四国一周レンタカーの旅・愛媛

2022/01/04 - 2022/01/04

『４７都道府県すべて塗りつぶそう！』の旅、第三弾！
四国一周レンタカーの旅に出かけました。

東京ー徳島ー高松ー直島ー豊島ー直島ー【高松ー松山】ー高知ー徳島ー兵庫ー徳島ー東京

《２０２２年》
☆１/１羽田09：30発ー徳島10：50着（ＪＬ455）徳島駅ー中田東（路線バス）【徳島泊】
☆１/２中田駅－徳島駅ー高松駅（ＪＲ牟岐線・高徳線特急うずしお10号）高松ー直島（高速旅客船）直島観光（レンタサイクル）【直島泊】
☆１/３直島ー豊島（船）豊島観光（レンタサイクル）豊島ー直島【直島泊】
★１/４直島ー高松（高速船）高松ー松山（レンタカー）【道後温泉泊】
☆１/５松山ー高知（レンタカー）【高知泊】
☆１/６高知ー徳島ー淡路島ー鳴門（レンタカー）【鳴門泊】
☆１/７徳島17：50発ー羽田19：00着（ＪＬ462）

エリア 道後温泉(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日間お世話になった宿『マイロッジ直島』をチェックアウトして、急な坂道を荷物担いで転げ落ちる様になりながら下りて来た。
脇のレンタカー屋を通ると車がドット柄。

島内を走り回る循環バスもドット柄。

港に入って来たフェリーもドット柄。
皆が笑顔になるようで楽しい。

直島 自然・景勝地

存分に堪能したアートな島『直島』を後にします。
いやぁー、良かったなぁ。

高松港に着いて、トヨタレンタカーに行く。
ところが行った店はトヨタレンタカー高松サンポート店で、トヨタレンタカー高松店ではなかった。
即事情を察したお店の方が、高松店まで車で連れて行ってくれた。
よく間違われるという事で、慣れた様子だった。

今回の旅で楽しみにしていた事の一つに、ヤリスで四国を走ることがあった。
自動車ジャーナリストも絶賛するヤリスの走りはどうなのか。

トヨタレンタカー高松店で、車種指定でヤリスを借りた。
ところがレンタカーは1リッターオートマしかない。
まぁ仕方ないか～。

非力なエンジンで街乗りだと、シャシーの剛性感は、う～ん、なんとなく上がったのかなぁ！？と言う程度。

コーナリングは、なんだかフワフワしてイマイチ。
タイヤの空気圧がおかしいと感じたので、給油のついでに測ってもらったら、なんと3キロも入っていた。
レンタカーだからか用心して多めに入れてあったのか？

しまなみ海道薪能 祭り・イベント

高松から松山までは160キロ。
松山の手前、今治から尾道までの瀬戸内海の島々を結んだ約60キロの『しまなみ海道』には事前に行こう決めていた。
しまなみ海道も、なんか良さそう！くらいの予備知識しか無かった。

来島海峡大橋 名所・史跡

尾道迄行きたかったが、その日の宿の夕食に間に合わなくなる。

スマホで検索して、しまなみ海道の中間地点位の道の駅、『多々羅しまなみ公園』を目指した。

多々羅しまなみ公園は、多々羅大橋の麓にあり、その景観は素晴らしい。

道の駅 今治市多々羅しまなみ公園 道の駅

食堂は地元の海産物を食材にした美味しそうなメニューが並んでいたが、今食べると夕食が食べられなくなるので、又今度だ。

それとなんと言ってもミカンの種類の多さ、値段の安さには驚かされた。
『豊島みかん』の美味しさに感動し、愛媛のみかんは絶対美味しいと思い、道の駅で『愛媛果試第28号』と『媛小春』を買いました。
みずみずしく、酸味・甘みが丁度良く、共にとても美味しかった。

「どれが美味しいですか？」なんて言うのは愚問であって、どれも美味しいに決まってる。
しかし、レジにいたおば様は丁寧に違いを教えてくれて、オレンジ色のは『マドンナ』と呼ばれていて、今入ったばかりだから美味しいよ！と勧めてくれた。

旅行中買ったみかんを大切に持ち歩き、惜しみながら食べた。
本当に美味しかった。

平山郁夫画伯
『しまなみ海道五十三次スケッチポイント』

次に目指したのは、今治に近い『亀老山（きろうやま）展望公園』

亀老山展望公園 名所・史跡

この展望台は、『来島（くるしま）海峡大橋』を望む木造のデッキがあり、瀬戸内の島々を見渡せる。

曇りがちだったが、それでも美しい景観であった。

帰宅後検索すると、展望台デッキの設計は、なんと隈研吾氏だった。
この後で訪れる予定の梼原（ゆすはら）の『雲の上の図書館』も隈研吾氏の設計なのだ。

やっぱり瀬戸内海は良い！！
ピーカンではなかったが、時々太陽も顔を出し、穏やかで美しい海、島々を結ぶ橋、ドライブしていてると自然と笑みが溢れる。

ロードスターをオープンにして走ったらもっと爽快なんだろうな～と思ったけれど、ヤリスでも充分楽しめた。

しまなみ海道のドライブを楽しんで、今夜のお宿『KKR道後ゆづき』に到着しました。
クチコミにあった様に住宅街の中にあり、道も細くてわかりにくかった。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル

部屋に入ると丁度日没時間で、部屋の窓から美しい夕景を眺めることが出来ました。

時刻は１７：０５。
３日連続の夕映え。感動の瞬間です。

そういえば、ホテルのクチコミを書いた時に「道後温泉本館まで歩いてすぐ！」なんて記したら、ある方は「道後温泉本館まで１２分もかかり遠い」と書いていた。

１２分は遠いか近いか、人の感覚って実に様々で、それは当然なんだけど面白いなぁと思って読んでいた。
私達には充分近いし、道後公園まで歩いて行けてとても便利だった。
何より朝・夕食付きで１人１万円以下はとても安い。

チェックインして、本当はホテルの温泉に入って部屋でグタグタしていたかったんだけど、今しか時間がないんだから散策に行くよ！と促され出かけた。

道後公園展望台 公園・植物園

そうしたら、こんなライトアップされた小道があって幻想的だった。
やっぱり外に出たら良いことあるんだ！！

『湯築城資料館』前。
道後公園を散歩して、あちこち見渡しながら『オーベルジュ道後』の看板が目を引く。
イタリアンの店『イル・ポジターノ』も気になる。
うーん、これもまた次回だな。

湯築城資料館 美術館・博物館

ホテルに戻って、午後６時半から夕食です。
上：フグ皮煮凝り・お造り
下左：牛カイノミ陶板焼き
下中：海老のホイル焼き
下右：天然フグ松景揚げ

上：カニ茶碗蒸し
下：なめらか抹茶プリン・季節の果物

どれも美味しく、お腹いっぱいになりました。

これから道後温泉本館に行きます。
夕飯を食べた後で、お腹いっぱいで何も入りません。
ところが、通りかかったお店『どうごゆけむりかふぇ』を覗くと
焼きたてお団子が美味しそうで、つい『みたらし団子』と『草だんごあんこのせ』を注文してしまいました。
いやぁー美味しかった。
甘いものは別腹です。
今でも思い出したら食べたくなります。

どうご ゆけむりかふぇ グルメ・レストラン

寄り道しながら、いよいよ道後温泉本館に行きます。
『直島』帰りなので、ここもアートだなぁ・・と見上げていると、なんとこれは改修工事中でこの派手な囲いの中に日本最古といわれる道後温泉のシンボル『神の湯』に代表される温泉施設があるのです。

表に回ると、人数制限もあり時間も遅かったので入館出来ませんでした。

道後温泉本館 温泉

道後温泉別館『飛鳥乃湯泉』を教えてもらい入館しました。
飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトの『新湯』

飛鳥乃湯泉 温泉

お風呂上がりですが湯冷めもせず、ブラブラ歩きながらホテルに戻ります。
紛らわしい四つ角に立つと「さて、どっち？」と必ず聞かれる。
「右！」と真剣に言っても、概ね答えは左である。
どうしてこんなに方向音痴なのか、嘆くしかない。
思った事の反対を言えば当たるのかもしれない。

ホテルの浴衣・羽織で歩いている方もいましたが、さすがに寒いでしょ。

駅前の『坊ちゃん列車』

坊ちゃん列車 乗り物

伊予鉄道道後温泉駅の駅舎を一棟まるごとスターバックス。
明治時代の面影とレトロな洋館の佇まいに風情を感じる。

スターバックスコーヒー 道後温泉駅舎店 グルメ・レストラン

ちょっと駅の中に入ってみたら路面電車が入って来た。
松山観光のおすすめは路面電車1日券で市内を巡るのが良いのだそう。
いつも駆け足で・・松山城にも行ってない。
鯛めしも食べてないし、みかんジュースが出てくる蛇口も見つけられなかったし、ぼっちゃんカラクリ時計も見てないし、まるごとみかん大福も食べたかった。
いつも帰る時には心残りがたくさん。
明日は早々に高知に向かう。また来るしかないか・・。そだねー。

道後温泉駅 駅