
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下りてきた禅寺坂。
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禅寺橋を渡ります。
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駐車場に戻りました。駐車場にはテント(椅子はない)が数張あるだけで、基本的に休むところもありません。前日のツアー客は、雨の中でバスが来るまで(乗客を下ろしたバスは移動させられるため)の数十分間、立ち尽くしていたそうです。
おわら風の盆を観光する際は、お天気を祈りましょう。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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