鷲羽山・倉敷　～山陰山陽5泊6日ドライブ2019⑤～

2019/11/04 - 2019/11/09

「出雲大社」と「足立美術館」に行きた～い！　長年の夢でした。
関東から山陰・山陽地方は、かなり遠くて往復だけでも日にちがかかる。
どうせ行くなら「天橋立」「伊根の舟屋」「鳥取砂丘」「足立美術館」「出雲大社」を全部つなげてしまおう！
帰りは、広島県から山陽地方を戻りながら「尾道」「鷲羽山」「倉敷」「神戸」を巡ることにしました。
もう一つ「泊まりはできるだけ『天然温泉掛け流し』のある宿」という条件もつけて。

5泊6日のドライブを6回に分けてアップしました。
①の1日目～2日目『天橋立・伊根の舟屋』編
　　　　　　　⇒　https://4travel.jp/travelogue/11707873
②の2日目～3日目『鳥取砂丘・皆生温泉・足立美術館』編
　　　　　　　⇒　https://4travel.jp/travelogue/11708019
③の3日目～4日目『宍道湖・出雲大社・玉造温泉』編
　　　　　　　⇒　https://4travel.jp/travelogue/11708038
④の4日目 　　　 『尾道』編
　　　　　　　⇒　https://4travel.jp/travelogue/11708044
⑤の4日目～5日目『鷲羽山・倉敷』編･･･《本編です》
⑥の5日目～6日目『神戸』編
　　　　　　　⇒　https://4travel.jp/travelogue/11708056

エリア 岡山

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【４日目】続き
午後3時、3時間半の尾道観光を終えて、千光寺公園駐車場を出発。
午後4時40分、鷲羽山「鷲羽温泉 鷲羽グランドホテル 備前屋甲子」到着。

鷲羽山 自然・景勝地

『鷲羽山の夕陽』
「日本の夕陽百選」にも選ばれた景勝地。
なんとか日没前に間に合って、素敵な夕陽を見られました！
ホテルの部屋も瀬戸内海に面していて、素晴らしい夕景を楽しめました！

「瀬戸内海国立公園」の魅力のひとつでもありますね。

7階の洋室ツィン、オーシャンビューの部屋からは、西側の瀬戸内海と、北側の下津井の漁港が見えて、掛け値なしで眺望良好でした！
そう言えば「鷲羽グランドホテル 備前屋甲子」のしおりに『夕陽百選の宿』と書いてあった。嘘ではなかった!

鷲羽温泉 鷲羽グランドホテル 備前屋甲子 宿・ホテル

7階の部屋から、北側には下津井の小さな漁港も見えました。

下津井の町並み 名所・史跡

このホテルの魅力のひとつに『無料貸し切り展望風呂』もあって、50分間のんびりと浸かれました。温泉宿で、こういうおまけは嬉しいです!

宿泊プランが『鯛しゃぶレモン鍋と鮑1匹丸ごと付きサプライズ価格！　リニューアル貸切り風呂50分付き!』
それに、和牛ワイン煮、釜飯食べ放題、デザートバイキングも付いているし･･･。岡山県、瀬戸内の食材、料理が満載です！

宿泊料金は、1人1泊2食付きで、12,400円でした。
今回の『山陰山陽5泊6日ドライブ2019年』の宿泊ホテルで最も『また泊まりたい宿』になりました。(2番目は皆生温泉「皆生シーサイドホテル 海の四季」です ⇒ https://4travel.jp/dm_hotel_tips/14448386 )

お腹がいっぱいでも、デザートを見たら、どれも一口ずつは食べたくなるのが人の常。

施設、料理、温泉、サービス、料金とも最高に良くて、大満足でした！

午後8時～8時半、ロビーで「郷土芸能ショー『鷲羽太鼓と村上水軍太鼓』」
全員ホテルのスタッフで、最も大きな太鼓『鷲羽太鼓』と、下に並ぶ太鼓群との掛け合い『村上水軍太鼓』の演奏が行われて、とても良かったです。

泉質は「アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性温泉）」
刺激が少なく、肌にしっとりとして、保湿性があって、美肌の湯ということになりますね。

【５日目】
大浴場からも瀬戸内海が見渡せて、気分が良いです。

露天風呂からは、目の前の瀬戸内海と島々、左手に「瀬戸大橋」が見えて、見晴らしも気分も最高でした！

時折、釣り船が通ったり、停泊して釣り糸を垂らしたりする様子を眺めることができて、ここならではの景色でした。

鷲羽山には「鷲羽山ハイランド」というアミューズメントパークもありますが、個人的には、このような自然の光景が「鷲羽山」の魅力です。

ホテルは鷲羽山の先端にあって、高台にあるので、左手に「瀬戸大橋」が見えました。
「瀬戸大橋」は全長9,368mで、本州と四国を結んでいます。道路の鉄道の2階建ての橋としては世界最大級。1988年に開通。

瀬戸大橋 名所・史跡

朝食バイキングの種類も多くて、選ぶのが大変でした。どれも、丁寧に料理されていて、美味しかったです。
フルーツの中に大好きな『ライチ』もあって、嬉しくなりました。

朝9時20分、「鷲羽グランドホテル 備前屋甲子」を出発。

午前10時、倉敷美観地区に近い市営中央駐車場に入庫。まだ早い時間だったので、なんなく駐められました。ここから徒歩で3時間の倉敷美観地区観光です。

「新渓園」
倉敷紡績の初代社長大原孝四郎氏の元別荘。
後に広く一般に開放され、現在は「敬倹堂」、本格的な茶室「游心亭」があって、茶会に使われている。

新渓園 名所・史跡

「大原美術館」ギリシャ神殿風の本館入り口。
大原孫三郎が昭和5年に設立した日本で最初の私立西洋美術館。
代表的な収蔵作品は、エルグレコの絵画『受胎告知』。

大原美術館 美術館・博物館

ロダン作『洗礼者ヨハネ』

ロダン作『カレーの市民 ジャン＝デール』

カフェ「エル・グレコ」
大原美術館のとなりにあるカフェで、昔から『るるぶ』などで取り上げられてからずっと変わらず人気のお店。店の名前は、大原美術館に展示されている『受胎告知』の作者エルグレコの名から。
最も人気のあるメニューは『コーヒーとレアチーズケーキ』。

エル・グレコ グルメ・レストラン

「廣榮堂」
岡山名物『きびだんご』を150年前に始めたお店。

廣榮堂 倉敷店 グルメ・レストラン

「旧大原家住宅」の広大な敷地。倉敷川に面した塀も白い塗り壁と木肌のコンビが映えます。

倉敷川の白鳥。

「旧大原家住宅」の庭のもみじも紅葉が始まっていました。

「旧大原家住宅」
倉敷紡績の創業者一族大原家の旧住宅です。土間やいくつかの土蔵の内部を展示しています。
建築的な特徴よりも、倉敷の街をここまで発展させてきた一族の貢献度に敬意を払います。

旧大原家住宅 名所・史跡

路地の壁や塀も昔の大店の面影を残しています。

右のオレンジ色の塀は「有隣荘」、ここも大原家です。

「有隣荘」
大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸。

オレンジ色の独特な塀と、独特の製法で焼かれた瓦が特徴的。瓦は、見る角度によって緑色に光ることから『緑御殿』とも呼ばれているそうです。
内部は非公開。

有隣荘 名所・史跡

『くらしき川舟流し』
倉敷は、かつては荷の積み卸しが行われていた、川の港でもあったそうです。
約20分の乗船で500円という安さから人気で、乗船券の売り切れが多いらしい。

くらしき川舟流し 乗り物

船が2艘しかないので、乗れたら運が良いみたい。

「倉敷考古館」
倉敷川の曲がり角の「中橋」の前にあります。
吉備地方の遺跡出土品などが展示されています。内部の展示よりも、白壁の建物や、側面の『張り瓦』などが魅力的。

倉敷考古館 美術館・博物館

倉敷川は物流の拠点でもあった。また、明治、大正、昭和初期の洋風建築もあったり、白壁の町並みが、倉敷美観地区の代表的な光景です。何時間でもたたずんでいたいと思えます。

人力車が客待ちをしていて、これも倉敷の街に合う光景です。

「倉敷アイビースクエア」
明治22年に建てられた「倉敷紡績」の工場跡を、昭和49年にホテルを中心として再開発されました。レストラン、記念館、体験施設などもある複合施設になっています。

倉敷アイビースクエア 宿・ホテル

「倉紡記念館」
倉紡の原綿倉庫を改装して、記念館として、倉紡の歴史などを紹介。

倉紡記念館 美術館・博物館

ツタで覆われている赤煉瓦の建物が「アイビースクエア」の特徴。昔からこんなツタが美しく絡まる素敵な建物にあこがれがありました。

敷地内には、とても静かな広場もありました。

「本町通り」
町屋建築が続いていて、趣があります。

本町 名所・史跡

お土産用小物店や飲食店も並んでいます。
でも、自分たちが食べたいと思う飲食店がやっていなかったので、店内で食べるのは諦めました。

「阿智神社」
鶴形山の見晴らしの良い場所に立つ神社で、宗像三女神を祀っている。
倉敷の町を見晴らせました。ここに来て良かった！

阿智神社 寺・神社・教会

「鶴形山公園」から見晴らせた倉敷の街
阿智神社のある鶴形山公園には、樹齢300年とも500年とも言われる『阿知の藤』があります。古いだけでなく、この種類では日本一大きいらしいです。
このあとの行程を考慮して、できるだけ短時間で昼食を済ませられるように、藤棚の下のベンチで、コンビニで買ってきた『太巻き』『野菜カレー』『緑茶』でピクニックをしました。

午後1時20分、倉敷に別れを告げて、神戸に向かいました。急がないと神戸観光ができなくなるぞ･･･

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この続きは最終編『神戸 ～山陰山陽5泊6日ドライブ⑥～』 ⇒ https://4travel.jp/travelogue/11708056

鶴形山公園 公園・植物園