1994/10/03 - 2014/10/19
7位(同エリア75件中)
ほいみさん
フェレンツツェ3連泊でライフポイントを取り戻し、ローマに行けば後は飛行機で帰るだけ! いよいよ平和な日々は近いぞ。
表紙写真は、ピサでお世話になったタクシーの運ちゃんと。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
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フィレンツェ滞在中の10月14日は、朝のんびりと電車でルッカに向かった。ホテルのオーナーが「今日から交通機関がストライキに入るから気を付けて・・」とのこと。
電車は遅れ気味だったが無事にルッカに着いた。 -
ルッカは若い時に訪れて好きになった町のひとつだ。周囲を城壁に囲まれている「城郭都市」だが、当時そういうモノは本でしか見たことがなかったので感動したものだった。
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ルッカからピサに向かおうとしたが、どうにも電車がやって来ない…ストライキってヤツ?
取りあえず、ビールでも飲む…みたいな。 -
それでも駅には人が溢れ、電車も時々来てる様な?
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面倒臭いからタクシーを拾った。ピサで降りたが、この運ちゃんが面白いオヤジで、ここままフィレンツェまで行っちまうか? とも思ったが踏みとどまった!?
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ピサに着いた。
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料金を払った後
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斜塔まで案内してくれた…って真正面だから迷い様も無いんだけど。
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で、記念写真となった。
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お決まりのヤツ。
ピサも良い町だ。私が初めて来た頃は、入場料さえ払えば、誰でも斜塔に登ることが出来たが、この当時は傾きが増したとかで登るのは禁止になっていた。
ところでピサの斜塔だが、今の土木工事技術をもってすれば、傾きの進行を止めたり、「ちゃんとした塔」に修復することも出来ると思うのだが、それをしないのは、まっすぐにしちゃうと「ピサの斜塔」じゃなくなっちゃうから?
16時頃にはフィレンツェに戻って、ドーム周辺を散歩、夕飯はその辺のレストランに入ったはずだが記録も記憶もない。 -
翌日のローマまでの鉄道もストライキの影響を心配したが、国際列車だったせいか?ほぼ正確にローマ・テルミニ駅に到着。
テルミニに周辺には安宿からやや高級ホテルまで立ち並んでいるので「この辺りから動かない様に休んでてね・・・」と駅カフェに二人を残し、周辺の3-4星ホテルを当たった。2軒目のホテル・ジェノバが値段もお手頃雰囲気も良さそうだったので、ここに決めてテルミニ二戻ると、二人は大人しくお茶してて、ひと安心。数百mを歩いて移動、無事にローマのヒトとなった。その勢いで、ローマ観光へ。 -
どういう順序で回ったか忘れてしまった。
スペイン広場。 -
私が好きなパンテオンも行った。
遠い昔、私が22歳の頃、この辺りを歩いてたら上品そうな日本人シニア夫妻に声を掛けられた。
「すみません、パンテオンって何処ですか?」 実は私は5分前までパンテオンにいたので、そのまま案内して上げた。ついでにパンテオンについいてガイドブックのままを説明して上げたさ。
汚らしく、びんぼったいカッコの私に
「私たちのホテルに来て、お風呂に入って行けば・・」
本来なら宿泊客以外を部屋に招いては行けないのだが、誘われたら絶対に断らない私はお言葉に甘えた。しかも夕飯に「お寿司をご馳走したい」と。当然、断る理由が見つからないので高級日本料理店で、ご馳走になってしまった。 -
そんな「美しい思い出」がある、ローマのパンテオンは押さえておきたかったのさ。
写真は「どうでもいい」何処かの噴水。 -
バチカンには当然行く。
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更に、そんな若気の至り大爆発中の私が、なんの予備知識も既成概念も持たないまま「見ただけで感動してしまった」サンピエトロの「ピエタ」にも再会しておいた。あの時「ゲージツって、すっげ~な・・」って確かに思ったさ。
その後、同じような様な感動を与えてくれたのは、ラホール国立博物館の「断食中の釈迦」と、ルッツェルンの「瀕死のライオン」かな。基本的に、いまだにゲージツ系は苦手。それだけに正直な感想と思って欲しい。 -
いつだったか、4トラにそんなことを書いたら「私は全然感動しなかった」って意見があったが、それってパンテオン行って風呂入って、寿司食べてから、ピエタに再会した方がいいで~
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残念ながら、この後のローマ再訪はならなかった。
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夜の・・・
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フォロロマーノ。
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思い出に浸って、寿司!
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コロッセオ
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お前の遠い親戚のライオンも戦ったんだぞ。
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買い物解禁。
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バブルは弾けた後だったが、ブランド店には日本人が溢れてた。
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カラカラ浴場・・・でいいんだっけ?
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地下鉄かな?の乗り方を教わってる…のかな?
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何処かで食べたピッツァ。
帰国後も「ピッツァは、ナイフとフォークで食べるのよ・・・」って暫く言ってた。 -
なぜ、こんなものが・・・? 鮭弁当。
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ホテルの部屋で一杯?
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何処かで一杯?
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でね、翌日、今回のヨーロッパ旅の実質最終日10月16日は・・・日曜日だった。
土産物屋さんも休みだろうし、私は「オルビエート日帰り」を予定していたのだが、鉄道がまだストライキ中で動いてない! バスも超間引き運航であてにならない。
ホテルのオヤジ(コンなんとかってヤツ?)が、チボリ往きの路線バスは普通に動いてるはず・・・とチボリを勧めるので、バスで行ってみた。 -
古代の噴水公園?チボリは噂には聞いていたが、このタイミングで行くことになるとは…そしたら意外と良かった!
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ローマ時代に噴水があったの?
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って、驚いた。
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チボリのレストランが良かった。
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木陰で海産物。
ラーメン食べてるんじゃないで~ -
安くて美味かったのを覚えてる。
夜ホテルに戻って、例のオヤジに「チボリ、楽しかったよ、ありがとう」とお世辞を言いながら、「ところで明日の昼の飛行機で日本に帰るさ、だから8時頃タクシーをお願いね」
「あんた~・・朝から言ってるじゃん。今はストライキ中だから、タクシーはあてにならないよ」 え~・・・最後の最後までイタリアにバカにされてる?
「そこで、うちのスタッフにクルマで送らせるから、タクシー料金+チップを上げてよ・・」それって白タク行為じゃんね、大好きさ! -
で翌朝、いかにも厨房で働いてた風のあんちゃんが空港まで送ってくれた。空港に着いたらタクシーもけっこう見えたんで、もしかして「やられた?」
そんなわけで、スリやぼったくりには合わなかったが、ストライキをまともに受けてしまったイタリア旅も無事に終わった。本当に疲れて、チェックインした瞬間から肩の荷が降りて、空中に浮かびそうになったのを覚えてる。
親孝行に神はいた! イタリアにも神はいた! アリタリアは神だった!?
な~んと、オーバーブッキングで成田まで、ふたりビジネスクラスさ! 母は元々ビジネスクラスだったので、親子3人でビジネスクラスで、シャンペンやビールを飲みながら、あっという間に帰国。
親孝行はするものだね。
なぜ今更、2回の親孝行ヨーロッパ旅をアップしたかというと、コロナ暇になってから、身辺整理を兼ねて、過去の旅をフォトブック化してる。でね、この旅や「3人の子供を連れて行ったネパール」もフォトブック化して、子供全員が30歳を超えた今、やつらにプレゼントするつもりなのさ・・・「親孝行、したいときに親は無し」ってひとこと書いて。
当然、オーバーブッキングのことは書かずに「ビジネスクラスで行ったさぁ・・・当然だろ!」
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この旅行記へのコメント (6)
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- gontaraさん 2022/09/14 08:27:07
- ピサの斜塔
- ここには行ってないんですよ。ストに会ったわけじゃ無いのに。
やっぱりイタリアって見所多いですよね。
未踏の小国も有るし、訪問したいけど飛行機代と言うかサーチャージ高いし!
ラッキーアップグレードにでもなればいいけど・・・
親孝行お疲れさまでした。
GONTARAのおふくろは一度も海外旅行の経験なしに逝っちゃった。
兼高かおるさんと同い年だったっけ。
- ほいみさん からの返信 2022/09/14 09:15:08
- RE: ピサの斜塔
- お早うございます。
我々が子供の頃って「ピサの斜塔」って、やたら雑誌に登場しませんでしたか? 教科書にも。で、初めてイタリアに行った時には、真っ先にピサを目指しました。で、斜塔以外の印象もよかったので、この時も再訪したってわけです。
本文中に書こうと思って忘れちゃったのですが、私の母はこの翌年、心臓の大手術を行い、それ以来こちらが怖くて海外には連れ出せませんでした。その後15年間は姉と、国内ゴージャス旅を楽しんでました。
ほいみ
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- olive kenjiさん 2022/09/14 05:30:44
- ローマの休日
- ほいみさん 本当に親孝行の旅をして来ましたね。ご苦労様でした。
今も、ピザをフォークとナイフで食べていますか。
私は時々、西洋人って馬鹿じゃないかと思う時あります。
ギリシャ人はスイカをナイフとフォークで食べるのです。私はスプーンで食べていたら、オー貴方は賢いと言われました。
なんで鮭弁当が登場するのでしょうか。
あの当時そんな物売っていなかったと思うし、もしご家族が作ったとしても、どこで鮭など調達するんだ。
ローマは2回目だったのだ。親切なほいみさんの姿を見て、哀れんだのですね。
私も親切男ですが、流石にホテルの風呂を使わせて頂いたりお寿司をご馳走になったことは無かったです。正にパンティオンの神様からのご褒美かと思います。
ところで、さとぴさんのコメント読んでいたら、ほいみさんアフリカへ行ってたのですか。ひょっとしてgontaraさんとご一緒だったとか。
今はアフリカロスかと思いますので、ほとぼりが冷めた頃、珍道中記を楽しみにしています。
- ほいみさん からの返信 2022/09/14 09:09:25
- RE: ローマの休日
- おはようございます。
ピザは、右手にビール・左手でピザが「新しい民主主義」にふさわしいと思ってます。ですね〜 海外でナイフとフォークを使う度に、箸の偉大さを痛感します。日本がナイフとフォークの文化だったら、焼き魚や寿司は無かったかも。アウトドアーブームで、コンパクトに折りたためるチタン製のスプーンやフォーク・ナイフが高価格で売られてますが、竹の割り箸、最強!!
鮭弁当ですが、この前年にフランスのシャモニーでも購入してますから、当時のヨーロッパではトレンディだったのかも。日本の安い鮭弁当は、天然の安い鮭を使ってるのに対して、海外ではチリやノルウェーの養殖サーモンを使ってることが多く、意外な美味さだったりします。カトマンズの鮭定食・サバの味噌煮・ブリの照り焼きなんて、日本じゃなかなか食べられないレベルです。
私は誘われると、何処へでも付いて行っちゃうので、ヨーロッパでは何度もご馳走になってるし、現地地人?の家に泊まったことも何回かあります。小汚い日本の若造を止めてやってご飯まで上げたんだぞ…って優越感を持たせてあげたことで、私も良いことをした…って思ってます。
1週間前にアフリカから戻りました。gontaraさんとは違うツアーでしたが「暫く、アフリカは要らんぞ〜」ってほどヤラれて帰って来ました。
ほいみ
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- さとぴ。さん 2022/09/13 21:16:33
- ゲージツはムズカシイ。
- ほいみさん、こんばんは。
スイスとイタリアおつかれさまでした。
これくらい長い旅行だといろんなとこ行けますね。
お母様、添乗員が頼もしい息子さんでお幸せだったでしょうね。
ピエタおっかしいなぁ。
パンテオンは行ったけどお寿司食べてないからね。
コロッセオとフィレンツェのドーモは感動して泣きましたよ。
カラカラも行きました。歩き方片手によく行けたなー。
チボリってデンマークかと思ったらイタリアなんですね。
ラホールはパキスタンかー。行けそうにないわ。
ボツワナからおかえりなさいませ。
いっぱいゾウさんに会ったんですか。
さとぴ。
- ほいみさん からの返信 2022/09/13 22:57:56
- RE: ゲージツはムズカシイ。
- 今になって、よくぞあんな我がままな二人を連れ歩いたもんだ・・・と感心してます。私は素直なので、何時かイタリアに連れて行ってくれる息子は楽だと思います。
断食中の釈迦は日本にも来たことあった様な・・・あ、自ら歩いて来たわけではないですよ。ヨーロッパよりパキスタンの方が近いですから、そこんところ、よろしく。
現在、ボツワナボケ中。私以外は変態な連中だったので疲れました。あいつら豹には感動するくせに、ピエタには無関心なんだろうなぁ・・・あ、さとぴ。さんボツワナ面白いですよ、チョベ以外も。
ほいみ
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