2021/8緊急事態宣言下　北海道鉄道ぶらり旅　釧路へ移動

2021/08/26 - 2021/08/27

北海道フリー切符使って道北と道東をめぐるのんびり鉄道旅です。
3日目は旭川から深川、留萌線往復してから札幌、さらに釧路へ向かいます。
フリーパスの力を発揮して、鉄道を乗り倒す日になりました。
釧路の名所、幣舞橋の夕日は圧巻。釧路では温泉付きのお宿に宿泊して快適に過ごせました。

初日　 飛行機で羽田→新千歳空港　エアポート特別快速で札幌へ　特急カムイで旭川へ移動
2日目　宗谷本線（音威子府まで各駅停車、稚内まで特急宗谷）で稚内、宗谷岬
3日目　旭川ー深川へ　留萌線往復　札幌へ移動し特急おおぞらで釧路へ
4日目　釧路→根室へ　定期観光バスで納沙布岬巡り　北方領土もしっかり確認　根室ー釧路に戻り、釧網線で網走へ
5日目　網走監獄へ　網走ー（特急大雪）ー旭川ー（特急ライラック）ー札幌と移動
6日目　真駒内へ地下鉄で移動、札幌芸術の森でキース・へリング展と野外美術館　新千歳空港から羽田へ
無事旅程終了です。

エリア 釧路(北海道)

留萌線往復したら、特急オホーツクで札幌へ。
大丸の地下食品売り場でお弁当買って、特急おおぞらに乗り込みます。

こちらで、おおぞら号に乗ります。石勝線、根室線経由と書いてあります。石勝線は40年位前に開通した比較的新しい路線で、道東方面のショートカットとなる路線だそうです。

特急おおぞら号です。
始点から終着まで乗るので早めに指定席とりました。
北海道フリー切符では6回まで、指定席取れます。
PEACHやAir Doフリー切符はお得だけど指定席は取れないみたい？なので体力ない人には厳しいかも。

乗車しました、快適な座席です。
座席背面にはチケットホルダーという切符入れがあります、が利用したら取り忘れて下車しそうなので利用しませんでした。

今回は鉄道メインの旅なので、北海道時刻表を買いました。
北海道外では手に入れるのが難しいかも？よく利用する大きな本屋さんで「取り寄せできません」と言われましたが、ジュンク堂では取り寄せ可能でした。
なお、8月号を買ったのですが忘れてきた・・ので札幌駅構内のキヨスクでまた買いました。25日には翌月号が発売なので9月号を入手。まあ特別列車以外同じでしょうから大丈夫でしょう。
鉄道以外に都市間バスや、現地発着観光バスなどの情報もあるので、レンタカー以外である程度の期間北海道旅行するなら買ったほうがよさそう。
実際、これ見て根室の現地発着バスツアー予約しました。

では昼過ぎ、お弁当の時間です。
デパ地下の海鮮丼。カニが特に美味しかったです。ウニやいくらもどっさり
これで1350円はお得なのでは？

さて石勝線は力強く飛ばしてます。

車窓はびゅんびゅんと変わっていきます。
南千歳駅の次の停車駅はトマムというリゾート駅です。
次に停まるのは1時間後、100キロ先です。
北海道で暮らすと感覚が狂いそうです・・

さて途中、古びた車両が見えてきたり

一瞬暗くなると、屋根付きのスノーシェッドという雪除けの中を通っています。

あ、大きな集落が見えてきた。夕張でしょうか？？
夕張というと破綻した自治体という負のイメージがありますが。

トマム駅に停車。
リゾート地ですが、本当に山の中です。超高級ホテルがあるのかな？？

自然豊かすぎる・・やはり非日常です。

分岐点となる新得駅。
石勝線は停車駅も少なくて、独特ですね。

山も近いですね。いい天気なのでよく見えます。

途中、大きなターミナル駅　帯広停車。
ビジネス客ぽい人はみな帯広で下車していきました。
帯広といえば、数年前の朝の連続テレビ小説「なつぞら」で人気でしたね。

しばらくすると海が見えてきます。
おおぞら号、東西方向にぶっ飛ばすので車窓が多彩ですねえ。

では終着釧路に到着です。
北海道のターミナル駅ではとにかくホームが広い。
スーツケースの旅人があふれても心配ないほどの広さ。

冬の寒さの厳しい北海道では、ホームは吹きさらしになっても連絡通路などはしっかりカードされています。

独特の奥行き感、いいですねえ。ホームが広いのでデザインが映えます。

釧路駅、根室方向の花咲線と網走方向の釧網線が並んでいて、楽しい感じです。
いずれの路線も景色が美しいことで人気。

ほお、駅のホームに鐘がある。湿原の鐘だそうです。確かに釧網線でも花咲線でも湿原の車窓を楽しめます。

石炭も展示してあります。さすが北海道。
というか、北海道の鉄道といえばもとは石炭の運び出しのために作られたものが多いそうで。

改札口近くも、外気を避けるためこんな仕切りがあります。

昨今はあらゆるお祝いイベントやお祭りが中止に追い込まれてますが、花咲線はお祝いムード？

北海道の鉄道は廃線続きですが、やっぱり歴史があるんですねえ。

奥のお店にはかまぼことか、缶詰など海産品がいろいろ並んでます。

スタンプ置き場にもミニチュアが。細工がお見事です。

では駅舎を出ます。
動輪が置いてあります。釧路は夏でも涼しい、寒いといわれますが、快適な気候でした。半袖で大丈夫でした。

釧路駅。レンガ色が歴史を感じさせます。そのうちに建て替えという話があるそうですが。

ほおお。コロナ騒ぎがなければ今頃日本中、世界中から旅人が来ていたはずなのに。
特に釧網線は海外からのゲストに大人気だそうです。

駅前通りで。
お、懐かしい感じの森永チョコレートの看板。エンゼルがかわいいですね。

駅前通り。釧路は丹頂鶴で有名。あちこちに鶴のオブジェが。

バス停にはステンドグラス細工があります。
駅前の大きな道路をずんずん進むと有名な幣舞橋に出ます。
幣舞橋付近にはホテルや商業施設が集まってます。

釧路らしいマンホール蓋です。

本日のお宿。まず荷物を置いて休憩。
温泉があって、人気！というお宿を予約しました。
確かに日帰り入浴もできるような、しっかりした温泉付きのお宿。
駅から10分くらい歩くけどこれは正解ですね～
なお翌日も早朝にチェックアウトなので朝食なしの素泊まりプランです。

さて温泉に早速入って、一休みしたら街歩き開始。
お宿をでるとすぐに川辺、幣舞橋に出ます。

釧路のオブジェ。
若者たちが楽しそうに記念撮影してました。
明るい時もいい被写体ですね。

こちらが有名な幣舞橋です。

日没が近くなると観光客が集まってきます。

確かに見事な夕日ですね・・

レトロな街灯も素敵です。

橋の上でみなさんしばらくぼ～～っと夕日を眺めています。

ヨーロッパみたいな感じかも？

さて、橋のたもとには釧路フィッシャーマンズワーフという商業施設があります。
お土産屋さん、飲食店が集結。
飲食店はカジュアルな感じで観光客に受けそう。でもコロナのせいで大変そうでした。

釧路、素敵な街ですねえ。幣舞橋を渡ると、日本には珍しいラウンドアバウトという円形交差点があるそうです。

夏でも涼しくて快適なことで知られる釧路、日没後は少し寒いくらいです。

日が落ちても幣舞橋の上でのんびり景色を眺める人が結構いますね。

夜になると妖しい感じに光ってます。

幣舞橋のライトアップ。
実物はもっといい感じで、雰囲気いいです。

ライトアップの色は次々と変わります。ぼーっと見ているのもいいかも。

夜の川岸。

完全に日が落ちました。
水面のうつる光も穏やか。

釧路フィッシャーマンズワーフ、いい感じに光ってます。

幣舞橋の下を通る地下道です。
明るいので怖くないです。

ではぶらぶらして、コンビニ行ってお宿に戻ります。
お宿近くは飲み屋さん街でした。
緊急事態宣言が出たけど、みなさん通常営業みたい？

おお、にぎやか。でも、観光客も少なめなので人通りは少ないです。

飲食店、素朴な赤ちょうちんから、焼肉屋さんや魚料理専門など様々なラインナップです。

今日も移動多くて疲れました。夕飯どうしようか・・ということで、北海道定番コンビニのセイコーマートで夕飯や翌日の食事を買ってきました。

釧路駅構内のお店で。右の野菜入りかまぼこ、おいしかったです。
シシャモはお土産に持って帰ってきました。

翌朝はこんな感じでした。犬の散歩の人が歩いていたり。

朝の雰囲気もいいですね。

早朝の釧路駅構内。まだ飲食店やお弁当屋さんは開いてませんが、セブンイレブンは開いてたと思います。待合室や、広いトイレもこの通りにあります。

朝の釧路駅です。
左側には教会もありますねえ。

駅の待合室。広いです。
大型テレビがあって、NHKの新日本紀行だったか、北海道のバックナンバーが流れていました。

こんなお店もありました。
ほかに駅弁屋さん、おにぎり屋さんなどがありました。

では白黒写真シリーズ。
釧網線と花咲線、白黒だと地味になりますが。

駅構内が広くて、昔の映画に出てきそう・・

さすが機関駅の釧路駅、これだけの列車が発車するんですね。
もちろん改札は自動改札です。

駅前広場です。

白黒だと威厳がでるかも？の釧路駅。

今回はあくまでも移動の途中で立ち寄る程度でしたが、海の幸も楽しみたいしまた行きたいと思います。