2021/11/20 - 2021/11/20
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miharashiさん
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今年の紅葉の旅は宝川温泉で終わりにすると思っていたが、京都からの紅葉だよりを見聞きすると、去年行きそびれた長岡京の光明寺や改装明けの清水寺のライトアップなどを見に行きたくなり、急遽訪れることを決めました。今回は車を使わずに往復バスでの3泊3日(帰路車中泊)の旅行となりました。
第七部は、山科の毘沙門堂を訪れた後、隣の滋賀県大津市まで足を伸ばし、三井寺を訪れた時の旅行記です。(表紙写真は、三井寺・毘沙門堂)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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三井寺は、大津市の背後の長等山の斜面に建てられた天台宗のお寺。敷地はかなり広く、滋賀県屈指の規模を誇る。昨年(2020年)、滋賀の紅葉巡りをした時、石山寺の次に見学しようとしたが、時間の関係で省略してしまったので、今回初めて立ち寄って見たのだった。(写真は、仁王門)
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11月20日、毘沙門堂の見学後、京阪電車で山科から浜大津へ。浜大津で坂本方面の電車に乗り換え、次の三井寺駅で下車。下車後、カメラを取り出そうとしても見つからず、この時、山科駅でカメラを落とした可能性に気が付いた。居合わせた駅員に問い合わせてもらったところ、やはり山科駅のトイレ内にカメラが落ちていて預かっているとの返事。カメラはもう一台あるので、後で帰りに取りに行くという返事をして、安堵して三井寺へと向かった。(三ツ石山でも置き忘れてしまったので今年2回目の忘れ物。若いつもりでいるがぼけは確実に進んでいるようだ。)
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カメラの件でバタバタしたため、良く確かめずに三井寺の方角へと歩きだす。道は琵琶湖疎水(写真)に沿って続いていて、付近の紅葉はほとんど終わっていた。後になって、この道は参道ではなかったことが判明。正式な参道は、電車から降りてからいったん踏切を渡り、その後左に曲がってから再び踏切を渡ったところから始まっていた。
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参道ではない道を歩いたため、最初は三井寺の一番端の観音堂の前に着いてしまった。仕方なく、お寺の前を横切って、金堂の方へと歩いて行く。
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しばらく歩くと、受付があったので、そこを入る。後になって分かったことだが、受付は二カ所あり、ここは、金堂前の受付とは違う受付だった。
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案内図を見ると、かなり広いお寺のようだ。入ったのは6番の右側から。
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きつい階段。エネルギーが切れたのか主人は遅れがちに。
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階段を上がり切ったところには、真っ赤な紅葉。このそばには小さな毘沙門堂があった。
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奥の方にも紅葉が見えたので、毘沙門堂の脇の坂道をさらに歩いて行って見ることに。
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歩いてきた道を振り返って。左端に毘沙門堂の一部が写っている。
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着いた先は上記5番の観音堂の裏側の空き地。
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上記広場沿いの紅葉。
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同上。
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来た道をもどると、再びかわいい毘沙門堂。
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毘沙門堂の下を左に曲がり、金堂の方角へと坂を下っていく。写真は、その途中で左上に見上げた毘沙門堂。お堂の周りの紅葉がすばらしかった。
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同上。
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毘沙門堂の反対側(道の右側)には、衆宝観音。この観音様を信仰すれば、財宝が貯まり、福徳が授けられ、出世がかなうと看板には書かれていた。
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坂をしばらく下ったところに、とりわけきれいな紅葉があった。
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拡大して。
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さらに拡大。
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すこし先には童地蔵。
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毘沙門堂から宝寿院へ下る道には紅葉のトンネルができていた。
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ひときわ立派なモミジ。今日は土曜日なのに、お寺の中は閑散としていた。紅葉がピークを過ぎたからか?
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金堂へ向かう道の途中には階段。その先は三重塔があるようだ。
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やっと金堂前広場に到着。歩き疲れたので、椅子に座ってしばらく休憩。
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私が休んでいる間に主人は三井の晩鐘と呼ばれる鐘楼を撮影。
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鐘楼裏にはすばらしい紅葉。
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鐘楼越しの紅葉。
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隙間から中の鐘を撮影。
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せっかくなので国宝金堂内部を見学。この説明文によると、天智天皇ゆかりの寺で長い歴史をきざんできたお寺で、現在の建物は豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたものだということを知った。
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そんなことも知らずにあまり考えずに見て周った(中は撮影禁止)。
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金堂の後は弁慶鐘を見るつもりでいたが、なぜか行きそびれてしまい、三重塔に直行。この塔は1601年に徳川家康によって三井寺に寄進されたもので、豊臣秀吉が奈良の吉野から伏見城に移したものを再びこの地に移して再建されたというからすごい。
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三重塔の周りには紅葉は見られなかったので、そのまま通過して、金堂前へと戻る。
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金堂前のきれいな紅葉を再び撮影。紅葉の前には松尾芭蕉の句碑「三井寺の 門たたかばや けふの月」。芭蕉没後300年を記念して建てられたもの。
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金堂から階段を下りて仁王門に向かう。
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階段を下りて右に行くと、紅葉のきれいなところがあったので立ち寄ってみた。
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ちょうど陽が差してきて、紅葉が輝いていた。
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同上。
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仁王門。本来ならば、ここから入るはずだった。1452年に建設されたものを1601年に移建されたものだそうで、見るからに古い門だ。
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仁王門を出た後で、後ろを振り返る。三井寺は、紅葉の見頃は少し過ぎてはいたが、お隣の京都の混雑が嘘のように、静かな散策を楽しむことが出来た。この後、京阪山科駅まで戻って無事カメラを引き取り、その後JRで京都駅まで戻った。(その8に続く)
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