2021/8緊急事態宣言下　北海道鉄道ぶらり旅　札幌郊外　真駒内芸術の森へ

2021/08/29 - 2021/08/29

当初の予定では、緊急事態宣言は終わっているはず、だったのですが早期に延長決定となり、最終宿泊地は札幌に変更。大都市札幌でどのように過ごすか検討した結果、真駒内の芸術の森に行くことになりました。
広い敷地内に美術館や、屋外型の美術館があるとのこと。密にならずに済みそう。
偶然ユニクロのコラボTシャツなどで人気のキースへリングの特別展も開催中、しかも撮影OKとのことでラッキーでした。

今回は飛行機で新千歳空港発着、道内で北海道フリー切符7日間を利用

初日　 飛行機で羽田→新千歳空港　エアポート特別快速で札幌へ　特急カムイで旭川へ移動
2日目　宗谷本線（音威子府まで各駅停車、稚内まで特急宗谷）で稚内、宗谷岬
3日目　旭川ー深川へ　留萌線往復　札幌へ移動し特急おおぞらで釧路へ
4日目　釧路→根室へ　定期観光バスで納沙布岬巡り　北方領土もしっかり確認　根室ー釧路に戻り、釧網線で網走へ
5日目　網走監獄へ　網走ー（特急大雪）ー旭川ー（特急ライラック）ー札幌と移動
6日目　真駒内へ地下鉄で移動、札幌芸術の森でキース・へリング展と野外美術館　新千歳空港から羽田へ
無事旅程終了です。

エリア 厚別・豊平・真駒内(北海道)

札幌では駅北口のお宿にしました。
高層階のお部屋にしてくれたので景色いいです。すぐそばに北海道大学のキャンパスが見えます。

北海道大学の正門到着。ちょっと散策してみようかと思ったのですが・・
コロナの時代、部外者は立ち入り禁止でした。まあ、そうですよね。

では札幌駅南口へ。
札幌駅、堂々としていて存在感ありますね。
例年なら国内外の観光客でごった返すはずですが、今年は静か。

地下鉄利用で真駒内駅へ。
終点なのでのんびり乗車。

札幌の地下鉄、バスはスイカなどのICカード対応なのでとても助かります。
道内のショッピングや飲食もかなり僻地いや地方であっても電子マネーやコード決済に対応していて、さすが観光客の需要をしっかり理解しているな、と感じました。

バス乗り場で待ちます。
複数のバス路線があるようです。東急系も北海道のバスに進出していてびっくり。

山道をえっちら上って目的地到着です。
道が広い、空が大きい。

かなり中心部から離れているので、車で来る人が多いですね。

かなり芸術の森の園内は広い様子。まずはこちらキースへリング展へ。
おとな1500円、現金のみの扱いでした・・
札幌の公共機関で現金のみといわれるとは予想外。

あ、宗谷岬のバスや網走市内のタクシーは現金のみだったかも、ですが。

ポップでかわいい、おもしろい作品がたくさんのキースへリング展。1958-1990
31歳でエイズで死去、現代アートを駆け抜けた人物です。

すべて撮影可能ということで、親子連れ、若い～中高年カップルまで皆さん撮影頑張ってます。

とくかく作品が多い、どれも面白い。
作品は山梨県北杜市の中村キースへリング美術館のコレクションだそうです。

子供たちも興味津々です。

色彩も独特です。

キースへリングといえばこんなモチーフですね。

セリフはなくてもなんか伝わりそう。

現代アートというと難しそうですが、なじみやすい感じ。

セリフがないだけに強いメッセージがありそう。

みざる　いわざる　きかざる　でしょうか。

こちらはわざと塗り残しした作品だそうです。

ニョロニョロが不気味というか。

イコンズ　というシリーズ。後光が差し込んでいる？

イコンズ　というシリーズ。なじみあります。

アンディーマウス。
ポップアートの帝王アンディーウォーホルがモデル？
お金がじゃぶじゃぶ動く現代アートの世界、皮肉っているのかな。

立体的な作品もたくさん。
色も原色であざやか。
アルミニウムにペイントだそうです。

３すくみ？

セルフポートレートだそうです。
う～～む？？

いろいろな作品が踊ってますね。
撮影できるので特にこちらはみなさん一緒に記念撮影してました。

理解の難しい作品もありました。黙示録。何枚も作品が並び、モナ・リザなどをデフォルメした作品なのかな？見る人によって受け取り方が異なりそう。

夜光塗料を使った作品とのことで、暗い展示室に並んでいた作品。

アフリカのプリミティブアートに影響されたそう。

妊婦さんと赤ちゃん？

夜光塗料なんて面白い発想です。

生命がテーマのようです。

ブループリントドローイングというシリーズ。
照明も暗め。
黒い背景に作品が斜めに展示されていてモノクロが渋い。

どういうメッセージがあるのか・・

キースへリング、天才的なひとだったのでしょう。
31歳で夭折とは惜しい。

まあ現代アートの作家は短命な人も多いけど・・

AIDSの啓発ポスター

AIDSの啓発ポスター

かつてはAIDSに対して偏見だらけでしたからね・・今は普通の感染症扱いなのかな。

各種企業の宣伝ポスターもありました。
たばこの宣伝。現在はたばこの宣伝は難しくなりましたが。

かつて日本にポップアップストアが出店、こんな扇子もあったそう。

レコードのジャケット、いい感じですね。ほかにもたくさんのレコードジャケットが展示されてました。

おおお、、迫力があります。

このような特別展ではオリジナルグッズの並ぶ売店がありますが、こちらでは離れた胸に売店があり、賑わってました。

次に野外美術館へ。
彫刻作品が広い庭園に点在して展示されているとのこと。
こちらは入場料おとな700円。

敷地は広くて、散策するにはいい感じです。
でも晴天で暑くて、歩き回るには少々つらかったです。
サンダルやパンプスではきつそうで、運動靴がよさそう。

園内には多数の展示があり、受付でもらった地図を頼りに周遊して楽しみます。

緑が多くて癒されますね。

作品は現代アートですから？？というものもありますが、

アップダウンがきつくてだんだん修行のようになっていく・・

美術館というと中高年が主な顧客となりますが、こちらは若い人かせいぜい中年まで。高齢者にはきついです。

いい天気で緑もいい眺めです。冬はどうなるのかなあ。

屋外の彫刻作品なので、シンプルなものが多いような。

石でできているものが多くて色は控えめの作品が多い中、赤は目立ちますね。

風でそよぐ帆が印象的です。
では園内を一周して、そこそこ疲れたので札幌市内に戻ります。
バス、地下鉄乗り継ぎ。

札幌に戻り、大通公園近くの地下街にある石屋カフェで休憩。
快速エアポートまで、少し時間があります。まあ結果的には飛行機がおくれてもっとゆっくりできたのですが・・
いつもなら行列するお店ですが、すんなり入店。
アフォガート550円、おいしかったです。北海道の職のレベル、高いですね。