春旅　長崎３泊4日の旅　その３　グラバー園～眼鏡橋、龍馬の像

2022/05/01 - 2022/05/04

コロナの状況を様子見していたが、また感染者が増えそうな状況となった。それでは今のうちにと急遽GWに長崎旅行を計画した。やはり出遅れた感があり、軍艦島への上陸ツァーは予約が取れず、五島もレンタカーも稲佐山のレストランも予約できない状況であった。それでもLCCや日帰りの現地ツァーを利用して、何とか見所の多い長崎を一通り巡り、五島にも行くことができた。期せずして、原爆の史跡を訪れ、潜伏キリシタンの史跡を巡る、平和を祈る旅となった。

第3日目は長崎試合観光に費やした。まずは南のグラバー園、大浦天主堂を訪問し、お昼に中華街へ戻ってきた。午後は北部の眼鏡橋、風頭公園へ上がり、龍馬の像を見て、降りてくる。長崎市内、街歩き観光の1日。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎は坂が多い。そして観光名所はほとんど坂の上にある。事前の調査で中高年向きに坂の上から降りながら観光する方法を研究しておいた。
という事で、まずは電鉄で石橋駅へ向かう。

新地中華街電停 駅

電鉄５系統終点の石橋電停で降りて、程近くのグラバースカイロードという斜行エレベーターに乗る。地元の人の足でもあるようだが、使わせてもらう。幸いこの時には観光客（我々ともう人組）以外に乗っていなかった。

グラバースカイロード 乗り物

グラバー園終点は５階となっていた。スカイロードを降りたところに展望台があり、長崎が一望できる。一昨夜の稲佐山とは反対方向からの眺めとなる。

大浦展望公園 公園・植物園

さらに垂直のエレベーターで上がるとグラバー園入り口に到着。言ってみれば裏口だがここがグラバー園で一番高いところなので、ここからは園内を下りながら観光できる。

グラバー園 名所・史跡

長崎は発祥の地であることが多いようだ。洋食発祥の地の碑がある。旧自由亭。開店前だったので涙を飲んでスルー。途中で道を間違えて、30分後にも前を通ったので覗いたが、すでに満席で１組が外で待っていた。開店時に入るのがベストのようだ。

自由亭喫茶室 グルメ・レストラン

やはりグラバー邸は大きい。内部も立派なお屋敷でここからの眺めは園内でも最高だった。

グラバー園 名所・史跡

園内にある長崎伝統芸能館。くんち祭りの山車などが見られる。祭りの時に来られない場合にはその雰囲気が味わえる。なかなか良かった。

長崎伝統芸能館 美術館・博物館

グラバー園のお土産屋さんで購入したポップコーン。カラフルで意外に美味しかった。やめられない、止まらない味でした。

グラバー園 名所・史跡

グラバー園から出てきたところ。こちらが本来の入り口。こちらから入ると一旦、エスカレーターで一番上まで上がるようだ。

グラバー園 名所・史跡

そのまますぐお隣の大浦天主堂へ行く。さすがは国宝。立派な天主堂だ。五島の小規模な天守堂とは違った重厚な趣がある。

大浦天主堂 寺・神社・教会

グラバー坂を下る。お土産物屋さんが並ぶこの通りからの風景も味がある。

ふと見ると“ボウリング発祥の地”の碑。

今回のお目当ての一つ、南山手プリンもこの坂の途中にある。まだお昼前だったこともあり、なんとか店前のベンチ（日向側だったが）が空いていた。

長崎南山手プリン グルメ・レストラン

食べるのはもちろん、ステンドグラスプリン。消費期限は当日のみというお宝物。
店の前のベンチでいただく。食べ歩き用にスプーンもくれた。噂に違わぬ、美味しかった。

長崎南山手プリン グルメ・レストラン

電鉄で行くか迷ったが、徒歩でオランダ坂へ向かう。

オランダ坂 名所・史跡

オランダ坂を登った辺りに立つ碑。

東山手洋風住宅群 名所・史跡

ちょうど十三番館ではランチコンサートの真っ最中だった。内部の見学は自由で無料。

東山手甲十三番館 名所・史跡

さて昼食を求めて、中華街へ移動するために電停へ行く途中、“鉄道発祥の地”の碑を発見。こちらはグラバーさんがデモンストレーションのために走らせた鉄道を記念したものらしい。

電鉄を一駅だけ乗って、中華街へ戻ってきた。中華街の中はすごい人で、目指す江山楼はすでに受付終了。その他の目ぼしいお店も同様に一定数のお客さんまでで受付終了にしてお昼休みをとるようだ。

長崎新地中華街 名所・史跡

それでもなんとか中華街で長蛇の列に並んで、角煮まんをゲットした。

長崎新地中華街 名所・史跡

こちらも並んでゲットした胡麻団子。小籠包は蒸し上がる時間に合わないと待たなければならないようだった。

長崎新地中華街 名所・史跡

中華街から歩いて出島へ向かう。表桟橋から入場する。

出島 名所・史跡

ミニ出島は全体像を把握するのに便利だった。

出島 名所・史跡

出島では“バドミントン伝来之地”の碑に遭遇。

出島からは電鉄で眼鏡橋へ向かう。なかなか飛石の上に人がいない写真を撮るのは難しい。

眼鏡橋 名所・史跡

どうしても行きたかった場所の一つ、風頭公園へ向かう。こちらも大変、高い所、坂の上にある。事前調査の結果、電鉄で終点の蛍茶屋まで行って、そこからタクシーで公園近くまで登ってもらった。さすがに眺めが良い。

風頭公園 公園・植物園

そしてそこには坂本龍馬が居る。「日本の夜明けは近い。」
海援隊の旗がオーストリアの旗に見えるのは気のせいか？

風頭公園 公園・植物園

展望台の出口のところには懐手にした龍馬の写真を撮った上野彦馬の墓の案内があった。

上野彦馬の墓 名所・史跡

グーグル先生を頼りに亀山社中を目指すが、難しかった。展望台の前の小さな子供の遊具がある公園を突っ切って細い路地を降りたり、地元のおばあちゃんに道（階段）を教えてもらってなんとか到着した。狭いながらの当時を忍ばせるものが展示してある。懐手で台に寄りかかって写真が撮れる。

亀山社中資料展示場 美術館・博物館

最後は龍馬のブーツの像で龍馬伝を締める。それにしても大きなブーツだ。

龍馬のぶーつ像 名所・史跡

新大工町の電停へ降りてくる途中にこの碑を発見。

上野彦馬宅跡 名所・史跡