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〈京都観光の2日目〉<br />京都の師走の街を彩る<br />南座・吉例顔見せ興行 <br />第二部を友人と3人で。<br /><br />〈京都観光の4日目〉<br />千穐楽の第三部を一人で(⌒-⌒; )<br /><br />第二部(三人吉三」では、歌舞伎の名台詞に酔い<br />千穐楽の第三部では、艶やかな五変化を楽しんできました。

南座『吉例顔見せ興行』とその謂れ& 第二部と千秋楽第三部を鑑賞錦市場界隈散策~ 歳末・京都旅その②の2,④の2

94いいね!

2021/12/21 - 2021/12/23

198位(同エリア4002件中)

15

63

あの街から

あの街からさん

〈京都観光の2日目〉
京都の師走の街を彩る
南座・吉例顔見せ興行 
第二部を友人と3人で。

〈京都観光の4日目〉
千穐楽の第三部を一人で(⌒-⌒; )

第二部(三人吉三」では、歌舞伎の名台詞に酔い
千穐楽の第三部では、艶やかな五変化を楽しんできました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
旅行の手配内容
個別手配

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  • 京都の街歩きで<br />南座『吉例顔見世興行』の<br />ポスターを目にして

    京都の街歩きで
    南座『吉例顔見世興行』の
    ポスターを目にして

  • 自分の中ではもう十分に<br />ワクワク盛り上がっていました。が<br /><br />本当を言えば<br />チケットをゲットした時から<br />もう(^O^☆♪でした。<br /><br />

    自分の中ではもう十分に
    ワクワク盛り上がっていました。が

    本当を言えば
    チケットをゲットした時から
    もう(^O^☆♪でした。

  • 師走恒例「顔見せ興行」<br />顔見せは江戸時代から続く歌舞伎の伝統で<br />もともと歌舞伎は一年契約で興行が行われていました。<br />毎年11月になると出演役者の顔ぶれが新しくなり<br />新たな顔ぶれを皆さまにお披露目する。<br />それが顔見せ興行だったのです。<br /><br />今では、京都の師走の風物詩ともいわれ<br />ている「顔見せ興行」<br />

    師走恒例「顔見せ興行」
    顔見せは江戸時代から続く歌舞伎の伝統で
    もともと歌舞伎は一年契約で興行が行われていました。
    毎年11月になると出演役者の顔ぶれが新しくなり
    新たな顔ぶれを皆さまにお披露目する。
    それが顔見せ興行だったのです。

    今では、京都の師走の風物詩ともいわれ
    ている「顔見せ興行」

  • その伝統を今に伝える南座の顔見せ興行。<br />昨年は(2020年)は<br />新型コロナの影響で期間を短くし行われましたが<br />今年(2021年)も途切れることなく<br />期間を12月2日(初日)~12月23日(千穐楽)として <br />開催されました。<br />

    その伝統を今に伝える南座の顔見せ興行。
    昨年は(2020年)は
    新型コロナの影響で期間を短くし行われましたが
    今年(2021年)も途切れることなく
    期間を12月2日(初日)~12月23日(千穐楽)として 
    開催されました。

  • 京都の街に冬の訪れを告げる“まねき上げ“<br />マスコミも無かった江戸時代、劇場前を種々の<br />文字や絵を使い飾りたてることが芝居小屋の宣伝の<br />主要な方法とされた。<br />その看板類のひとつが、まねき看板。<br />看板上部に庵形をつけたものに、勘亭流で役者の名前<br />をしるし、上部をその役者の家紋で飾っています。<br /><br />※庵形(いおりがた)~家の屋根の形をしたもの。 <br /> 勘亭流 ~ 歌舞伎の外題や看板などに用いる太く<br />      うねりのある様式化された書き文字で<br />      骨太で威勢のいい江戸歌舞伎の感性を<br />      デザイン化したものです。

    京都の街に冬の訪れを告げる“まねき上げ“
    マスコミも無かった江戸時代、劇場前を種々の
    文字や絵を使い飾りたてることが芝居小屋の宣伝の
    主要な方法とされた。
    その看板類のひとつが、まねき看板。
    看板上部に庵形をつけたものに、勘亭流で役者の名前
    をしるし、上部をその役者の家紋で飾っています。

    ※庵形(いおりがた)~家の屋根の形をしたもの。 
     勘亭流 ~ 歌舞伎の外題や看板などに用いる太く
          うねりのある様式化された書き文字で
          骨太で威勢のいい江戸歌舞伎の感性を
          デザイン化したものです。

  • 京都行きが決まって早速<br />京都の歳末の行事等を調べてみたところ<br />南座で「吉例顔見せ興行」を発見! <br />劇場が好きな“あの街から“<br />南座の前を通る度、一度入ってみたい。と<br />憧れの視線を送ってきました。<br />今回初めてその機会が訪れ<br />早々に日程に組み入れ<br />それがこの日、会場を待つ人の中に自分たちも<br />並ぶことが出来たのですから(^O^☆♪なのです。

    京都行きが決まって早速
    京都の歳末の行事等を調べてみたところ
    南座で「吉例顔見せ興行」を発見! 
    劇場が好きな“あの街から“
    南座の前を通る度、一度入ってみたい。と
    憧れの視線を送ってきました。
    今回初めてその機会が訪れ
    早々に日程に組み入れ
    それがこの日、会場を待つ人の中に自分たちも
    並ぶことが出来たのですから(^O^☆♪なのです。

  • 入場を待つ人と提灯を見て<br />ワクワク感が最高潮に。笑(⌒▽⌒)<br />

    入場を待つ人と提灯を見て
    ワクワク感が最高潮に。笑(⌒▽⌒)

  • 京都観光二日目。<br />午前中正午頃に一旦ホテルに戻って<br />ランチ休憩の後 <br />第二部にやって来ました。<br />

    京都観光二日目。
    午前中正午頃に一旦ホテルに戻って
    ランチ休憩の後 
    第二部にやって来ました。

  • 今年の「顔見せ興行」は<br />第一部(10時30分開演)<br />第二部(14時30分開演)<br />第三部(18時00分開演)の三部制。<br />

    今年の「顔見せ興行」は
    第一部(10時30分開演)
    第二部(14時30分開演)
    第三部(18時00分開演)の三部制。

  • 事前に友人に演目を見せて<br />希望を取りました。<br />結果、やはり人気演目<br />『三人吉三巴白浪」~大川端庚申塚の場<br />2人共に第二部と答え悩むことなく<br />チケットを手配することが出来ました。<br /><br />※「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場<br /> とありますが<br />演目の名場面だけを集めて上演する場合を「見取り狂言」といい<br />今回私たちが観た「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場は<br />見取り狂言というわけです。<br />一方で<br />「通し狂言」とは一回の上演で一つの話を<br />最初から最後まで通してやる場合をいいます。<br />現在では、この長い物語を通し狂言としての上演は稀で<br />今回の様に一幕ものとして上演されることが多くなりました。<br /><br />今回のキャストは<br />お嬢吉三を片岡孝太郎<br />お坊吉三を中村隼人<br />和尚吉三を中村芝翫が演じました。

    事前に友人に演目を見せて
    希望を取りました。
    結果、やはり人気演目
    『三人吉三巴白浪」~大川端庚申塚の場
    2人共に第二部と答え悩むことなく
    チケットを手配することが出来ました。

    ※「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場
     とありますが
    演目の名場面だけを集めて上演する場合を「見取り狂言」といい
    今回私たちが観た「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場は
    見取り狂言というわけです。
    一方で
    「通し狂言」とは一回の上演で一つの話を
    最初から最後まで通してやる場合をいいます。
    現在では、この長い物語を通し狂言としての上演は稀で
    今回の様に一幕ものとして上演されることが多くなりました。

    今回のキャストは
    お嬢吉三を片岡孝太郎
    お坊吉三を中村隼人
    和尚吉三を中村芝翫が演じました。

  • 『三人吉三』<br />原作は河竹黙阿弥による戯曲「三人吉三廓初買」<br />安政七年正月。江戸市村座で初演の歌舞伎演目で<br />全七幕十三場の長編。世話物・白浪物。<br />三人の盗賊が百両の金と短刀庚申丸とをめぐる<br />因果応報の物語。<br />※白浪物とは、歌舞伎の演目のうち、盗賊を主人公とした<br />一連の世話物の演目の通称をいう。<br />初演は余り評判になりませんでしたが、30年程経って<br />一部の筋を省略して「三人吉三巴白浪」という外題で再演<br />大評判となり、以後、歌舞伎の代表作となり今日でもよく<br />上演される演目となりました。<br /><br />Bunkamura渋谷・コクーン歌舞伎20周年記念作品として<br />上演〈2014月6月6日~28日)されましたが<br />この公演では、通し狂言で演じられました。<br /><br />当時の中村勘九郎(和尚吉三)・中村七之助(お嬢吉三)<br />尾上松也(お坊吉三)の三人が演じ<br />笹野高史(土左衛門伝吉)が脇を固めて重要な役<br />を演じて見せてくれました。<br />※ネタバレを最小限にして・笑<br /><br />演出・美術に「上海バンスキング」の串田和美が担当。<br />ドロドロの因果応報の世界を美しくも哀しく<br />それでいてエンターテイメント感いっぱいの<br />歌舞伎として見せてくれました。<br />この舞台の様子は、後に<br />NEWシネマ歌舞伎『三人吉三』として<br />全国のシネコンで絶賛ロードショー公開されました。<br />また<br />松竹DVD倶楽部からDVDとして発売されていますから<br />興味ある方は、現在の歌舞伎界を背負って立つ<br />三人が競演し見事に演じきった作品をご覧ください。<br />串田和美の演出と大道具等見所もいっぱいで<br />歌舞伎恐るべしと“あの街から“ が感じた作品です。<br />

    イチオシ

    『三人吉三』
    原作は河竹黙阿弥による戯曲「三人吉三廓初買」
    安政七年正月。江戸市村座で初演の歌舞伎演目で
    全七幕十三場の長編。世話物・白浪物。
    三人の盗賊が百両の金と短刀庚申丸とをめぐる
    因果応報の物語。
    ※白浪物とは、歌舞伎の演目のうち、盗賊を主人公とした
    一連の世話物の演目の通称をいう。
    初演は余り評判になりませんでしたが、30年程経って
    一部の筋を省略して「三人吉三巴白浪」という外題で再演
    大評判となり、以後、歌舞伎の代表作となり今日でもよく
    上演される演目となりました。

    Bunkamura渋谷・コクーン歌舞伎20周年記念作品として
    上演〈2014月6月6日~28日)されましたが
    この公演では、通し狂言で演じられました。

    当時の中村勘九郎(和尚吉三)・中村七之助(お嬢吉三)
    尾上松也(お坊吉三)の三人が演じ
    笹野高史(土左衛門伝吉)が脇を固めて重要な役
    を演じて見せてくれました。
    ※ネタバレを最小限にして・笑

    演出・美術に「上海バンスキング」の串田和美が担当。
    ドロドロの因果応報の世界を美しくも哀しく
    それでいてエンターテイメント感いっぱいの
    歌舞伎として見せてくれました。
    この舞台の様子は、後に
    NEWシネマ歌舞伎『三人吉三』として
    全国のシネコンで絶賛ロードショー公開されました。
    また
    松竹DVD倶楽部からDVDとして発売されていますから
    興味ある方は、現在の歌舞伎界を背負って立つ
    三人が競演し見事に演じきった作品をご覧ください。
    串田和美の演出と大道具等見所もいっぱいで
    歌舞伎恐るべしと“あの街から“ が感じた作品です。

  • 「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場<br />は、何と言っても歌舞伎の名台詞が並びます。<br /><br />『月も朧に(おぼろに)白魚の<br /> 篝(かがり)も霞む 春の空<br /> 冷てえ風に ほろ酔いの<br /> 心持ちよく うかうかと<br /> 浮かれ烏(からす)の ただ一羽<br /> ねぐらへ帰る 川端で<br /> 竿(さお)の雫(しずく)か<br /> 濡れ手で粟(あわ)<br /> 思いがけなく 手に入る(いる)百両。<br /> ほんに今夜は 節分か<br /> 西の海より 川の中<br /> 落ちた夜鷹は厄落とし<br /> 豆だくさんに 一文の<br /> 銭と違って 金包み<br /> こいつぁ春から 縁起がいいわえ』<br /> <br /> この名台詞をもう直ぐ<br /> 本物の役者さんたちの<br /> 台詞で味わうことが出来る。<br /> ワクワク感がたまりません。♪( ´▽`)<br />

    「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場
    は、何と言っても歌舞伎の名台詞が並びます。

    『月も朧に(おぼろに)白魚の
     篝(かがり)も霞む 春の空
     冷てえ風に ほろ酔いの
     心持ちよく うかうかと
     浮かれ烏(からす)の ただ一羽
     ねぐらへ帰る 川端で
     竿(さお)の雫(しずく)か
     濡れ手で粟(あわ)
     思いがけなく 手に入る(いる)百両。
     ほんに今夜は 節分か
     西の海より 川の中
     落ちた夜鷹は厄落とし
     豆だくさんに 一文の
     銭と違って 金包み
     こいつぁ春から 縁起がいいわえ』
     
     この名台詞をもう直ぐ
     本物の役者さんたちの
     台詞で味わうことが出来る。
     ワクワク感がたまりません。♪( ´▽`)

  • 開場早々に入場して<br />劇場誘導係員にことわって<br />開演前に舞台前方から<br />中央方向に向かって左方向をパチリ!

    開場早々に入場して
    劇場誘導係員にことわって
    開演前に舞台前方から
    中央方向に向かって左方向をパチリ!

  • およそ400年前に歌舞伎小屋として出発した<br />日本最古の歴史を持つ劇場『京都四条南座』<br />2016年から2018年にかけて2年の工期で<br />大規模な耐震改修工事が行われました。<br />国の登録有形文化財にも指定されている建物。<br />客席の椅子も以前よりゆったり目にしたり<br />天井やアールデコ調の様式を細部に渡って復元。<br />エレベーターも設置され快適な空間となりました。

    およそ400年前に歌舞伎小屋として出発した
    日本最古の歴史を持つ劇場『京都四条南座』
    2016年から2018年にかけて2年の工期で
    大規模な耐震改修工事が行われました。
    国の登録有形文化財にも指定されている建物。
    客席の椅子も以前よりゆったり目にしたり
    天井やアールデコ調の様式を細部に渡って復元。
    エレベーターも設置され快適な空間となりました。

  • 向かって右方向をパチリ!

    向かって右方向をパチリ!

  • こんなところもアールデコ調と<br />2階席もパチリ!<br /><br />その後、憧れの劇場内を偵察 笑

    こんなところもアールデコ調と
    2階席もパチリ!

    その後、憧れの劇場内を偵察 笑

  • さて、『三人吉三』ともう1本の作品が<br />『身替わり座禅』<br />人間国宝 片岡仁左衛門が主人公を演じました。<br />この作品は狂言を元にした歌舞伎舞踊で<br />主人公は京都に住むお殿様(山蔭右京)<br />彼には鬼より怖い妻(奥方・玉の井)がいます。<br />妻がいるにも関わらず右京は、(はなご)と言う<br />別の女性に恋焦がれ何とかして会おうと<br />ある作戦を思いつきます。<br />玉の井に一晩座禅をさせてほしい頼み込んだ右京。<br />座禅の間は、座敷内にある御堂に籠るので絶対に近づかないよう<br />約束させます。もちろん座禅は言い訳。<br />家来の太郎冠者を身代わりにしてウキウキして出かけて行きます。<br />けれど心配性の玉の井は、やっぱり気になって御堂に見に行きます。<br />そこで身替わりに気づき大激怒。<br />身替わりの太郎冠者のその又身替わりになって<br />右京を待つことに。<br />明け方浮かれて帰ってきた右京。<br />さて、お立ちあい! これからどうなる・・この物語。<br /><br />お殿様右京に扮したのが片岡仁左衛門。<br />奥方玉の井が、中村芝翫<br />太郎冠者が、中村隼人<br />狂言を元にした舞踊らしく舞台大道具は、大きな松の絵でした。

    さて、『三人吉三』ともう1本の作品が
    『身替わり座禅』
    人間国宝 片岡仁左衛門が主人公を演じました。
    この作品は狂言を元にした歌舞伎舞踊で
    主人公は京都に住むお殿様(山蔭右京)
    彼には鬼より怖い妻(奥方・玉の井)がいます。
    妻がいるにも関わらず右京は、(はなご)と言う
    別の女性に恋焦がれ何とかして会おうと
    ある作戦を思いつきます。
    玉の井に一晩座禅をさせてほしい頼み込んだ右京。
    座禅の間は、座敷内にある御堂に籠るので絶対に近づかないよう
    約束させます。もちろん座禅は言い訳。
    家来の太郎冠者を身代わりにしてウキウキして出かけて行きます。
    けれど心配性の玉の井は、やっぱり気になって御堂に見に行きます。
    そこで身替わりに気づき大激怒。
    身替わりの太郎冠者のその又身替わりになって
    右京を待つことに。
    明け方浮かれて帰ってきた右京。
    さて、お立ちあい! これからどうなる・・この物語。

    お殿様右京に扮したのが片岡仁左衛門。
    奥方玉の井が、中村芝翫
    太郎冠者が、中村隼人
    狂言を元にした舞踊らしく舞台大道具は、大きな松の絵でした。

  • 十三世 片岡仁左衛門<br />とありました。

    十三世 片岡仁左衛門
    とありました。

  • 「吉例顔見せ興行)パンフレットも<br />販売されていました。

    「吉例顔見せ興行)パンフレットも
    販売されていました。

  • 『乍憚口上』(はばかりながらこうじょう)<br />※かっこ内は看板にふられていたルビ。<br /><br />顔見世や。絶やさぬ伝統(れきし)は希(のぞみ)の灯(ひ)。<br />華やぐまねき本年も。賑わい嬉し京の冬。三十六峰やま白く。<br />晒して(さら)舞うは若き駒。鈴音に込める平家の一年。<br />恋の手本は曽根崎の。この世の名残初花は。<br />散りても紫(ゆか)し 藤の香や。<br />春もおぼろに大川端。縁結びし三人の。心酔わせる名調子。<br />千鳥足(ほろよい)右京が帰る都路は。楽し逢瀬の後始末。<br />襖の中(うち)の山神。 想い差し結ぶ扇の粋(すい)な恋文(ふみ)<br />うぬばれ男がじゃらじゃらと。 正体顕(あらわ)す名捌(さば)き。<br />あやかしの絲(いと)を絡(から)めて傾城が。<br />頼光狙う物の怪(け)や。<br />鬼気を滅する四天王。ひこばえの若葉は育ち春待ちて。<br />五黄(ごおう)の寅の強き運。吠えて憂の雲晴れる。<br /><br /> 時代は変われど変わらぬは。名優揃う絢爛の。<br />檜舞台の吉例に。ご見物衆の大満足。<br />何卒(なにとぞ)賑々しくご光来の程。<br />偏(ひとえ)にお願い申し上げまする。<br />     令和三年師走    南座 敬白<br /><br />〈口上〉<br />口の中で言ってみたら<br />なんと素晴らしき日本語<br />七五調のリズムに美を感じました。<br /><br />七五調のこの口上も舞台の上から聞いてみたいなぁ。<br />と思いました。<br />まぁこの内容は、劇場からのご挨拶で<br />顔見せ興行の全演目を語っていますから<br />3部構成の舞台の上からというのは無理があるのかもしれませんね。<br /><br /><br /><br /><br />

    イチオシ

    『乍憚口上』(はばかりながらこうじょう)
    ※かっこ内は看板にふられていたルビ。

    顔見世や。絶やさぬ伝統(れきし)は希(のぞみ)の灯(ひ)。
    華やぐまねき本年も。賑わい嬉し京の冬。三十六峰やま白く。
    晒して(さら)舞うは若き駒。鈴音に込める平家の一年。
    恋の手本は曽根崎の。この世の名残初花は。
    散りても紫(ゆか)し 藤の香や。
    春もおぼろに大川端。縁結びし三人の。心酔わせる名調子。
    千鳥足(ほろよい)右京が帰る都路は。楽し逢瀬の後始末。
    襖の中(うち)の山神。 想い差し結ぶ扇の粋(すい)な恋文(ふみ)
    うぬばれ男がじゃらじゃらと。 正体顕(あらわ)す名捌(さば)き。
    あやかしの絲(いと)を絡(から)めて傾城が。
    頼光狙う物の怪(け)や。
    鬼気を滅する四天王。ひこばえの若葉は育ち春待ちて。
    五黄(ごおう)の寅の強き運。吠えて憂の雲晴れる。

     時代は変われど変わらぬは。名優揃う絢爛の。
    檜舞台の吉例に。ご見物衆の大満足。
    何卒(なにとぞ)賑々しくご光来の程。
    偏(ひとえ)にお願い申し上げまする。
         令和三年師走    南座 敬白

    〈口上〉
    口の中で言ってみたら
    なんと素晴らしき日本語
    七五調のリズムに美を感じました。

    七五調のこの口上も舞台の上から聞いてみたいなぁ。
    と思いました。
    まぁこの内容は、劇場からのご挨拶で
    顔見せ興行の全演目を語っていますから
    3部構成の舞台の上からというのは無理があるのかもしれませんね。




  • 終演後三人ともにしばし無口になって<br />余韻に浸っていました。笑<br /><br />四条大橋をゆっくりと渡り

    終演後三人ともにしばし無口になって
    余韻に浸っていました。笑

    四条大橋をゆっくりと渡り

  • 四条大橋をゆっくりと渡り

    四条大橋をゆっくりと渡り

  • 「東華菜館」<br />四条大橋のたもとに立つ<br />スパニッシュバロック洋館。<br />大正15年に建てられたという。

    「東華菜館」
    四条大橋のたもとに立つ
    スパニッシュバロック洋館。
    大正15年に建てられたという。

  • 前身は西洋レストランだったが<br />戦時色が深まるにつれて<br />洋食レストランの存在が許せない状況となり<br />当時のオーナーが友人の中国人にこの建物を<br />託したのだとのこと。<br />昭和20年から北京料理店として<br />営業が続いている。<br />料理の味も評判が良く、屋上からの夜景も綺麗<br />とのことで、一度レストランで食べてみたいと<br />思いつつ今日に至っている。笑

    前身は西洋レストランだったが
    戦時色が深まるにつれて
    洋食レストランの存在が許せない状況となり
    当時のオーナーが友人の中国人にこの建物を
    託したのだとのこと。
    昭和20年から北京料理店として
    営業が続いている。
    料理の味も評判が良く、屋上からの夜景も綺麗
    とのことで、一度レストランで食べてみたいと
    思いつつ今日に至っている。笑

  • いつ見てもこの景色<br />気にいってます。

    いつ見てもこの景色
    気にいってます。

  • 四条河原町交差点は<br />京都に来て迷った時の基点にしました。笑

    四条河原町交差点は
    京都に来て迷った時の基点にしました。笑

  • Kポップ風に歌う彼<br />いい声でした。<br />

    Kポップ風に歌う彼
    いい声でした。

  • 向かいのED ION <br />前からこうだっけ???<br />ハイ! 旅人です。笑

    向かいのED ION
    前からこうだっけ???
    ハイ! 旅人です。笑

  • 寺町・京極・錦市場界隈を<br />サラリと散策します。<br /><br />クリスマスのリースが<br />歳末感を盛り上げてくれています。

    寺町・京極・錦市場界隈を
    サラリと散策します。

    クリスマスのリースが
    歳末感を盛り上げてくれています。

  • 『錦市場』<br />京都の目抜き通り四条通からその一本北に並んで伸びる<br />錦小路通りに〈錦市場〉はあります。<br />東の端〈錦天満宮〉から西の高倉通りまで長さ390m<br />程の道沿いには、およそ130もの店鋪が軒を連ねていて<br />魚介類や京野菜等ほとんどの食材が購入できることから<br />京の台所と呼ばれてきました。<br />

    『錦市場』
    京都の目抜き通り四条通からその一本北に並んで伸びる
    錦小路通りに〈錦市場〉はあります。
    東の端〈錦天満宮〉から西の高倉通りまで長さ390m
    程の道沿いには、およそ130もの店鋪が軒を連ねていて
    魚介類や京野菜等ほとんどの食材が購入できることから
    京の台所と呼ばれてきました。

  • 〈錦市場〉アクセス<br />京都駅から地下鉄四条烏丸線(四条駅)徒歩5分<br />阪急京都線・京都河原町駅から徒歩5分<br />市バス(四条高倉)徒歩3分<br /><br />

    〈錦市場〉アクセス
    京都駅から地下鉄四条烏丸線(四条駅)徒歩5分
    阪急京都線・京都河原町駅から徒歩5分
    市バス(四条高倉)徒歩3分

  • 錦小路に初めて市が立ったのは1200年程前<br />平安時代朝廷への貢ぎものとして各地から海産物を<br />御所に運んだ人たちが、その往来の途中で市を立て<br />一般の人たちにも売るようになったのが始まりと<br />言われています。<br />

    錦小路に初めて市が立ったのは1200年程前
    平安時代朝廷への貢ぎものとして各地から海産物を
    御所に運んだ人たちが、その往来の途中で市を立て
    一般の人たちにも売るようになったのが始まりと
    言われています。

  • 食材店の他土産物屋も多数あり<br />400年以上の長い歴史を紡いできた商店街は<br />コロナ以前は、海外からの観光客も押し寄せる <br />人気のスポットで平日でも歩くのが困難な程の賑わいで<br />その様子はニュースでもしばしば取り上げられ <br />見ていました。<br />コロナ禍の今、インバウンド需要が激減。<br />とりわけ平日の人手はニュースで知った<br />あの様子から随分と少なくなりましたね。<br /><br />しかし、商店街には種々の店が連なり<br />どの店も活気のある応対で<br />皆さんで危機を乗り越えようとしているように<br />感じられました。

    食材店の他土産物屋も多数あり
    400年以上の長い歴史を紡いできた商店街は
    コロナ以前は、海外からの観光客も押し寄せる 
    人気のスポットで平日でも歩くのが困難な程の賑わいで
    その様子はニュースでもしばしば取り上げられ 
    見ていました。
    コロナ禍の今、インバウンド需要が激減。
    とりわけ平日の人手はニュースで知った
    あの様子から随分と少なくなりましたね。

    しかし、商店街には種々の店が連なり
    どの店も活気のある応対で
    皆さんで危機を乗り越えようとしているように
    感じられました。

  • 食材店の他土産物屋も多数あり<br />400年以上の長い歴史を紡いできた商店街は<br />コロナ以前は、海外からの観光客も押し寄せる <br />人気のスポットで平日でも歩くのが困難な程の賑わいで<br />その様子はニュースでもしばしば取り上げられ <br />見ていました。<br />コロナ禍の今、インバウンド需要が激減。<br />とりわけ平日の人手はニュースで知った<br />あの様子から随分と少なくなりましたね。<br /><br />しかし、商店街には種々の店が連なり<br />どの店も活気のある応対で<br />皆さんで危機を乗り越えようとしているように<br />感じられました。

    食材店の他土産物屋も多数あり
    400年以上の長い歴史を紡いできた商店街は
    コロナ以前は、海外からの観光客も押し寄せる 
    人気のスポットで平日でも歩くのが困難な程の賑わいで
    その様子はニュースでもしばしば取り上げられ 
    見ていました。
    コロナ禍の今、インバウンド需要が激減。
    とりわけ平日の人手はニュースで知った
    あの様子から随分と少なくなりましたね。

    しかし、商店街には種々の店が連なり
    どの店も活気のある応対で
    皆さんで危機を乗り越えようとしているように
    感じられました。

  • 飲み屋さんもありました。

    飲み屋さんもありました。

  • 錦天満宮は、錦小路のランドマークになっている神社で<br />錦市場とも深いつながりがあります。<br />錦天満宮は10世紀初頭菅原道真の生家〈菅原院〉に<br />歓喜寺として創建されたのが始まりとのこと。

    錦天満宮は、錦小路のランドマークになっている神社で
    錦市場とも深いつながりがあります。
    錦天満宮は10世紀初頭菅原道真の生家〈菅原院〉に
    歓喜寺として創建されたのが始まりとのこと。

  • 寺町・京極界隈も<br />観光客には楽しい通り

    寺町・京極界隈も
    観光客には楽しい通り

  • くる年の干支が<br />店頭を飾り

    くる年の干支が
    店頭を飾り

  • くる年の干支が<br />店頭を飾り

    くる年の干支が
    店頭を飾り

  • 歳末気分良くを味わうにはぴったりでした。

    歳末気分良くを味わうにはぴったりでした。

  • ショーウィンドウで<br />歳末気分を楽しみながら

    ショーウィンドウで
    歳末気分を楽しみながら

  • ショーウィンドウで<br />歳末気分を楽しみながら

    ショーウィンドウで
    歳末気分を楽しみながら

  • ショーウィンドウで<br />歳末気分を楽しみながら

    ショーウィンドウで
    歳末気分を楽しみながら

  • 四条通りに戻って

    四条通りに戻って

  • 提灯を眺めながら

    提灯を眺めながら

  • 高島屋へ<br />玄関先の大きなクリスマスツリーは<br />皆さんスマホを掲げ人気でした。

    高島屋へ
    玄関先の大きなクリスマスツリーは
    皆さんスマホを掲げ人気でした。

  • 私たちは<br />地下の食品売り場でお弁当を買って<br />ホテルへ帰ります。

    私たちは
    地下の食品売り場でお弁当を買って
    ホテルへ帰ります。

  • この旅で同行するAさんと出会ったのは<br />私たちの共通の友人Bの紹介だった。<br />当時、彼女は、とあるデパート地下のワイン売り場で<br />長いこと店長を務めていました。<br />デパートで開催されたワインフェアで<br />おすすめのワインを聞いたのがきっかけで<br />出会って半年後には<br />私たちと友人BとAさんの4人で<br />ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ナポリへ<br />旅に出かけたりしもしました。<br /><br />年に2度程会食をする程度の付かず離れずの<br />友人となって十数年。<br />時折思い出したようにお互いに声がけをしては<br />日帰りの旅や美術館へ出かけたり<br />ディズニーランドへは<br />ホテルをとって出かけたり<br />気の合うベストフレンドなのです。<br /><br />

    この旅で同行するAさんと出会ったのは
    私たちの共通の友人Bの紹介だった。
    当時、彼女は、とあるデパート地下のワイン売り場で
    長いこと店長を務めていました。
    デパートで開催されたワインフェアで
    おすすめのワインを聞いたのがきっかけで
    出会って半年後には
    私たちと友人BとAさんの4人で
    ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ナポリへ
    旅に出かけたりしもしました。

    年に2度程会食をする程度の付かず離れずの
    友人となって十数年。
    時折思い出したようにお互いに声がけをしては
    日帰りの旅や美術館へ出かけたり
    ディズニーランドへは
    ホテルをとって出かけたり
    気の合うベストフレンドなのです。

  • 出会った頃の話題は、秋になるとボルドーを始めとして<br />フランス・イタリア各地のワイナリーへ業者の招待で行き<br />仕入れた膨大な量のワインを店売と外商でタッグを組んで<br />販売する様子や<br />「夏休みは、モルディブへ潜りに行くの。」<br />「その頃、海外の海へわざわざ行くってすごくないですか?」<br />「いや、そうじゃないの。その頃はかえって沖縄へ行く方が<br />高かったのよ」<br />なんでも当時、地中海クラブというのがあって<br />毎月給料から会費を納め、Hotelもジェットもオールインクルーズ<br />込み込みになっていて・・・<br />日焼けで真っ黒になって帰ってから<br />「上司によく叱られたわ。(笑)」等 <br />彼女の話しは、私たちの好奇心を満たしてくれた。<br /><br />そんな彼女は、京都好きでもあって<br />分厚い仏像の全集を揃え持ち。<br />季節を変えては数えきれない程通い<br />仏像に会いに通ったといいます。<br />「当時もディスカバージャパンで京都は人気だったのよ。」<br />「ホテルなんて高くって泊まれないから取引先の保養所が<br />京都のあちこちに在ってザックひとつで出かけて行くのよ。<br />ある時は、20畳くらいの広~い部屋に通されて夜怖い思いを<br />したこともあったわ。」(笑)

    出会った頃の話題は、秋になるとボルドーを始めとして
    フランス・イタリア各地のワイナリーへ業者の招待で行き
    仕入れた膨大な量のワインを店売と外商でタッグを組んで
    販売する様子や
    「夏休みは、モルディブへ潜りに行くの。」
    「その頃、海外の海へわざわざ行くってすごくないですか?」
    「いや、そうじゃないの。その頃はかえって沖縄へ行く方が
    高かったのよ」
    なんでも当時、地中海クラブというのがあって
    毎月給料から会費を納め、Hotelもジェットもオールインクルーズ
    込み込みになっていて・・・
    日焼けで真っ黒になって帰ってから
    「上司によく叱られたわ。(笑)」等 
    彼女の話しは、私たちの好奇心を満たしてくれた。

    そんな彼女は、京都好きでもあって
    分厚い仏像の全集を揃え持ち。
    季節を変えては数えきれない程通い
    仏像に会いに通ったといいます。
    「当時もディスカバージャパンで京都は人気だったのよ。」
    「ホテルなんて高くって泊まれないから取引先の保養所が
    京都のあちこちに在ってザックひとつで出かけて行くのよ。
    ある時は、20畳くらいの広~い部屋に通されて夜怖い思いを
    したこともあったわ。」(笑)

  • そんな愉快な彼女は、相方とは一回り上で誕生月が同じなのだ。<br />ここ数年クリスマスはA宅と我が家で交代交代で<br />クリスマス会をして楽しんでいた。<br />それが、昨年のコロナ禍でやむを得なく中止としました。<br /><br />そこで、今年のクリスマスは旅空で迎えよう。と<br />彼女と相方とでいつの間にか話がまとまっていて<br />旅の企画は自分に全て丸投げ(;゜0゜)<br />されたのでした。笑<br /><br />大先輩でもある彼女。<br />リタイヤ後も美術館巡りなど<br />相変わらずの行動力で暮らしていましたが<br />コロナ禍以来自宅で、<br />「歌舞伎中継」や「美術番組」等<br />のテレビを観て過ごして家に篭りがちに。<br /><br />「在職中は、ヒールを履いてワインのケースを倉庫から<br />出し入れしていたでしょう。<br />外反母趾だし、ここ数年は膝と腰に痛みが出てきたみたい。」<br />と話す彼女。<br /><br />正直、京都のお寺さん巡りは体力的にきついかなぁ。<br />と不安に思い、彼女に内緒で車椅子を取り入れることも<br />視野に入れて調べてみました。<br />某掃除メーカーのダ◯キ◯の京都支店で格安でレンタル<br />していることや、金閣寺・清水寺を始めとしてバリアフリー<br />が、完備しているお寺さんも少なからず有ることを知りました。<br />タクシーやバスにも折り畳んで乗車可能ということも分かりました。<br /><br />例えば、お寺さんの広い庭園やお寺さんからバス停までの<br />移動だけでも私たちが後押しして使ってもらえないか。<br />相方との相談したところ、それは難しいのではないか。<br />彼女のプライドをを傷つけはしないだろうか。<br />等と考えがまとまらずにいました。<br />私は、彼女に一週間の長丁場の<br />旅を楽しく過ごしてもらうためには、と考えると<br />諦めきれず、提案として全てを彼女に話し<br />最後の判断は彼女に任せることとしました。<br />案の定、彼女から「大丈夫よ!」と<br />一言サラリと返ってきてしまいました。(⌒-⌒; )

    そんな愉快な彼女は、相方とは一回り上で誕生月が同じなのだ。
    ここ数年クリスマスはA宅と我が家で交代交代で
    クリスマス会をして楽しんでいた。
    それが、昨年のコロナ禍でやむを得なく中止としました。

    そこで、今年のクリスマスは旅空で迎えよう。と
    彼女と相方とでいつの間にか話がまとまっていて
    旅の企画は自分に全て丸投げ(;゜0゜)
    されたのでした。笑

    大先輩でもある彼女。
    リタイヤ後も美術館巡りなど
    相変わらずの行動力で暮らしていましたが
    コロナ禍以来自宅で、
    「歌舞伎中継」や「美術番組」等
    のテレビを観て過ごして家に篭りがちに。

    「在職中は、ヒールを履いてワインのケースを倉庫から
    出し入れしていたでしょう。
    外反母趾だし、ここ数年は膝と腰に痛みが出てきたみたい。」
    と話す彼女。

    正直、京都のお寺さん巡りは体力的にきついかなぁ。
    と不安に思い、彼女に内緒で車椅子を取り入れることも
    視野に入れて調べてみました。
    某掃除メーカーのダ◯キ◯の京都支店で格安でレンタル
    していることや、金閣寺・清水寺を始めとしてバリアフリー
    が、完備しているお寺さんも少なからず有ることを知りました。
    タクシーやバスにも折り畳んで乗車可能ということも分かりました。

    例えば、お寺さんの広い庭園やお寺さんからバス停までの
    移動だけでも私たちが後押しして使ってもらえないか。
    相方との相談したところ、それは難しいのではないか。
    彼女のプライドをを傷つけはしないだろうか。
    等と考えがまとまらずにいました。
    私は、彼女に一週間の長丁場の
    旅を楽しく過ごしてもらうためには、と考えると
    諦めきれず、提案として全てを彼女に話し
    最後の判断は彼女に任せることとしました。
    案の定、彼女から「大丈夫よ!」と
    一言サラリと返ってきてしまいました。(⌒-⌒; )

  • そこで、日程を決める際 1日の行程を短くして<br />早めにホテルに戻って体力回復してもらう。<br />自分たちの街歩きではあまり使ったことのない<br />タクシーを随所に加える。等をして予定を組んでみました。<br />

    イチオシ

    そこで、日程を決める際 1日の行程を短くして
    早めにホテルに戻って体力回復してもらう。
    自分たちの街歩きではあまり使ったことのない
    タクシーを随所に加える。等をして予定を組んでみました。

  • そんなこともあって、予め渡しておいた<br />日程表には、1日の観光コースと<br />ホテルに戻ってからは基本自由時間とし。<br /><br />その日によって<br />ホテルに戻る時間は<br />12:00前後であったり<br />16:00前後であったり<br />様々でしたた。<br /><br />この日は、自由時間を使って<br />自分ひとり(⌒-⌒; )で<br />南座の千穐楽を観にやって来ました。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

    イチオシ

    そんなこともあって、予め渡しておいた
    日程表には、1日の観光コースと
    ホテルに戻ってからは基本自由時間とし。

    その日によって
    ホテルに戻る時間は
    12:00前後であったり
    16:00前後であったり
    様々でしたた。

    この日は、自由時間を使って
    自分ひとり(⌒-⌒; )で
    南座の千穐楽を観にやって来ました。







  • 南座に入る機会も<br />そうそう無いし<br />まして、歌舞伎の千穐楽を観る機会は<br />貴重。そう思うと、これは是非にも<br />と(⌒-⌒; )やって来たのでした。<br />

    南座に入る機会も
    そうそう無いし
    まして、歌舞伎の千穐楽を観る機会は
    貴重。そう思うと、これは是非にも
    と(⌒-⌒; )やって来たのでした。

  • その前に<br />SUINA室町内の<br />とんかつ屋さんで

    その前に
    SUINA室町内の
    とんかつ屋さんで

  • アルコール抜きで<br />ヒレカツ定食を食べて南座へと向かいました。

    アルコール抜きで
    ヒレカツ定食を食べて南座へと向かいました。

  • 第三部の演目は<br />「雁(かり)のたより」<br />松本幸四郎<br />片岡愛之助<br />中村錦之助<br /><br />「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」<br />片岡愛之助<br />松本幸四郎

    第三部の演目は
    「雁(かり)のたより」
    松本幸四郎
    片岡愛之助
    中村錦之助

    「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」
    片岡愛之助
    松本幸四郎

  • 「雁(かり)のたより」<br />松本幸四郎 髪結三二五郎七<br />片岡愛之助 若旦那金之助

    「雁(かり)のたより」
    松本幸四郎 髪結三二五郎七
    片岡愛之助 若旦那金之助

  • 「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」<br />これが、観たかった演目でした。<br />事前打ち合わせの時に<br />友人から「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」は<br />(一人5役も見どころですし<br />蜘蛛の糸を両手から、パッパッと放つのよ。<br />歌舞伎の醍醐味を味わえるけど、<br />愛◯◯は、あまり得てじゃないの。<br />だったら、三人吉三の台詞を聞きたい。」<br />との話しを聞き蜘蛛の糸飛ばしを見たいものだ。<br />と、千穐楽公演と蜘蛛の糸飛ばしを<br />観たいからの抱き合わせて(⌒-⌒; )2人に了解を取り付けました。<br /><br />片岡愛之助 一人五役<br />松本幸四郎 源頼光

    イチオシ

    「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」
    これが、観たかった演目でした。
    事前打ち合わせの時に
    友人から「蜘蛛絲梓絃(クモのいとあずさのゆみはり)」は
    (一人5役も見どころですし
    蜘蛛の糸を両手から、パッパッと放つのよ。
    歌舞伎の醍醐味を味わえるけど、
    愛◯◯は、あまり得てじゃないの。
    だったら、三人吉三の台詞を聞きたい。」
    との話しを聞き蜘蛛の糸飛ばしを見たいものだ。
    と、千穐楽公演と蜘蛛の糸飛ばしを
    観たいからの抱き合わせて(⌒-⌒; )2人に了解を取り付けました。

    片岡愛之助 一人五役
    松本幸四郎 源頼光

  • 南座のキャパシティは1086席。<br />大きくもなく小さくもなく丁度良い劇場です。 <br />この夜は、三階の中央席前から2列目。<br />電話が繋がった時には一列目は完売してました。(⌒-⌒; )<br /><br />三階席は、舞台全体が見渡せましたし<br />キャパシティが丁度良く観劇には良かったのですが<br />思ったより段差がきつく足腰の弱い方は<br />要注意だな。と感じました。<br />

    南座のキャパシティは1086席。
    大きくもなく小さくもなく丁度良い劇場です。 
    この夜は、三階の中央席前から2列目。
    電話が繋がった時には一列目は完売してました。(⌒-⌒; )

    三階席は、舞台全体が見渡せましたし
    キャパシティが丁度良く観劇には良かったのですが
    思ったより段差がきつく足腰の弱い方は
    要注意だな。と感じました。

  • やはり第三部(夜の部)の客席には<br />舞妓さんの姿はありませんでしたが<br />着物姿のご婦人や男の方の着物姿も<br />かなりいらっしゃり雰囲気がありました。<br /><br />ただ、残念だったのは、コロナ禍で<br />入場制限がかかっていたことで<br />三席に一席位の割合で空席となっていて <br />淋しかったですね。<br />また<br />客席からの掛け声が禁じられており<br />やや拍子抜けの感がしましたが<br />バック転をする助演の役者さんの中で<br />蜘蛛の糸を飛ばす舞台は<br />楽しかったです。<br />

    やはり第三部(夜の部)の客席には
    舞妓さんの姿はありませんでしたが
    着物姿のご婦人や男の方の着物姿も
    かなりいらっしゃり雰囲気がありました。

    ただ、残念だったのは、コロナ禍で
    入場制限がかかっていたことで
    三席に一席位の割合で空席となっていて 
    淋しかったですね。
    また
    客席からの掛け声が禁じられており
    やや拍子抜けの感がしましたが
    バック転をする助演の役者さんの中で
    蜘蛛の糸を飛ばす舞台は
    楽しかったです。

  • 終演後もそれ程の寒さはなく<br />当初、祇園の夜景でも写しに行くかな。<br />とも思っていましたが<br />

    終演後もそれ程の寒さはなく
    当初、祇園の夜景でも写しに行くかな。
    とも思っていましたが

  • 明日には、片付けられるという<br />まねきあげをもう一度見上げてから

    明日には、片付けられるという
    まねきあげをもう一度見上げてから

  • ホテルに残った二人の様子も気になるし<br />早々にホテルに帰ることにしました。<br /><br />                                        ④ 25,025

    ホテルに残った二人の様子も気になるし
    早々にホテルに帰ることにしました。

    ④ 25,025

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この旅行記へのコメント (15)

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  • うふふ♪♪さん 2022/12/12 17:48:54
    顔見世行かれたんですね、いいなぁ~♪♪
    あの街さんからへ☆☆

    こんにちは♪
    またまたうふふ♪♪です。

    去年の顔見世行かれたんですね。
    いいなぁ。
    一昨年、行こうとしたら、もう2部しか観るものないやん!
    という構成で、
    一般発売始まったら、既に完売でした・・💧
    でも、松竹友の会の年会費って洒落ににならないらしいです。
    (↑Aちゃん受け売り)
    今年も「行かへん?(=行かない)」とAちゃんに言ったのですが、
    「嫌」ですって。
    Aちゃんは13世仁左衛門(今の仁左衛門のお父さんです)なんかを
    生で観ていた人なので、最近の歌舞伎はあまり興味が無いようで・・・

    孝雄ちゃん(=現・仁左衛門)が出てたのは良かったですね。
    私も孝雄ちゃんの身代わり座禅観たことあったような??勘違い??
    橋之助(=現・芝翫)が奥方では今一つおかしみがなぁ・・
    如何でしたか??

    ラブリン(=愛之助)、5役かぁ~。
    あんまり入れ替わるの好きじゃないんですが、どうでしたか??

    顔見世、2度観劇に、師走の京都。
    私、錦もまだちゃんと歩いたこと無いんですよね。
    いっつも凄い人なので。
    でも、もっと前に歩いておけば良かったです。
    今は、もう歩けそうにないですし(笑)。

    冬の金閣寺もなかなか良さそうですね。

    師走の京都、たっぷり堪能させていただきました♪♪
    素敵な旅行記をありがとうございます♪♪

     花びら餅目当てに来月、京都に行こうかなぁ・・と思案中のうふふ♪♪より☆

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/12/14 10:43:06
    Re: 吉例顔見世行
    うふふ♪♪さん お元気なお声をありがとうございます♪♪♪

    南座の吉例顔見せ興行一度観たいと思いながら京都に行く度に南座の前を通り過ぎていました。なにしろ京都の冬は底冷えがしておもっきり寒い(;゜0゜)というイメージで、唯一旅先で高熱を出してしまった12月のパリ旅以来連泊の冬旅を避けていました。あの街から が夏大好きということもあるかな(⌒▽⌒)
    しかし、相方と友人とひょんなことから行くことになったこの旅で、冬もいける!と楽しんできました。

    Aさんは、歌舞伎がお好きな方で♪♪♪
    自分の贔屓の役者さんは、先ず18代目の勘三郎。そして
    6代目勘九郎・七之助兄弟。このほど13代目市川團十郎 白猿の襲名した11代目の市川海老蔵。勸玄改め市川新之助。それに、テレビで観たラスベガス公演でファンになった
    10代目松本幸四郎(ラスベガス公演の時は、まだ市川染五郎でした。)息子さん8代目市川染五郎も良いですね。
    『鎌倉殿の13人』でも品のある凛とした姿が強く印象に残っています。鎌倉殿では、尾上松也キャスティングも良いですね。
    いやぁ、ここまで書いて何代目とかちと複雑・笑。
    それぞれに今後の活躍が期待され楽しみです。

    蜘蛛の五役は、アクロバットが見どころだったかな。
    自分的には、坂東玉三郎や中村七之助の美しい着物姿の早変わりが(^ー^)

    うふふ♪♪さんは、京都に近いお住いなので(⌒▽⌒)(⌒▽⌒)
    うらやましいですね。
                       あの街から

    うふふ♪♪

    うふふ♪♪さん からの返信 2022/12/19 21:05:25
    今頃なんですが・・・
    あの街からさんへ☆☆

    風邪引きうふふ♪♪です(泣💦💦)。
    Aちゃんも出張でおらず、さびしい想いをしています(苦笑)。

    Aちゃんは誰が好きって言ってたかなぁ??
    大体、むかしの役者さんの話ばかりで、
    うふふ♪♪には付いていけません〜💦💦

    あの街からさんのご贔屓は、
    今、活躍中の方ばかりで、歌舞伎を観るのにも気合いが入りそうですネ!

    うふふ♪♪は・・
    先日亡くなられてしまった坂東竹三郎さん。
    この方の市井の女形。
    すっごい色気で、女性なはずの自分の色気の無さに恥じ入るばかりでした(笑)。

    亡くなった方ばっかりで申し訳無いんですが💧・・
    2代目吉右衛門さん。
    玉ちゃん(=玉三郎)の女暫に番頭役で出てきましたが、
    すっごく良かったなぁ〜☆☆

    贔屓とは違いますが、先代團十郎は人の好さが感じられるところが好きでした♪♪
    俳優祭で何か笑うシーンがあって、
    お腹の底から稚気いっぱいに笑っている笑顔がすごく良かったです♪

    おんなじ感じで、もう舞台には出られないんでしょうが、
    我當さんも味のある所が良かったです♪
    沼津で、皆さん(南座)、孝雄ちゃん(=現・仁左衛門)でなしに、
    「我當さぁ〜ん!」と我當さんへの掛け声ばかりなのがおかしかったです(笑)。
    うふふ♪♪も叫びました(笑)。

    同じく贔屓では無いのですが、
    1度坂田藤十郎の道成寺観たとき、もう凄くって!!
    目の前にいるのは76歳のおじいさんのはずなんですが、
    (喜寿記念公演)
    どう見ても、初めて恋を知ったばかりの15,6の少女にしか見えなくて。
    「歌舞伎座の怪人・・💧」などと思ったりしました(笑)。

    澤村藤十郎さんが好きだったのですが、
    ご病気で、ついに舞台に戻られないのは残念でした。
    声がすっごくよく通るんですよ。
    あんな方、他にいません。凄かった。

    ファンではないのですが、
    中学のとき歌舞伎鑑賞の説明に、なんと秀太郎さんがいらして!
    中学生相手に、すっごく真摯に「皆さま、歌舞伎を愛して下さいますよう」
    と、心からの言葉に、深々とおじぎをなさったのがすごく印象的で。
    以来、なんとなくずっと応援していました(笑)。

    やっぱりファンではないですが、
    映像でしか観たこと無いのですが、
    富十郎さんの春興鏡獅子はめちゃくちゃ良かったです♪♪

    今年の顔見世は時蔵さん(ファンです♪)が踊りやっていらっしゃるので、
    観に行きたかったのですが、幕見がありませんしねぇ・・・
    結局は妙に疲れ気味で、京都へ行く元気がありませんでした・・

    勘太郎ちゃん(現・勘九郎)は人の好い子で好きです♪♪
    応援しています♪
    カメちゃん(現・猿之助)は上手なんだけど、
    はしこ過ぎるかなぁ・・(む?これ関西弁??)

    長らく観ていないのですが、菊之助に期待しています♪♪
    今年、土蜘蛛やったとか。
    観たかったなぁ・・

    かん玄くん(新・新之助)には期待しています💛
    耳がすっごくいいんですよね。
    生まれ持っての才能が花開くといいなぁ。

    先日、勘九郎さん(=18世勘三郎)の”春興鏡獅子”を
    シネマ歌舞伎で観てきました。
    孝太郎の息子の千之助が子役で出ていましたが、
    ビックリするほど上手い!!
    今はどんな感じになっているんでしょうか?
    あの街からさんは、今もよく歌舞伎をご覧になっているようですが、
    今の千之助、どんな感じですか??

    マニアックな話を延々すみません🙇💦💦

    風邪引きさんはもう休みます♪

                    うふふ♪♪

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/12/19 22:12:54
    RE: 追記
    うふふ♪♪さん こんばんは

    > あの街からさんには、
    > 昔の人の話ばかりになっちゃってごめんなさい

    たしかに、歌舞伎は400年以前、出雲の阿国という
    女性によって京都で始められた〈かぶき踊り〉として
    誕生し、以来、連綿と続いており、
    ご存知のように歌舞伎役者さんは、
    世襲制、先祖代々受け継がれていて
    (近年は、世襲制以外の役者さんも登用されるように
    なりましたが、まだまだレアなケース)
    その屋号たるやお馴染みの中村屋、高麗屋、成駒屋、
    大和屋を始めとして主なものだけでも35もあり、
    それらの方々が代々受け継がれていくのですから、
    やはりここは、自分が歌舞伎に興味を抱き見始めた
    ところしか役者さんのことは存じ上げないというのが
    正直なところ(⌒-⌒; )

    まぁそう言いながらその世代世代で贔屓な役者さんができ
    歌舞伎の歴史が脈々と続いて行くのだろうと思います。

    そう言えば、2、3日前WOWOWで
    映画「3通の配達されない手紙」が放映されました。
    監督が「砂の器」の名匠・野村芳太郎ということで
    観て見ました。出演者も豪華な役者さんたちが揃っていた
    のですが、主役の栗原小巻の婚約者で松坂慶子の愛人と
    いう役で、片岡孝夫(現・仁左衛門)が出演していました。
    準主役ながら今なら、この役のオファーは受けてはいない
    だろうなぁ。そう言えば南座で観た仁左衛門の役も奥方に
    頭が上がらず、浮気もする。という何処か共通するところの
    役回りでした。

    寒い日が続きます。あったかくして おやすみなさーい。
            あの街から
  • あの街からさん 2022/02/27 16:54:21
    宿題 
    万歩計さん お待たせをいたしました(⌒-⌒; )

    「天切り松 闇がたり」読後感想 お伝えします。
    “天切り“って?これから何が始まるのだろう。と♪( ´▽`)
    序章に〈雑居房のスチーム暖房は・・・〉と
    はてな、いつの時代の話(物語)。
    てっきり江戸時代と、ばかり思っていたので
    何事も、先入観(みだし)だけで見てはダメと?
    ここでカウンターパンチ!を浴び・笑

    まるで専門用語のような台詞が飛び交う中
    順当に読み進めて80Pを過ぎたところから
    おこんと妖怪のそれ迄歩んできた
    人生経験の厚みを載せて発せられる2人の台詞が絡み合う
    場面(シーン)は台詞のみで描いたラブシーンのよう。
    そこから始まるページにして16P程の台詞の数々。
    あぁ これが義理に堅くて情けにぁ脆い
    特に、〈脆(もろ)い〉部分をくすぐられて
    彼の文章のファンにはたまならい 
    まさに真髄骨頂域なのだろうなぁと感じました。

    この場面がまだ小説の3分の一に差し掛かったところ。
    もつンかい。と読み進めると、なぁる程。短編形式で
    区切ってある。更に読み進めると短編形式を取っている
    けれども、実は物語は全て松蔵にまつわる話ということも
    次第にわかってくる映画的手法。

    第一夜
    江戸の街並みやら市井の人々の描き方が、
    どこかで はて? そうだ!山本周五郎のそれだ。
    と思いつつ、そう言えばあまり知らなかった大正時代の
    東京の街が目の前に現れては消えまた現れる楽しさを
    味わいつつ読み進め。

    第二夜
    先に書いた通り〈真髄骨頂域〉

    第三夜
    肩で風を切って歩きそうになる三章。

    第四夜
    時代の闇に葬り去られた歴史の匣(はこ)を
    狂言回しの松蔵は、一つずつ丁寧に繙いてゆく話は
    なんとも、やるせなく、痛ましく(;゜0゜)
    自分には、繰り返し読める物語ではないなぁ。
    ふと思うに、浅田次郎はこのP208~9の事を書きたかったのか
    だとすれば、ここが真髄骨頂なのか。

    第五夜
    狂言回しの松蔵が、講談調で語る話は
    義理に堅くて情けにァ脆(もろ)い 
    読者の琴線をかき乱す。
    そして、いずれの兄姉さん方の物語の底辺に流れている。
    〈愛〉と書いちゃ チョイとしらけ鳥が 飛びますかいな。
    まさに浅田次郎の紡ぎ出した物語。エッセイで知った
    浅田次郎そのものでした。

    やはり、映像と文章の入り具合が違いますね。
    映像は、ドンピシャど直球でやってきますし
    一方の文章は
    読み手のイメージの世界で何通りの解釈もでき奥が深い。

    第四夜・第五夜に代表する〈やるせなさ〉と〈痛ましさ〉の
    世界へ続けて行こうとは思えないので、
    自分はこれで晴れて青空の下へ参ります。(^ー^)

    ありがとうございました。
    無事宿題を終え村上春樹の言うところの
    “小確幸“を味わうことが出来ました。
    万歩計さんのパワーの源の一つに触れたような気がしました。(⌒▽⌒)
             あの街から

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2022/02/27 21:22:53
    Re: 宿題 
     あの街からさん 、こんばんわ。

     「天切り松 闇がたり」、今朝買って即読破し、夕方には感想のお便り。そのスピードに先ずびっくり。読み込みの深さと感性の鋭さに感心。そして最後は感想文の表現の豊かさにまたまた関心。あの街からさんは只者ではない!

     おっしゃるようにこの作品は「映像と文章の入り具合」が絶妙です。ここが歌舞伎を思わせる要素かもしれません。50年前に松本清張の「砂の器」が野村芳太郎監督の手で映画化されました。最後の場面は謎解きと、籟病の父親と幼い息子が村々を彷徨う姿が交互に流れ、とても印象深い作品に仕上がっていました。これと共通点を感じます。

     「天切り松 闇がたり」の生い立ちについては、著者が「天切り松読本」の中で詳しく述べています。本編もさることながら、この読本もお勧めです。
     これによると、第1夜、2夜は雑誌に連載されたものの不評で、第3夜は不掲載になり、以来この3作は長くお蔵入りになっていたそうです。6年後に再掲載の話が出て、その時第4夜、5夜をアドレナリンを爆発させて1週間で書きあげ、第1巻として単行本で上梓したそうです。

     この経緯を浅田さんは読本の中でこう述べています。少し長くなりますが紹介しますと、

     「ところで、読み返すたびに思うのだが、この「天切り松 闇がたり」第1巻のうち、前半3話と後半2話の間に、6年もの時間の隔たりがあるとは我ながら意外である。まるで時を経ずに、一気呵成に書き上げたかのようである。先に書いたように前半3話に手を加えた記憶もない。
     たしかになかなか世に認めてもらえぬおのれを僻んだこともあったが、この第1巻の不思議な統一感を思えば、ひたすら信じ務めることの大切さを痛感する。」
     「言葉は精神である。したがって江戸弁が滅びると、江戸っ子の気質も消えてなくなった。言葉そのものは歌舞伎や落語などの古典芸能の箱に保存されているけども、言葉の根にある精神までが正しく伝承されるとは言い難い。私が「天切り松 闇がたり」に企画したものは、言葉と共にある精神の保存である。」

     第1巻はやるせなさと痛ましさに満ちて終わりますが、第2巻からはガラッと志向を変えて、笑わせ泣かせしながら話が進みます。その中には浅田さんの歴史観を述べた部分もあり興味深いです。
     思い出したら、又続きも読んでください。

      万歩計

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/02/27 22:19:33
    Re: 宿題 
    万歩計さん キャッチボール楽しかったです。
    せっかくの万歩計さんの推薦の「天切り松 闇がたり」
    もしかして、この機会に興味を抱き読んでみたい
    と、思う方がいるやもしれませんから♪( ´▽`)
    なるべくネタバレを最小限に抑えて書くのは(⌒-⌒; )でした。
    ただ、
    今朝買ってきたのではなく、昨日のお昼にはもう読み始めて
    いました。 
    明日は、10時からスタジオエクササイズの日。
    帰ってきてランチをすると多分眠くなって
    昼寝をしてしまいます。笑
    起きた頃 ウォーキングがてらメモを渡されて
    夕食材の買い出し(⌒-⌒; )
    読書の時間は夕食後となれば、まだまだかかりそう(⌒-⌒; )
    今日中にと、ここのところは義理に堅く(^_-)してみました。

    言ってしまえば、堪えていたけれど最後は(;_;)ました。
       
    『~松蔵は善意に当たるしかない自分を貧しいと思った。
    大勢の人が心をくだいてくれた。
    だが、いざとなってその人たちに唾を吐く自分は、
    骨の髄までの貧乏人だ。』
    康太郎に「おめえなんか、知らねえ。皆んなして、
    おめえらみんなして ・・俺ぁ、大ッ嫌(きれ)えだ!」
    と松蔵が言った後の、このくだりには心底(;_;)ました。

    まだ余韻が後を引いています。
    涙は心の浄化作用がある。というから 良いのかな。
    ありがとうございました。 2巻に踏み込むのは・・・
     おやすみなさい。
                     あの街から
  • 万歩計さん 2022/02/25 15:59:48
    天切り闇かたり
     あの街からさん、こんにちわ。

     浅田次郎さんの「天切り松闇かたり」シリーズをご存じですか。大正から昭和初期を舞台に江戸っ子堅気の義賊が活躍する小説で、登場人物の言葉や立ち振る舞いがとにかくカッコいいです。まさに歌舞伎を見ているようでワクワクし、何度も読み返しました。

     作家の浅田次郎さんも歌舞伎が好きで、このシリーズは河竹黙阿弥の世界を意識して作ったと回顧されています。もしまだだったら一度読んでみてください。

      万歩計

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/02/25 19:20:09
    RE: 河竹黙阿弥と浅田次郎
    こんばんは、万歩計さん
    浅田次郎ですか。少しの縁があります。 
    私の旅行記に登場していました。
    井上ひさしの故郷で開催された「吉里吉里忌2015」で
    浅田次郎さんの講演もあると知り 
    当時、気分転換にと長距離ドライブをして行ってきました。

     カキコをいただき、何か残っているかなぁ。と
    本棚をみたら、彼の文庫本が三冊ありました。(⌒▽⌒)
    「勇気凜々ルリの色」これもシリーズ化されました。
    その中の一冊「福音について」を
    久しぶりに手にしてパラパラとめくったところ
    ページとして6ページ程の短いエッセイの
    〈立身について〉の章に、オレンジマーカーを
    引いていたところが目に留まりました。それは、
    彼の母校・中央大学附属杉並高等学校から講演の
    オファーを受け訪ねた時の様子をいつものように
    軽妙洒脱で痛快な語り口で書いたもので、なんと
    マーカーを引いたところが河竹黙阿弥でした。

    国語の山崎先生が当時生徒だった浅田次郎が
    提出した読書感想文「山月記」を
    最近処分(訪ねた時)したことを後悔していた話しから
    「山崎先生の専攻は江戸文学だった。 中略
    体で覚えたことは忘れないというが本当だと
    しみじみ思った。その証拠にインタビュー等で
    しばしば好きな文学を訊ねられた時、私は迷いもせず
    「黙阿弥」と答える。好きなばかりではなく、影響も
    大きい。大学に進まなかった私が河竹黙阿弥と遭遇する
    機会は考えにくいから、おそらく在学中のいつかどこかで
    山崎先生が端緒をつけて下さったのであろう。』
    こんな風に書いてありました。当時(私が読んでいた)
    こんな面白いエッセイを書く人が好きな作家〈インタビューでは
    文学と言っていますが〉ってどんな。と興味が湧きマーカーを
    引いていたのだと思いますが、河竹黙阿弥には行かずに
    別な本をめくっていて、今の今まで忘れていました。(⌒-⌒; )

    さて、「闇の花道」ズバリ読んでいません。
    タイトルからして何やら「鼠小僧」を彷彿とさせられますが
    先程、検索したら文庫本になっている様なので
    早速、明日買ってきます。
    今、縁あって「千姫」を三冊のうち二冊目があと少し。
    書き手がたまたま女性3人でしたので、三冊目の前に
    息継ぎには彼の痛快編はベストチョイスのようにも
    思いますので、これも乗り掛かった(^ー^)船と
    読んでみます。笑 5日〜1週間程時間をください。
    久しぶりの宿題とコメントを簡単に載せたいと思います。
           あの街から

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2022/02/25 20:05:41
    Re: 天切り闇かたり
    このシリーズは5巻がリリースされ、各巻に6編程度の話があります。
    私は最初の「闇の花道」で一気に浅田さんの世界に引き込まれて、一気に読み通しました。
    以来浅田さんの作品は殆ど読んでます。

    万歩計

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/02/26 08:21:53
    RE: Re: 天切り闇かたり
    万歩計さん おはようございます。
    昨日あの後、近所のTSUTAYA蔦屋に電話をして在庫を
    聞いてみたら集英社文庫版がある。とのことで、朝食を
    食べた後買いに行ってきます。(^ー^)

    万歩計さんは、このシリーズで浅田次郎にハマって
    以来彼の著書をほとんど読んでいるとか。
    彼は、多作の人でしかも、「蒼穹の昴」をはじめとして
    「きんぴか」「プリズンホテル」など多くのシリーズ物
    がある他「鉄道員(ぽっぽや)」など次々に新刊を
    上梓している凄い筆力を持っている作家ですよね。

    エッセイ「勇気凜々ルリの色」で彼の生い立ち(それ迄の
    生き様)を語っていて、高校卒業後自衛隊に入隊。除隊後
    アパレル業界に身を置きながら投稿を続けて作家になった。
    という異色の作家ですよね。 
    私は、残念ながら彼の小説は全く読んだことがありません
    でした。
    今回、万歩計さんの浅田次郎への熱さに一票を投じるつもりで
    読んでみることに(⌒▽⌒)しました。一巻(一冊のみですが)

    さて、読後感想はいかにや^_−☆ 今回の京都旅で三人三様の
    感じ方や旅のスタイルがあるのだ。と
    その楽しさを味わいながらの旅となりましたが、小説の
    感想も万歩計さんとは違うかも。です。が、こういうのも
    楽しいかな。と思います。では、彼の世界に入ってみましょう。
           あの街から
  • mistralさん 2022/02/22 13:44:28
    お三人での旅。
    あの街からさん

    こんにちは。
    師走の京都旅の一部始終 (まだ続きがありそうですが) ここまで来て了解でした。
    私たちは最後に京都に宿泊しただけでしたが、あの街からさん御一行さんは
    色々な角度から京都に迫られて、さぞかし充実されていたことでしょう。

    芸術に造詣が深いあの街からさん、歌舞伎もお好きだったとは思いもよりませんでした。
    コメントを読みながら、ああ、そうなのね、と色々な知識を仕入れさせていただきました。
    当時の中村勘九郎、七之助兄弟、尾上松也による三人吉三、
    さぞかし躍動感ある舞台だったことでしょうね。
    DVDでその折りの舞台が見られるなら、、、探してみようかしらと思いました。

    Aさんとのそもそもの馴れ初めから現在にいたるまでのおつきあい、
    今回の旅を実現されるまでのあの街からさんのご配慮の数々、
    入念な下準備があっての今回の旅だったんですね。

    義母がまだ沖縄に行ったことがないというので、夫と沖縄旅行を計画し、
    車椅子の用意までしましたが、見事に断られた事を思い出しました。
    その折には結局旅は実現しませんでしたが、
    車椅子に座ってもらうには、こちらで考える以上に本人側の覚悟がいる事を
    その折に実感しました。

    Aさんはまだまだお一人でも旅がおできになるのですね。
    それも、お二人の旅程の組み方などの数々の細かい配慮があったことと思いました。

    mistral

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/02/23 08:11:36
    RE: 旅の計画は楽しいものですね
    mistralさん おはようございます。
    文字だけがいっぱいになってしまった旅行記を
    丁寧に読んでいただきありがとうございます。

    今回の京都の旅は、十数年ぶりの京都行きを
    楽しみにしている友人の期待感が伝わってきて
    自分も張り切ってしまったかもしれません。(^ー^)
    歌舞伎も友人に導かれて面白さを知ったのでした。

    車椅子のこと
    行程をみると、1日最低でも10,000歩超えが予想され
    それが一週間続くわけですから、歩く距離がある要所要所
    だけでも。どうかなぁ。と
    自分は、母の晩年車椅子を車に載せて、近郊に
    出歩いていましたのでなれているから。と、
    気軽に友人に勧めてしまったこと
    自分がサクサク歩こうとした為(⌒-⌒; )ではないか。と、
    反省でした。

    それにしても、さすが国際観光都市〈京都〉
    思っていたより多くのお寺さんでバリアフリーが
    整備されていました。
    ダス◯キン京都市内各店舗では車椅子のレンタル
    料金は1日から30日まで同一料金(4,500円)と格安だったり
    後で知ったことなのですが、今回宿泊したホテルでは
    宿泊者用に無料で車椅子の貸し出しを行なっていました。

    さて 『コクーン歌舞伎』
    古典歌舞伎の演目を新たな演出で上演するもので
    1994年に18世中村勘三郎(勘九郎時代)に
    『東海道四谷怪談』を上演し人気となりました。
    18世勘三郎(現在の勘三郎19世の父親)
    はニューヨーク公演でも評判をよびチケットの入手が難しい公演でした。
     きっと、既成の歌舞伎に無い、新感覚の歌舞伎をと考えた
    守破離とでも言うのかなぁ。
    先代の勘三郎が演出家串田和美と出会ってここぞと
    張り切って作り上げたのだろうと思います。

    歌舞伎は、昔から新しい試みを取り入れられていたといいますが
    近年でも、市川猿之助(三世)が新橋演舞場で始めた
    「スーパー歌舞伎」は、従来の歌舞伎の枠にとらわれない
    題材(ヤマトタケル)を取り入れて人気演目になりました。
    やがて4世(四代目)の猿之助は、「ワンピース」を歌舞伎
    化し当初驚きをもって迎えられましたが人気に。
    市川海老蔵(11世)も歌舞伎座以外の劇場公演では
    積極的に取り入れています。この他にも
    「野田版 鼠小僧」等ますますこの傾向があるようです。   
    伝統はただただ従来を踏襲するだけではなく、このような革新性が
    あってこそ続くものなのでしょうね。

    コクーン歌舞伎で父勘九郎が演じた新しい演出による
    『三人吉三』を二人の息子さんが演じた
    今2014年6月の公演ですが
    シアターコクーンの舞台装置を駆使した串田和美の見事な演出で
    川の流れる回り舞台。 その場面場面の大道具に合った
    鮮やかな色彩の衣装。まるで歌舞伎の絵葉書が動き出したような
    美しい七之助と松也の演舞。勘九郎は先代に似てきたなぁ。と
    さすがの演技をみせ
    長台詞をもろともせずに演じ切った三人。
    話しが進むにつれ、良くできた物語に引き込まれて迎える
    ラスト20分の息詰まる展開に合わせるような大スペクトル演出。
    観終わって、泣けるというよりは、
    物語を反芻してなんとも言えない余韻が押し寄せてくる。

    役者三人のベストワークではないかと思える程です。

    mistralさんの近所のTSUTAYA蔦屋等レンタルショップに
    置いてあるといいですね。
    Amazonでも販売しています。(DVDとBD)
    3時間弱。どっぷりと歌舞伎の世界を堪能できます。
    心が動いた時には、ご覧になってください。
       
    mistralさんの新旅行記もお墓じまいというテーマが
    飛び込んできて、襟を正して拝見したいと思っています。
          あの街から
  • 万歩計さん 2022/02/21 22:49:37
    名セリフ
     あの街からさん、こんばんわ。

     「三人吉三巴白浪」の名セリフ、カッコいいですねー。江戸っ子のワルの美学がギュッと詰まって。他にも白波五人男や切られ与三の名場面も。時々Youtubeを見てはシビレています。

      万歩計

    あの街から

    あの街からさん からの返信 2022/02/22 21:59:34
    RE:名台詞とYouTube
    万歩計さん こんばんわ(⌒▽⌒)
    旅の余韻に浸りつつこのような話ができることを幸せに思います。
    ありがとうございます。

    名台詞の後の見得の決めポーズに大向こうからの掛け声。
    ぞくぞくっとしますね。これぞ歌舞伎を見ている。と

    「三人吉三巴白浪」の原作者 河竹黙阿弥は
    江戸末期から明治にかけて活躍しましたが発表した作品が
    後世まで残る人気作となりました。

    「三人吉三巴白浪」の他にも おなじみの
    弁天小僧菊之助の名台詞がある
    「青砥稿花紅彩画」(白波五人男)や
    「鼠小僧」「切られお富」(切られ与三郎)とか、
    いわゆる世話物・白波物ですね。
    これら黙阿弥の作品は、現実的な内容をあくまでも写実的に
    それでいてどこまでも
    叙情的に描くことに秀でていると言われていて
    多くは演目は、社会の底辺で喘ぎながら暮らしている
    市井の人たちを主人公としています。
    けれど
    全体の雰囲気が陰鬱さに包まれることがなく
    情緒豊かな叙事詩に仕上げられているのが作品の特徴でしょうか。

    万歩計さんより一歩遅れた感じがする自分は
    YouTubeが今いちダメなのです。
    新しいものに飛びつくまでとは行かずとも、
    何かしら新しいものを
    自分の暮らしに取り入れてきましたが、
    ことYouTubeには、まだ乗れずにいます。(⌒-⌒; )

    映画で育ったからでしょうか。
    歌で言えば、サビの部分をいきなり全開にして。
    気を引いてそれでお終い。(−_−;)との印象があり
    どの項目を見ても見せる(魅せる)絵が連綿と続いていて
    ハマってしまう自分が怖いのだろうなぁと思っています。

    貴重な音源や画像がアップロードされていることも承知していますが
    たとえば、YouTubeで「三人吉三巴白浪」を見たとして
    同じ画面の右画面に「青砥稿花紅彩画」(白浪五人男)が出ていたら
    次に見てしまい、次々に際限なく見てしまう自分がいそうなのです。
    それで、意識的に遠ざかっています。(⌒-⌒; )

    しかし、苦手だけれど嫌いじゃない。ので (^_−)−☆
    これ、良いよ。とか面白いよー。聞かされると気持ちが動きます。

    心ときめくものをいっぱい持っているって幸せなことですよね。
    ですから、追っかけの対象を持っている人には憧れを抱いています。

        あの街から

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