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今年(2021年)の紅葉の旅は宝川温泉で終わりにすると思っていたが、京都からの紅葉だよりを見聞きすると、去年行きそびれた長岡京の光明寺や改装明けの清水寺のライトアップなどを見に行きたくなり、急遽訪れることを決めました。今回は車を使わずに往復バスでの3泊3日(帰路車中泊)の旅行となりました。<br />第三部は、二日目の朝一番で大原三千院を訪れた時の旅行記です。(表紙写真は、有清園のモミジの絨毯)

団塊夫婦の日本紅葉巡りの旅(2021京都)ー紅葉もちょうど見頃だった大原三千院

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2021/11/19 - 2021/11/19

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miharashi

miharashiさん

今年(2021年)の紅葉の旅は宝川温泉で終わりにすると思っていたが、京都からの紅葉だよりを見聞きすると、去年行きそびれた長岡京の光明寺や改装明けの清水寺のライトアップなどを見に行きたくなり、急遽訪れることを決めました。今回は車を使わずに往復バスでの3泊3日(帰路車中泊)の旅行となりました。
第三部は、二日目の朝一番で大原三千院を訪れた時の旅行記です。(表紙写真は、有清園のモミジの絨毯)

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 大原三千院は、元々は8世紀に比叡山延暦寺を起源として建立された天台宗のお寺。室町時代に京都市北部の大原に移転され、その後、明治初期に三千院という名に改称されて、それ以降大原三千院として広く知られたお寺になっている。私はだいぶ昔ハイヤーで訪れているが、茶屋で甘酒を飲んだことしか記憶にない。

    大原三千院は、元々は8世紀に比叡山延暦寺を起源として建立された天台宗のお寺。室町時代に京都市北部の大原に移転され、その後、明治初期に三千院という名に改称されて、それ以降大原三千院として広く知られたお寺になっている。私はだいぶ昔ハイヤーで訪れているが、茶屋で甘酒を飲んだことしか記憶にない。

  • 三千院の広い境内の中には、往生極楽院、聚楽園、有清園など魅力的な見所が数多くあり、京都でも一番人気を誇るお寺だ。今回紅葉がちょうど見頃ということなので、訪れることにしたのだった。(写真は、有清園のモミジの絨毯)

    三千院の広い境内の中には、往生極楽院、聚楽園、有清園など魅力的な見所が数多くあり、京都でも一番人気を誇るお寺だ。今回紅葉がちょうど見頃ということなので、訪れることにしたのだった。(写真は、有清園のモミジの絨毯)

  • 11月19日、朝7時。ホテルビスタプレミオの朝食は、1泊一人4000円(注)とはとても思えない豪華な内容だった。ハムやソーセージは自家製とか。<br />(注)予約したときはこの料金だったが、ちょうどワクチン接種者へのサービス期間中で、チェックインの時にワクチン接種済み証の写真を見せると、さらに3500円に割引になった(実際は税金を入れて一人3700円)。これからは、このサービスがあるかどうか確認してから予約した方が良いだろう。<br />

    11月19日、朝7時。ホテルビスタプレミオの朝食は、1泊一人4000円(注)とはとても思えない豪華な内容だった。ハムやソーセージは自家製とか。
    (注)予約したときはこの料金だったが、ちょうどワクチン接種者へのサービス期間中で、チェックインの時にワクチン接種済み証の写真を見せると、さらに3500円に割引になった(実際は税金を入れて一人3700円)。これからは、このサービスがあるかどうか確認してから予約した方が良いだろう。

  • 大原までのアクセスは、京都駅前から大原まで全区間バスで行くのと、途中まで電車で行き、その後バスに乗り換えるという二通りがある。紅葉シーズン中は、バスが混むので長時間(50分くらい)立ちっぱなしはつらいのと、大原手前の道路も渋滞が予想されたので、後者の方法で行くことにした。ホテル近くの三条京阪駅から京阪で出町柳までいき、その後叡山電車で八瀬比叡山口へ。写真は、そこから少し歩いたところにある八瀬駅前バス停。ここからバスに乗り大原へ向かう。

    大原までのアクセスは、京都駅前から大原まで全区間バスで行くのと、途中まで電車で行き、その後バスに乗り換えるという二通りがある。紅葉シーズン中は、バスが混むので長時間(50分くらい)立ちっぱなしはつらいのと、大原手前の道路も渋滞が予想されたので、後者の方法で行くことにした。ホテル近くの三条京阪駅から京阪で出町柳までいき、その後叡山電車で八瀬比叡山口へ。写真は、そこから少し歩いたところにある八瀬駅前バス停。ここからバスに乗り大原へ向かう。

  • 大原方面のバスの時刻表。バス停に着いたのは8時35分ごろで、次の大原行のバスは10分後の8時44分発だった。やってきたバスは意外に空いていて座ることが出来た。バスには15分ぐらい乗り、9時頃に大原のバス停に到着。ホテルを出たのが8時頃だったので、約1時間で来ることが出来た(運賃は電車とバスを含めて850円)。

    大原方面のバスの時刻表。バス停に着いたのは8時35分ごろで、次の大原行のバスは10分後の8時44分発だった。やってきたバスは意外に空いていて座ることが出来た。バスには15分ぐらい乗り、9時頃に大原のバス停に到着。ホテルを出たのが8時頃だったので、約1時間で来ることが出来た(運賃は電車とバスを含めて850円)。

  • 三千院へ通じる道の入り口にはコスモス畑があり、その横を通り過ぎて三千院へ。

    三千院へ通じる道の入り口にはコスモス畑があり、その横を通り過ぎて三千院へ。

  • 三千院への坂道。川沿いの狭い道だが、車も通っていた。狭い駐車場しかないのでここへはタクシーかバスで来るしかなさそうだ。

    三千院への坂道。川沿いの狭い道だが、車も通っていた。狭い駐車場しかないのでここへはタクシーかバスで来るしかなさそうだ。

  • 三千院へ入る手前の階段前。階段横の紅葉はちょうど見頃(写真は帰りに撮影)。

    三千院へ入る手前の階段前。階段横の紅葉はちょうど見頃(写真は帰りに撮影)。

  • 階段を上り、紅葉のトンネルの中を三千院へと歩いて行く。まだ朝早いので空いていた。

    階段を上り、紅葉のトンネルの中を三千院へと歩いて行く。まだ朝早いので空いていた。

  • 三千院へ入る門(御殿門)の手前。階段を上がった右手に門がある。

    三千院へ入る門(御殿門)の手前。階段を上がった右手に門がある。

  • 御殿門(写真は帰りに撮影)。

    御殿門(写真は帰りに撮影)。

  • 御殿門を入るとすぐに受付があり、拝観料700円を払って入場。時刻は9時15分。最初は客殿の中に入る。写真は客殿の南側に広がる聚碧園(しゅうへきえん)。その庭園を見ながら、宸殿の方向へと進んでいく。紅の毛氈に座れるのは抹茶を頼んだ人だけ。茶を飲みながらゆっくり素晴らしい庭を鑑賞するのもいいかも。朝早い時間帯だからできることだ。

    御殿門を入るとすぐに受付があり、拝観料700円を払って入場。時刻は9時15分。最初は客殿の中に入る。写真は客殿の南側に広がる聚碧園(しゅうへきえん)。その庭園を見ながら、宸殿の方向へと進んでいく。紅の毛氈に座れるのは抹茶を頼んだ人だけ。茶を飲みながらゆっくり素晴らしい庭を鑑賞するのもいいかも。朝早い時間帯だからできることだ。

  • 聚碧園を正面から。紅葉の赤と苔の緑のコントラストがすばらしい。

    聚碧園を正面から。紅葉の赤と苔の緑のコントラストがすばらしい。

  • 上記写真の右側。この庭園は池泉回遊式庭園と呼ばれている。

    上記写真の右側。この庭園は池泉回遊式庭園と呼ばれている。

  • 客殿から宸殿への通路を歩いて行くと、その先に鮮やかな紅葉が見えてきた。

    客殿から宸殿への通路を歩いて行くと、その先に鮮やかな紅葉が見えてきた。

  • 宸殿の前に広がる有清園だ。

    宸殿の前に広がる有清園だ。

  • 素晴らしい眺めだった。

    素晴らしい眺めだった。

  • 特にモミジの絨毯がすばらしかった。

    特にモミジの絨毯がすばらしかった。

  • 写真を撮る手が止まらなかった。

    写真を撮る手が止まらなかった。

  • 宸殿から有清園に降りて撮影したモミジの絨毯。この散紅葉は人の手で敷き詰められたものだろうか?

    宸殿から有清園に降りて撮影したモミジの絨毯。この散紅葉は人の手で敷き詰められたものだろうか?

  • 宸殿前から有清園の中を往生極楽院の方向へと歩いていく。

    宸殿前から有清園の中を往生極楽院の方向へと歩いていく。

  • 往生極楽院の横を通る。往生極楽院の中には国宝の阿弥陀三尊像が安置されているが、人でいっぱいだったので入らなかった。

    往生極楽院の横を通る。往生極楽院の中には国宝の阿弥陀三尊像が安置されているが、人でいっぱいだったので入らなかった。

  • 往生極楽院そばの紅葉もきれいだった。

    往生極楽院そばの紅葉もきれいだった。

  • 宸殿を振りかえって。

    宸殿を振りかえって。

  • 往生極楽院を通り過ぎてさらに奥へと進む。往生極楽院の裏手には小さな池があり、逆さ紅葉も。日向と日陰が混じってしまい、いまいちの写真になった。

    往生極楽院を通り過ぎてさらに奥へと進む。往生極楽院の裏手には小さな池があり、逆さ紅葉も。日向と日陰が混じってしまい、いまいちの写真になった。

  • 上記写真の上の紅葉。

    上記写真の上の紅葉。

  • さらに進むと灯篭。

    さらに進むと灯篭。

  • 灯篭の先には階段があり、そこを上がってさらに奥へ。写真は、階段途中にある弁財天。行きには見逃してしまい、帰りに気が付いて撮影。

    灯篭の先には階段があり、そこを上がってさらに奥へ。写真は、階段途中にある弁財天。行きには見逃してしまい、帰りに気が付いて撮影。

  • 階段を登り終わると、金色不動堂の前に出た。ここではもみじ祭りで秘仏金色不動明王像が御開扉されていたが、行きでは気がつかずに素通りしてしまった。

    階段を登り終わると、金色不動堂の前に出た。ここではもみじ祭りで秘仏金色不動明王像が御開扉されていたが、行きでは気がつかずに素通りしてしまった。

  • 不動堂のさらに奥には観音堂。ここが一番奥まったところだった。

    不動堂のさらに奥には観音堂。ここが一番奥まったところだった。

  • 観音堂そばにはかわいい観音様も。

    観音堂そばにはかわいい観音様も。

  • 観音堂そばの紅葉。陽の光をまともに浴びて、輝いていた。

    観音堂そばの紅葉。陽の光をまともに浴びて、輝いていた。

  • 観音堂から不動堂へ戻り、その脇をおさな六地蔵の方向へと歩いて行くと、再び鮮やかな紅葉が現れた。

    観音堂から不動堂へ戻り、その脇をおさな六地蔵の方向へと歩いて行くと、再び鮮やかな紅葉が現れた。

  • おさな六地蔵へ向かう途中で振り返って撮影。

    おさな六地蔵へ向かう途中で振り返って撮影。

  • おさな六地蔵への入り口には鎌倉大仏。横顔がきれいだった。

    おさな六地蔵への入り口には鎌倉大仏。横顔がきれいだった。

  • 最初に現れた二体のお地蔵さん。背後に紅葉も入れて見た。

    最初に現れた二体のお地蔵さん。背後に紅葉も入れて見た。

  • お地蔵さんを通り過ぎてから、背後に橋を入れて。

    お地蔵さんを通り過ぎてから、背後に橋を入れて。

  • 紅葉をバックにしたおさな六地蔵(その1)。

    紅葉をバックにしたおさな六地蔵(その1)。

  • 紅葉をバックにしたおさな六地蔵(その2)。お地蔵さんは全部で八体あったので、最初の二体はひょっとして別のお地蔵さんかも?

    紅葉をバックにしたおさな六地蔵(その2)。お地蔵さんは全部で八体あったので、最初の二体はひょっとして別のお地蔵さんかも?

  • おさな六地蔵からの戻り道の途中で、再び不動堂まで行き、中を見てから、そばの休憩所でしそ茶をいただいた。

    おさな六地蔵からの戻り道の途中で、再び不動堂まで行き、中を見てから、そばの休憩所でしそ茶をいただいた。

  • 休憩後、階段を下って、往生極楽院へと戻ってきた。

    休憩後、階段を下って、往生極楽院へと戻ってきた。

  • 往生極楽院前から下ってきた階段の方角を見る。紅葉は陰になっていたが、松の枝ぶりが面白い。

    往生極楽院前から下ってきた階段の方角を見る。紅葉は陰になっていたが、松の枝ぶりが面白い。

  • 反対側の宸殿の方角は、陽が差してもみじが鮮やかだったが、散もみじは朝よりもさらに陰になってしまっていた。宸殿前の有清園の中は、最初に通った時より格段に人が増えていた。

    反対側の宸殿の方角は、陽が差してもみじが鮮やかだったが、散もみじは朝よりもさらに陰になってしまっていた。宸殿前の有清園の中は、最初に通った時より格段に人が増えていた。

  • 宸殿前から再び往生極楽院へ戻り、その後出口へ。御殿門を出たのは、10時20分過ぎ。かなりゆっくり見学したつもりだったが、それでも1時間ちょっとの滞在だった。

    宸殿前から再び往生極楽院へ戻り、その後出口へ。御殿門を出たのは、10時20分過ぎ。かなりゆっくり見学したつもりだったが、それでも1時間ちょっとの滞在だった。

  • 紅葉のトンネルの中は、朝に通った時よりはるかに混みあっていた。

    紅葉のトンネルの中は、朝に通った時よりはるかに混みあっていた。

  • 入り口の階段を下った先に、すごくきれいな紅葉が見えたので、立ち寄って見ることに。三千院の駐車場の入り口にある紅葉だった。

    入り口の階段を下った先に、すごくきれいな紅葉が見えたので、立ち寄って見ることに。三千院の駐車場の入り口にある紅葉だった。

  • 紅葉を下から見上げて。色のきれいさはこれがベストかも?

    紅葉を下から見上げて。色のきれいさはこれがベストかも?

  • 青空に映える紅葉をまとめて。

    青空に映える紅葉をまとめて。

  • 色々な種類の漬物のお土産の前を通り過ぎて、大原のバス停に向かう。

    色々な種類の漬物のお土産の前を通り過ぎて、大原のバス停に向かう。

  • 大原から帰るバスの時刻表。行き先は、京都駅と国際会館の二通りあり、それぞれ1時間に2本づつとなっていた。バス停に戻ったのは10時半過ぎで、ちょうど10時46分発の京都駅行バスに乗ることが出来た。

    大原から帰るバスの時刻表。行き先は、京都駅と国際会館の二通りあり、それぞれ1時間に2本づつとなっていた。バス停に戻ったのは10時半過ぎで、ちょうど10時46分発の京都駅行バスに乗ることが出来た。

  • 始発で座ることが出来たので、途中で電車に乗り換えることはせず、阪急電車の始発駅のある四条河原町までバスに乗車することに。出町柳を過ぎると、道路が混みあい、四条河原町まで1時間近くかかってしまったが、運賃は行きより300円以上安い510円で済んだ。バスを降りる手前の三条付近では、道路脇の紅葉がきれいだった。この後、阪急電車で長岡京まで行き、光明寺を訪れることに。(その4に続く)

    始発で座ることが出来たので、途中で電車に乗り換えることはせず、阪急電車の始発駅のある四条河原町までバスに乗車することに。出町柳を過ぎると、道路が混みあい、四条河原町まで1時間近くかかってしまったが、運賃は行きより300円以上安い510円で済んだ。バスを降りる手前の三条付近では、道路脇の紅葉がきれいだった。この後、阪急電車で長岡京まで行き、光明寺を訪れることに。(その4に続く)

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