2021/07/24 - 2021/07/27
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大内宿の民宿に宿泊した翌日、会津若松へ移動するが、せっかくなので移動手段を楽しむために会津鉄道の臨時列車、お座トロ列車に乗車することにした。今回利用したお座トロ列車は始発駅の会津田島を出発し、会津若松を結ぶ。途中の湯野上温泉に到着するのは昼過ぎ、時間的に余裕があるため、奥会津の景勝地である塔のへつりに行き、お座トロ列車に乗車することにした。
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大内宿の本家扇屋の向かいにある田沼商店。民宿をしている本家扇屋の分家的なお店。そのため本家扇屋で出される具材も売られている。
扇屋分家 お土産屋・直売所・特産品
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民宿をチェックアウトし、バス乗り場へ。バス乗り場は民宿の扇屋から徒歩5分程度の場所にある。
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10:35分発の猿游号のバスで湯野上温泉駅へ向かった
レトロバス 猿游号 (広田タクシー) 乗り物
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大内峠を下り、20分で湯野上温泉駅に到着。
湯野上温泉駅 駅
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温泉駅らしく何と足湯を楽しむことができる。足湯は親子地蔵の足湯と言われており、足湯の前には地蔵が建っている。この足湯の特徴は会津鉄道の利用客以外も無料でできることだ。ツーリングをしているライダーたちもこの足湯を楽しんでいた。足湯は意外と熱いが、この熱さが気持ちが良い。
列車を待つ間、ぜひ楽しみたい足湯だ。 -
湯野上温泉駅には駅カフェがあり、地元の特産品が売られている。
湯野上温泉観光協会 (湯野上温泉駅) 温泉
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湯野上温泉駅に「駅カフェ」と書かれた看板を見て近づいてみると、湯六庵のようかんや甘酒が売られていた。ここで購入したのは甘酒。この甘酒は氷が入っており、とても濃厚な味。「ザ・甘酒」といった感じだ。甘酒は味噌屋さんの甘酒と酒屋さんの甘酒と二種類あるが、駅カフェの甘酒は完全に酒屋さんの甘酒だ。昔ながらの甘酒の味はきっとシニア層には懐かしい味ではないだろうか。
湯野上温泉駅カフェ グルメ・レストラン
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こちらは湯野上温泉にある和菓子屋、湯六庵。駅カフェでも湯六庵の和菓子は販売している。今回は湯六庵のようかんを食べた。一口サイズに紙包装にくるまれているので旅の途中で小腹がすいたときに食べるのにちょうどよい大きさ。
湯六庵 グルメ・レストラン
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ようかんの甘さが旅の途中の疲れを癒やしてくれる。せっかく小腹がすいたなら、地元の和菓子で満たしてみよう!地域再生にも繋がるのだから。湯野上温泉駅に到着したら是非買って置きたいお菓子だ。
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湯野上温泉駅から次の駅、塔のへつりへ移動した。
会津鉄道員が鉄オタ少年につきっきりでいろいろ教えていた。会津鉄道 乗り物
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塔のへつり駅に到着
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塔のへつりまでは徒歩7分ほどだ。
塔のへつり駅 駅
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塔のへつりは阿賀川の流れや風化により100万年かけて浸食され形成された断崖だ。
塔のへつり 自然・景勝地
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その断崖には一本のつり橋がかかるがこれは藤見橋。塔のへつりやへつりにある菩薩に行こうとする場合、子のつり橋を渡ることになる。つり橋までは階段を降りる必要があり塔のへつりも足場が悪いので足が不自由な場合は手前の塔のへつりガーデンのこの場所から眺めるだけにしたほうが良い
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つり橋を渡った場所から見た景観。
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「へつり」とは会津方言で「断崖」を意味する。樹木に覆われてわかりにくいが、ここには縦に塔のように形成された断崖を織りなし、景勝地となっている。
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まるで水面から出てきた蛇の顔のような岩だ。
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つり橋を渡り、削られている浸食部分に行くと、岩盤の特質により浸食が異なっているのが良くわかる。浸食された岩肌はまるで回廊のように形成され、一部ではこうして歩くことができる。
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浸食された場所は人が歩くのには十分な高さがあるほど。国の天然記念物となっている。
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川の流れが緩やかなため周りの景観が反射してとてもきれいに見える
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塔のへつりには歴史的人物も訪れている。
796年に桓武天皇の勅命を受け、征夷大将軍として東北征伐に赴いた坂上田村麻呂は当時この地にたどり着いたと言われている。 -
807年坂上田村麻呂はこの地にたどり着き、塔のへつりを見てこのコクゾウ菩薩を建立した。
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虚空蔵菩薩の解説が書かれている。
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昭和の時代には昭和天皇の弟にあたる高松宮さまもこの地を歴訪している。
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梅雨明けにもかかわらず阿賀川の水が少なかったのが幸い水鏡ができてラッキーだった
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遠目で見ても浸食のすごさが良くわかる
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天気に恵まれたおかげでこんな素敵な景色が!
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ヤマユリが咲き塔のへつりの景観とマッチしている。
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つり橋に降りる場所にもお土産店がある。
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へつりガーデンと言えば塔のへつりを見渡すことのできるベストポジションにあるお店。南会津のお土産が多く売られているので、訪れる価値はある。店で購入しなくても展望デッキに行くことができる。
こちらではなんと無料でキノコ汁がふるまわれているのがとてもうれしい。夏でも熱い汁で汗をかきながら食べることができる。へつりガーデン グルメ・レストラン
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塔のへつりの入口の場所にいくつかお土産店が軒を連ねているがそのうちの一つが五晃苑塔のへつり店。店ではお土産店売り場と食堂の二つに分かれている。食堂では地元のそばなどを食べることができる。
五晃苑塔のへつり店 お土産屋・直売所・特産品
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今回は会津鉄道の列車の時間までの調整のためにこちらで休息をとった。注文したのぶどうジュース。付近は意外と暑いのでぶどうジュースは少し酸っぱさがあり、体に沁みる。座敷があるのでとてもくつろげる。
休息を終えて塔のへつり駅に戻る -
塔のへつり駅。駅は無人駅のようだが駅舎にはコインロッカーがあった。
塔のへつり駅 駅
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会津鉄道の線路の様子
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湯野上温泉駅方面から列車が入線してきた。今回乗車するのは湯野上温泉駅ホウエンに向かう会津若松駅行きの列車なのでもう少し待つことに。
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会津田島方面からお座トロ展望列車が入線してきた。お座トロ列車はその名の通り、お座敷車両とトロッコ車両、展望車両が連結されている。昨日湯野上温泉駅で整理券を購入したが座席は全席自由席なので、込み合ったときは相席必死だ。
お座トロ展望列車 乗り物
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今回隣の湯野上温泉駅までは相席となった。お座トロ展望列車にはパーサーが乗車し、整理券と引き換えに硬券の乗車証明書を渡してくれる。
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塔のへつりから門田の駅間は車窓からの景観を楽しめる区間でもある
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お座敷車両の様子。お座トロ展望列車は人気があるようで、多くの乗客が乗車する。おすすめなのは展望席よりもトロッコかお座敷車両をお勧めする。両者とも寛いで座れることを考えるとこちらの方が景観も列車も楽しめる
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車両には売店があり、グッズや飲食も販売されている
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起伏に富んだ景観が乗客を飽きさせない。
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門田に到着。会津若松までま残り3駅だ。ここまで来ると渓谷を抜け平地を走っていく。
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