2021/09/06 - 2021/09/06
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嵯峨野を歩きました。
まずは、清凉寺から出発します。
このあたりは光源氏のモデルといわれる源融の別荘があったところです。
江戸時代には徳川綱吉や生母桂昌院の寄進などを受けて、本堂は桃山建築の豪華な造りでした。
常寂光寺は学生のころ、訪れた記憶がかすかにあります。
境内には藤原定家が小倉百人一首を選んだ小倉山の山荘「時雨亭」があったところといわれています。
(近くの二尊院あたりも時雨亭があったのではないか、、とも言われています。)
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清凉寺に来ました。
「釈迦堂」とも呼ばれています。
境内の案内図がありわかりやすいです。 -
山門。
1597年に建立、1783年に再建。
とても立派で美しい山門でした。 -
仁王像もみておきたかった、、。
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多宝塔。
江戸護国寺の出開帳の際に寄進され、1703年船で運ばれ再建。 -
本堂。徳川綱吉の発がんで1701年に再建。
実母桂昌院の寄進のものも多いです。 -
桃山建築の名残とか。
豪華です。 -
清凉寺の地は源融(嵯峨天皇皇子・光源氏のモデルといわれる)の別荘があったところで、「栖霞観」と呼ばれていました。
その後源融の子息が阿弥陀三尊像を造り、「棲霞寺」となりました。
945年には重明王妃が等身大の釈迦像を安置、そのころから「釈迦堂」と呼ばれるようになったそうです。
その後度々焼失などがあり、1701年に徳川綱吉により再建。
生母桂昌院の寄進などもありました。
本堂の中には寄進をしていた桂昌院に関するものや仏教に関しての刺繍のものなど
展示されていました。 -
こんな案内がありました。
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外にも。
境内には源融のお墓といわれるところもあります。 -
隠元によるもの。
987年に宋から三国伝来の釈迦如来像を持ち帰り「清凉寺」は開基されます。 -
イチオシ
本堂裏側から続く回廊。
美しいです。 -
庭園。
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弁天堂。江戸時代後期のもの。
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イチオシ
こちらも紅葉のころは素晴らしい景色でしょう。
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写経場。
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枯山水もあります。
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小堀遠州の作と伝えられるとありました。
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ここも少しずつ葉が色ずいてます。
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複雑な木組みですが、豪華な造りの本堂でした。
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豊臣秀頼の首塚もありました。
1602年に豊臣秀頼より本堂が寄進・造営されたこともあります。 -
梵楼は江戸時代のものですが、
梵鐘には1484年の日付と足利義政、日野富子、征夷大将軍義尚、堺の商人の銘があり、有名。 -
西出口付近にはこんな説明も。
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西出口から出ます。
常寂光寺を目指して歩きます。
あつい~。 -
藤原定家はこのあたりをしばしば訪れていたそう。
こちらの木造千手観音立像は藤原定家の念持仏といわれています。 -
こんな地図や
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道しるべがあるから、わかりやすいです。
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もう、秋なのかなぁ~少しずつ。
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のどかな田園風景。
小倉山の近く。 -
小倉山といえば、百人一首。
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途中、レストランらしき建物のなかに、百人一首の説明看板。
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幕末の志士の像。
嵯峨でも集まっていたのですね。 -
本当にのどか。
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常寂光寺に着きました。
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常寂光寺。
まさに小倉山の中腹斜面にあります。
開山は日しん。
角倉了以が嵯峨野小倉山の土地を寄進。 -
静かな山の中に入っていくような気持。
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境内の案内板。
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イチオシ
溜息が出るくらいに美しい光景でした。
青もみじは大好きです。 -
これら青もみじももうじき色が変わっていくのでしょう。
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イチオシ
山門が見えてきました。
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境内の古い樹木、根っこも力強いです。
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山門をくぐると、また美しい風景。
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上からみたところ。
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本堂。
小早川秀秋の助けもあり、桃山城客殿を移築したもの。 -
高い場所です。
ここからは嵯峨野が一望できると聞きました。 -
妙見堂の妙見菩薩に着いての説明。
かつて保津川洪水の際に船頭さんが拾い上げ、こちらのお寺に安置されることになったとか。
妙見菩薩とは北極星、北斗星を象徴した菩薩。 -
まだまだ上に登ると、藤原定家の山荘「時雨亭」跡、多宝塔があります。
時雨亭は昭和初期まで建物があったようです。 -
古い石塔。
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お庭を見ます。
古い石仏なども。 -
水の流れも風流です。
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イチオシ
青もみじと石塔。
こちらも、一つひとつが画になるようでした。 -
竹林があります。
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上からちらり。
やはり紅葉が少しずつ始まっているよう。
こんなに暑くても。 -
珍しいお花。
地湧金蓮。
中国からインドネシアあたりに自生。
バナナの仲間だそうです。
中国名のとおり、地から金の蓮が咲くよう。
初めてみました。
2000年淡路花博の際に、はじめて日本にはいってきたようです。
花言葉は「幸福を招く」だそうです。 -
入口にこんな写真がありました。
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苔むした石塔。
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緑の一面のなかに、ぽつんと赤い小さな花が目立つ。
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うっとりします~。
ゆっくり降りたいな。。 -
休憩所でしょうか、、。
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苔も美しかった。。。
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イチオシ
帰りは末吉坂と呼ばれる石段坂道を降りて、
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あらためて、緑の樹々、苔。
山門から本堂への急な石段。 -
定家山荘跡の石碑がありました。
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イチオシ
山門は本圀寺客殿の南門を移築したもの。
あおもみじと似合います -
出たところのもみじはもう紅葉が始まってました。
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近くに嵯峨天皇の皇女有智子内親王の陵がありました。
豊かな文才に恵まれた皇女、女性漢詩人のひとり。 -
近くに落柿舎。
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説明の看板。
落柿舎は松尾芭蕉の弟子の向井去来の別荘。
芭蕉も三度訪問。
庵の周りの柿が一夜で落ちてしまったことから、落柿舎の名前になったとか。 -
大きな柿の樹が入口付近にありました。
続いて、二尊院に向けて歩きます。
二尊院から祇王寺、化野念仏寺へと続きます。
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