高山稲荷神社を目指して黄金街道をゆく

2021/09/07 - 2021/09/07

去年青森に来たときは下北半島までは足を延ばしましたが津軽半島は未踏の地。今回、この津軽半島をぐるっと一回りします。
当初、この日もキャンプの予定でしたが、天気予報によると明日から下り坂。そしてもう一度青森で地元の料理を堪能したくなり連泊できるかホテルに確認、幸い空いているとのことでアパホテル青森駅東に連泊決定です。
予定ではもう少し旅行を続けるつもりでしたが、天気は悪いままの予報。明日は千葉に帰ることにし、この日が事実上、旅行最終日となりました。

津軽半島というと歌で有名な竜飛崎を目指しますが、そのまえに昨年NHKのこころ旅で放送されていた津軽平野の広々とした田園を走り新絶景といわれる高山稲荷を目指します。

エリア 津軽半島(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

実質、旅行最終日。ホテルの朝食は高いので前日にコンビニで買っておいたサンドイッチで簡単に済ませます。

アパホテル＜青森駅東＞ 宿・ホテル

青森から高速に乗り五所川原へ。津軽平野に入ってきました。黄金色に色づいた田園を走る一本の道、黄金道路と名付けました。

黄金道路をさまよいます。

こんな絶景を見ながら。津軽富士、岩木山です。

一面に広がる黄金の絨毯。これはすばらしい。

孤独に立つ一本木。

この道は農道ではないかと思います。

五所川原市とつがる市の市境を流れる岩木川の土手に咲き乱れるサルビア。

つがる市に入ってきました。
実はこの道、2020年の秋にNHK-BS3で放送された「こころ旅」に出て来たところです。あまりにも美しい光景だったので、ぜひ来てみたい場所だったのです。

この番組は視聴者がこころに残っている場所を訪れるというものですが、観光地でもない普通の場所なのになぜか惹かれるところがたくさん紹介されるので好きな番組です。

田光沼に到着。岩木山が薄くなってきました。

反対側は津軽半島の山。津軽半島の中央には低いながらも山脈が走っています。

そしてやって来たのは高山稲荷神社。神社前の無料駐車場に停めます。
https://takayamainari.jp/

髙山稲荷神社 寺・神社・教会

馬が疾走。

先ずは拝殿に向かいましょう。

ここには売店、食堂があるようですが閉店中。

狛犬の間を通り抜け鳥居をくぐります。

そして・・・

長い階段。この先に新絶景があるのですが・・・頑張って登ります。

頂上に到着。(頂上というほどでもありませんが)

この階段の先が拝殿。

高山稲荷神社

旅の無事を祈りましょう。チャリーン、パンパン。

そして新絶景へ。

今度は反対側の階段を降ります。

階段を降りると龍神宮。残念ながら工事中。

龍神宮を囲む池にかかる太鼓橋。

そしてお稲荷さんといえばこれ。

千本鳥居、鳥居のトンネル。

京都の伏見稲荷では外国人に人気のスポットらしいですが、日本人でもなぜか心が躍ります。

子供の心のようにワクワクしながら鳥居のトンネルを進みます

今度は右カーブ。

鳥居の柱の間に池が見えてきました。

これが見えていた池です。

鳥居トンネルの先は上り坂。そして潜り抜けると・・・

神明舎。

その先にも池があります。
津軽半島の西側にはこのような池が点在しています。さっきの田光沼もそのひとつ。

神明舎から見る鳥居。手持ちのガイドブックにはこの光景が東北の新絶景として紹介されていました。

確かに面白い光景です。

神明舎の前を一回り。

きつねさんが頬かむりして鎮座しています。

太鼓橋を渡りましょう。

記念撮影。

太鼓橋から神明舎側を。

池から鳥居を見上げます。

池には蓮の花。

池の端から見る明神宮。

再び鳥居をくぐり戻ります。

龍神宮の鳥居。

そこからまた階段を登らないといけません。

階段を登りきると松林。
階段とは別に車が通れる道があるので車いすでも大丈夫です。

駐車場に戻ってきました。

駐車場ら車を置いたまま向かったのは・・・

高山稲荷の裏の七里長浜。
実はNHK-BSのこころ旅で放送された目的地はここ、七里長浜でした。
https://www.nhk.or.jp/kokorotabi-blog/100/436411.html#more

火野正平さんが歩いた歩いたこの道を歩きます。

足元は砂ですが、草が生い茂っているので杖が突き刺さることはありません。

浜が見えてきました。

七里長浜

こちらは竜飛崎方向。竜飛崎は見えませんがその手前の岬が見えています。

真正面は日本海。

浜に降りてみます。

人っ子一人いない日本海に面した砂浜。拉致するのには最適の場所です。拉致されて彼の地へ連れていかれないよう、"ゆう"は浜に降りず私を見守ります。

浜に降りるには結構きつい傾斜の坂を滑るようにして降りないといけません。

上で見張りをする"ゆう"。
こんなきつい坂なので降りられないだけでした。

幸い誘拐犯はいません。

漂流物が打ち上げられたままの浜が続きます。

日本海の波は穏やか。

こちらは南側。白神山地は霞んで見えません。

七里長浜 自然・景勝地

なんとなく北海道が見えているような。。。

一人で来るには寂しいところです。

あれ、"ゆう"が戻るではありませんか。

拉致されるといけないので私も慌てて戻ります。

道端にはハマナスが残っていました。

ハマナスの実。北海道はすぐそこですからね。

やっと"ゆう"に追いつきました。

高山稲荷神社の駐車場から車で、神社直ぐそばの高山展望台に到着。

髙山展望台 名所・史跡

展望台付近には慰霊碑、トイレがあります。

慰霊碑。なぜキリスト教なのか。

チェスボロー号記念公園 公園・植物園

アメリカのチェスボロー号という船が遭難したのですね。そんな事故があったのですか。全く知りませんでした。こういう新たな発見があるから旅は止められません。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%BC

展望台に上ってみます。樹海と日本海が少しだけ見えます。

北側は広がる樹海。

このあとこの樹海を突っ切って竜飛崎へ向かいます。続く・・・