2022/03/26 - 2022/03/26
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beachさん
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この旅行記のスケジュール
2022/03/26
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Rubenshuis(ルーベンスの家)
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Giant Antigoon severed hand statue(巨人アンティゴンの手の像)
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Groenplats(フルン広場)
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O.L.Vrouwekathedraal(ノートルダム大聖堂)
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Stadhuis van Antwerpen(アントワープ市庁舎)
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Steen(ステーン城)
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Museum Vleeshuis(肉屋のギルドハウス)
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Snijders & Rockoxhuis(スネイデルス&ロコックスの家)
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GOOSSENS(パン屋・ゴーセンス)
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The Chocolate Line(チョコレート・ライン)
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Station Antwerpen-Centraal(アントワープ中央駅)
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この旅行記スケジュールを元に
約2年ぶりにドイツから出て日帰りでベルギーのアントワープに行ってきました。
---Tagesfahren 26.3.2022---
2022年3月26日からアントワープで開催される「クラヴィーア展」に行ってきました。アントワープ(フランドル地方)は、17世紀「チェンバロの都市」と称されるほど素晴らしい銘器を生み出したことで知られています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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■Samstag, 26. März 2022
約2年ぶりにドイツから出て日帰りでベルギーのアントワープに行ってきました。今回は、アントワープで開催される鍵盤楽器「クラヴィーア(チェンバロ)展」が目的です。
あわせて『フランダースの犬』でも広く知られるルーベンスの絵画も観賞してきました。 -
アントワープは、オランダとの国境に程近いベルギー北部に位置します。公用語は、同じベルギー国内でもブリュッセルはフランス語、アントワープはオランダ語になります。
デュッセルドルフからアントワープまでは約3時間。今回行きはバス、帰りは電車を使いました。
<行き>
■Flix Bus(24,99EUR)
09:20 Düsseldorf ZOB 発
12:10 Antwerpen 着
<帰り>
■IC(BahnCard25 + 36,60EUR)
18:44 Antwerpen Centraal 発
22:09 Düsseldorf Hbf 着 -
ドイツからオランダに入りベルギーに向かいます。1日で3ヵ国の国境をまたぎ往来できる感覚は未だに慣れません。スマホのネット回線も勝手に切り替わります。
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定刻運行でアントワープに到着!3月の最終週はヨーロッパ各地で春の陽気になり桜が満開を迎えました。
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Pagodepoort(中華街の牌楼)
アントワープ中央駅前にある中華街です。 -
Zoo Antwerpen(アントワープ動物園)
中央駅を出るとすぐ横にあるアントワープ動物園。公共交通機関を利用するファミリーにとっては嬉しい立地ですね。アントワープ動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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ベルギーは、3月7日の時点で新型コロナウイルスの感染対策規制がほぼ撤廃されました。飲食店や美術館などを利用する際にワクチンパスなどを証明する必要もなくなりました。マスクの義務もほぼ無しです。
一方、ドイツはまだ公共交通機関でのマスク着用義務があるので、国境を超える移動には各国の規制に注意する必要があります。 -
Vlaamse Opera(フランドル歌劇場)
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それにしても、お天気の良い週末ということで人が凄い。聞こえてくる言語もドイツ語ではないので、海外に来た感じがして少し緊張。
本日の大まかなルートをご紹介。
■ノートルダム大聖堂(ルーベンスの画)
■肉屋のギルドハウス(クラヴィーア展会場)
■ロコックスの家(クラヴィーア展会場)
★パン屋ゴーセンス
★チョコレート・ライン -
David Teniers II(画家 ダフィット・テニールス2世の像)
皆さん音楽よりもどちらかと言えば可愛らしいワンコに目が釘付け(笑) -
Leysstraat(レイス通り)
バロック様式の建物を見るなりテンション爆上がりです。 -
豪華な造りですね。内部はファッションビルになっています。
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路上のピアノパフォーマンスも雰囲気に合っています。
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Rubenshuis(ルーベンスの家)
画家ルーベンスのかつてのアトリエ兼住居です。現在は美術館として公開されています。今回は時間の都合でパス。ルーベンスの家 建造物
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それにしても、このテラスの賑わい。決してコロナが終息した訳ではないのですが、一見するとコロナ禍以前の光景が確実に戻ってきています。
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Meir(メイヤー通り)
アントワープのメインストリートです。ユニクロもありますよ! -
Giant Antigoon severed hand statue(巨人アンティゴンの手の像)
アントワープには、地名の由来になった伝説が残っています。
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昔、スヘルデ川の川岸の城に住む巨人ドルオン・アンティゴーンは、城付近を通り過ぎる船に通行料を求め、それに応じない者に対しては、その手を切り落として河へ放り捨てた。
しかし、ローマの戦士シルヴィウス・ブラボーがアンティゴーンの息の根を止め、その手を切り落として河へ投げ捨てたという伝説が残っています。(Wikipediaより) -
「Antwerpen(アントヴェルペン)」=「Hand Werfen(ハント ヴェルフェン)」の響きが変化したと言われており、手を投げるという意味です。冷静に考えたらなんか怖い…。
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Antwerpse Handjes(アントワープセ ハンチェ)
その伝説にちなんだアントワープの手というお菓子。伝説を知らなければ、単純に気味の悪いお土産になりかねないですね。 -
Groenplats(フルン広場)
町の中心部まで来ました。中央駅から徒歩20分程度です。背後にはノートルダム大聖堂が見えています。 -
Statue Peter Paul Rubens(ルーベンスの像)
ルーベンスは、17世紀初頭に活躍したフランドル(英:フランダース)派の画家。 -
広場に面して建っているヒルトン。この日は、町のガイドツアーも結構行われていました。
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こちらもテラスは大賑わい。もう夏気分ですね。
と言っても、来週はまた一桁の気温に戻る予報。毎年この時期に訪れる春が来た来た詐欺。調子に乗って衣替えをすると、また冬服を引っ張り出すことになります。 -
■O.L.Vrouwekathedraal(ノートルダム大聖堂)
約170年の歳月をかけて建てられた、ベルギーで一番大きなゴシック様式のカトリック教会です。正直なところ、フランダースの犬のイメージが強い。
『フランダースの犬』しかり『アルプスの少女ハイジ』にしても日本の観光プロモーションがもたらす印象は良くも悪くも影響力があります。聖母大聖堂 寺院・教会
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がっつり改修工事中。
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大聖堂前の広場で子供たちが座っている像が・・・
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Nello & Patrache(ネロとパトラッシュ)
『フランダースの犬』の主人公ネロと犬のパトラッシュ。
旅の予習に余念がないワタシ。
もちろん、数日前に『フランダースの犬』観なおしましたよ(笑)
大人になってから久しぶりに観ました。アニメと言えども、ここまでアントワープの風景が忠実に描かれていたとは驚きました。内容はやっぱりかわいそうでダメですね…。最後は涙腺崩壊でした。 -
そして、今になって初めて理解したこと。
オープニングテーマの「ランランラーン ランランラーン♪」の後ゴニョゴニョと何を言っているか分からなかったのですが、オランダ語だったという事実(笑)
口ずさんでいても、肝心なサビは誤魔化すしかない歌(笑) -
『フランダースの犬』の日本語での解説。
現地ではフランダースの犬はそこまで有名ではないですね。むしろ悲劇は好まれない。お土産屋さんでも関連グッズなどは見かけません。 -
Paster appelmans monument(建築家ペーター・アッペルマンの記念像)
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大聖堂の内部見学には8ユーロかかります。2022年の4月からは値上がりして12ユーロになるみたいです。
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天井が高く明るい印象を受けます。
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ノートルダム大聖堂のオルガンは、ブリュッセルのピエール・シュヘイヴェンの工房で製作された最大の楽器で、19世紀末のベルギーのオルガン建築の傑作と言われています。
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そして、ネロがどうしても見たかったルーベンスの最高傑作と言われる祭壇画です。
このような観音開きの三連祭壇画ですが、ドイツ語では「Antwerpener Altäre(アントワープ祭壇)」とも呼ばれます。 -
「De kruisoprichting(キリストの昇架)」
イエスが十字架に磔にされる場面。 -
現在は観光者向けに常に開帳されていますが、当時は日曜のミサや宗教行事の時以外は閉じられているのが通常でした。
裏面には聖人が描かれています。 -
「De kruisafneming(キリストの降架)」
磔刑に処されたイエスの亡骸が降ろされる場面。 -
裏側には聖クリストフと暗闇のなかランプで道を照らす隠者が描かれています。
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主祭壇。
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「Tenhemelopneming van Maria(聖母被昇天)」
聖母マリアが天に上げられる様子が描かれています。
イエスの場合は自ら昇っていくので「昇天」と表現されますが、聖母マリアの場合はイエスの導きや天使の力で昇っていくので「被昇天」という言葉が使われます。
中央下段で赤い服をまとい石の墓を指さしている女性のモデルは、ルーベンスの妻と言われています。 -
丸天井にも聖母が描かれています。
宗教画は意味が分かるとより深く理解して観賞できるのですが、まだまだ勉強中です。 -
フランダースの犬はさておき、ルーベンスの祭壇画は大変素晴らしいものでした。
ただこうした素晴らしい芸術に触れるきっかけを与えてくれる「フランダースの犬」の物語もやはり素晴らしいものですね。
どんな形であれ、何かの物事に興味を持つきっかけは凄く大切なことだと思っています。そして本物に触れることも。 -
カラフルなマグネットが可愛いですね。
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Stadhuis van Antwerpen(アントワープ市庁舎)
続いて訪れたのは、市庁舎前のグローテマルクト。マルクト広場 (アントワープ) 広場・公園
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Standbeeld van Braboo(ブラボーの噴水)
ブラボーと聞いて、思わずコンサートの時に言う掛け声「ブラボー!」を思い浮かべたあなた…スペルも意味合いも全く違うのでご注意ください(笑)私は思い浮かべましたよ。
巨人アンティゴーンの手を切り落とした、ローマの戦士シルヴィウス・ブラボーですね。ブラボーの像 モニュメント・記念碑
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ルネサンス建築の市庁舎とギルドハウスに囲まれた広場は壮麗で華やかです。
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旧市街は、ほとんど車が通らないので開放的でのんびり歩けるのが良いですね。
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ほら、ワンちゃんもおっぴろげのリラックスモード。
この時期にしては珍しく豪快に噴射する水にご満悦の様子。 -
おっ!!パトラッシュではないですよ!(恐らくカーニバルで使った山車)
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Braderijstraat(ブラーデライ通り)
路地裏も素敵な雰囲気ですね。 -
Steenplein(ステーン広場)
続いてやって来たのは、スヘルデ川沿いのステーン広場。お天気が良いので、どこに行っても気持ち良いです。 -
Schelde(スヘルデ川)
ここが手を投げ捨てた川ですね。 -
■Steen(ステーン城)
伝説では、巨人が住んでいたとされている城。10世紀から16世紀まで使われていた要塞の一部で、約500年間に渡り牢獄や刑場としても使用されました。
余談ですが、ワーグナーの楽劇「ローエングリン」は、ちょうど10世紀のアントワープが舞台になっています。ステーン城 城・宮殿
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Lange Wapper(ランゲ ワッパーの像)
ステーン城の入口に建つ股を広げて仁王立ちする巨人ランゲ・ワッパー。先に述べたアンティゴーンと同様の巨人ですが、色々伝説がありすぎて理解不能です(笑)
簡単にご紹介すると、ある日老婆を助けたことにより、姿と身の丈を自在に変える能力を与えられました。そこで彼は悪戯をするようになるのですが…
・夜に出没し、帰宅途中の酔っ払いにつきまといます。
・赤ん坊に変身し、若い母親の母乳を飲もうとします。
・船のマストをつかんで、川の反対側に放り投げたりします。
などなど…
えっ!?
手首を切るのもどうかと思うけど、これはこれでただの迷惑野郎ではないか…と思ってしまった。 -
それでは、いよいよメインのクラヴィーア展に向かいたいと思います。
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●Museum Vleeshuis(肉屋のギルドハウス)
■開館時間:
木曜日~日曜日:10:00 - 17:00
※月・火・水曜日は休館
■入場料:大人 8EUR
<HP(オランダ語・英・仏・独)>
https://museumvleeshuis.be/nl肉屋のギルドハウス 建造物
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1503年に肉屋のギルドハウスとして建てられ、19世紀頃までは実際に取引が行われていましたが、現在は楽器を中心とした博物館になっています。
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そして、今回の訪問のメインイベント!本日から開催されているアントワープ市内2カ所での共同特別展示「Klavier(クラヴィーア)」展です。
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アントワープ(フランドル)は17世紀に入ると、画家のルーベンスが活躍する一方、音楽ではチェンバロ製作者のルッカ―スファミリーによって、チェンバロの一大生産地として繁栄しました。
ルッカ―スファミリーの名声は隣国にも多大な影響を及ぼし、アントワープは一躍「チェンバロの都市」と称されるほどになったのです。 -
チェンバロ自体は既に16世紀に北イタリアを中心に製作されていましたが、ルッカ―スのチェンバロは、それまでのイタリアン・チェンバロに比べ音がよく響き、華麗な音色が出たことからヨーロッパ中から注文が殺到したと言われています。
ドイツ・チェンバロも同様に、楽器の水準や製作規模はフランドルには及ばなかったと考えられています。 -
また、フランドルのチェンバロの魅力は、音色はもちろんのことですが、響板に描かれた美しいテンペラ画(卵と顔料を混ぜて絵具をつくり描画する技法)です。
このような響板装飾は、イタリアの楽器には見られません。 -
チェンバロは、楽器としての役割と同時に宮廷の重要な調度品でもあり、豪華な楽器で自邸を飾ることが上流階級の証で、自慢の種でもありました。
鍵盤にまで施された装飾。芸術性の高さを感じます。 -
こちらは、地下にある金管楽器ヴァン・エンゲレンの工房の再現(常設)です。
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19世紀のベルギーで最も重要な楽器工房のひとつとされており、ここでは楽器の製作過程を見ることができます。
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クラヴィーア展は、もう1か所、肉屋のギルドハウスから徒歩で10分ほどの場所にあるロコックスの家でも開催されています。
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■Snijders & Rockoxhuis(スネイデルス&ロコックスの家)
■開館時間:
火曜日~日曜日:10:00 - 17:00
※月曜日は休館
■入場料:大人 10EUR
※クラヴィーア展はコンビネーション割引あり(6EUR)
<HP(オランダ語・英・仏)>
https://www.snijdersrockoxhuis.beロコックスの家 建造物
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16世紀に建設されたアントワープ市長ニコラス・ロコックスの邸宅。ロコックスは、ルーベンスのパトロンでもあったため、ルーベンス始め、ブリューゲルなど貴重な作品を所蔵しています。
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この美術館のハイテクさに驚き。
一人一台iPadを渡されて、操作は絵にiPadをかざすだけ。そうすると解説が表示されます。ちなみに、絵画の解説はサイトからもダウンロードできます。 -
こちらでのクラヴィーア展は、当時16世紀から17世紀にかけて絵画の中に描かれたチェンバロ(楽器)をテーマにしています。
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絵画の中に描かれた鍵盤楽器は、しばしば寓意、神話、隠されたメッセージを解読するためのキーになるとも言われています。
もともと楽譜の中に隠されたメッセージを見つける楽曲分析が好きな私にとって、これまた非常に興味深い内容で大興奮。 -
17世紀に活躍したオランダの画家モレナールの作品《ヴァージナルを弾く女性》。
楽器を描くことを得意とした画家で、楽器の細部まで細かく描かれています。響板に描かれたカップルは、音楽は人を結びつけるという意味。そして、部屋の奥から演奏に誘う男性ですが、その下心と警告は猿によって表現されているんですね! -
偉そうですが…企画コンセプトは言うまでもなく、見せ方ひとつとっても完璧な仕上がりです!
正直ここまで惚れこむ展示会には出会ったことがありません。時間がいくらあっても足りない…という事で期間中にもう一度出直すことにしました。 -
当時のアントワープが描かれたヴァージナル(小型のチェンバロ)。
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クラヴィーア展以外にも素晴らしい作品が多数展示されているのですが、時間切れで流し見になってしまいました…。
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Sint-Carolus Borromeuskerk(聖カルロス・ボロメウス教会)
ファサードのデザインにルーベンスが携わったことで知られています。見学時間終了まで残り15分あったのですが、行事の準備のため閉められてしまいました。無念。聖カロルス ボロメウス教会/レースの展示室 寺院・教会
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さて、あとは電車の時間まで目星をつけていたお土産を買いに行きたいと思います。
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アントワープはレース編みも有名です。
象徴的なのが、16世紀から17世紀のフランドル絵画を見ると、レースは貴族や裕福な商人たちの襟元や袖口を飾っていたのが分かります。 -
■GOOSSENS(パン屋・ゴーセンス)
アントワープで人気のパン屋ということだったので来てみました。ベーカリー ゴーセンス パン屋
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一番人気のオリジナルぶどうパン(3.80ユーロ)を購入!ずっしりと重く、サイズはほぼ一斤。ツーリストでこのサイズを買うとなると少し考えてしまいますね。
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Neuhaus(ノイハウス)
周辺には、お土産に最適なショップが目白押しです。ベルギーチョコレートの元祖。ベルギー王室御用達のノイハウス。 -
PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)
日本だと衝撃を受けるお値段の高級チョコレート。こちらもベルギー王室御用達でございます。 -
■The Chocolate Line(チョコレート・ライン)
そして、今回私が数々のチョコレートショップから購入すると決めてきたのが、ナポレオンの宮殿を改装した建物に入るチョコレート・ライン。チョコレートライン (アントワープ店) 専門店
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今回は自分で好きな味をチョイスすることに。3個で3.90ユーロ。
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正直美味しいチョコレートはドイツにも沢山あるので、あえて斬新な味を狙っています。
ベーコン、ユズ、そしておすすめされたピンクのフラミンゴのチョコ。
結果、意外と私は羽のついたブタちゃんがデザインされたベーコンが一番お気に入りでした。 -
そして、最後にはやっぱりベルギーワッフルは食べておかないと。
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何気なく見た工事の標識ですが、シルエットだけでオランダ(風)の男性って分かりますね。日本だとヘルメットですが、こちらは明らかにキャスケット帽をかぶっている。
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Station Antwerpen-Centraal(アントワープ中央駅)
アントワープ中央駅 駅
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そしてアントワープと言えば、世界一美しいとも言われ、国の重要文化財にも指定されているこの駅舎。この日はRed Bullのイベントでライトアップされていました。
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天井も高くて優雅な造りです。
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プラットホーム側もなかなかのもの。
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確かに美しいです。
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駅舎は地下・地上2階の4階建構造になっており、国際列車のホームは地下なので電車利用の際は時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
電車のアナウンスが途中でドイツ語に変わるとホッとする感覚。私の帰る場所はドイツなんだなと実感。 -
今回のお土産は、ぶどうパン一斤!確かに美味しかったです。翌日まではそのまま、それ以降はオーブンで焼いて食べました。
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アントワープはまさに芸術の町でした。久しぶりに五感が研ぎ澄まされた気がします。
そして、この日の深夜、サマータイムに切り替わるのをすっかり忘れていて、1時間損をした気分になったのでした。結局、まだサマータイムは廃止にならないのね…。
それでは、Doei doei!!
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この旅行記へのコメント (15)
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- 万歩計さん 2022/04/29 19:13:44
- アニメ「フランダースの犬」
- beachさん、こんばんわ。
アントワープと言えば「フランダースの犬」、「フランダースの犬」といえば50年ほど前にTVでアニメ放映され、今も伝説になっている名作ですね(何時も50年前の話を出して恐縮です)。しかしこの物語は地元ベルギーでは知名度が低いとか。「お涙頂戴」のストーリーは西洋人には受けないのかな。
私はツアーで大聖堂を訪れ、この絵を特別の思いで見ました。絵を見た後天井を見上げ、天使たちに導かれながら天国に昇るネロとパトラッシュの場面を思い浮かべました。
その時の旅行記です。→https://4travel.jp/travelogue/11373337
もし時間があればアニメの最終回をどうぞ。クライマックスは最後の10分です。
→https://www.youtube.com/watch?v=GhcJlE3RQ6E
万歩計
- beachさん からの返信 2022/04/29 20:28:53
- RE: アニメ「フランダースの犬」
- 万歩計さん
こんばんは。
コメントありがとうございます!!
遅ればせながら、万歩計さんのアントワープの旅行記拝読いたしました。一先ず、お写真の中の万歩計さんにご挨拶(^^♪
またまた世代を超えた共通項発見ですね(^^)私も「フランダースの犬」は小学生の時に再放送で観ていました。大人になってからは、2度ほど観なおしましたが、実はその2回目こそが今回アントワープに行く直前でした!
「パトラッシュ……疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ……パトラッシュ……」もうこの場面、何度観ても号泣です…。何なら大人になってからの方が、ネロ(子供)×パトラッシュ(犬)の組み合わせに観ていて辛くなってしまいました。
ネロが見たがったルーベンスの祭壇画。素晴らしいですよね。それと同時にアニメの中に描かれた祭壇画、天井画のクオリティの高さにも驚きました。「フランダースの犬」はアニメとは言えども、当時のフランドル地方の農民の生活や歴史背景などまさに忠実に再現されていたのだと改めて感心しました。
次回の旅行記は、キューケンホフの予定です(^^)今後ともよろしくお願いします!
beach
-
- PETERtnさん 2022/04/03 12:19:14
- peternです、「スイス&パリロマンチック紀行」への「いいね」ありがとうございました
- 「ベルギー デュッセルドルフ発 日帰り旅行(アントワープ)」拝見。私はどちらかというとドイツ語圏への渡航回数が多く、ドイツ各地は公私あわせて20回程度出かけています。ドイツ近隣の国に出たときも旅の最後は「口直し!」にドイツに立ち寄ることもしばしばです!
- beachさん からの返信 2022/04/03 19:45:41
- RE: peternです、「スイス&パリロマンチック紀行」への「いいね」ありがとうございました
- PETERtnさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
以前からPETERtnさんの旅行記を度々拝見しておりました!私家版の写真集素敵ですね!私自身、旅の思い出を残す目的で始めた4Tですが、もともとは写真アルバムを作るのが好きで、やはり紙ベースで残したいと思うことが多々あります。要所要所での解説もあり、ガイドブックとしても使えそうな内容ですね。
お口直しのドイツ(^^)私もドイツ(語圏)が大好きです!
これからもよろしくお願いいたします。
beach
- PETERtnさん からの返信 2022/04/04 12:01:54
- RE: peternです、「スイス&パリロマンチック紀行」への「いいね」ありがとうございました
- ありがとうございます。
4Trvl、私も他の方の投稿をよく見ますが、いつも気になるのは写真で紹介した画面説明に「なんだかわからないがキレイなので撮りました」式のコメントがあります。「キレイだったらよく調べてわかる範囲で説明をつけてほしい」とよく思います。和私自身のスタンスはご指摘のようにガイドブック的な説明を心がけています。
- PETERtnさん からの返信 2022/04/17 20:39:18
- Beachさま、F.Travl.に一本投稿しました
- 新作は「三国山麓散策(サンゴクサンロクサンサク)」⇒https://4travel.jp/travelogue/11749129
です。お暇があったらご笑覧ください。
-
- 万歩さん 2022/04/02 15:15:45
- 疑似追体験?
- アントワープは是非訪れたいと思いつつも、日程の制約で、アムステルダムからにゲントに行く途中、乗り換えで駅舎を見学しただけに終わりました(2017年7月)。
それだけに大変興味深く旅行記を拝見いたしました。
また、コロナ禍で海外旅行が出来ない今、リアルタイムの旅行記を楽しんでおります。
- beachさん からの返信 2022/04/03 08:32:24
- RE: 疑似追体験?
- 万歩さん
こんにちは。
コメントありがとうございます!
「2017年夏 ベルン、チューリッヒとアムス、ベルギーの旅」ですね!疑似追体験の感覚で読んで頂けたのでしたら大変嬉しく思います(^^)
アントワープは、4Tの旅の諸先輩方も多く訪れている場所だと思いましたので、コメントは控え目に…したつもりです(笑)リアルタイムの町の雰囲気が少しでもお伝えできればと思っていましたので、何より嬉しいコメントです。ありがとうございます(*^^*)
これからもよろしくお願いいたします!
beach
-
- sakatomoさん 2022/03/31 19:25:15
- こんにちは!
旅行記を懐かしく拝見しました。
いつもながら綺麗な写真と丁寧なコメントは素晴らしいです。
「行ってみたくなる旅行記!」ですね。(笑)
私も7年前のクリスマスマーケットシーズンに行きました。
世界一美しい中央駅舎、ファッショナブルなストリート
アールヌーボー様式の美しい中世の歴史的建物など。
アントワープは世界のダイヤモンド取引の中心地で
旅人を迎えるあらゆるものが、ダイヤモンドのように煌めいていました。
聖母大聖堂(ノートルダム大寺院)のルーベンスの最高傑作 とされる
祭壇画「キリストの昇架」、「聖母被昇天」、「キリストの降架」は
最高でした。それから日本人マダム(奥野さん)の店のドライカレーが
美味しかったことを思い出します。(笑)
今年こそ世界一美しい庭園と云われ、2か月しか開園しない
オランダのキューケンホフ公園に行こうと思っていましたが
コロナやウクライナ侵攻で断念しました。
立川の昭和記念公園にキューケンホフ公園の元副園長が監修した
チューリップ畑があるのでこちらで我慢します。(涙)
素晴らしい旅行記の更新を楽しみにしています。
sakatomo
- beachさん からの返信 2022/04/01 07:41:31
- RE: こんにちは!
- sakatomoさん
こんにちは!
コメントありがとうございます!!
実は、アントワープに行く前にsakatomoさんのアントワープ旅行記を改めて拝見し参考にさせて頂きました(^^)ありがとうございます!
アントワープの町はとても美しく、芸術に溢れた町ですっかり気に入ってしまいました。さらに美術館やショップの方たちがとても親切で、かなり好感度があがりました。
ルーベンスの祭壇画は目の前にすると鳥肌が立つくらい感動しました。改めて宗教画の世界観や表現力の凄みを見せつけられた感じです。
次回訪れる際は、時間に余裕をもって、日本人マダムのカレーを食べにカフェまで足を延ばしてみたいと思います(*^^)v
今年のキューケンホフは、ちょうどアントワープに行った3月26日から開園になりました。各観光地も徐々に通常通りに戻りつつありますが、今はロシア情勢の問題が大きく…ヨーロッパ全体も不安に包まれていますね。ただでさえコロナで世界が混乱した2年、一刻も早く平和で安全な世界になって欲しいと願うばかりです。
私もsakatomoさんの旅行記を楽しみにしております!
それでは、また(*^^*)
beach
- sakatomoさん からの返信 2022/04/02 18:49:18
- RE: RE: こんにちは!
- beachさん こんにちは
返信ありがとうございます。
4年前にポーランド・ワルシャワに行きました。
その国の隣で戦争が行われ避難民で溢れているとは信じられません。
人々の自由を奪う専制主義と戦争は怖いですね。
遠くから早い戦争の終結と平和を願っています。
sakatomo
-
- クサポンさん 2022/03/30 10:09:01
- 懐かしい~アントワープ
- beachさん
クサポンです
2019年に行った、アントワープを思い出しました。あれから3年しか経ってないのに、はるか昔の事のようです。
高級なチョコレートをたくさん買ったけど、あっという間になくなってしまいました。
どれも美味しかった~
今は日本国内の旅ですが、やはり海外の旅行記を拝見したら、ワクワクします。
来年は、行けますように。
フランダースの犬の歌詞って、オランダ語だったの?
初めて知りました。
これからも、海外情報楽しみにしています。
- beachさん からの返信 2022/03/31 08:54:01
- RE: 懐かしい?アントワープ
- クサポンさん
こんにちは。
コメントありがとうございます!
遅ればせながら、クサポンさんのアントワープ旅行記拝読いたしました。素敵な写真&情報ばかりで…次回行くの際は参考にさせて頂きます(>_<)☆
今だったらクサポンさんとアントワープ&フランダースの犬について熱く語り合える気がします(^^)
実は、私も旅行記を書きながら泣きそうでした(T_T)「パトラッシュ・・・疲れただろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・・パトラッシュ」あのシーン…。当時は子供ながらに悲しい場面という印象でしたが、大人になった今観なおしたら、それはもう…色んな思いが駆け巡って涙腺崩壊でした。
チョコレート美味しいですよね!チョコレートラインで「BRASIL」を選べば良かったと後悔…。そして、次回はDelReyで日本で1個700円のチョコを食べると心に誓いました!
ようやくコロナも徐々に落ち着いてきたような…もしくは威力が弱まっているのか、ヨーロッパ諸国は順々に規制撤廃になってきているので、今度こそはこのまま収束に向かってくれることを願います。
ぜひYoutubeでカルピス劇場「フランダースの犬」オープニングテーマを聞いてみてください(笑)ランランラーン×2の後がオランダ語です(;´∀`)♪
こちらこそ、これからもよろしくお願いします(*^^*)
beach
-
- norio2boさん 2022/03/30 06:52:56
- 旅行記拝見しました
- beachさん
旅行記拝見しました。
丁寧な記述と
素晴らしい画像に
感銘を受けました。
アントワープは2回行きました。
大航海の時代の繁栄を「残す絵になる」美しい街です。
コロナ対策状況のコメントも参考になりました。
撮影機材は複数台お持ちになったのでしょうか?
4Tの画面で拝見しても画質が素晴らしいですね。
ありがとうございました。
- beachさん からの返信 2022/03/30 08:24:08
- RE: 旅行記拝見しました
- norio2boさん
こんにちは。
コメントありがとうございます!
遅ればせながら、norio2boさんのアントワープの旅行記を拝読いたしました!今回私が行けなかったルーベンスの家、さらにブリューゲルを始めとする絵画作品の解説まで大変興味深く読ませて頂きました。
アントワープ素敵な町ですよね!私は今回初めて訪れたのですが、見どころが多すぎて、半日では足りませんでした…。
今回は、現在の雰囲気を少しでもお伝えできればと思い、街中の写真を多めに撮りました。コロナ対策もワクチン接種が進んだことで、ようやく元の状態になりつつあります。しかし、残念ながらロシア、ウクライナ情勢はまだ先が見えませんが…。
撮影機材は、Canon PowerShot G9 X Mark II(コンデジ)とSONYのスマホで撮っています(^^)パノラマや広角はスマホの方が優秀なので…。
こちらこそ旅行記にお立ち寄り頂きありがとうございました。
引き続き旅行記参考にさせて頂きます!
beach
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