えちごトキめき鉄道『雪月花』に乗って来ました♪おときゅうパスで行く日帰り旅３日目

2021/11/27 - 2021/11/27

2021.11.25～2021.11.28の４日間で、JR東日本のめちゃくちゃお得な切符「大人の休日倶楽部パス」を使い日帰り旅を楽しみました。
“終わり良ければ総て良し” なので、良し！にしたい所ですが前半は修行か！と思うほど辛かった。。かな。

もう何回か使わせて頂いている「大人の休日倶楽部パス」は
15270円で４日間、指定席も６回まで乗れるJR東日本管内乗り放題の超お得な切符です。

☆.・*・.☆.・*・.☆.・*・.☆彡

□ １日目　新潟　彌彦神社
□ ２日目　新潟　はらこ丼　カレーライス
■ ３日目　新潟　雪月花乗車
□ ４日目　福島　フルーティアふくしま乗車

エリア 上越・直江津(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021.11.27（土）

おはようございます。

9:53 大宮発 とき313号に乗って、まずは長岡へ出発～☆

ときさん、おはよーう♪

上越新幹線と言ったら、E２系のこちらの方がしっくりします。

1997年に登場した車両で、「とき」「たにがわ」として活躍していますが、2023年春に引退予定で、上越新幹線はE７系へと変わっていくようです。

この車両の最高速度は240km/ｈで、E７系は275km/ｈなんだって。
「そんなに急いでどこへ行く」って標語が昔あったね。

【今回手配した指定席】

11.25　大宮～燕三条 往復 上越新幹線
11.26　大宮～新潟 片道 上越新幹線
11.27　大宮～長岡 上越新幹線
　　　　長岡～直江津 特急しらゆき
　　　　上越妙高～大宮 北陸新幹線
11.28　なし

【本日の行程】

大　宮
　↓　　上越新幹線
長　岡
　↓　　特急しらゆき
直江津
　↓　　えちごﾄｷめき鉄道 日本海ひすいﾗｲﾝ
糸魚川
　↓　　雪月花乗車
上越妙高
　↓　　北陸新幹線
大　宮

今日も関東地方は晴天なり！

昨日はまだ雪景色でなかった越後湯沢は真っ白です。

さぶっ ＊☆彡

長岡駅から11:18発 特急しらゆき４号に乗り換えて直江津へ出発～☆

特急しらゆき入線～☆

大宮から糸魚川へは新幹線で乗り換えなしで行けるけど、大人の休日倶楽部パスが上越妙高から先は対応していないので、少し工夫をして、乗りたかった「特急しらゆき」に乗ります♪

大　宮
　↓　　大人の休日倶楽部パス可
長　岡
　↓　　大人の休日倶楽部パス可
直江津
　↓　　えちごﾄｷめき鉄道雪月花対応で無料
糸魚川

※ 雪月花乗車の場合、当日に限り、えちごトキめき鉄道全線が無料で乗車できます。

約50分の乗車時間で、長岡～直江津間の指定席料金は1700円と新幹線指定席料金からはお安いけれど、海側のお席に座りたかったので、ここで指定席券１回分を使いました。

特急しらゆき４号は４両編成で走っています。
１・２号車は指定席、３・４号車は自由席でした。

指定席を取っていて大正解で、乗車後、３・４号車を見に行ったのですが、海側にかかわらず窓側のお席はほぼ乗車されていました。

嬉しい♪
時々晴れ間が見えるのです。

お天気のいい時に綺麗な海を見ることが出来て良かった。(´-｀*)

わぁ 「Shu＊Kura」とすれ違い！
目に留まらぬ速さで走って行ったけど、一応シャッターを押したら写ってた。

長岡駅から約50分、12:10に直江津駅に到着。

直江津駅から12:17発 えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで糸魚川駅へ出発～☆

乗り換え時間は７分なのでドキドキしましたが余裕でした。

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津駅から糸魚川駅間も海沿いを走るけど、立っている人がいるほどの乗車率でした。

約40分の乗車後 12:59 糸魚川駅 到着。

糸魚川駅では待ち合わせ時間が１時間ほどあります。
糸魚川駅から海までは400ｍほどと言うのでお天気が良かったら海まで歩いて行ってみようと思っていたけれど・・
この雨なので・・

「糸魚川ジオステーション ジオパル」を楽しみました。

駅に併設されているので助かりました。

トワイライトエクスプレス再現車両があります。

乗ってみたかったなぁ。

ジオラマが展示されていて、あっという間に１時間が過ぎました。

ミニSＬの展示もありました。

ミニSLくろひめ号は、1956年（昭和31年）製造で、産業用の国産最後の蒸気機関車とされていて、全長4.67ｍ、幅1.72ｍ、高さ2.55ｍ、重さ5.1ｔという事です。

糸魚川の外の空気も吸っておこう♪
新幹線開業と共に整備された駅舎で、写真左側のレンガの門は、かつて糸魚川駅に存在したレンガ倉庫の一部だそうです。

さぁ～ いよいよ時間です。
今日は、憧れ続けた新潟県の糸魚川駅と上越妙高駅を結ぶ、えちごトキめき鉄道の2016年４月にデビューした『雪月花』に乗るためにやって来ました。

『雪月花』入線～☆

糸魚川駅では「雪月花」と「急行立山」が並びました。

えちごトキめきリゾート『雪月花』の運行日は、主に土日祝の一日一往復です。

■ 午前便　上越妙高（10:19）→ 糸 魚 川 （13:16）
■ 午後便　糸 井 川 （13:59）→ 上越妙高（16:44）

午前便の上越妙高駅発はフレンチ、午後便の糸魚川駅発は和食です。

わたしは、13:59 糸魚川駅から妙高高原駅で折り返し、上越妙高駅までの約２時間50分を楽しむ午後便に乗車しました。

「all made in NIIGATA」を合言葉に製造された雪月花は、全てが新潟県産です。

キラキラ赤い車体にキラキラ金色が光る金色メッキは燕三条製です。

左から「春の桜」「夏の海」「秋の月」「冬の雪」が表現されています。

『雪月花』は２両編成です。

観光列車は、元々走っていた車両を改造することが多いようですが、雪月花は新しく造られた車両だそうです。

ピカピカに輝く赤い車体は「銀朱色」と言うそうです。

受付を済ませまだ誰もいない車内を撮りたくて一目散に１号車へ。

１号車のご案内～♪

１枚の長さが約2.3ｍの日本最大級の窓、日本海・妙高山側を向く、越後杉の明るい木目と豊かな実りの黄金色がモチーフの座席の車内になっています。

先頭部分はフリースペースで展望デッキになっています。

１号車は、日本海・妙高山側を向くカウンター席（前列×７、後列×11）と

２名で使えるボックス席

最大３名で使えるボックス席の、計23席です。

今日は、前列カウンター席は満席、後列カウンター席に３名、ボックス席にそれぞれ２名様で、計14名でした。

ドア上部には、月の満ち欠けの演出です。＊*

２号車のご案内～♪

１号車とは、まったく趣の違うダークブラウン基調の落ち着いた雰囲気です。
こちらのシックな感じも素敵だけどお一人様では使えません。
ボックス席（４名×３、２名×３）と、１段高くなった展望ハイデッキ（最大定員４名）の計22席です。

展望ハイデッキは、別途席料15000円になりまぁ～す。
今日は、何か記念日かな？
お二人様でご利用されていました。イイナイイナ(´-｀*)

２号車のドアの上部の演出は雪だるま。☆*: .｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

２号車には、バーカウンターのある「さくらラウンジ」。

お食事の準備がされていました。

デッキの床には、耐久性に優れ滑らないのが特徴の新潟県産、安田瓦を使用しています。

鉄道車両に瓦を敷くのは初めてとの事です。

お土産コーナーもあります。

おしゃれな丸い窓の中を覗いて見ると・・

ポストカードやお土産品などが飾られていました。

お待たせしました～。ヽ(^o^)丿
やっとお席に戻って来ました。

最近 ”リベンジ消費” って耳にするけど、これがわたしの ”リベンジ消費” かな・笑

別に欲しいものはないし、とにかく出掛けないし、
19800円（税込）もするから、乗りたくても我慢してたけど
えーい!!って感じです。

運行区間・時刻の書かれた簡単なパンフレットを見たり

お持ち帰りの出来るコースターや箸置きの写真を撮りまくっていると、アテンダントさんがご挨拶に来てくれて、welcomedrinkとしてスパークリングワインを頂きました。

糸魚川を出発して18分後の14:18に最初の停車駅、トンネルの中にある「筒石駅」に到着。

９分ほどの停車時間があるのでトンネルの中を見学します。

地上までの階段は300段！

前に、群馬県と新潟県の県境のトンネル内の駅「土合駅」に行った事があるけど、そちらは462段でした。

アテンダントさんが、地上まで行く時間はありません！と何度も時計を気にしているので、ここで列車に戻ります。

約20分の駅探検を終え、お待ちかねの三段重のお食事の時間です。

午後便は和食で、江戸時代から続く糸魚川の老舗割烹《 鶴来家 》のお料理です。

午前便か午後便かで悩んだ末、このカニのちらし寿しが食べたくて午後便に決定♪

えっ？と思ったことが一つだけ・・
お箸には「雪月花」と文字が入っていて素敵なのですが、袋には入っていません。
月の形の可愛い箸置きがお持ち帰り出来るのは嬉しいのですが、個装にして頂けると嬉しいです。（コロナ禍なので神経質になります）

毎度のことながら写真を撮りまくり、頂くまでに時間が掛かります。
(´艸｀*)

一の重（上段）

糸魚川市の名産・ベニズワイガニを贅沢に使ったちらし寿し
蟹の下には、地元の海洋高校が開発した魚醤「最後の一滴」をプラスした錦糸卵が彩りよく敷き詰められています。

二の重（中段）

こくしょ　～新潟の郷土料理「のっぺ」の糸魚川版～
・うどぶきとぜんまいの旨煮
・柑橘釜に紅白なます　カニ身黄身酢かけ
・ごぼうと人参のにいがた和牛肉巻き
・さつまいものレモン煮

三の重（下段）

・真鯛の木の芽焼き/カマスの幽庵焼き
・村上産イクラの茶碗蒸し
・鯛の白身寄せ/越の丸茄子の揚げびたし
・黒バイ貝の旨煮/小芋/かきのもと

メギスのつみれ汁も温かくて美味しかった♪

筒石駅から約20分、14:49に直江津駅に到着。
お食事の途中ではありますが折を重ねて蓋をして、約８分ほどの停車時間があるのでホームへ。

直江津駅の２番ホームの端に「０キロポスト」があると言うので見学。

この０キロポストは北越鉄道が直江津～新潟間を開業した際、その起点として設置されたそうです。
その後 国有化され、高崎～直江津～新潟間が信越本線となり、その起点となる高崎駅に０キロポストが設置されましたが、直江津駅の０キロポストもそのまま残されることになりました。
よって信越線のキロポストは直江津駅で一旦打ち切られ、直江津～新潟間は直江津駅を起点とするキロポストを基準としているそうです。

直江津の駅では、有名な駅弁《 鱈めし 》の販売があります。

駅弁《 鱈めし 》は、2012年に始まった駅弁の全国大会【駅弁味の陣】で、その年に優勝した駅弁です。
以前売り切れで食べ損ねているので、一目散で駆け付けました。

が・・

なんと、売り切れと・・　Σ(ﾟдﾟlll)

が・・

おじさんが、最後の１個の《 二大将軍弁当 》なら、さけめしも一緒に食べられるからと激押ししてくれて、こちらの最後の１個を購入♪

《 さけめし 》は以前食していますが、こちらも2019年に優勝しているそうです。

結果・・両方１度に食べられて良かった♪

ただ・・後ろの方から「上越妙高駅で売ってるよ」の声が・・
知ってはいますが、人気駅弁なので売り切れを心配してさ・・
でも、上越妙高駅到着後《 鱈めし 》がまだいっぱい売られているのをわたしは確認してしまった。とさ。Σ(￣ロ￣lll)

直江津駅を出発すると「妙高はねうまライン（旧信越線）」に入り、山と大好きな田んぼの風景が楽しめたはずだけど残念なお天気です。

直江津駅から約30分、15:26に二本木駅に到着。
12分の停車時間があります。車掌さんとのミニツアーがあるような情報もあったのですが、聞き逃したのか、悪天候のため無かったのか分かりませんが、無かった気がします。

二本木駅はスイッチバックの駅として知られていますが、明治43年建築の駅舎も見る価値があったのに見逃してしまいました。

『雪月花』メインで撮った写真に駅の屋根が少し写っていました。
この青いトタンの屋根は、雪が滑って落ちる様にと雪国ならではの工夫があるようです。

ホームでは、お土産が売られています。

地元の特産品もあります。

車内へ戻ると最後のお楽しみ、デザートタイムです♪

さるなしジャムの寒天
甘酒（新潟県上越市 杉田味噌醸造所）
味噌まんじゅう（新潟県上越市 笹川菓子店）

雪室珈琲　雪月花オリジナルブレンド

車内は細部まで拘っていて、カーテンの金具は、海側が波のデザイン、山側が山のデザインになっています。

鉄橋があり列車は少し減速します。
鉄橋から見える” ひ ” の字に蛇行している川、内側は棚田だそうです。

二本木駅から20分、15:58に折り返しの妙高高原駅に到着。
18分程の停車時間がありますが、何もありません。
唯一駅前のお土産屋さんもお休みでした。

妙高高原駅は、長野県境の駅でしなの鉄道への乗換駅です。

雪月花のお隣には、2020年にデビューしたしなの鉄道の『SR1』がいました。

2022.１月にしなの鉄道『ろくもん』の指定席を確保できたので、合わせて乗る計画を立てたのですがオミクロン株にビビり諦めようと思います。
またいつか乗りに行くから待っててねぇ～。(＊^^)/~~~

最後にお土産を頂きました～♪
地元のお米２kgと、糸魚川の洋菓子屋さんのカステラです。
お米は新米なので帰宅後すぐに美味しく頂きました。

旅も終わりの頃、少し晴れ間が見えて来ました。

お天気は大事です。
快晴の中で『雪月花』に乗れたならもっと楽しかっただろうな。

でも・・
乗車出来て嬉しかった。ありがとうございました。

新幹線への乗り継ぎ時間の30分、お土産屋さんを覗いていたら、直江津駅で立ち売りのお弁当やさんでは売り切れだった《鱈めし》がいっぱい売っていました。
　↑
さっきも聞いたって・・笑

17:14 上越妙高発 はくたか570号に乗って帰ります。

●今日の駅弁●

二大将軍弁当　1600円

「駅弁大将軍」と言う駅弁の大会で優勝歴のある２っのお弁当
ほんと！　両方とも「うまっ！」でした。
　　　　　　　　　

●お土産●

・ 笹団子　　　800円
・ 笹団子パン　220円

わたしのお土産は、
『雪月花』記念乗車証とスタンプです。

　　　～～＊～～＊～～＊～～＊～～＊～～

最後まで読んで頂きありがとうございました。
明日につづく。

この旅行記へのコメント （4）

• salsaladyさん 2022/01/06 09:39:19

  日本海ひすいライン！～日帰り？

  ☆大宮から～やればできるんだ！と呼びかけられた感じですが。。。えちごトキめき！
  
  ☆日本海側！と聞くと、とても日帰りできるとは思えない「花嫁の連」に乗ってみたいと以前から思いながら、なかなか腰が上がりません。予約必須だものね～
  
  ☆今は大雪予報も出る時期だし（昨日富山から仕事のジムに戻ったスタッフが１Mは積もってるよ！と聞いてブルブル）～
  
  ☆新潟はアイディア列車が多くて楽しめそう～see you～

  satobuさん からの返信 2022/01/08 15:08:28

  RE: 日本海ひすいライン！?日帰り？

  salsaladyさま。
  
  旅行記を見に来てくれて、コメントも頂き有り難うございます。
  
  そうなんですよ。
  大宮から日帰り、出来るんですよ。
  
  でもこれは、大人の休日倶楽部パスがあればこそなのです。
  そうでなければ新幹線料金を出して日帰りなんて勿体無いですもんね。
  
  「花嫁のれん」は、１度乗りました。
  金沢方面には大人の休日倶楽部パス東日本版は対応していないので宿泊しました。
  
  花嫁のれんも競争率が高そうなのでなかなか難しそうだけど、是非１度トライしてみて下さい。
  コロナ禍で、もしかしたら予約が取りやすいかもです。
  
  ただ、わたしは、オミクロン株にビビり、１月末に乗ろうと思っていたしなの鉄道の「ろくもん」をキャンセルしました。
  
  １日も早く安全で楽しい旅が出来る様になるといいですね。
  
  ありがとうございました。　　　satobu
  
  

• しゃけさん 2021/12/28 14:44:01

  あんまりだ、弥彦村

  satobuさん
  こんにちは。なかなかいろいろなことがある旅でしたね～
  読んでるうちに次は何が起こるのか！って半分期待しちゃいましたよ
  ごめんなさいｗ
  このご時世と、場所がらあるあるですね、、
  でも負けずにどうにかおいしいものを見つけたり
  楽しみを見つけるのがお得意のsatobuさんですね
  
  珍しい電車の旅はさすがです！
  satobuさんの旅行記で初めて知った電車も多々
  いつかマネしたいとずっと思ってます
  
  今年はこうして久しぶりにコメントできたりして嬉しかったです
  また来年もよい旅ができますように！
  よい年をお迎えください
  しゃけ

  satobuさん からの返信 2021/12/31 21:21:28

  RE: あんまりだ、弥彦村

  しゃけさん
  
  いつも旅行記を見に来てくれて、コメントも頂いて有難うございます。
  感謝です。♪
  
  弥彦に村上！
  前半はお天気も悪いし、思うように運ばなくて、何となく腑に落ちないガッカリな2日間になってしまいました。
  
  少し時間が経って、これも思い出の一つに変わりつつあります。
  
  一緒にガッカリしてくれて・・心配してくれて・・
  ありがとう♪
  
  観光列車は、列車の中の探検も動く景色も大好きなので、これからも探して乗りに行きたいです。
  
  しゃけさんにとって素敵な２０２２年になりますように♪
  
  
  satobu