18きっぷを使って「西日本懐鉄入場券」を集める旅（１回目）

2022/07/24 - 2022/07/24

ご覧いただきありがとうございます。
ぞうぷうでございます。

鉄道150年の記念として、JR西日本管内の24駅で32種類の「西日本懐鉄入場券」が2022年３月22日より発売されました。

販売期間は長く2023年12月31日までですが、今年の夏の18きっぷシーズンで全部集めることにチャレンジしようと思いました。

今回の目的は日帰りで、「白浜」「和歌山」「大阪」「三ノ宮」「大津」「奈良」の６駅７枚の入場券を集めることです。

18きっぷはこの夏１回目の使用です。

拙い旅行記ですが、読み流す程度でご覧いただけたらと思います。

写真はすべてスマートフォンでの撮影です。
写真が縦長で申し訳ございません。

エリア 南紀白浜(和歌山)

朝は早めのスタートで、自宅最寄り駅のホームにのぼりました。
近鉄奈良線の行先案内板もほとんどの駅が「パタパタ」から液晶に変わりました。

鶴橋駅からは大阪環状線外回りの電車に乗ります。
鶴橋 6:16→天王寺 6:22

鶴橋駅 駅

天王寺駅に到着、阪和線に乗り換えます。
大阪環状線はすべてこのような駅名標です。

天王寺駅 駅

関空・紀州路快速の湯浅行きに乗ります。
前４両は関西空港行き、後４両は湯浅行きです。
１番後ろの車両に乗りました。
なお阪和線の駅名標はオレンジ色で、奥に見えるグリーン色のものは関西本線の駅名標です。
天王寺 6:31→湯浅 8:31

東岸和田駅で特急を先に通し、日根野駅に到着です。
この駅で前４両の関西空港行きを切り離しました。

日根野駅 駅

紀の川を渡るともう少しで和歌山駅です。

電車はもともとすいていましたが、和歌山駅からさらに乗客が減ったので、朝っぱらから軽く呑みます。
この日は日帰りのため、保冷バッグ持参です。（笑）

酒のアテはとりあえず柿ピーで。

海南駅を過ぎると石油コンビナートが見えてきます。

冷水浦駅を過ぎると、遠くに和歌山マリーナシティを望みます。

初島駅あたりでも石油コンビナートが見えます。
こちらは来年10月を目処に製油所機能を停止する予定です。

湯浅駅まではもう少し時間があるので、もう１本頂くことにします。

湯浅駅に到着しました。
この駅では20分の待ち合わせです。

湯浅駅 駅

きれいな駅舎ですが、最近の建築物はあまり重厚感がないような気がします。

湯浅駅は特急停車駅です。
一部通過する列車もあります。

紀勢本線、亀山駅から344kmの地点です。
後続の普通御坊行きに乗ります。
湯浅 8:51→御坊 9:09

御坊駅に到着、普通列車の紀伊田辺行きに乗り換えます。
２両つなぎのロングシート車両でした。
御坊 9:13→紀伊田辺 9:54

御坊駅 駅

印南駅を過ぎて、切目駅と岩代駅間は海沿いを走行します。

紀伊田辺駅に到着しました。

紀伊田辺駅 駅

跨線橋から白浜方向を望みます。
なお、この駅から白浜方面は単線になります。

次に乗る電車まで50分ほど時間があるので、駅近くの喫茶店に入りました。

べるかんと グルメ・レストラン

喫茶店ではトーストのセットを頂きました。

適当に時間をつぶしてから、駅に戻ってきました。
駅舎右側には、観光案内所とバス乗り場があります。
熊野古道へのアクセス拠点になっています。

ホームにいると、新大阪方面行きのオーシャンアローが到着しました。
でも今は「くろしお」です。
この列車、大阪駅は通りません。

紀伊田辺 10:45→白浜 10:58
白浜駅に到着しました。
跨線橋に鉄道むすめがいました。
パンダを背負っていますが、爪で引っかかれて痛いと思います。（笑）

白浜駅 駅

片道の運賃でも、18きっぷ１回分を上回ります。

この駅にもパンダの座席を置いていました。

ちなみに新宮駅にあったのがこちらです。
2022年３月24日に撮影しました。

改札口左側の窓口で入場券を買いました。
10時から16時までの販売ですので、お買い求めの際は営業時間にご注意ください。

駅前にはバス乗り場があります。
アドベンチャーワールドはもちろん、白良浜・三段壁方面への路線バスが発着しています。

もちろんタクシー乗り場もあります。
主な観光地までの概算料金が掲示されています。
時間帯もあると思うのですが、それにしても鉄道で白浜に来る人が少ないです。
道路が便利になるとこのようになってしまうのですね。

白浜駅の駅舎は昔から変わっていません。

駅前ロータリーの出口はこのようなゲートがあります。

白浜始発のくろしお号を撮影しました。

なお、海水浴シーズンの駅員さんはアロハシャツ着用です。

駅舎内にはコンビニがあり、おみやげ物も販売しています。

全てにおいて、パンダが前面に押し出されています。

もちろん観光案内所も併設されています。

紀伊半島観光情報ステーション 名所・史跡

白浜駅では１時間ほどの待ち合わせで、紀伊田辺行きの普通列車があるのですが、ここは趣向を変えて路線バスを利用して紀伊田辺駅に向かうことにしました。
本数は結構あります。
ただし運賃は520円で、電車よりははるかに高額です。
鉄道だと運賃は200円です。（笑）
白浜駅 11:24→田辺駅 12:00頃

路線バスは私を含めて乗客３人で白浜駅を出発、富田川沿いを走行します。

が、出発後まもなく私一人になってしまいました。
紀伊田辺駅まで、誰も乗ってきませんでした。

バスは国道42号線を走行、上富田町に入ります。

田辺市に入ると、漁港の脇を走行します。
運賃は高めですが、いろいろな風景で結構楽しかったです。

バスの乗車券は、事前に白浜駅併設の明光バスの窓口で買いました。
インバウンド全盛の時は、バス降車時の運賃支払いにかなりの時間がかかってバスが遅延するために、事前の乗車券購入を推奨しています。

紀伊田辺駅からは和歌山駅に向かいます。
こちらの電車に乗りました。
２両つなぎのワンマン運転です。
紀伊田辺 12:19→御坊 13:08

印南駅あたりでは、カエルの橋を見ることができました。

和佐駅では約７分停車して、特急列車を先に通します。

和佐駅 駅

御坊駅では２分の乗り継ぎです。
御坊 13:10→和歌山 14:12
和歌山駅に到着しました。

和歌山駅 駅

和歌山駅の入場券は「東口」で販売しています。
こじんまりとした建屋です。
東口は商業施設がほとんどないため、人通りはかなり少なめです。

改札口もこのような感じです。
写真には写っていませんが、左側に窓口があります。
入場券の販売時間は10時から15時までです。
窓口の営業時間と入場券の販売時間が異なるため、注意が必要です。

東口の改札口から一番近い階段を上がると、和歌山電鐵の乗り場があります。

少し時間があくので、こちらのラーメン店でお腹を満たします。
2022年３月24日も訪問しました。

丸美商店 グルメ・レストラン

和歌山ラーメンをおいしく頂きました。
豚骨醤油で細麺ってのがいいですね。

紀州路快速天王寺行きに乗ります。
この電車は一度天王寺駅を通り、大阪環状線を一周して天王寺駅に戻ってくる電車です。
和歌山 14:40→大阪 16:13

和泉砂川駅に到着しました。
この駅では約５分停車して特急列車を先に通します。

和泉砂川駅 駅

猛スピードで特急列車が通過していきます。

和泉砂川駅を発車してからも乗客が少ないので、今のうちに一杯やります。
本日の車内での飲酒は、これで終了となりました。

日根野駅では先に到着している関空快速と連結し、熊取・東岸和田と停車してから和泉府中駅に到着しました。
３分の停車中に特急「はるか」を先に通します。

和泉府中駅 駅

鳳駅からは１駅だけの「羽衣線」が出ています。

鳳駅 駅

大阪駅に到着しました。
人が多いため屋根しか写っていません。
なおこの日は不発弾処理があったため、大阪・高槻間で運転見合わせがありました。

大阪駅では入場券の購入後、土産物店で専用のファイルも購入しました。
※後日撮影しました。

丁度ホームに上がったところで新快速のドアが閉まりました。
しかしこの電車は遅れていたようで、５分後に乗る予定の新快速が定刻通りに到着しました。
大阪 16:30→三ノ宮 16:52

大阪駅 駅

三ノ宮駅で入場券を購入、次は大津駅に向かいます。
三ノ宮 17:07→大津 18:10

三ノ宮駅 (JR) 駅

いつも混んでいるイメージの新快速ですが、大阪までは座席が埋まる程度の乗客でした。
大阪からは立ち客も増えて、普段の新快速らしくなりました。

大津駅に到着、ポスターが掲示されています。
販売時間は10時から19時までです。
みどりの窓口の営業時間と異なるため注意が必要です。

大津駅 駅

大津駅から次は京都に向かいます。
大津 18:17→京都 18:27

京都駅に到着しました。
この駅にも入場券があると思い窓口に並んだのですが、京都駅では販売していませんでした。
完全な私の勘違いでした。

京都駅 駅

京都からは奈良線に乗車するのですが、あいにく奈良まで行く電車が発車したばかりでした。
ここに留まっても仕方がないので、とりあえず途中の駅まで向かうことにしました。
京都 18:39→宇治 19:05

宇治駅に到着、駅前をブラブラして後続の電車を待ちます。

宇治駅 (JR) 駅

３番ホームに普通電車が到着しましたが、４番ホームの快速電車が先発のため、もちろんそちらに乗ります。
宇治 19:23→奈良 19:54

奈良駅に到着しました。
窓口の営業時間が20時までだったので、ギリギリで入場券を購入できました。

JR 奈良駅 名所・史跡

この日の入場券集めは奈良駅で終了です。
写真は旧奈良駅舎で、現在は観光案内所になっています。

奈良市総合観光案内所 (JR奈良駅旧駅舎) 名所・史跡

JR奈良駅から約15分、近鉄電車の奈良駅まで歩きました。
ここから自宅最寄り駅に向かいます。

近鉄奈良駅 駅

自宅最寄り駅近くの居酒屋で軽く飲んで帰宅しました。

今回集めた「懐鉄入場券」は、購入順に白浜・和歌山・大阪・三ノ宮・大津・奈良の６駅７枚です。
ある程度は調べていましたが、入場券の販売時間には注意が必要です。
次回は中国地方の入場券を集めに行きたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。