大人の休日倶楽部パスで行く冬の乗り鉄たび（その５,ラウンジ車両と新幹線乗りくらべ）

2022/01/19 - 2022/01/23

JR東日本からとってもお得な乗り放題切符が発売されることを知って計画、冬の雪景色の中を列車で旅してみよう。切符の有効は期間限定の５日間、新幹線を含むJR東日本と北海道の特急を利用できて￥２６６２０、一日当たり￥５３２４です。ただしこの切符は年齢５０歳以上で「大人の休日倶楽部」への入会が必要です。この際に今までに乗っていない新幹線とローカル路線を乗って雪景色を見てみよう。５日目最終日は札幌からの帰宅、JR北海道の最新の特急車両と今年開業40周年の東北新幹線、まだ乗ったことのない色々なタイプの新幹線にも乗ってみよう。

エリア 栃木

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜明け前の札幌駅、雪によるダイヤの乱れはないかと心配しながら、なんとか無事に最終日です

札幌駅 駅

まだ薄暗い6番ホームにはすでに本日乗車の「特急北斗4号」が入線していました、
この列車はJR北海道の最新車両キハ261系5000代はまなす編成です、隣には同じくラベンダー編成の「特急オホーツク」が並んで停車していました

０６：５２　札幌発函館行「特急北斗4号」に乗車します

1号車の指定席を取りました、車内のシートがカラフルで座席ピッチも広く快適な座り心地

はまなす編成の最大特徴は自由席ラウンジ車両が増結されていることです、道内の移動は時間がかかりますが、ここだとゆったりとしたボックスシートと窓向きの各シートには電源コンセントもあり、追加料金なく自由に利用できるのがうれしいです,
この日は乗客が少なくラウンジ利用客も最大時で4人だけでした。

０６：５２　定刻に札幌を出発、街のビル群も消えて雪原が広がって来た

朝焼けの札幌の町が遠ざかる、雪による運休がなくてよかったです

右手に新千歳空港が広がっていた

０７：２３　南千歳駅では札幌駅を先発した「特急おおぞら1号」が向かいホームから釧路へ向けて出発していきました

南千歳駅 駅

０７：３９　苫小牧駅に停車

苫小牧駅 駅

右手には雪山がきれいに見える、山の向こうには支笏湖があるのかな

０８：０３　登別駅に停車

登別駅 駅

０８：１５に東室蘭駅を出た車窓から室蘭の町をちらっと眺める

これより列車は内浦湾沿いを行く

０８：３３　伊達紋別駅に停車

伊達紋別駅 駅

有珠山と少し煙を噴いてる昭和新山がくっきり見える

０８：４５　洞爺駅を出発

０８：５９　長いトンネルに挟まれた小さな駅への道路は無く、停車する列車も少ないので、たどり着くのが困難な秘境駅、小幌駅を高速で通過する

小幌駅 駅

左手は海、右手は雪山、快適なラウンジ車両の車窓から移り変わる北海道の冬景色を堪能する

どれが羊蹄山、ニセコアンヌプリ、判りませんが美しい雪山の景色は飽きることがない

０９：１１　長万部駅に停車、ニセコ越えの函館本線と合流、２日前に降り立った駅を懐かしむ

長万部駅 駅

内浦湾の波打ち際を走る

０９：３２　八雲駅に停車

八雲駅 駅

内浦湾の海越に駒ヶ岳が見えました

森駅を過ぎると駒ヶ岳のすそ野を走る、来るときには見えなかったその姿を今日はきれいに見れました

北海道駒ヶ岳 自然・景勝地

大沼もきれいに見えました

大沼国定公園 公園・植物園

１０：１２　大沼公園駅に停車

大沼公園駅 駅

雪と氷に覆われた小沼と遠くに駒ヶ岳

１０：２２　新函館北斗駅に到着、「特急北斗4号」はまなすラウンジでの3時間30分、飽きることのない素晴らしい北海道の雪景色を堪能しました

新函館北斗駅 駅

列車旅の醍醐味を十分味わえる乗車でした、北海道新幹線が開通したらこの運行も無くなるのでしょうか、速さを求めて旅情が無くなる、悲しいね、列車は函館に向けて走り去っていきました

新函館北斗駅では改札機を通り平面ですぐに乗り換え、
１０：５３　「はやぶさ22号」で北海道を後にします

新函館北斗駅 駅

乗客はほとんどいません

遠くに函館山を見ながら北海道を離れます

１１：１０　青函トンネルに入りました

青函トンネル 名所・史跡

１１：５０新青森駅に停車、青森の街を遠目に眺めて走る

１２：４５　盛岡駅に停車、後方に秋田新幹線「こまち22号」を連結して出発

１３：２９　仙台駅にて下車します

仙台駅 (JR) 駅

１３：４４　向かいのホームから途中駅にも停車する「やまびこ１４２号」に乗り換えます

はやぶさのE5系と比べるとこちらのE2系はシックな色合いのシート、車内もやはり古さを感じますね

途中駅に停車していくので車窓からも蔵王山がゆっくりきれいに見える

蔵王山 自然・景勝地

１４：１０　福島駅に6分間停車、後方に山形新幹線「つばさ１４２号」を連結します

福島駅 駅

吾妻山、安達太良山、磐梯山と福島の山並みもきれいに見えました

１５：５７　宇都宮駅に到着、下車します

宇都宮駅前には餃子のオブジェ、餃子の町ですね

宇都宮駅 駅

駅前には何件もの餃子屋さんがありましたが、その一つに入店して宇都宮名物の餃子を食べましょう

宇都宮餃子館 健太店 グルメ・レストラン

具がたっぷり詰まって嚙むと肉汁がじゅわっと、とにかくうまかった

宇都宮餃子館 健太店 グルメ・レストラン

宇都宮駅に戻りました、ホームでは「はやぶさ」が目の前を超高速でぶっ飛んでいきました、時速300キロ以上の速さを目の前で見れる体験です

最後は山形新幹線のE３系に乗車してみましょう

１５：５８　「つばさ・やまびこ１４２号」が入線してきました

E2系の後方につながれた山形新幹線のE3系です

山形名産のさくらんぼが描かれていますね

シートもサクランボカラーでしょうか、２＋２でゆったり快適

ヘッドレストもフットレストもあり、色合いもカッコいいシートです、E2系のシートより断然いいですね

東京駅から出発して北陸新幹線・飯山線・上越新幹線・羽越本線・秋田新幹線・北海道新幹線と廃線決定のローカル線と5日間の楽しい乗り鉄たびも終わりが近ずきました

１６：４８　東京駅に到着。
2月に入ってからも札幌をはじめ各地で大雪による鉄道運休のニュースがありました、今回は本当に運よくほぼ予定していたスケジュール通り乗車することができた、雪の中で鉄道運行をすることがいかに大変か、それに従事される鉄道員の方々に感謝いたします。

東京駅 駅