2022/06/19 - 2022/06/20
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まつじゅんさん
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近江八幡で、ヴォーリズ建築と八幡堀めぐりを楽しんだ後は、休暇村近江八幡で、琵琶湖を眺めながら美味しい食事と温泉に浸かり、リラックスしてきました。
滋賀の県民民割システムは、他の府県に比べ少し複雑で、先ずコンビニで券を購入し、最終的には購入費1,000円を上乗せした6,000円の割引となるそうですが、初めてのやり方で少しドギマギしましたが、無事割引+クーポンを受ける事が出来ました。
休暇村の宮ヶ浜の湯は、近江八幡市初の天然温泉のようで、琵琶湖を眺めながら入浴でき、爽快で気持ち良かったです。
翌日は、曇り空の一日でしたが雨は降らず、ヴォーリズ建築の豊郷小学校旧校舎群を見て、SNSで有名となった琵琶湖畔の「あのベンチ」に立ち寄り、北上して初めての長浜観光を楽しみました。
長浜の黒壁スクエアは、思っていたより小規模で、こじんまりとした印象を受けましたが、長浜鉄道スクエアで北陸線や湖北地域の鉄道の歴史を学び、曳山の展示や大通寺を巡り、名神高速経由で無事帰宅いたしました。
お得に旅が出来るのはありがたく、感謝しながらリラックスできた旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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国民休暇村近江八幡です。
ある意味、国民休暇村って同じ様な立地にありますね。
市街地から少し外れた風光明媚な高台に、海や湖を見渡すようにあります。
今回は東館の和室、琵琶湖に向けて椅子が並べられていて、ゆっくり湖を眺めて下さいとのようです。
最近、和室より洋室の方が楽なんですよね・・・。休暇村 近江八幡 宿・ホテル
-
部屋には、窓からの眺めを説明したパネルが置かれています。
解りやすいですね。 -
琵琶湖に移る夕陽・・・。
お着き菓子は「びわ湖バウム」、こちらのオリジナル商品のようです。
最近TVでも良く紹介されていますが、このお菓子にはお客様を癒すという意味があるんですね。
その1は、旅の疲れを癒す。
旅人の疲れた身体を癒すため甘いものを提供した、というのが起源とも言われています。
その2は、立ちくらみや失神等の回避。
宿に着いた時は、血糖値が下がっている状態である場合が多いという事で、血糖値が下がったまま温泉に入ってしまうと、立ちくらみや失神等、具合が悪くなってしまう危険を回避するため、お菓子で血糖値を上げるという理由があるそうです。 -
今回は、異なった2プランの料理でお願いしました。
HPでは、同一プランでしか予約できないのですが、電話でお聞きするとあっさりOKを頂きました。
我ら夫婦、どちらがどのプランを頂く、という概念は無く、全てシェアして頂きます。
奥様が先ず好きな物を食べて、残りは全て私が頂くという連携で、今まで成り立っています。
鰻と近江牛って、贅沢な食事ですね。
以下、(牛)近江牛会席プレミアム。(鰻)国産鰻と近江牛会席の料理説明です。 -
近江牛会席の献立表は、配置が図示されていました。
昔、私が今のようなデジカメでなく、フイルム写真で旅行記録をアルバムに整理していた方法ですが、味がありますね。
(牛)
前菜:(上段左)海老黄身酢手毬、うすい豆、近江牛しぐれ煮、近江牛味噌漬けロースト
炊合せ:(上段右)近江牛赤ワイン煮
台物:(下段)近江牛すき焼き
近江牛って美味しいですね。 -
(牛)
皿物:(上段左)近江牛ローストビーフ
凌ぎ:(上段右)近江牛しゃぶ蕎麦
焼物:(下段)近江牛鉄板焼き二種食べ比べ
しゃぶ蕎麦って、ここに熱い出汁を掛ける事で、肉はレア状態で蕎麦と頂く料理です。
美味しいですね。 -
(牛)
蓋物:(下段右)近江牛蓮蒸し
当日は父の日という事で、テーブルに折り紙の兜とカードが配られ、ご飯も握り寿司バイキングが実施されていました。
持ってくる途中に海老が倒れてしまい、写真映えは悪いですが、美味しかったです。 -
(鰻)
先付け:(上段左)鰻と青菜の和え物
造り:(下段左)二種盛り
炊物:(上段右)鰻豆腐
温物:(下段右)白焼鰻と近江牛の出汁しゃぶしゃぶ
ホント鰻と肉ですね。 -
(鰻)
焼物:(上段左)鰻白焼き
皿物:(上段右)鰻の生春巻き
酢物:(下段右)鰻と胡瓜の和え物
御飯:(下段左)鰻茶漬け
デザート、サラダはバイキングでしたが、お腹一杯となり最後にフルーツを少し頂いて、部屋に戻ります。
ご馳走さまでした。 -
琵琶湖を眺めながら、目覚めの風呂に浸かり、朝食に向かいます。
最近の私達夫婦、バイキングやビュッフェ形式は苦手です。
どうしても食べたい。。という意識が勝ってしまい、取り過ぎてしまい、勿体ないから無理して食べて苦しくなるという悪循環を起こしてしまいます。
自制心が大切ですね。 -
薄曇りの中、腹ごなしに琵琶湖畔を少し歩きました。
この景色は、完全に海岸線・・・海ですよね。
波が小さく、潮風が無いのでサラサラとした風の中、ゆっくりとした朝散歩でした。宮ヶ浜水泳場 ビーチ
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休暇村を10時前に出て、今日は初めての訪問地、長浜に向かいます。
途中、いつもの寄り道で、豊郷小学校を見学・・・と立ち寄ったのですが、月曜日は休館日で内部は見学できず外観を見てきました。
こちらもヴォーリズ建築です。豊郷小学校旧校舎群 名所・史跡
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東洋一の小学校と評された旧校舎群は、近江商人である「丸紅」専務であった古川鉄治郎氏の寄贈で、ヴォーリズ氏が1937年に設計を手掛けた作品です。
「旧豊郷小学校校舎」「旧豊郷小学校講堂」「旧豊郷小学校酬徳記念図書館」は、国登録有形文化財で、3棟から少々離れた場にある明治時代の初代校舎「旧豊郷尋常高等小学校本館」も国登録有形文化財で、アニメ 「けいおん」の聖地としても有名らしいです。
良く知らないですが、「けいおん」の主人公達が通う桜小学校のモデルとなっていたようです。
また、前庭の施工は、1865年創業の近江五箇荘 花文造園で、設計は戸野建築造園事務所 戸野琢磨氏です。
戸野氏は、造園分野で日本人で初めて、アメリカの大学で学位を取得したという近代日本のランドスケープアーキテクトのパイオニアとして有名な方です。 -
琵琶湖岸に設置されている、通称「あのベンチ」です。
2018年位に、SNSに投稿されたことがキッカケで広まていったそうです。
琵琶湖を走るサイクリストにはおなじみのポイント、でも誰も正式名称は知らず、うまく場所の説明もできないスポットのようです。あのベンチ 名所・史跡
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湖岸のセンダンの木の下に、ポツンとベンチがあります。
設置したのは近くに住む男性との事ですが、丁度前に出ておられてお話しする事が出来ました。
ベンチが置かれたのは2008年頃で、最初は背もたれがなく、後に改修されて今の形になり、今は少し離れた場所に「あのベンチ」2号もあるそうです。 -
長浜に向かって湖岸道路を進んでいくと、道の駅が見え休憩に立ち寄りました。
2000年オープンの物産交流施設で、古民家調の外観の文化交流館 さざなみ他、レストラン「お食事処母の郷」、講義研修室、展示室等を備えた「くらしの工芸館」、全天候屋内多目的グラウンド「ふれあいドーム」や屋外テニスコート、グラウンドゴルフ場なども擁する、宿泊合宿、研修等も可能な複合型の施設のようです。物産交流館さざなみ お土産屋・直売所・特産品
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長浜に到着。
先ずは私の希望で、長浜駅傍にある「長浜鉄道スクエア」に向かいます。
ちょっと、最近この鉄道系のパターン多くない?(奥様談)長浜鉄道スクエア 美術館・博物館
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旧長浜駅舎は1882年完成で、これは日本で初めて鉄道が走ってから(新橋~横浜間)10年しか経っていない頃です。
現存する駅舎としては日本最古で、江戸時代の様子を残している当時では、珍しい洋風建物です。
木骨構造の石灰コンクリート造という、あまり馴染みのない構造ですが、四隅は花崗岩の切石を積み、窓枠と出入口はレンガを用いる等、珍しい構造です。
一等二等待合室は、ビロード張りクッションの長椅子が置かれ、八角形の釣ランプが付いていました。 -
こちらでは、日本で7番目に敷設された長浜~敦賀間の鉄道開通等、明治維新政府が国運をかけた鉄道建設に関わる展示が多くなされています。
特に長浜~大津間は、鉄道連絡船という鉄道建設費を抑えながら、できるだけ鉄道網を広げたいという方針によるもので、連絡船を就航させて、鉄道ができるまでの代用としていました。
1882年運航が始まりましたが、蒸気船の第一、第二太湖丸は、湖の船としては日本最初の鉄船との事です。
約500tの350人船で、時速26kmというスピードは、当時としては大変な高速船であったらしいです。
長浜駅舎のすぐ横の桟橋発着で、長浜~大津間をおよそ3時間半で結び、18892)年7月に長浜~大津間が鉄道で結ばれるまでのわずか7年という、日本初の鉄道連絡船の歴史だったようです。
長浜鉄道文化館内の天井は、ヨーロッパのターミナル駅を模し、木造のアーチ作りとなっています。 -
D51形793号蒸気機関車、ED70形1号交流電気機関車が展示されています。
D51は、ダイナミックな雄姿からデゴイチの愛称で広く親しまれ、1,115両も製造されたメジャーな機関車です。
ED70は、日本で最初の営業用60ヘルツの交流電気機関車で、「世界で初めての60サイクル交流電化」として、19両が製造された数少ない機関車です。
1957年10月1日の北陸本線 田村~敦賀の交流電化にあわせ投入された車両で、交流の電気機関車であることを示す赤色に塗られています。
交流は直流よりも経済的で、機関車の引っ張る力が強くなると考えられたからですが、その後交流電化は広まらず、北陸本線での運用に終始し、1974年の湖西線直流電化により北陸本線も含めた交直流電気機関車中心の運用へのシフトしていきました。 -
どちらも運転席に座れるようになっています。
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鉄道記念品が多く展示されています。
その筋の方には堪らない物なのでしょうが、私はこちら方面には、あまり触手が動きません。 -
次に向かったのは、長浜と言えば黒壁という位メジャーなスポット、黒壁スクエアです。
明治時代から、黒壁銀行の愛称で親しまれた古い銀行を改装した「黒壁ガラス館」を中心に、ガラスショップや工房、ギャラリー、体験教室、レストランやカフェなど魅力あふれる街並みとの事ですが、想像していたより小規模で、お店の規模も倉吉の赤瓦より小さいように思いました。黒壁オルゴール館 名所・史跡
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少し遅い目のランチタイムです。
そば八さんも黒壁グループのようで、22号館のようです。
店内は、大正中期の民家を改装したという、天井が高いお店です。
うなぎの寝床と呼ばれる間口が狭く奥行きのある、シックでレトロな雰囲気のお店でした。そば八 グルメ・レストラン
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私は、おろし蕎麦と鯖寿司。
奥様は十六文と言う、出雲の割子蕎麦風の5つの味が楽しめる蕎麦を注文しました。(写真撮り忘れです。)
石臼挽きにこだわった蕎麦で、季節に応じ各地のそばを使い分けているとの事です。
蕎麦も美味しかったですが、鯖寿司も名物のようで、蕎麦と合わせて味わいましたが、美味しかったです。 -
街並を散策していると、えらく大きなお寺がありました。
大通寺です。
江戸時代初期の建立で、真宗大谷派(東本願寺)の別院として知られているようです。
地元の人々からは「御坊さん」と呼ばれ、親しまれているお寺のようです。大通寺 寺・神社・教会
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重要文化財の伏見城の遺構と伝わる本堂や、大広間等の建造物、室内を飾る障壁画や工芸等、絢爛豪華な桃山文化を垣間見ることができます。
今の時代では珍しいかもしれませんが、境内の鳩の多さは驚きです。 -
次に向かったのは、曳山博物館です。
長浜曳山祭の歴史や曳山を展示している博物館で、2000年の開館です。
曳山祭は、安土桃山時代に長浜城主であった豊臣秀吉が、自身に男子が生まれた事を喜び、城下の民に振舞った砂金を元に曳山を造り、長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。
長浜曳山祭は、1979年に重要無形民俗文化財、19850年には、13基の曳山と曳山を収蔵する山蔵が滋賀県の有形民俗文化財に指定され、2016年に日本各地の33の「山・鉾・屋台行事」と共に、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。曳山博物館 美術館・博物館
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こちらは、長浜曳山祭に出る豪華絢爛な本物の曳山展示や、曳山を生んだ長浜の歴史や美術を紹介する展示が行われています。
江戸時代には、所蔵する各山組は競って曳山を改造し、豪華な装飾品を用いるなど贅を尽くしてきました。
祭では、5~12歳の男の子によって豪華絢爛な曳山の舞台で演じられる子ども歌舞伎が有名で、三味線・太夫と合わせて各山組で厳しい稽古を積んだ子どもたちにより、大人顔負けの名演技が披露されています。 -
今回、時間の都合もあり入館はしませんでしたが、こちらも長浜の名所の一つ、海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館です。
リアルな造形と色彩で世界的にも有名な、フィギュアメーカー「海洋堂」のフィギュアを展示した博物館で、創業当時から最新の作品まで、40年以上にわたり海洋堂が制作した4,000点以上の作品が展示、紹介されているようです。海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 美術館・博物館
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陽も傾いてきたので、ゆっくりと帰路に着きます。
米原ICから名神高速に入り、多賀SAで休憩です。
私達夫婦は、1987年11月21日公開の映画「私をスキーにつれていって」世代で、20代前半の頃は、毎年夜大阪駅から出るスキーバス(もう知っている人は少なくなりましたが・・・)に乗って、バス車中泊で翌朝早くに信州のスキー場に到着、2~3泊して夜行便で大阪に戻り、翌朝そのまま出勤、という今考えると凄い強行軍ですが楽しんでいました。
その頃、特に連休便では、この多賀SAは途中休憩の場所となっていて、神戸、京都から出発するバスも重なり、信じられない位のバスが集中し、SAに駐車できないどころか本線上から渋滞し、SA手前で乗客を降ろし、バスはノロノロとSA内を移動し、乗客はバスを探して乗り込むという、今では信じられない光景が繰り広げられていました。
当時は携帯電話なんて無いし、自分の乗ったバス会社を探し、掲げられているツァー名の張り紙を探す、という時代があったねと、奥様と話語りながら自宅に向かい、無事帰着しました。
今回、これまで。多賀サービスエリア 道の駅
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オ・マ・ケ
川西ICを降り、今日の夕食はどうしようかとなりました。
とにかく自宅近くまで戻って、トンカツかなぁと話しておりましたが、結構込んでいたので、急遽王将で頂く事としました。
餃子とかに玉のセットと冷麺です。
美味しく頂き、無事自宅に到着です。
楽しい湖東の旅でした。
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