2022/05/23 - 2022/05/26
8位(同エリア344件中)
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ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2022/05/24
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ポートサイドテラス
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バスでの移動
7:50発平戸桟橋行
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バスでの移動
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平戸市観光交通ターミナル
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自転車での移動
レンタル自転車
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護国神社
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徒歩での移動
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自転車での移動
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徒歩での移動
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自転車での移動
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平戸観光交通ターミナル
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徒歩での移動
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御部屋の坂庭園
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バスでの移動
平戸桟橋バス停15:34発
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電車での移動
松浦鉄道たびら平戸口駅16:20発佐世保駅行
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この旅行記スケジュールを元に
5月24日(火)、旅の2日目は平戸を観光しました。
平戸への往路はバスを利用し、帰りは「たびら平戸口駅」から松浦鉄道で佐世保に戻りました。
平戸ではレンタサイクルで街を巡りました。
表紙の写真は、寺院が並ぶ坂道の奥に平戸ザビエル記念教会を望む「教会と寺院の見える風景」です。
2022年3月末で退職して「老年失業家」になることになった私は、とにかく自由に使えるようになる豊富な時間をどう過ごそうかと考え、当面は在職中にはなかなか行くことが出来なかった「旅」に出かけることにしました。
そこで、4月には妻と一緒に八重山諸島(投稿済)に、6月は1人で北海道の神威岬(未投稿)、釧路(未投稿)の2ヶ所の旅に出かけることにしてエアと宿泊の予約をしました。
そして、空いていた5月には、まだ利用したことが無い長崎空港を利用して平戸、佐世保市、長崎市を訪れることにしました。
利用する航空会社は、国内線では初めて利用するLCCのピーチ航空にしました。
折角、低価格をうたっているLCCを利用するので、追加料金が必要な預け荷物は復路だけにして、同じく追加料金が必要な座席指定は往路だけにするなど、料金が安くなるように工夫してみました。
*スケジュール
・5月23日(月)
成田空港(8:25発)→長崎空港(10:40着)
佐世保観光(九十九島遊覧船、海上自衛隊佐世保史料館)
佐世保泊
・5月24日(火)
平戸観光(平戸城、平戸ザビエル記念教会、平戸オランダ商館、
松浦資料博物館、オランダ塀)
佐世保泊
・5月25日(水)
JR佐世保駅(7:51発)→JR長崎駅(9:44着)
長崎市内観光(平和公園、浦上教会、めがね橋、大浦天主堂、
グラバー邸、オランダ坂)
長崎泊
・5月26日(木)
長崎市内観光(軍艦島クルーズ、出島、中華街、寺社巡り)
長崎空港(19:20発)→成田空港(21:15着)
*航空料金(12,570円)
内訳:往路(航空券3,890円、座席指定890円、税・航空使用料450円、
支払手数料(カード決済)600円、合計5,830円)
復路(航空券3,890円、税・航空使用料450円、預け荷物1,800円、
支払手数料600円、合計6,740円)
*宿泊料金
・佐世保…ホテルリソル佐世保 コロナワクチン2回以上接種の方限定
シングル朝食付き2泊(税込13,040円)楽天トラベルで予約
・長崎…ホテルニュー長崎 スタンダードダブル朝食付き1泊
(税込9,050円)一休で予約
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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5月24日(火)、旅の2日目の朝です。
部屋からの佐世保駅の眺め。ホテルリソル佐世保 宿・ホテル
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朝食前にホテル周辺を散策。
昨夕に前を通過したカトリック三浦町教会へ行ってみます。
ホテルから歩いて5分もしない場所にあります。カトリック三浦町教会 寺・神社・教会
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急な階段を上った先に建つキリスト像。
1931(昭和6)年に建てられた、美しいゴシック建築の教会です。
太平洋戦争中は、空襲を避けるために外壁をコールタールで黒く塗られていたこともあるそうです。 -
向かって右側からの眺め。
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ステンドグラス。
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ステンドグラス。
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ファサードです。
早朝のために内部を観ることはできませんでした。 -
ここにもステンドグラス。
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ユニークな形をした建物は、長崎県内最大の多目的ホール「アルカスSASEBO(正式名称:シーサイドホール・アルカスSASEBO佐世保地域交流センター)」です。
アルカス佐世保 ショッピングモール
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佐世保港の「ポートサイドテラス」へ。
「LOVE」のオブジェがあります。 -
同じく「ポートサイドテラス」にある「SASEBO」のオブジェ。
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ホテルに戻り、朝食です。
会場は、ホテル2階にあるレストラン「ボンサプール」です。ボンサブール グルメ・レストラン
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店内です。
新型コロナ感染症予防対策で席の間隔を広くとっています。 -
和定食です。
ストローを使ってすり身を包み込んで作る長崎名物の蒲鉾「スボ」や海老などを前菜仕立てにした他、料理3品とデザートの果物・カステラがきれいに並べてあります。 -
その他に、アサリとイカの蒸し焼きがあります。
長崎らしさが感じられる美味しい朝食でした。 -
朝食を終えて、ホテルの1階にあるバスセンターへ。
佐世保バスセンター 乗り物
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7:50発、平戸桟橋行きの西肥バスに乗車。
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9:25、終点より少し手前の「平戸大橋公園前」バス停で下車。
定刻よりも20分遅れて到着しました。
次のバスの時間まで10分弱と余裕が無くなりました。
料金は1,400円(平戸桟橋までは1,500円)でした。 -
ここは、長崎県立平戸公園です。
平戸公園 公園・植物園
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目の前の橋は、平戸島(手前)と九州本土部(奥)を隔てる海峡「平戸瀬戸」に架かる吊り橋「平戸大橋」です。
全長665m(橋桁間465.4m)、桁下高30mあり、昭和52(1977)年に開通しました。
鮮やかな朱色に塗られた橋が、青い海と空に映えていて綺麗です。 -
「平戸大橋公園前」バス停9:35発のバスに乗車して約10分で「平戸桟橋」バス停に到着。
写真は、バスターミナルを兼ねる「平戸市観光交通ターミナル」です。 -
「平戸市観光交通ターミナル」にある「平戸市観光案内所」でレンタル自転車を借りました。
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レンタルした電動アシスト付自転車です。
料金は、4時間500円。 -
観光マップです。
10:00、観光スタート。
マップ中央部の「平戸市観光交通ターミナル」をスタートし、海に突きだした小高い丘陵にある平戸城に向かいます。 -
写真は、「平戸市観光交通ターミナル」を出て直ぐの場所に「平戸港交流広場」です。写真の右側やや上に「平戸市観光交通ターミナル」が見えています。
平戸港交流広場 名所・史跡
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広場の一角に、東アジアの英雄「鄭成功(てい せいこう)」像があります。
「鄭成功」は、中国明代の軍人・政治家で信に滅ぼされようとしていた明を助けて抵抗運動を続け、台湾に渡った英雄として知られていますが、この平戸で中国人の父と日本人の母との間に誕生しています。
この像は、台湾の台南市と平戸市の歴史的友情の証として台南市の「鄭成功祖廟」より寄贈されたものだそうです。 -
同じく「じゃがたら娘」像です。
江戸時代の鎖国政策で、外国人との間に生まれた子女が外国に追放された悲しい歴史を語る像だそうです。 -
対岸の丘の上に、平戸城が見えています。
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平戸城に向かう途中、平戸港にそそぐ鏡川に架かるアーチ型の石橋が見えてきました。
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この石橋は、国指定重要文化財「幸橋」です。
幸橋 名所・史跡
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元禄15(1702)年にオランダ商館が築造した石造倉庫の技法により造られた石橋で、「オランダ橋」とも呼ばれています。
この橋は、お城と対岸の藩士の住宅がある城下町とを結ぶ交通手段として使われていたそうです。
現在の橋は、昭和59(1984)年に修復されたものです。 -
橋を渡った先にある「幸橋御門」です。
なお、後ろの建物は平戸市役所です。 -
門を入って直ぐ右横には「英国商館遺址之碑」が立っています。
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左側には「オランダ船錨」が保存・展示されています。
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この鉄製の錨は、昭和27(1952)年に川内港から引き揚げられたものもので、オランダ船の錨と考えられているそうです。
手前の方柱状の石材は、中国船の碇石だそうです。 -
平戸城に向かいます。
自転車で城まで上ることが出来る海沿いの道を時計回りに進んでいきます。
写真は、途中で見えた「平戸大橋」です。 -
途中から急になった坂を上ったところに「護国神社」の鳥居があります。
レンタルした電動アシスト付自転車の威力が発揮されました。 -
「護国神社」拝殿です。
拝殿の後ろに天守閣が見えています。 -
更に坂を上ると、開けた場所(平戸城二の丸跡)に「亀岡公園」があり、その一角に「亀岡神社」があります。
亀岡公園 公園・植物園
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この神社は、明治13(1880)年、平戸城内にあった松浦家代々を祀る霊椿山(れいちんざん)神社に七郎神社、乙宮神社、八幡神社の3社を合祀して建てられました。
亀岡神社 寺・神社・教会
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拝殿です。
三面に欄干を付した回廊が廻っています。 -
御朱印をいただきました。
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「亀岡公園」にレンタル自転車を置いて天守閣に向かいます。
写真は「乾櫓」です。 -
「北虎口門(搦手門)」です。
石垣と石垣の間に櫓がのった「渡櫓門」です。 -
「北虎口門」の外側からの眺め。
奥に、二の丸北側に位置し、石垣に張り出す「地蔵坂櫓」が見えます。 -
「北虎口門」横の石段を上ると・・・。
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「狸櫓」があります。
藩政時代から残存する唯一の櫓で、正式名称は「多聞櫓」ですが、かつて修理をした際に狸が小姓に化けて松浦藩主に棲まわせてほしいと懇願したといい、それ以降現在の名前で呼ばれているとか。 -
「狸櫓」の近くにある、鉄砲や弓で敵を撃つ「狭間(さま)」です。
石垣で造るのは珍しいそうです。 -
渡櫓門を潜ると・・・。
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天守閣が見えてきました。
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3層5階建ての天守閣です。
昭和37(1962)年に建てられた模擬天守閣です。
平戸城は、慶長4(1599)年に当時「亀岡(日の岳)」と呼ばれていたこの地に築城を開始し、12年の歳月をかけて完成しましたが、慶長18(1613)年に焼失しました。
その後、宝永4(1707)年に再築されましたが、天守閣は建てられず二の丸に建てられた「乾櫓」をその代用としていたそうです。
明治4(1871)年に廃城となり、「狸櫓」と「北虎口門」を残し、城の建物は解体されました。平戸城 名所・史跡
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1階入口です。
*利用時間
4/1~9/30 8:30~17:00
10/1~3/31 8:30~16:30
*入場料金
大人520円 高校生310円 小中学校生200円 -
2階「海に浮かぶ城」。
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古くから海を通じた交流が活発だった平戸は、大航海時代にはポルトガル船が入港し、貿易と共にキリスト教が伝わりました。
平戸は、西洋の国々から西の都「フィランド(Firando)」と呼ばれ、オランダやイギリスの償還が建設されるなどして、長崎に機能が移るまで日本の海外窓口として繁栄しました。 -
平戸城史跡ギャラリーでは、平戸城内の「櫓」、「塀」、「石垣」のほか、亀岡公園内の史跡を紹介しています。
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3階「松浦氏・築城物語」。
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城の模型です。
文化7(1810)年に製作されたものだそうです。
手前にあるのが「幸橋」。 -
松浦家35代で平戸藩10代藩主の松浦 熈(まつら ひろむ)が所有したと伝わる甲冑「乙宮神号鎧」。
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1541年、松浦家25代の「松浦隆信(法名:道可)」が13歳で平戸の領主になることから始まるヒストリー絵巻。
1550年にはポルトガル船が初めて平戸に入港。 -
平戸城の築城と焼失。
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1704年、平戸城の再築。
そして明治維新まで続く。 -
享保3(1718)年再築城時の鯱瓦(左)と松浦家家紋「梶の葉」紋額(右)です。
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4階「家臣のたしなみ」。
平戸歴史クイズ「刀でAnswer!」などのクイズコーナーです。 -
5階は展望台です。
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天守閣からの眺め。
東南方向です。
「白浜港」の向こうに「平戸大橋」が見えます。
平戸城は、平戸港を見下ろし、対岸の九州本土を望む「平戸瀬戸」に突き出した3方を海に囲まれた丘陵上に建てられています。
写真右下に見えるのは、二の丸東側の守りとして白浜港を望む位置に建てられた「懐柔櫓」です。 -
左側に目を移すと、平戸島と九州本土を隔てる海峡「平戸瀬戸」が広がります。
写真左側に見えるのは、二の丸北部を守る「見奏櫓」です。 -
東北方向の眺め。
手前の「平戸瀬戸」から外海に繋がっています。
写真の建物は、「平戸文化センター」(左)と図書館の「未来創造館」(右)です。 -
北西方向の眺め。
中央の船が停泊しているところが平戸港です。 -
西側の眺め。
本丸の縄張りが良く分かります。
写真右上に、この後訪れる「平戸ザビエル記念教会」が小さく見えています。 -
南側の眺め。
こちらは陸続きになっています。 -
天守閣から下りて二の丸へ。
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「見奏櫓」です。
「五段ハグチ」と矢ばれる急な崖の上に建てられています。
現在は、眺めが良いので2階が休憩スペースになっています。 -
こちらは丘陵の南麓にある平戸城の入口です。
徒歩で訪れる場合は、こちらからどうぞ。 -
平戸城から一旦、平戸港まで戻り、そこから小高い丘の上にある「平戸ザビエル記念教会」へレンタル自転車で急な坂を上ってきました。
電動アシスト付自転車のおかげで問題なく登れました。 -
「平戸ザビエル記念教会」です。
この教会は、昭和6(1931)年に建てられたカトリック教会で、教会の一角に、平戸を訪れたフランシスコ・ザビエルを記念してその立像が建てられたことを機会に現在の教会名になったそうです。平戸ザビエル記念教会 寺・神社・教会
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教会の正面左に建つ「聖フランシスコ・ザビエル記念像」です。
昭和46(1971)年に建立されました。
スペイン人のキリスト教伝道師「フランシス・コザビエル」は、天文18(1549)年鹿児島に上陸し日本に初めてキリスト教とヨーロッパ文化を伝えました。
翌天文19(1950)年平戸に来島し、教えを説き信者を得ました。
その後、京都などを伝道しながら2度も平戸を訪れたそうです。 -
「平戸殉教者顕彰慰霊之碑」です。
フランシスコ・ザビエルの来島以来、平戸では教会の建設もあってキリスト教信徒の数が急増していましたが、迫害も増加し、1587年の豊臣秀吉による禁教令発布で平戸の殉教者は激増しました。
渡島・年獅子・生月・田の浦、薄香・中江の島・川内浦などで殉教した信者の数は400人を超えると伝えられているそうです。 -
新型コロナ禍により聖堂の内覧は中止されていました。
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聖堂の脇を通り・・・。
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教会裏側の石畳の道を真っ直ぐ進むと・・・。
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突き当りにあるのが、松浦家28代で平戸藩第3代藩主の松浦隆信(法名:宗陽)(注:曾祖父と同名)の墓がある正宗寺です。
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正宗寺本堂です。
臨済宗大徳寺派の寺院です。 -
松浦隆信の墓です。
松浦隆信は、天正19(1591)年に生まれ、寛永14(1637)年に亡くなりました。
隆信が生きた時代は、平戸藩の歴史上もっとも変化の激しい時代であり、平戸がオランダ・イギリス・中国などの他、外国との貿易に大変な賑わいを見せていた時代でもあったそうです。
隆信が亡くなった4年後の寛永18(1641)年に、オランダ商館が長崎へ移り、平戸の海外貿易は終わりを告げました。正宗寺 ・ 松浦隆信の墓 寺・神社・教会
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「教会と寺院の見える風景」を見ることが出来る場所に向かって、正宗寺横の急な坂を下って行きます。
自転車ではこの坂道を通ることは困難なので、レンタる自転車は「平戸ザビエル記念教会」の前に駐輪してきました。 -
静かで情緒がある坂を下ってくると、左側にお寺が見えてきました。
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「光明寺」です。
浄土真宗本願寺派の寺院です。光明寺 寺・神社・教会
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弘化2(1850)年に建てられた「山門」と「鐘堂」です。
平戸市指定文化財に指定されています。 -
本堂です。
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本堂前から見る、「鐘堂」(左)と万延元(1860)年に建てられた「経堂」(右)です。
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「光明寺」から更に坂を下った場所にあるのが「瑞雲寺」です。
ここが「教会と寺院の見える風景」の場所です。寺院と教会の見える風景 名所・史跡
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ズームアップ。
「光明寺」の「山門」、「経堂」、「鐘堂」の素晴らしい景観と重なるように「平戸ザビエル記念教会」の尖塔が見えています。
平戸の異国情緒を感じさせてくれます。 -
「光雲寺」の本堂です。
瑞雲寺 寺・神社・教会
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「瑞雲寺」境内からの平戸港の眺め。
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「瑞雲寺」から坂道を上って平戸ザビエル教会まで戻り、レンタル自転車で平戸港近くまで下ってきました。
写真は、「大蘇鉄」です。
江戸時代初期の平戸にはオランダ・イギリスの東インド会社による貿易窓口が置かれていました。
当時の貿易商「川崎屋」の庭に植えられていたもので、樹齢400年にも及ぶものだそうです。
「平戸桟橋」からも歩いて近い場所にあります。大ソテツ 自然・景勝地
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これは、「大蘇鉄」の近くにある県史跡「六角井戸」です。
明(現在の中国)の海商だった王直は、天文11(1542)年に松浦家25代隆信(道可)の優遇を得て、この地に唐風の建物を建てて住居とし、貿易の拠点としました。
貿易は平戸に賑わいをもたらし、多くの知友極承認がこの地に定住するようになったそうです。
井戸の形状がなぜ六角形なのかは不明ですが、中国との交流があったことを示す貴重な遺構だそうです。六角井戸 名所・史跡
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平戸温泉「うで湯あし湯」施設がありました。
平戸温泉うで湯 足湯 温泉
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これは平戸港に突き出ている「オランダ埠頭」です。
オランダ商館時代に、東インド会社所有帆船の荷卸し、積み込みをしていた場所だそうです。オランダ埠頭 名所・史跡
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「オランダ井戸」です。
この井戸はオランダ商館時代の遺構で、2つの部分で出来ています。
山側(奥)は内部を礫状玄武岩で円形に、海側(手前)は板状玄武岩で方形に築かれています。方形の構築法は、西洋のレンガブロック積みの応用と考えられていて平戸でもここだけでしか見ることが出来ないそうです。
この井戸は、深さが約8mあり、海岸の近くに位置するものの海水の混入はないそうです。オランダ井戸 名所・史跡
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これは「御船手屋敷石塀(おふなてやしきいしべい)」です。
オランダ商館が「出島」に移転した跡地に築かれた、船の操舵を役目とする下級武士の屋敷「御船手屋敷」に付随する石塀で、コの字形状は平戸独特のものだそうです。 -
これは「砂岩板石群」です。
オランダ商館時代に裏側の土手の「土留め」として使っていた大型の板石だそうです。 -
これは「オランダ商館跡山側石垣」です。
オランダ商館が、1630年代に敷地を拡張した際に築かれたもの(一部修復)だそうです。 -
「平戸オランダ商館」です。
平戸オランダ商館は、慶長14(1609)年に江戸幕府から貿易を許可された東インド会社が平戸の設置した東アジアにおける貿易拠点でした。
当初は土蔵を備えた住宅1軒でしたが、その後貿易の拡大に伴って施設が整備拡大され、寛永16(1639)年に建設された倉庫は規模が大きく繫栄した貿易の象徴となっていました。
しかしながら、寛永17(1640)年、当時のキリスト教禁教令の下で倉庫にキリスト生誕にちなむ西暦の年号が示されているとして、幕府の命により全ての建物が破壊されました。
その後、寛永18(1641)年に商館が長崎出島へ移転した以降は、跡地は平戸の町人地となり、「御船手屋敷」が建ち並んでいたそうです。
現在の建物は、寛永16(1639)年に築造された石造倉庫を平成23(2011)年に復興完成したものです。平戸オランダ商館1639年築造倉庫(復元) 名所・史跡
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チケット売場とミュージアムショップです。
*開館時間
8:30~17:30
*休館日
毎年6月 第3火・水・木曜日
*入館料
一般310円 小中高生210円
(松浦史料博物館との共通券)
一般800円 小中高生400円
※両方入館するなら大人110円、小中高生160円お得です
私は共通券を購入しました。 -
展示品です。
「オランダ船の錨」。 -
展示品です。
1600年に日本に初めて漂着したオランダ船「リーフデ号」の模型。 -
展示品です。
左は「オランダ船船首飾り木像」。
帆船の周りに飾られたもので、船の守り神として海難を防ぎ、航海の安全を祈ったものだそうです。
右は平戸の川内浦(かわちうら)で引き上げられた錨が平戸貿易時代のオランダ船のものであることを、当時の出島商館長ティチングが証明した文書「オランダ錨証明書」。 -
「地球儀」(左)と「天球儀」(右)です。
オランダアムステルダムのファルク工房で製作されたもので、大航海時代に安全な運航のために使用されたものだそうです。 -
「艦載砲」です。
当時のオランダ船に装備されていたものだそうです。 -
展示品です。
左側の肖像画は、初代及び3代商館長の「ジャック・スペックス」です。 -
展示品です。
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建物を支える太い木材を使った柱と梁です。
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「西洋甲冑」です。
実戦用ではなく、儀式や贈答用に用いられるもので、江戸幕府将軍や平戸藩主などへの贈り物として持ち込まれたものだそうです。 -
2階の展示品です。
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「フランシスコ・デ・ザビエル肖像画」(複製)です。
教科書にこの絵が載っていたのを覚えています。 -
ポルトガル語で「アズレージョ」と呼ぶ装飾タイルです。
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「鉄砲」もありました。
これで「平戸オランダ商館」は終了。 -
「平戸オランダ商館」から少し港方向に戻った場所に階段があり、それを少し上ると・・・。
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「オランダ塀」があります。
商館の目隠しと火事の延焼から守るために建設されたそうです。オランダ塀 名所・史跡
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「オランダ塀」の坂を上ったところに平らになった場所があり、そこに「平戸和蘭商館跡」の史跡がありました。
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昼食の店を探して移動している途中に「吉田松陰宿泊紙屋跡」がありました。
「松下村塾」で知られる明治維新の精神的指導者「吉田松陰」は、嘉永3(1850)年に山鹿流軍学を学ぶために平戸を訪れ、この地にあった紙屋に滞在しながら数多くの書物を書き写したのだそうです。 -
昼食は、活イカがメニューにあるという平戸市漁協の直売所に併設された食事処「旬鮮館」にする予定でしたが、当日の火曜日は定休日でした。
事前調査が甘かったです。旬鮮館 グルメ・レストラン
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ということで、昼食は、いけす居酒屋「大徳利」にしました。
いけす居食家 大徳利 グルメ・レストラン
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メニューです。
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メニューです。
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ドリンクメニューです。
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生ビール(税込650円)を注文。
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「ひらめ御膳」(税込2,150円)にしました。
薄造りの活ひらめが新鮮でとても美味しかったです。 -
「大徳利」の隣に「按針の館」がありました。
按針の館 名所・史跡
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レンタル自転車を返却した後、「崎方(さきかた)公園」に向かいます。
急な坂道を上って行きます。 -
坂道はさらに続き、かなり上ってきました。
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「崎方公園」です。
崎方公園 公園・植物園
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平戸港周辺が見渡せます。
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小さくて見づらいですが、写真中央やや右上に「平戸ザビエル記念教会」が見えています。
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「崎方公園」の更に上には「フランシスコ・ザビエル記念碑」があります。
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「フランシスコ・ザビエル記念碑」です。
昭和24(1949)年、フランシスコ・ザビエル来朝400年を記念して、城の大理石造りの記念碑が建てられました。
十字架をかたどった碑の中央にザビエルの胸像が刻まれています。フランシスコ・ザビエル記念碑 名所・史跡
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次は「御部屋の坂庭園」へ向かいます。
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「崎方公園」からだと裏側から入ることになるようです。
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「御部屋の坂庭園」です。
かつては藩主の側室(御部屋様)の屋敷があった場所だそうです。 -
来た「崎方公園」方向を振り返って。
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こちらが正面入口です。
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石畳の坂道「御部屋の坂」を手前に向かって下って行きます。
右側の石垣の上に「御部屋の坂庭園」があります。御部屋の坂 名所・史跡
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次に訪れたのは「松浦史料博物館」です。
立派な石垣が組まれています。
これは安土城の築城法である「高石垣」だそうです。 -
平戸藩の最後の藩主である松浦家第37代で平戸藩第12代藩主の「松浦詮(あきら)」の邸宅として明治26(1893)年に建てられた住宅を昭和30(1955)年に改装してものを改装し歴史博物館として開館しました。
*営業時間
8:30~17:30
*休館日
12/29~1/1
*入館料
一般600円 小中高生350円
※平戸オランダ商館との共通入館券あり松浦史料博物館 美術館・博物館
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案内図です。
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入口です。
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入口から展示場(千歳閣)に続く長い廊下。
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展示品です。
江戸時代に身分の高い女性が乗った駕籠 で「葉菊青山銭紋散花亀甲蒔絵女乗物」です。
松浦家36代で平戸藩11代藩主の「松浦曜(てらす)」に嫁いだ丹波篠山藩主青山家の息女の輿入れ道具で、葉菊と青山銭は青山家の家紋だそうです。 -
内部には金箔に松竹梅と各種の花鳥が鮮明に彩色されています。
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巻物などの書物関係の品を乗せるために使われていた調度品の「書棚」です。
松浦家の家紋の1つである梶(かじ)の葉紋があしらわれています。 -
松浦家30代で平戸藩5代藩主の「松浦棟(たかし)」の肖像です。
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松浦家29代で平戸藩4代藩主の「松浦鎮信(しげのぶ)」が愛用した「大哉具足(たいさいぐそく)」です。
銅に書かれている「大哉」は、古代中国の書物「易経本義」の『大哉乾元』(おおいなるかなかんげん:天は偉大である)からとられているそうです。 -
「狂獅子図屏風」です。
江戸時代初期の幕府御用絵師であった狩野派の画家「狩野探幽」が描いたものだそうです。 -
「雲紋散蒔絵鞘大小拵(うんもんちらしまきえさやだいしょうこしらえ)」。
黒漆塗りに金銀を蒔き雲形をあらわした鞘、金で梶葉紋をあらわした鍔、白鮫皮に白糸で菱巻きにした束からなっています。
平戸藩主の所用として伝わっているそうです。 -
「三勇像」です。
天保11(1840)年某日、水戸藩主の「徳川斉昭(なりあき)」は、松浦家平戸藩第9代藩主を隠居した「松浦静山(せいざん)」(右)、下野黒羽藩主「大関増業(おおせきますなり)」、信州松代藩主「真田幸貫(さなだゆきつら)」の3人を屋敷に招き、内藤業昌に命じて描かせたそうです。
斉昭は、これらの3名を天下の三畏友と称したのだそうです。 -
「元和8年 長崎大殉教図」(複製)です。
元和8(1622)年、長崎の西坂で55人のキリスト教徒と宣教師が火刑と斬首で処刑され、この処刑の様子を見ていた修道士がスケッチし、マカオで完成させた油絵がローマに送られたといわれているそうです。 -
「屋島合戦図屏風」です。
源平合戦における「屋島合戦」を描いた屏風。
「壇ノ浦の合戦」には松浦党の水軍が参加し、平家方として戦ったそうです。 -
展示場(千歳閣)です。
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「源氏物語絵図屏風」です。
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「蒙古襲来絵詞 松浦家本」です。
鎌倉時代後期に作成された蒙古襲来絵詞の原本が寛政年間(1789~1801年)に修理される際に、第9代藩主の「松浦清(号:静山)が江戸で模写させたものだそうです。
「文永の役」では、文永11(1274)年10月に平戸近海が襲われ松浦一族数百人が討たれたそうです。 -
ズームアップ。
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「御所人形(十二支人形)」です。
孝明天皇の御下賜品だそうです。
明治天皇の父は孝明天皇で、母の中山慶子の母は「松浦静山」の十一女という関係です。 -
「田付流百目砲」です。
幕末に黒船に対する備砲として、平戸藩で製作し、南龍崎(平戸大橋付近)に備え付けていたものだそうです。 -
小牧長久手・長篠合戦図屏風」です。
松浦静山が文政8(1825)年から文政12年にかけて旧知の犬山城主成瀬勇人正正寿から成瀬家所蔵の屏風を一扇ずつはがして借覧し、模写させたものだそうです。
これで平戸観光は終了です。 -
「平戸桟橋」バス停から15:34発の平戸口駅行バスに乗車して終点で下車。
乗車時間は約15分で料金は290円でした。
バス停の目の前が松浦鉄道の「たびら平戸口駅」です。たびら平戸口駅 駅
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駅前に「日本最西端の駅」の碑がありました。
あれ、佐世保駅にも「日本最西端の駅」と書かれていましたが?
佐世保駅はJRの最西端駅だそうです。 -
駅舎の横には何故か巨大なカマキリのオブジェがあります。
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駅舎の一角が「鉄道博物館」になっています。
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「鉄道博物館」です。
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同じく駅舎内にある「元祖海鮮ちゃんぽん平戸 松浦鉄道たびら平戸口駅店」の営業は終了していました。
*営業時間
11:00~14:00
*定休日
水・木曜日
※不定期休もあるようです元祖 海鮮ちゃんぽん平戸 松浦鉄道たびら平戸口駅店 グルメ・レストラン
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駅名標です。
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終点の1つ手前の佐世保中央駅までの料金は1,230円です。
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16:20発佐世保駅行に乗車。
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平日の昼間とあって、極めて空いている車内です。
途中から学生が少し乗車してきました。 -
17:46、佐世保中央駅に到着。
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年代物の駅舎です。
佐世保中央駅 駅
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佐世保中央駅からはJR佐世保駅方向に向かって、全長約1kmのアーケードで一直線のアーケードとしては日本一の「さるくシティ4〇3アーケード」を通っていきます。
「4〇3」とは、「四ヶ町商店街」の4、百貨店の「佐世保玉屋」の〇、「三ヶ町商店街」の3の総称で、「さるく」とは「散歩する」、「歩き回る」といった意味の佐世保の方言だそうです。 -
夕食場所に選んだのは庶民の料亭「ささいずみ」です。
ネットで調べて事前に予約をしておきました。ささいずみ グルメ・レストラン
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店内です。
手前に座敷があり、奥にカウンターがあります。
この後、満席になりました。 -
生簀前のカウンター席に案内されました。
正面の生簀では伊勢海老が泳いでいます。 -
1番人気の「いか造り」がお目当てです。
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メニューです。
トップは「イカの活造り」です。
「鯖の活造り」も良いんですけどね。 -
メニューです。
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メニューです。
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メニューです。
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メニューです。
同じビルの3階にあるイタリアンの店との間で一部メニューが相互に注文できるようです。 -
ドリンクメニューです。
日本酒の地酒が充実しています。 -
ドリンクメニューです。
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ドリンクメニューです。
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ドリンクメニューです。
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先ずは生ビール(税込490円)です。
お通し(税込320円)はポテトサラダです。 -
「イカの活造り」(税込3,300円)です。
活きたヤリイカの身は、甘くてコリコリと歯ごたえがあり、とても美味しいです。 -
人気№5の「すり身揚げ」(税込430円)を注文しました。
白身魚をすり身にして揚げたもので、長崎の居酒屋では人気があるそうです。
思ったよりもふっくらしていて熱々で美味しいです。
マヨネーズ付けて食べても良いです。 -
日本酒は長崎県波佐見町の今里酒造の純米「六十餘州」(税込540円)にしました。
スッキリした味で料理によく合います。 -
人気№10の「茶碗蒸し」(税込390円)も注文しました。
きめが細かくて美味しいです・ -
2杯目の日本酒は、佐世保市の梅ヶ枝酒造の純米「梅ヶ枝」(税込490円)です。
-
「イカの活造り」のミミとゲソは天麩羅か塩焼にしてくれます。
天麩羅が熱々で美味しかったです。 -
「あわびの活造り」(税込3,080円)です。
小さめですが身が締まっていて美味しかったです。 -
締めは「白い鉄火巻き(ひらす巻)」(税込430円)です。
「鉄火巻き」は赤いマグロを使ったものが一般的ですが、白身の魚を好む長崎では鉄火巻きといえば白身の「ひらす(ヒラマサの地方名)」を使ったものだそうです。
脂がのっていてコリコリした食感がして美味しいです。
締めて1万円弱で、満足できる内容でした。
この店にして良かったです。 -
本日はこれで終了です。
カトリック三浦教会のライトアップを見ながらホテルに戻ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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