2021/12/03 - 2021/12/03
156位(同エリア1074件中)
ガッサンさん
この旅行記のスケジュール
2021/12/03
この旅行記スケジュールを元に
談山(たんざん)神社の御祭神は藤原鎌足公である。飛鳥・法興寺で行われた蹴鞠会(けまりえ)において出会った中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、藤の花の盛りの頃、当社本殿裏山で極秘の談合をされた。この談合は超極秘談合と言っても過言ではない。日本史を転換する、あまりにも有名な談合で、ほとんどの日本人が知っている談合である。
倉橋山の峰の談合により、皇極天皇4年(645)飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討ち、中央統一国家及び文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げられた。
多武峰(とうのみね)はこの後、談峯・談い山・談所が森と呼ばれるようになり「大化改新設合の地」の伝承が残った。現在の社号の「談山神社」はここから来ています。
談山神社へは今回が三回めです。二回は桜の時期です。吉野千本桜と合わせて来ました。桜の時期の談山神社も格別です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
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正面入山入口受付の手前にある「手水舎(てみずや)」です。
談山神社 寺・神社・教会
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「正面入山入口受付」と鳥居です。入山入口の看板が立っていました。
拝観料 大人600円(中学生以上) 小学生300円 とあった。談山神社 寺・神社・教会
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鳥居の前に看板があり、右側を示す矢印で「朱印受付」とあった。この辺の木々の葉も大部落下していた。晩秋の気配を感じました。
談山神社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐり石段を上って行きます。
談山神社 寺・神社・教会
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石段140段を上ると左手に「十三重塔(じゅうさんじゅうのとう)」が見えた。十三重塔手前のカエデの木々はすっかり葉が落ち、枯れ木のようになっていた。この紅葉と十三重塔の絶妙なコントラストは絶景であった。本当に残念である。
談山神社 寺・神社・教会
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談山神社の紅葉は奈良県内1位の人気の高い紅葉スポットです。十三重塔の廻りを覆う紅葉は本当に絵になった。
談山神社 寺・神社・教会
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重要文化財の「権殿」です。社殿の造営、修復時に仮に御神体を安置しておく仮殿です。
談山神社 寺・神社・教会
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重文の権殿から重文の「神廟拝所(しんびょうはいしょ)」を見ています。
定慧和尚が白鳳八年(679年)父・鎌足公供養のため創建した妙楽寺の講堂で、塔の正面に仏堂をつくる伽藍の特色をもち、内部壁面には羅漢と天女の像が描かれている。現存のものは寛文八年(1668年)の再建である。談山神社 寺・神社・教会
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イチオシ
重要文化財の「権殿」の軒先から「十三重塔」を見ました。十三重塔は談山神社のシンボルのように思いました。
談山神社 寺・神社・教会
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重要文化財「十三重塔」の案内板が立っていたので読んでみました。
藤原鎌足公長子・定慧(じょうえ)和尚が、父の供養のために白鳳七年(678)に創建した塔婆(とうば)で、現存のものは享禄五年(1532)の再建である。
木造十三重塔としては現存世界唯一の貴重な建造物である。談山神社 寺・神社・教会
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正面の建物は重要文化財の楼門(ろうもん)です。
楼門は1520年(永正17年)に創建された拝殿の門で、拝殿と屋根続きで建てられている。木部を朱色に塗った白壁の建物で、屋根は入母屋で檜皮葺です。談山神社 寺・神社・教会
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左手の建物は、重要文化財の「本殿」です。
藤原鎌足公をまつる旧・別 格官幣社。大宝元年(701) の創建で、聖霊院、多武峯社 とも号す。現在の本殿は嘉永三年(1850)造替の三間 社隅木入春日造、朱塗極彩色 の豪華けんらんたる様式で世 に名高い、という。談山神社 寺・神社・教会
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拝殿から本殿を撮影しました。
談山神社 寺・神社・教会
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建造物は重要文化財の「拝殿」です。朱を基調とした木造の建物に檜皮葺きの屋根が深い味わいを添えている。山の斜面に沿って点在する建築群のうち最も巨大といえるのが、山や崖にもたせかけたり、谷や川の上に突き出したりして建てる「懸造り(かけづくり)」の拝殿である。
談山神社 寺・神社・教会
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「拝殿」を下から眺めると懸造りがよくわかります。
談山神社 寺・神社・教会
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重要文化財の「拝殿」の横に長い室内で、大広間という感じです。
談山神社 寺・神社・教会
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拝殿から見た本殿です。この位置が正面にあたり、ここから拝みます。
談山神社 寺・神社・教会
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畳の敷かれた大広間という感じの拝殿内部には、神社の宝物が多く展示されています。
談山神社 寺・神社・教会
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拝殿内部に展示されている宝物です。
談山神社 寺・神社・教会
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拝殿の長い廻縁に沿って下げられた吊灯篭が、いい雰囲気を醸し出していました。
談山神社 寺・神社・教会
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「多武峯曼荼羅(とうのみねまんだら)」です。掛け軸の説明が書かれてあります。
談山神社 寺・神社・教会
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中央の一際大きな人物は「藤原鎌足公」です。藤原鎌足公の手前、左側が「藤原不比等公」右側が「定慧(じょうえ)和尚」です。案内にはそう書かれていた。
談山神社 寺・神社・教会
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拝殿の横並びにある重要文化財の「東宝庫」です。
本殿に向って左右に位置する同形式の二つの宝庫は、校倉造りで元和五年(1619) の造営です。文化財の宝庫として知られる談山神社古来の名宝を収蔵して来たそうです。談山神社 寺・神社・教会
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重要文化財の「東殿」です。
若宮とも称します。元和五年(1619)造替の談山神社本殿を寛文八年(1668)に移築したものです。えんむすびの神として信仰があついそうです。談山神社 寺・神社・教会
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えんむすびの神、東殿(恋神社)の祈願のしかた
先ず、本殿正面から参拝し、時計回りに回って本殿背後から参拝します。ぐるりと回って正面にもどり、また参拝します。三度参拝することによって、あなたの祈願が深まります。談山神社 寺・神社・教会
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厄割り石のそばに<厄落とし・開運・諸願成就>の案内板が立っていたので読んで見ました。
一、まず1個目の瓦割り改新玉に厄を移す。
(玉に3回息を吹きかける、身体に関わる厄はその部位にあてる。)
二、厄割り改新玉を厄割り石の真上にそっと落とす。
※割れずに落ちた玉は拾わないでください。
三、次に2個目の瓦割り改新玉にお願いを込める。
(玉に3回息を吹きかける)
四、厄割り改新玉を厄割り石の真上にそっと落とす。
※割れずに落ちた玉は拾わないでください。談山神社 寺・神社・教会
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東殿と神廟拝所の道標が立っていました。
談山神社 寺・神社・教会
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神廟拝所の方へ向いました。
談山神社 寺・神社・教会
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「多武峯(とうのみね)」 釈迢空 (折口信夫)の歌碑が立っていました。読んでみました。
「神寶 とぼしくいますことの たふとさ。 古き社の しづまれる山」
「人過ぎて、 おもふすべなし。 傳へ来し 常世の木の實 古木となれり」
「きその宵 多武の峰より おり来つる 道をおもへり。 心しづけさ」
「いこひつゝ 朝日のぼれり。 幾ところ 山のつゝじの 白きさびしさ」
「 わが居る 天の香具山。 おともなし。 春の霞は、 谷をこめつゝ」談山神社 寺・神社・教会
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「神廟拝所」です。神廟拝所の横(奥)が「けまりの庭」です。
倉橋山の峰の談合により、皇極天皇4年(645)飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討ち、中央統一国家及び文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げられた。この歴史的偉業を「大化の改新」と言う。「大化の改新」の舞台、飛鳥へ向います。談山神社 寺・神社・教会
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