2021/11/07 - 2021/11/08
123位(同エリア324件中)
kiyoさん
第3回目函館。
秋のPP2倍キャンペーンとダイヤ修行をやろうと決心したのが遅かったため、その実現には多難を要します。短期間で達成しなければならないので、どれだけトランジットでPPを貯めることが出来るか、が重要となります。当たり前ですが。
週末を利用して北海道へ行くというのがベーシックな案ですが、コロナの影響で松山から羽田行きの朝一番の便が”欠航”しているので、朝2番の9時半での出発となります。羽田で乗り継げる便は、12時55分発の函館行き。”函館タッチ”とね行きたいところですが、折角函館に来たのでトラピスチヌ修道院通用門のテラコッタの壁画とトラピスト修道院をもう一度尋ねてみたいと思いました。
いつか千歳へ行くときに飛行機から見えた活火山の恵山も行ってみたい(登ってみたい)所だったので、今回は下調べくらいできるかも。もっと欲を出せば、北海道駒ヶ岳も登れる所まではいつかは行ってみたい 、などなど函館でやり残していることはまだまだあるといった感じです。
出発時マイページのPPは、54652PPと表示されていましたが、計算上は65224PPとなります。今回獲得予定のPPは11820PPなので、キャンペーン加算部を合計すると、77044PPとなる計算です。
今回、函館に行くからには、以前から食べたかった五島軒のカレーを味わうことを目標にしました。五稜郭にも五島軒はあって、そこで以前食べれなかった(すでに別の食事が用意されていて)経験があり、今回は本店で食べてみようと。コースメニューもありますが、英国風カレーを狙って余計なものは食べる必要なし。じっくりと元祖カレーを味わいます。
ずっと前から羽田でカレーを食べるときは第2ターミナル出発ロビーのAVIONのクラッシックカレーがお気に入りで、これも本格的だと友人に勧めていたので、行きに羽田のAVIONで食べて、翌日に五島軒本店で食べる、という食べ比べをしてみることにしました。
結果は、いずれも日本を代表するくらいのテイストで、優劣はつけることができませんが、味はどちらもしっかりと煮込んであってコクがあり、スパイスで誤魔化していない本当のカレーでありました。AVIONは大きなビーフがいくつか入っているので、それから得られる味わいは私の中では一流と思うので、いつも羽田での食事はそれに決めているわけです。五島軒は中々行く機会がないため、数あるカレーメニューを食することができませんが、店舗の格式があり、カレーコースメニューは一度は食べてみたいところです。何泊か函館でするときには是非ともコースをいただきます。
また、今回トラピスチヌ修道院とトラピスト修道院を訪ねて、修道女や修道士はアダムとイブが犯した罪を償うために、 イエス・キリストが誕生し磔刑となり復活したこと、そのことについて祈っているということを知りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
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松山空港の、あんまり意味のないプレミアムレーンから出発します。
コロナの影響で優先搭乗はなく、この看板が立っているだけで誰も気にしてはいません。プレミアムメンバーにはシンボルに見えますが、一般の乗客は全く無視していずれの改札口からも入って行っています。
また、それを注意する地上係員もいないようです。
ただ、11月15日からは、以前のような優先搭乗が始まるみたい。 -
テイクオフした飛行機から見た松山空港。
市内に近く、とても便利! -
松山平野上空から、石鎚連邦がくっきりと見えました。
真ん中の高い部分が、天狗岳などがある山頂。 -
東京までこれといったことはなく、房総半島に入って製鉄所上空から羽田空港に進入
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羽田のA滑走路に着陸して、第2ターミナル68番スポットに向かいます。管制塔の前には、スカイマークが勢揃い。
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新しく出来た第二ターミナルの増築部分の屋根が気になりますが、まだどうなっているのかは体験していません。
東京オリンピックの時にオープンする雰囲気でしたが、オリンピックがコロナにより縮小されたので、出来たままで放置されているよう -
羽田空港で沢山の飛行機を見ると、気分転換になって普段を忘れます
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今回は函館に行くので、五島軒のカレーと、第二ターミナル出発ロビーA搭乗口前にあるAVIONのカレーの食べ比べをしてみることにします。
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AVIONのクラシックビーフカレー。
これが美味しくてお気に入り。トランジットの時間があれば、必ずここに立ち寄っていただきます。
スパイスに頼らず具材を煮込んでビーフの旨みを引き出した味で、あまり辛いとは思いません。本格的カレーで、ビーフが4,5個入っていてこれが柔らかくカレーが染みこんでいて何とも言えません。日本でもトップクラスのビーフカレーを味わうことができます。
これに対し、五島軒がどうなのか、とても楽しみ。 -
C滑走路からテイクオフ
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B滑走路と広い羽田空港が広がります
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フジテレビとレインボーブリッジなどを見ながら、北へ向かいました
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江戸川河口。
東京で働いていた頃は、この辺りもしょっちゅう高速を走っていたところで懐かしい。 -
鳥海山と庄内平野。
山頂付近に雪が着いた鳥海山が、くっきりと姿を現してくれました -
函館空港に到着。こっちから見ると函館山は軍艦のよう
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函館タッチ、ではないですが、短い滞在がここから始まります。
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手荷物ターンテーブルの横に、五島軒の看板を発見!!期待が膨らむ
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トラピスチヌ修道院正門
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正門を入ると大天使ミカエルが剣を持って出迎えてくれます。刺されそう
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聖母マリア像もいくつか見られました。聖母マリアを信仰するのは、新約聖書にもあまり登場してこないのですが、宗教の根底にある自然的なものかと思います。
モーゼの十戒には、「父母を大切にせよ」とあるので。 -
トラピスチヌ修道院は函館空港のすぐ近くなので、まず訪問。その後、恵山へ向かうことにしました。
できれば恵山温泉に入りたい、と思いながら。 -
厳律シート会天使の聖母・トラピスチヌ修道院、というのが正式な名前
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駐車場は200円ですが、トラピスチヌ修道院への入場料などは不要。
だから、観光コースには必ず組み込まれるわけか。
いつもこの景観を見て、トラピスチヌ修道院と納得するわけですが、もう何回もきたなあ。 -
今回、違った意識があるのは、このこんもりとした丸い木の後ろの建物。これが通用門
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木の後ろ側の通用門
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3つの壁画があります。
テラコッタという素焼きのレリーフ。
テーマは、左から受胎告知、イエスキリストの降誕、聖家族のエジブト逃避 -
受胎告知。
太陽の光が差し込んでいる雰囲気です -
大天使ガブリエルが、聖母マリアに妊娠していることを告げるシーン。処女の女性が妊娠するという、聖書の中の世界です
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中央には、イエスキリストの降臨。平たくいえば、誕生ということ
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イエスは馬小屋で生まれたのだから、馬の姿があります。そして、飼い葉桶の中に入れたれていた、ということです。
そのとき、東方三賢者が流れ星に導かれてやって来たので、半分から上の3名の像がそれでしょう。天使たちも祝福しているようすが表現されています -
聖母マリアと父ヨセフが中心になって、マタイの福音書の挿絵のようなシーンに思えました
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聖家族のエジプト逃避。
2年前に来たときは、この意味がわからなくて、ここで先輩の建築士と”なんでこのシーンがあるんやろ?”と悩みました。しかし、サグラダファミリアの生誕のファサードにも”聖家族のエジプト逃避”は表現されています。 -
マリアとイエスはロバに乗り、エジプトに向かっています。
これは、救世主のイエスが生まれたことをヘロデ王が知り、2歳以下の子供を皆殺しにせよとの命令を下したので、それを事前に天使が夢の中でヨセフに知らせて、聖家族がベツレヘムを脱出したのです。
聖書を読んでない私には、それがわからなかったということです。世界の芸術を鑑賞するには、聖書の知識が不可欠だと悟り、遅きに失するのですが聖書を紐解くに至った、というわけです。 -
今回は、通用門の壁画を見に来たので、しっかりとここに時間をかけて写真を撮り、じっくりと眺めて、後はいつもと同じように一番上まで行きました。
このテラコッタは、東大名誉教授の建築家香山寿夫氏の作品で、2016年に完成。構想には十年の歳月を要しました。 -
聖堂。
行けるのはここまでで、内部は公開されていません -
司祭館
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天使園全景
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レリーフのある通用門は、大きな植木の後ろ側にあり全く目立っていませんが、これは”生誕のファサード”と言えるものです。
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トラピスチヌ修道院天使園売店。
修道院での暮らしや内部の様子はここの展示で見ることが出来ました。 -
トラピスチヌ修道院から車を東へ走らせ、渡島半島の端っこにある恵山へ向かいます。
この時期、北海道は暗くなるのが早く、午後4時前でもこの暗さ。恵山がシルエットになって行くようで、無事に山頂へ行けるのか不安を感じる -
恵山の麓の集落では、午後4時を過ぎると「子供はおうちに帰りましょう!」という内容の放送が流れ、辺りは暗くなっていきました。そんな中、恵山に登っても見えるのかな、と思いながら車で行けるところまで行くと、噴火口のような景色が見える駐車場へ着きました。
それでも、駐車場には車が4,5台駐まっていて、同じようなことを考える人がいるんだと一安心。 -
やっぱり、噴気が上がっている。火山活動は活発のよう。周囲には遊歩道があって、かなり噴気の近くまで行けるようですが、今回はここまでにします
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午後4時半くらいですが、十分に太陽は沈んでいて、帰りに温泉でも入ろうかと考えていたのに、すっかり早くホテルに帰らなければという気にさせられました。
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カメラのISOを上げて撮るのでこれだけ写りますが、実際はもっと暗い。
この後、一目散で下山しましたが、実は恵山の登山道にはゲートがあって、それは18:00に閉鎖すると思っていたところ、実際は午後4時40分に門番が閉めるのでした。暗くなれば閉鎖ということです。最後の下山者となりました。 -
恵山から函館市内に帰ってきて、ラピスタ函館ベイにチェックイン。
周辺にもレストランがあったので、そこで食事をすることもできますが、JR函館駅近くの”海光房”を予約しておきました。
朝市通りを抜けて、お店に向かいました。ホテルから10分くらいの、いい運動です。 -
新鮮そうな海の幸が並びます
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アワビの刺身。やや小さいが、旨い
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噴火湾のズワイガニ
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毛ガニ
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いつもは東横INNに宿泊しますが、朝市に行く予定もないので、”日本で一番美味しい朝食のホテル”と言っていた、ラピスタ函館ベイにしました。ちょっと、夜飲みに出るのは遠いかなと心配でしたが、周辺にたくさんお食事処もあり、そちらで楽しむこともできたようです。
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最上階は13階ですが、そこは展望サロンと天然温泉の露天風呂になっています。これが、いい湯だった
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正面には、函館の名所がずらり広がります
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函館湾の一番奥まったエリア
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旧函館区公会堂
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この写真の中心あたりに、旧函館区公会堂があります
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函館港に係留されている、青函連絡船だった「摩周丸」
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函館山。紅葉が進んでいる。
いつもは、あそこから見下ろしているのです -
すぐ眼下は、倉庫群がずらり
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朝食はいくらの食べ放題で、圧巻されました。他の刺身などいらないのに取ってしまい、次回はいくら一本で勝負したい。
確かに、素晴らしい朝食です。 -
二日目、最初は”トラピスト修道院”を訪ねて、西へ向かいます。
こちらも建物や歴史はすばらしいと思いますが、市内からちょっと遠いのと、見た目にわかりにくいので観光客は多少トラピスチヌ修道院よりは減ります。
しかし、その目的や意義は同じ。入り口の長い木立も気持ちいい。
ちなみに、こちらは男性の修道士 -
厳律シート会、というのは、キリストの教えを実践する生活を送ることを大切にしています。
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この長い坂道を登らなければならない。
なので、一般の観光客が少ないのでしょう。登ったところで、素晴らしい景色があるわけでもなく、修道院の建物を遠くから見るだけです。やっぱり、その精神を理解しようとしないと、来る意味を感じないのかもしれない -
坂道を登って、参道を振り返る。紅葉も進んでいました
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坂を登ったところにある、トラピスト修道院の正門
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解放されいるのはここまでで、正門の中へは入れません
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正門から見た修道院
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あの中が見たい、と思うのだが、観光施設ではないので。実際に、修道士による規則正しい労働や暮らし、祈りが行われています。
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正門の壁にある像は、聖母マリアではなく、男性のように見えます
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敷地内への観光客の立ち入りは禁止されています
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正門から修道院までは、こんな感じ。正門の両サイドに資料室があって、そこで概略を説明してありました。
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バターなどを作っているそう
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坂道の下の、駐車場の一角に売店があり、バターや資料・記念品を購入できる
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函館湾の摩周丸まで帰ってきました。
実は、この摩周丸、まだ見たことがないのでこの機会に見学しようと思いました。しかし、どこから入って良いのかわかりません。 -
結局、観光バスの駐車場はありますが、乗用車を置くところがないので、外観のみ見学。
青森で、連絡船”八甲田”を見たことがあり、同じようなものかと思います。 -
摩周丸から見る、函館山。
元町の坂、など確認 -
前回2年前は、工事中で足場がかかっていた旧函館区公会堂。今は公開されているというので、期待してやってきました。
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ベールは剥がれましたが、この日はなんと休館日。
それを知らずに次々と観光客が訪れます。10月までは、休館日はなかったのですが、11月になって冬対応みたい -
ここも、何回もやってきているのに、素通りばかりだった旧イギリス領事館。
今回は入場料を払って、中を見せていただきました。 -
旧イギリス領事館外観。この部分は、カフェとして利用されています。
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2階の家族室。
松山城の麓にある、萬水荘のような雰囲気で、部屋の配置なども共通するものを感じます。 -
旧北海道庁函館支所
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相馬邸
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旧ロシア領事館。
かなりきつい坂道でした。
今は窓も閉鎖されていて、修復を待ちたいところです。 -
外国人墓地。
函館山の西側になります -
元町まで帰ってきて、最後に目的だった”五島軒”のカレー比べをします
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五島軒。
おそらく、予約をして来店した方(カレーのコース料理)は、2階でいただける?3日前までなので、予約をせずに行きました。 -
五島軒玄関。
カレーをいただくのですが、こんな入り口から入るのは恐れ多い。。。
こちらは、他の催しもや宴席などもやっているため、カレー屋さんというだけではない -
数あるカレーメニューの中から、ベイシックなイギリス風カレーを注文。
辛さの調整もできます。 -
日本の最高峰のカレー、をいただきます。
最高峰のカレーも色々ありますが、あと上高地帝国ホテルのカレーを食べてみたい。 -
カレーに色々なものが煮込まれて、コクが凝縮しています。決して辛さで味覚を引きつけるという味ではない、上品なカレーでした。もちろん、函館へ今後来ることがあれば、いただきたいと思います。
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あっという間に予定は終了し、函館空港から帰ります。昨日来た飛行機の折り返し便。
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東北や北海道の空港は、黄色いラインや文字になっています。雪の時でも区別がつくように、なのかな。
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恵山がある、東に向かってテイクオフ
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遙か彼方に、昨日行った恵山が見えました。もっとあっちに飛んでほしかったのですが、踵を返すように右旋回。
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すぐに下北半島が眼下に見えます。尻屋崎まで見えているのではないかも
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大間岬
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仏ヶ浦の断崖っぽい
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遠くから八甲田山が見えていました。右には十和田湖が見えました。もっと明るく太陽が照らすときにこの景色をみてみたい。
しかし、八甲田山の高さに比べると、飛行機は遙か高いので、もうちょっと低く飛んでくれたらありがたいなあ。 -
富津岬を見ながら羽田に着陸
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出発の時と同じスポット、66番に帰って来ました。あとは、松山行きに乗り換えて、帰途のフライトです。
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