八郎潟周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
石川理紀之助は、明治時代の農村指導者で、生涯を貧農救済に捧げ、「老農」あるいは「農聖」と敬称され、「寝ていて人を起こすことなかれ」の言葉を残したことでも知られている。<br /><br />「老農」とは、在来の農法を研究し、これに自らの体験を加えて高い農業技術を身につけた、農業熱心家の人のことを言う。<br />この頃、秋田県内の各地には、こうした老農層が成長し、秋田県農業を支える大きな原動力となっていた。石川理紀之助は、その老農の代表的な人物であった。<br />(農林水産省HPより)<br /><br />秋田では、100年以上も続く 秋田県種苗交換会 という大規模なイベントがある。<br />これを始めた人かわ石川理紀之助だ。

秋田県農業の神様 石川理紀之助翁資料館へ

3いいね!

2022/09/06 - 2022/09/06

101位(同エリア124件中)

旅行記グループ 秋田の博物館・資料館2

0

21

はた

はたさん

石川理紀之助は、明治時代の農村指導者で、生涯を貧農救済に捧げ、「老農」あるいは「農聖」と敬称され、「寝ていて人を起こすことなかれ」の言葉を残したことでも知られている。

「老農」とは、在来の農法を研究し、これに自らの体験を加えて高い農業技術を身につけた、農業熱心家の人のことを言う。
この頃、秋田県内の各地には、こうした老農層が成長し、秋田県農業を支える大きな原動力となっていた。石川理紀之助は、その老農の代表的な人物であった。
(農林水産省HPより)

秋田では、100年以上も続く 秋田県種苗交換会 という大規模なイベントがある。
これを始めた人かわ石川理紀之助だ。

旅行の満足度
3.5

PR

  • 八郎潟町に入ったところにある洞窟<br /><br />いつ通っても気になるから、立ち寄ってみる。

    八郎潟町に入ったところにある洞窟

    いつ通っても気になるから、立ち寄ってみる。

  • 八郎潟町にある「夫殿(おっとどの)の岩窟」は、八郎潟を一望できる三倉鼻公園にある洞窟。波によってできあがった洞窟で、その歴史は紀元前以前。洞内には八竜権現と夫殿大権現が祀られている他、縄文時代の住居跡も見られる。<br /><br />また、洞内に住んでいた父親と美人姉妹にまつわる悲恋のストーリー、さらには三湖物語の八郎太郎伝説も伝えられている。

    八郎潟町にある「夫殿(おっとどの)の岩窟」は、八郎潟を一望できる三倉鼻公園にある洞窟。波によってできあがった洞窟で、その歴史は紀元前以前。洞内には八竜権現と夫殿大権現が祀られている他、縄文時代の住居跡も見られる。

    また、洞内に住んでいた父親と美人姉妹にまつわる悲恋のストーリー、さらには三湖物語の八郎太郎伝説も伝えられている。

  • 三倉鼻という場所だ。<br /><br />その昔、八郎太朗がは男鹿島と本土を繋いで湖を造ろうと、天の神に祈った。その祈りが届き、神から「明日の明け方、大地震が襲い、海水が入り込んで湖になる」とのお告げがある。この時,太朗は親切だった老夫婦に避難するように促すが,結局二人は離ればなれに避難してしまい、夫婦は二度と会えなくなる。この時に老翁が避難したのが,この夫権現宮と言われている。

    三倉鼻という場所だ。

    その昔、八郎太朗がは男鹿島と本土を繋いで湖を造ろうと、天の神に祈った。その祈りが届き、神から「明日の明け方、大地震が襲い、海水が入り込んで湖になる」とのお告げがある。この時,太朗は親切だった老夫婦に避難するように促すが,結局二人は離ればなれに避難してしまい、夫婦は二度と会えなくなる。この時に老翁が避難したのが,この夫権現宮と言われている。

  • 八郎潟町に入ったところで、どこに行こうか考えたところ、まだ、行ったことのない資料館に、行くことにして、国道7号から市道にはいる。<br />墓地が先にある。

    八郎潟町に入ったところで、どこに行こうか考えたところ、まだ、行ったことのない資料館に、行くことにして、国道7号から市道にはいる。
    墓地が先にある。

  • 資料館の前には、大型バスも停まれる駐車場があり、前には、広い田んぼがある。

    資料館の前には、大型バスも停まれる駐車場があり、前には、広い田んぼがある。

  • 今年の出来はどうか?

    今年の出来はどうか?

  • 資料館に到着

    資料館に到着

  • 観光客は、誰もいない。

    観光客は、誰もいない。

  • 大人は、270円

    大人は、270円

  • 石川理紀之助の資料がいっぱいあった。

    石川理紀之助の資料がいっぱいあった。

  • 周辺には、いろいろな遺構があるようだ。

    周辺には、いろいろな遺構があるようだ。

  • 農聖と呼ばれた石川が田んぼを見ればどう思うか?

    農聖と呼ばれた石川が田んぼを見ればどう思うか?

  • いい出来か?

    いい出来か?

  • 墓地に行ってみる。

    墓地に行ってみる。

  • 階段を上がると墓地棟がある。

    階段を上がると墓地棟がある。

  • 建物内に墓がある。

    建物内に墓がある。

  • こんなんだ、

    こんなんだ、

  • 一族の墓だ

    一族の墓だ

  • 自分で自分の墓を作ったようである。

    自分で自分の墓を作ったようである。

  • 石川理紀之助の話は、今でも通用する。

    石川理紀之助の話は、今でも通用する。

  • 【経済のことば 14ヶ条】<br />1. 寝て居て人を起こす事勿(なか)れ<br />自分は動かないで他人にやらせてはいけない。自分が先頭に立って手本を示し、人を動かすこと。<br />2. 遠国(おんごく)の事を学ぶには先ず自国の事を知れ<br />外国のことを学ぶことはよいが、それにはまず自分の国のことを学んでからにしなさい。<br />3. 資金をのみ力にして起こす産は破れ易し<br />お金のみ頼りにする事業は破産しやすい。<br />4. 金満家の息子は多く農家の義務を知らず<br />裕福に育った子供の多くは農家の義務を知らない。<br />5. 経済は唯沢山に金銭を持つことに非(あら)ず<br />農家の経済は単に金持ちになることではない。<br />6. 勧業の良結果は多く速成を要せざるにあり<br />産業を奨励して良い成果を得るには、じっくり取り組んで、結果を急いではならない。<br />7. 農家にして蓄財を望まば耕地に貸付けて利を取れ<br />農家で金を貯めたければ、農耕地に手を加えて収益を上げなさい。即ち農地を大切にしなさい。<br />8. 樹木は祖先より借りて子孫に返すものと知れ<br />山林は先祖から借りて子孫に返すものだと心得なさい。即ちみだりに自分で処分してはいけない。<br />9. 人力(じんりょく)のみにて成就するものは永久の産にならず<br />人の力のみで成し得る事は、永久の財産ではない、長く続かない。即ちよく考えて事を為すこと。<br />10. 子孫の繁栄を思わば草木に培養することを以て悟れ<br />子孫の繁栄を願うのであれば、草木に付加価値をつけることが大切である。<br />11. 国の経済を考えて家の経済を行え<br />国全体の利益を考えて、自分の家の利益を考えなさい。即ち国の流れをよく見て考えること。<br />12. 豊年にも大凶作あり気を付けて見よ<br />豊年の年でも大変な事態が起きるかもしれないので、注意深く観察しなさい。<br />13. 金銭はみだりに集むる事易くしてよく使う事難(かた)し<br />お金を集める(貯蓄する)ことは簡単だが、有効に使うことは難しい。<br />14. 僥倖(ぎょうこう)の利益は永久の宝に非(あら)ず<br />偶然に得た利益は永久の宝にはならない。

    【経済のことば 14ヶ条】
    1. 寝て居て人を起こす事勿(なか)れ
    自分は動かないで他人にやらせてはいけない。自分が先頭に立って手本を示し、人を動かすこと。
    2. 遠国(おんごく)の事を学ぶには先ず自国の事を知れ
    外国のことを学ぶことはよいが、それにはまず自分の国のことを学んでからにしなさい。
    3. 資金をのみ力にして起こす産は破れ易し
    お金のみ頼りにする事業は破産しやすい。
    4. 金満家の息子は多く農家の義務を知らず
    裕福に育った子供の多くは農家の義務を知らない。
    5. 経済は唯沢山に金銭を持つことに非(あら)ず
    農家の経済は単に金持ちになることではない。
    6. 勧業の良結果は多く速成を要せざるにあり
    産業を奨励して良い成果を得るには、じっくり取り組んで、結果を急いではならない。
    7. 農家にして蓄財を望まば耕地に貸付けて利を取れ
    農家で金を貯めたければ、農耕地に手を加えて収益を上げなさい。即ち農地を大切にしなさい。
    8. 樹木は祖先より借りて子孫に返すものと知れ
    山林は先祖から借りて子孫に返すものだと心得なさい。即ちみだりに自分で処分してはいけない。
    9. 人力(じんりょく)のみにて成就するものは永久の産にならず
    人の力のみで成し得る事は、永久の財産ではない、長く続かない。即ちよく考えて事を為すこと。
    10. 子孫の繁栄を思わば草木に培養することを以て悟れ
    子孫の繁栄を願うのであれば、草木に付加価値をつけることが大切である。
    11. 国の経済を考えて家の経済を行え
    国全体の利益を考えて、自分の家の利益を考えなさい。即ち国の流れをよく見て考えること。
    12. 豊年にも大凶作あり気を付けて見よ
    豊年の年でも大変な事態が起きるかもしれないので、注意深く観察しなさい。
    13. 金銭はみだりに集むる事易くしてよく使う事難(かた)し
    お金を集める(貯蓄する)ことは簡単だが、有効に使うことは難しい。
    14. 僥倖(ぎょうこう)の利益は永久の宝に非(あら)ず
    偶然に得た利益は永久の宝にはならない。

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

秋田の博物館・資料館2

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP