2021/09/06 - 2021/09/06
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奥嵯峨野まできました。
祇王寺は平清盛の寵愛を受けながら、心変わりから都を離れ、母と妹と出家、寺に入り、尼寺となったそうです。
平家物語にも書かれている悲哀の物語。
明治初期には廃寺となったそうですが、残されたお墓と仏像を管理していた大覚寺の門跡が再建を願い、元京都府知事北垣氏が明治28年に嵯峨にあった別荘一棟を寄付されたそうで、これが今の祇王寺の建物だそうです。
境内は静かでした。
化野念仏寺は8000体を超える石仏と石塔。
千灯供養が有名です。学生時代に来たときよりも、より苔むしたところが多くなったように感じました。
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祇王寺に到着しました。
平清盛の寵愛を受けながら、清盛の心変わりで都を追われるようにして、
母刀自と妹祇女と出家します。
その後、心変わりの原因となった仏御前も加わって、4人で念仏を唱える生活を送ったといわれています。
祇王は21歳、あまりにも若すぎる、、、
女性として、なんだか悲しすぎる、、とちょっと平清盛、ひどいじゃない、、、と
おばあの感情は高ぶる。(-_-;)
その当時の様々な事情があったでしょうが。。。 -
美しい石畳をのぼって、
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入口です。
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境内は苔と樹々がいっぱい。
尼寺らしく、細やかな庭の風景。 -
イチオシ
幻想的な世界が広がります。
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古い石塔。
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イチオシ
時が止まってしまったかのような錯覚。
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フタバアオイもありました。
三つ重ねて、徳川の御紋。 -
竹林。
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苔の種類を展示してました。
苔って、何種類くらいあるんでしょう。。 -
草花がそっと植えられてます。
尼寺の繊細さが伝わってきます。 -
仏間。
仏壇がありますが、写真撮影禁止です。
本尊の大日如来、清盛、祇王、祇女(祇王の妹)、母刀自、仏御前の木造が安置。
祇王、祇女の像は鎌倉時代の作だそうです。 -
美しい苔に見とれる。。。
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宝篋印塔。
左に見えるのが、祇王、祇女、母刀自のお墓。
右の五輪塔は清盛の供養塔。
鎌倉時代のものだそうです。 -
境内、本当に静かでした。
時間の流れが止まっているかのよう。 -
あちこちに小さな草花が。
繊細なお庭でした。 -
祇王の悲しみが伝わってくるようでした。
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出て、また歩き出します。
化野念仏寺へ行きますが、私は歩きたい満々でしたが、夫が車で行こうとかなり強く勧めるので、一度駐車場(清凉寺)に戻ります。 -
紫式部がきれい。
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綺麗な紫でした。
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民家の間の道を通って、
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懐かしい、野ブドウ。
子供のころ、野ブドウで遊び、服につけて、母に良く叱られました。 -
歩く途中、あちこち、旧跡などがあります。
こちらは、和歌の名手僧蓮生の中院山荘があったところ。
鎌倉幕府の御家人の一人だったのに、政争に巻き込まれるのを避けて、
出家、この地に山荘を営みました。
藤原定家とも関わりがあり、娘は定家の子の為家に嫁いでいます。 -
化野念仏寺に来ました。
こちらはもう紅葉がちらちら。 -
説明看板。
浄土宗のお寺、
このあたりはもともと風葬のあったところ。
811年、空海が供養をはじめ、その後法然が念仏道場を始め、念仏寺となったとのこと。 -
石畳を上っていくと、
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入口があります。
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明治後、福田海が埋没していた無縁仏を掘り出し、集めます。
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静かな境内。
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こちらの苔も美しかったです。
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参拝順路に沿って歩きます。
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仏舎利塔。
インドの世界遺産サーンチーの塔を模して1969年に建立。 -
そばに碑がありました。
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もう秋がきているのかな、、、。
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イチオシ
西院の河原。
十三重石塔が真ん中に、約8000体の石仏と石塔。 -
本堂。
江戸時代に建立。
本尊は阿弥陀如来像。
自伝では作者は湛慶。 -
イチオシ
美しい竹の小径がありました。
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こんな案内板が立ってました。
角倉素庵、、角倉了以の子、この竹林の中にお墓があるようです。
父と貿易や土木業にも携わる一方、儒学、書、能楽、活版、茶の湯などにも堪能な人であったそうです。
遺言で、不治の病にあったため、二尊院にある角倉家の墓ではなく、こちらに墓所を置かれたとのこと。 -
六面地蔵。
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説明がありました。
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静かに祈りたくなります。
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学生時代は中に入ることができたような記憶が、、、。
保存していくことも大変でしょう。。
以前よりも苔むした気がしました。 -
イチオシ
1000年以上前からの時間が流れています。
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二尊仏。
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この道は歩いた記憶があります。
だけど、今はひっそり。
お土産物屋さんも沢山あったけれど、閉まっているのかな、、、。 -
秋を少し感じながら、大覚寺へ向かいます。
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