1994/10/03 - 1994/10/19
24位(同エリア696件中)
ほいみさん
母に「早くアルプスを見せてよ・・」と、煽られながらの旅も、日本を出て5日目になった。いよいよ「アルプスど真ん中」に連れて行くのだが、前年にシャモニーで「エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)」に行ってるので、「こんなものなの?」っていう感想が怖いところだ。
表紙写真は、クライネシャディック・・・オレンジ丸まで行くぞ~
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道
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グリンデルバルトのホテルの親父に
「ユングフラウヨッホに行くなら、今から行った方がいいで~・・」って言われて、直ぐにその気になった。
部屋に荷物を置いて「ひと休みしたい・・」などと言う二人の意見を無視して、クライネシャディック往きの列車に乗る。 -
毎回書いてるが写真がごちゃごちゃになってしまって、写真とコメントが食い違ってることもあると思いますが、悪気はないので笑って見過ごしてやって下さい。あくまでも誤報であって「捏造」ではないので、そこんとこよろしく。
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「ここは、そうじゃなくって、こうじゃないの?」って教えてくれるは歓迎です。フォトブックの製作に役立ちます。
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まぁ、そんなことで標高2061mのクライネシャディックに着いた。
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これがユングフラ鉄道だったっけかなぁ?
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アイガーが写ってるから、そうだと思うけど。
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永世中立国のスイスでは、上空をジェット戦闘機が低空飛行することは珍しくないよね。
個人の家にも「いざという時のために」銃が保管されてると聞くが、本当かどうかは知らない。 -
ユングフラウヨッホのスフインクス展望台が見えた。このあとアイガーの北壁内に掘られたトンネルに入る。
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前年に3777mのエギーユ・デュ・ミディにロープウェーで登った時には、私だけが低酸素下における眩暈や息苦しさを感じた。二人は全く大丈夫だったので、今回は「自分の心配」だけをする。
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「アイガーの壁」を意味するアイガーヴァント駅で、途中下車・・・っていうか見学時間が設けられていて、合図とともにそのまま同じ車両に戻る。
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アイガーの北壁に開けられた窓?から下界が見える。
これって初めて聞いた時、意味が分かんなかった。というのもアイガー北壁登山のドキュメントや映画で、この窓が出て来るんだよね。
遭難者をここから救出したりするから、「・・・どうなってるの?」ってなるよね。 -
ここを命懸けで登っていくんだね~・・コンビニがあったら助かるだろうなぁ。
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クライネシャディックが、はるか下に見える。
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ヨッホ駅に着いたかな?
こんな鉄道が、1912年に開業してるといのだか、も~・・驚く。1912年っていえば「黒船来航」? あ、本気にしないでね。 いやいや、同じ年には日本だって通天閣を開業してるから遜色はない! -
ユングフラウ山の鞍部に設置された駅で、海抜は3454メートル。
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外は寒そうだで~
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ヨーロッパ最長・・だっけ?のアレッチ氷河が眼下に流れる。
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天気が良かったので外に出てみた。
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カラスを手なずけてる?
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何故か警戒された・・・ヒトを見る目が無いカラスだ。
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多分、メンヒ4107 mが目の前。
予想はしていたが、私だけがかなりの眩暈!
低酸素に非常に弱いことを2年連続で証明した。
この経験は、以後の高所トレッキングのために、とても役に立った。 -
この出っ張りは?
ユングフラウヨッホでは、写真をたくさん撮ったはずなのに見当たらない。記念写真用セントバーナードとも撮ったのになぁ。 -
ホテルに戻った頃には雲が広がっていた。
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夜中に起きたら天気が良くなっていたので、窓から写真を撮ってみた。肉眼では視認出来なかったアイガーヴァント駅の「窓明かり!」が写った。今どきのデジカメなら星も写って面白い写真になるのにね。
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翌日はラウターブルンネンに向う。
後になって気が付いたのだが、これならユングフラウヨッホを往復して、そのままクライネシャディックからラウターブルンネンに直接移動した方が効率的だったじゃんね。
今だったら、4トラの様なSNSやネット検索で「そんな当たり前」のことが分かるし、行く先々のホテルも簡単に予約出来る・・・らしい。 -
この鉄道が、またいいんだよね~
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まぁ、スイスは何処を通っても景色はいんだけど。
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ラウターブルンネンが見えて来た。
しかも、左の崖には「シュタウプバッハ」の滝が見える。 -
これを見に来たんだよね~
ところで・・・
この旅でのキモは「荷物の移動」
今更だが、我々の荷物は「母と姉用の大きなスーツケース」とボストンバッグ? 「私用の小さなスーツケース」+リュックザック。
で、現場では、私が大きなスーツケースを運び、姉が私の小さなスーツケースを運ぶ…これがこの旅をする(してやる?)条件でもあった。
先々でタクシーやポーターを使わざるを得ない旅のスタイルだと「行き当たりばっ旅」は面倒臭い。 -
私が25kgもありそうな大型のスーツケースを引きずる。その後ろをこんな感じで着いて来る。
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これは他の町での写真だが、なるべく駅前の小さなホテルを探す。スイスはこんな感じで大丈夫なのだが、イタリアでは二人を駅で待たせておいて、私が駅前ホテルを直接当たったり、電話で予約を取り、二人を連れて行く。
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シュタウプバッハの滝の下?には手ごろなホテルが何軒かあったが、最初のホテルでの「部屋空いてる?」への反応が素晴らしく好意的だったので、そこに決めた。
くたびれたホテルだけど、全室「滝フロント」? -
この辺りに手ごろなホテルが集中していた。
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ホテルの周辺を散歩
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消火栓?
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右の緑のポスト?は「犬のウンチ」専用。
小さなビニール袋も用意されていた。 -
シュタウプバッハ
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高さは250m位あるみたい。
水量が少ないこともあって、滝壺らしきものは無い様だ。 -
遠くから見ると、こんな感じ。
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ほんと、滝が無かったら、ラウターブルンネンはこんなに有名にならなかっただろうね。
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反対側はこんな感じかな。
でね、クルマで来られる方も多いはずなのに、町内?では車をほとんど見かけない。 -
で、発見しちゃったんだけど、山陰にこんな巨大な立体駐車場が!
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やっぱね・・・やることはやってるんだ、スイス観光局!
ほんと、古いフィルム写真はなるべく早く、スキャンしてデジタル化した方がいいで~
意外にも私の場合、ネガの方が傷んでいて、カビだらけになってしまったものも多かった。プリントしておいたモノは退色はは酷いけど、カビは無かったし、なんてたってスキャンは楽。
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この旅行記へのコメント (8)
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- jamokaさん 2022/08/24 11:06:11
- カウベルの音聞こえてきそう
- 私もどうなっているかとセピア色のスイス写真を物色してみると
1984年にユングの鞍部の氷河を歩いている写真が出てきました
高山病どころか一気に登って歩いてたなんて、無知って凄いなぁと今更です(笑)
ほいみさんのこちらの日記を見てなければ全く気付かなかったです。
坂道で大きなスーツケースを押してる写真、ナイスショットですね~♪声が聞こえてきそうです^_^
風景写真より何より素敵な思い出蘇りそうな一枚!!
子供達にこんな事、一度でもして貰えたら、即、幸せな人生だったと思って死ねそうです(;´∩`;)
- ほいみさん からの返信 2022/09/07 21:48:02
- RE: カウベルの音聞こえてきそう
- 返信が遅れました・・・いいところに行ってたんです!
高度障害って個人の資質によるものが大きくて、ユングフラウに登山電車で登って周辺を何時間か歩けるような方は、ヒマラヤトレッキングでも4500mくらいまでは症状が出ないと思います。私は飛行機で直接3000m付近まで行くと、1時間後に頭痛・吐き気・眩暈の3点セットです。
多分、エベレストコースでも余裕だと思いますよ。
ほいみ
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- るなさん 2022/08/17 06:03:32
- 物価高のスイス
- もうかれこれ35年前になるでしょうか?ほいみさん、おはようございます。
超絶懐かしいユングフラウヨッホ♪
ほいみさんが行かれた頃よりもさらにむかしむかしだったと思います(笑)
電車代の高かったこと高かったこと!!ユーレイルパスも利かなかったんじゃなかろうか?と思い出すユングフラウヨッホです。
軽く高山病になったことだけは記憶しています。そんでもって物価がえらく高かった記憶も...景色は綺麗でしたが、いい事だけではないですねぇ。
帰りは一駅手前で降りてハイキング~♪なんて意気込みましたけど、後悔したような記憶も無きにしも非ず(爆)
スイスなんてまた行けるのか??ですね。
るな
- ほいみさん からの返信 2022/08/17 08:42:05
- RE: 物価高のスイス
- おはようございます。
スイスの登山鉄道は、ほとんどユーレールパスは使えないですね。時々20-30%の割引が合ったりしますが。この時は1週間のスイスレールパスを購入しました。これだと多少割引が増えるし、ユーレールパスと同じで国鉄?には飛び乗り出来るので便利でした。
私も1977年にもスイスに行ってますが、物価が高くてのんびり出来ませんでした。ユースホステル以外には泊まれないし、ご飯はスーパーで…みたいな。でも、アルプスの絶景には驚いたなぁ。
スイスみたいに登山鉄道やロープウェーが発達してると、帰って歩くのが辛くなっちゃうかも。日本の山でも、ロープウェーの下やケーブルカーの横を歩くのは拷問です。
実は明日から「飛行機に乗って」ちょっと出掛けてきます・・・コロナ終わったみたい?
ほいみ
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- sanaboさん 2022/08/16 23:59:03
- 親孝行日記☆彡
- 孝行息子のほいみさん、お久しぶりです。
すっかり掲示板にご無沙汰してしまいましたが、庭の草がぼうぼうに
伸びてるのを見るたび、実はほいみさんのことを思い出しております。
我が家も欲しい、一家に一台(ほいみ式人間草刈り機)。
ちなみに、私は蚊に刺されまくっていま~す(泣)
前年にお母様たちをシャモニーにお連れしているので、必然的に
ハードルは高くなっていたと思いますけど、ユングフラウヨッホなら
まさしくお母様のイメージされてるスイスアルプスでしょうから
ご満足いただき、喜んでいただけて良かったですね。
私も独身時代に両親を連れてヨーロッパ旅行をした時に
グリンデルワルトに泊まりユングフラウヨッホにも行きましたよ。
当時もホテルは行き当たりばったりでしたし、友人とならまだしも
両親を連れての個人旅行は大変だったけれど懐かしい思い出です。
お母様とお姉様は大丈夫でしたのに、ほいみさんが低酸素で眩暈とは
ちょっと信じがたくてビックリ。
お二人のお世話でお疲れ気味だったのでは?(´艸`*)
古い写真のネガをなくされたり、カビが生えていたり、と仰ってましたが
私も大量のフィルム写真をどうしたものかと思いつつ、恐ろしくてそのまま
放置しています。ほいみさんはご自宅の複合機で取り込まれたのですか?
業者に依頼するには大量過ぎるし、悩み中~
sanabo
- ほいみさん からの返信 2022/08/17 07:28:31
- RE: 親孝行日記☆彡
- お早うございます。
草刈りって、ちょっとだけやろうと始めると、半日潰れちゃうのが恐ろしいです。あれは夕方に向かってやるもので、あ〜‥ビール飲みたい! ケジメです。最近、蚊が増えた・・・っていうか刺される回数が増えてます。昼間は蚊取り線香、夜は蚊帳を吊って寝てますが、それらのバリアを出た瞬間にやられます。
>私も独身時代に両親を連れてヨーロッパ旅行をした時に・・・おお、私と同じくらいの親孝行娘さん!
親孝行というか「罰ゲーム」というか?
母や姉が妙に素直に従うのが気持ち悪かったです・・・まぁ、帰国後の仕返しは無かったですが。
スマホが万能過ぎて(使えないけど)何でも予約の今より、あの頃の方が旅行が楽だった様な気がしてます。今、同じ様な旅したら一日中「スマホとにらめっこ」?
スイスは気軽に「山の絶景」を楽しめるので、親を連れて行くのにはいいですよね。私は10人集まれば1番か2番目に「低酸素に弱い」自信がありますし高度障害の経験も多いです。だから高山病対策には詳しくなってしまい、今では5000-6000mまでは大丈夫です。
私もこの時の母の歳になりつつあります。で、現在、この旅のフォトブックを製作中なんです。完成したら、3人の子供に「無理やり」送り付けるつもりです・・・箱根の温泉くらいでゴマカすなよ〜! そうそう、古い写真は自宅の安物複合機でスキャンしてます・・・拷問です。プリントが残っていればそれをスキャンした方が良い結果になることも多いですよ。
ほいみ
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- gontaraさん 2022/08/16 08:10:55
- 山の神様への冒涜
- 僕も記憶があいまいになって、地名や山の名前もいい加減ですが、ビーチサンダル履きで完全な冬山装備のパーティーと一緒になるって、良いのかよって思ったのを覚えてます。
アイガーの非常用出口じゃなくって、入り口?
雪が張り付いて殆ど外は見えなかったけど、電車が通ってる所を命がけで登山ってどうよ!
GONTARA
- ほいみさん からの返信 2022/08/16 09:10:16
- Re: 山の神様への冒涜
- お久しぶり?…どこか行ってましたね!
確かに、入り口ですね!
遭難者に、あの窓越しに「窓開けてやるけど、いくら出す?」なんて交渉してたりして。
確かにね~・・・スイスって気軽に山頂付近まで行けちゃって凄い景色が見られるんだけど、ヒマラヤやカラコルムと比べちゃうと、なんだかね~…って気分になって、この後は行ってません。スイスの山って、絶対に神様が住んでないもんね。
ほいみ
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