北陸トンネルや国鉄の歴史を見ることが出来ます。
- 4.0
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
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by まつじゅんさん(男性)
長浜 クチコミ:6件
旧長浜駅舎は1882年完成で、これは日本で初めて鉄道が走ってから(新橋~横浜間)10年しか経っていない頃です。
現存する駅舎としては日本最古で、江戸時代の様子を残している当時では、珍しい洋風建物です。
木骨構造の石灰コンクリート造という、あまり馴染みのない構造ですが、四隅は花崗岩の切石を積み、窓枠と出入口はレンガを用いる等、珍しい構造です。
一等二等待合室は、ビロード張りクッションの長椅子が置かれ、八角形の釣ランプが付いていました。
日本で7番目に敷設された長浜~敦賀間の鉄道開通等、明治維新政府が国運をかけた鉄道建設に関わる展示が多くなされています。
特に長浜~大津間は、鉄道連絡船という鉄道建設費を抑えながら、できるだけ鉄道網を広げたいという方針によるもので、連絡船を就航させて、鉄道ができるまでの代用としていました。
1882年運航が始まりましたが、蒸気船の第一、第二太湖丸は、湖の船としては日本最初の鉄船との事です。
約500tの350人船で、時速26kmというスピードは、当時としては大変な高速船であったらしいです。
長浜駅舎のすぐ横の桟橋発着で、長浜~大津間をおよそ3時間半で結び、18892)年7月に長浜~大津間が鉄道で結ばれるまでのわずか7年という、日本初の鉄道連絡船の歴史だったようです。
長浜鉄道文化館内の天井は、ヨーロッパのターミナル駅を模し、木造のアーチ作りとなっています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 長浜駅の西側、駅から近いです。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2023/05/08
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