2022/07/26 - 2022/07/26
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とよのくに国内旅行さん
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長野~~秋田
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"4day青春18きっぷの旅"2日目の始まり。昨日はいつもより寝つきが良く、また目覚めも最高だった。今日は長野から秋田を目指してひたすら北上して行く。
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出発まで時間があるので長野駅で入場券を購入し新幹線を見に行ってみよう。東京から金沢まで日本の中心を縦に貫く北陸新幹線が、忙しそうに発着を繰り返す。
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今日は日本側に抜け北上するルートとなる。
長野から日本海側に抜けるルートは私の知る限り2通り。①長野からしなの鉄道で3駅のjr豊野まで行き、飯山線に接続。越後川口から上越線を北上し、長岡へ抜けるルート。 ②同じくしなの鉄道で上越妙高を経由し直江津に抜けるルート。 -
長野から日本海側に出るにはどうしても私鉄線を利用する必要があるため別料金を支払い乗車することになる。①は250円を支払えば豊野からjr飯山線に乗り換えることができるが本数が非常に少なく難易度が高い。
②は直江津まで1750円を支払う必要があるが、本数が多く予定が立てやすいルートになっている。
今回私は②のルートで本日の目的地秋田を目指すことにした。 -
2日目のトップバッターはしなの鉄道115系。
まずはこの列車に揺られ、妙高高原へ向かう。 -
7時07分、妙高高原に到着。
この駅でえちごトキめき鉄道に乗り換え終点の直江津に向かう。車内は周辺の学校の生徒で溢れかえっている。 -
8:01、直江津に到着。直江津では1時間以上下車できるため駅前を観光してみよう。
直江津には"うみがたり"という水族館があるが、9時からの営業であるため駅周辺で暇をつぶすことにした。 -
駅から徒歩5分程度の街中に鳥居が聳え、その向こうには八坂神社の境内が広がっていた。
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八坂神社の境内の中にはもう一つ神社があり、防火・防災の神"ヒノカグツチ"が祀られていた。
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参道の両脇にピンク色の店が並ぶ様は圧巻だが面白くもある
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神社周辺の様子
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中心街をひとしきり周り駅前に戻ってきた。ふと案内板を見ると、神社のシンボルマークあちこちに散らばっているのがわかる。新潟が日本一神社の多い都道府県であること聞いたことがあるが、この看板を見れば納得である。
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一通り散策し終えたところで朝食を取ることにした。何を食べようか決めかねていると駅前のロータリー沿いに"そば・うどん"の文字がはためいているのが見えた。時間も迫っているので即決である。
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注文(券売機)したのはメギス蕎麦と鮭おにぎり。変哲のないおにぎりかと思いきや、しっかりと名産のコシヒカリが使われていた。
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直江津駅の歴史は、長く開業は今から130年以上も前だそうで、今共用しているこの駅舎は4代目でらしく、船をモチーフに改装が行われた。
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直江津駅は新潟の鉄道発祥の地でもあり、2番ホームにはこのように、路線の起点を表す"0キロポスト"が設置されている。
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この0キロポストは直江津駅の観光要素の一つでもあり、ホームの壁には説明書きとやや主張の強いオブジェが設置されている。
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直江津駅には、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまライン、日本海ひすいラインの2路線。jr東日本は信越線のみ乗り入れている。3面6線と広い構内を持つが、どちらかと言うとトキ鉄の色が強いように思えた。
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9:22発 快速 長岡行き に乗車
ここからは日本海の景色を楽しめるだろう。 -
信越線はしばらくの間海岸線に沿って走るため、比較的長い時間日本海を望むことができる。今日は天気にも恵まれ、最高の景色を見ることができた。
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越後線と分岐する柏崎を過ぎると、青かった車窓は一転、新緑の田園風景へと姿を変える。新潟県は日本有数の米の生産地。
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11:19、新潟に到着。長岡で乗り換えた際の写真を撮り損ねた。
新潟では11:42分の村上行き普通列車に乗り換え、まだまだ北上してゆく。 -
12:57 村上駅に到着。乗り換えまで1時間あるので駅周辺で飲食店を探す。
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駅前に手頃な中華料理屋があったのでここで一休み、味噌が濃厚でとても美味しかったが、スープを一度に含みすぎたために下の歯茎を火傷した。
ちなみになんとなく注文したライスはもちろんコシヒカリであった。 -
せっかく日本海側を旅するのであれば海鮮料理も味わってみたいが、やはり乗り換えの都合上手軽な店を選びがちになるが、こういった地元の食堂的なところは安定してうまい。
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村上駅に戻ると次の列車が既に待機していた。
jr東日本のGE400系。この旅初の気動車で山形県は酒田駅へ向かう。 -
乗車前に村上駅の観光案内所で買った名物の雪国緑茶。しかし、緑茶ながらハイカラなラベルに包まれている。
気になって調べてみると村上茶は明治時代、アメリカやロシア等に輸出されていたらしく、このラベルは当時使っていた"蘭字"をもとにデザインされているらしい。
緑茶の苦味の中にジャスミンティーのような爽やかな風味が感じられる。
またよく冷えており、口に含むとラーメンで火傷した歯茎のヒリヒリが一時的に和らぐ。 -
長い長い羽越本線の旅路。お茶のお供にこれまた名物のぶどう羊羹も買っておいた。
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村上を出発後、しばらくすると再び日本海が見えてきた。先程までとは違い青と緑の景色が同時に車窓を彩る。
このような海辺に田んぼが広がっている様相がとても新鮮だったので、何枚も写真に収めた。 -
好天に恵まれ非常穏やかな日本海だが、冬季になると岩礁が白波を打ち砕く荒々しい一面を見せる。
彼方には粟島の影が横たわっている。 -
程なくして列車は県境を跨ぎ山形県へ、主要駅鶴岡を発てば、終点酒田は鼻の先である。
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酒田駅に到着。ここに来て少々疲れが溜まったきた。
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酒田では15分程度の途中下車。短い時間ではあるが、お土産屋を見て回るにはちょうどいいだろう。
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酒田駅のホームには記念スタンプが設置されていた。デザインは観光名所の山居倉庫である。酒田はかつて米の積出港として発展し、その当時大量の米を保管していた倉庫が、今では街のシンボルとなっている。
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本日最後の列車となる秋田行き普通列車に乗車し、終点秋田まで乗り通す。
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18:20
本日の宿泊地秋田に到着。途中車窓の写真を撮りたかったが疲労により酒田を出てすぐに爆睡してしまった。これで2日目の行程の終了とともに長かった羽越本線ともお別れである。これからホテルにてチェックインを済ませ、少し秋田市街を散策する。
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本日の宿は"ANAクラウンプラザ秋田"、秋田駅の目の前に位置しており、アクセスが良い。老舗の高級感が漂う。この部屋は最上階の11階。窓からは秋田駅と市街地が一望できる。
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今日は時間に余裕があるため駅周辺を歩きつつ食事処を探す。昨日はラーメンだったので、少し贅沢したい気分。
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15分ほど歩いていると秋田駅の中に良さそうな店を見つけた。
田沢湖冷麺と比内地鶏の親子丼。何気にこの旅初の名物料理である。田沢湖冷麺をネットで調べた結果、どうやら秋田の名物というわけではなく、提供しているのもこの店舗だけらしい。冷麺は柚子胡椒に似た香味が乗っているが辛味はなく柑橘の風味がかおる。暑い夏にはちょうどいい一品。
比内地鶏の親子丼はあくまでセットであり、ボリュームは控えめだが、具とご飯の比率が同じであることに僅かな幸福を覚える。
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