GWに「ふらっとカンサイ」（苔寺～嵯峨野トロッコ列車編）

2022/05/04 - 2022/05/06

第３日のメインは、西芳寺（苔寺）と嵯峨野トロッコ列車です。

京都には子供のころから数えきれないくらいに訪れていますが、世界遺産に指定されている西芳寺にはまだ行ったことがありませんでした。
それというのも、往復はがきによる事前予約が必要で、「ふらっと」訪れることができない場所だったからです。
ところが、昨年から、直前の1週間に限って、ネット予約ができるようになったことをつい最近知りました。ＧＷ期間中にも関わらず、結構空いている枠があり、そこで「ふらっとカンサイ」することにした次第です。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第３日】
朝食はルームサービスとなっていた。
テーブルに所狭しと皿が並ぶ。見た目以上にボリュームがあり、最後のフルーツは食べきれなかった。

ANAクラウンプラザホテル京都 宿・ホテル

二条城前から、京都地下鉄東西線の終点太秦天神川まで。
これで、京都地下鉄も完乗。

太秦天神川駅 駅

嵐電の帷子ノ辻で北野白梅町行きに乗り換え。

帷子ノ辻駅 駅

帷子ノ辻から１０分あまりで終点の北野白梅町に到着。
近くには北野天満宮があり、「青もみじ」が見ごろとなっているようだが、あいにく時間がなくここは断念。

北野白梅町駅 駅

嵐電で嵐山まで。

嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅

渡月橋近くのバス停から、苔寺・すず虫寺行きのバスに乗車。

渡月橋 名所・史跡

10分あまりで終点のバス停に。
予約した時間は10時半だったが、それより少し前に入場可となった。

西芳寺（苔寺） 寺・神社・教会

まずは本堂に入り、ここで「写経」

写経を終えて、庭園に向かう。

西芳寺には、枯山水式の「上段の庭」（通常非公開）と、池泉回遊式の「下段の庭」がある。

西芳寺 苔の庭 公園・植物園

下段の庭に入場。「心」の字を象った黄金地を中心に、ゆっくりと庭を進んでいく。

池には、鴨がたわむれ、空からは、ウグイスのさえずりが聞こえる。

園内には120種類の苔が自生しており、1700年頃から境内での苔の繁殖が始まったとされている。

禅の教えに影響を受けた、Apple社のスティーブ・ジョブズ氏も、晩年頻繁に参拝したという説明がある。

約１時間かけて、園内を散策。
ようやく、ここに来れたという安堵感に浸る。

嵐山までバスで戻り、そこから嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅へ。
トロッコ嵯峨からトロッコ亀岡の区間は、電化と複線化で廃止された山陰本線の旧線を利用したもの。

トロッコ嵯峨駅 駅

ディーゼル機関車を先頭に列車が入線してきた。

嵯峨野トロッコ列車 乗り物

指定された席は、1号車の先頭の席。
運転室の窓から前方が見える。

トロッコ嵐山駅に到着。

トロッコ嵐山駅では、先頭車両はトンネルの中に。

前方の窓から、青もみじ。

トロッコ嵐山駅を出発してしばらくは左手に桂川が見えていたが、鉄橋を渡ってから右手に変わる。

トロッコ保津峡駅を過ぎたところ。急流下りの舟が時折みられる。

現在の山陰本線のトンネルと鉄橋の下をくぐりぬける。

川の流れも穏やかになってきて、終点が近づいてくる。

トロッコ嵯峨駅から約25分で、終点のトロッコ亀岡駅に到着。
最寄りの馬堀駅まで歩き、JR線で京都駅へ。

トロッコ亀岡駅 駅

京都駅構内のカフェでしばし休憩。

京都駅 駅

まだ昼過ぎで、どこか観光する時間はたっぷりあるものの、3日間充実したので15時過ぎに東京へ戻ることに。
帰りののぞみも大変空いており・・・
皆さんどこへ行ってるでしょうかね？？？