2021/06/18 - 2021/06/18
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このところ、所用その他で神奈川県方面に出かけることが続いたので、今回は我が家から見て逆方向の群馬県に出掛けております。
高崎から吾妻線に直通する電車に乗って、久しぶりに吾妻線を全線乗り通しました。
終点の大前駅から折返しの電車、途中の川原湯温泉駅で途中下車してみます。
川原湯温泉駅を挟む2駅区間は、八ッ場ダムの建設に伴って線路や国道が付け替わり、景色が大きく変わりました。
2年前、家族旅行でたまたまこのあたりを通っており、途中の道の駅で休憩を兼ねて少し見学したのですが、そのときからも大きく様子が変わっていました。
今回、駅前の施設でレンタサイクルをしていることが分かり、自転車を借りて周辺をサイクリングしてみました。
電車乗りっぱなしの1日の中で、ここだけアクセントになったのでした。
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- JRローカル 徒歩
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- 個別手配
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【その2】からのつづき
高崎から吾妻線直通の電車に乗ってやってきた、終点大前駅。
1日下り4本、上り5本の電車しかない終着駅。
ここまで来たのは2回目。そもそもすっごい久しぶり。
周辺を歩き回っていた。大前駅 駅
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滞在時間約20分、名残惜しく折返しの電車で大前駅をあとにした。
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清々しい眺めの吾妻川。
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万座・鹿沢口駅。
この駅で折り返す電車も多く、本数が増える。
かつては特急電車の終着駅でもあったが、現在は普通電車しか来ない無人駅。万座・鹿沢口駅 駅
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駅の北側。
吾妻川にかかるこの橋を渡って行くと、万座や草津や白根山に行くことができる。
個人的にも何回か通ったことがある。 -
並行している国道。
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羽根尾駅。
羽根尾駅 駅
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このあたりで、北軽井沢を通って軽井沢に向かう国道が分岐している。
その道も何度か通ったことがある。
かつては草軽電鉄が通っていたルート。 -
長野原草津口駅の手前。
草津温泉などから流れてくる白砂川の深い渓谷。 -
長野原草津口駅。草津温泉へ行くバスが発着している。
現在は特急電車がここまで乗り入れてくる。長野原草津口駅 駅
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ここからが八ッ場ダム建設に伴って切り替わった区間。
旧線は、そのまま電車の留置線になっている。 -
新しい区間。
この先、長いトンネルに入る。 -
トンネルから出て、川原湯温泉駅着。
ここで降りる。 -
駅のホームは一段低いところにあるので、跨線橋をまっすぐ行くとそのまま出口。
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元々あった駅は、ダムの底に沈んでいる。
7年前に移転してきた新しい駅。川原湯温泉駅 駅
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駅のすぐ西側に昨年できた「川原湯温泉あそびの基地NOA」。
建物の中には日帰り温泉やカフェがあったり、この湖側にはバーベキューやキャンプができるスペースもある。 -
建物の中にある町の情報発信施設。
ここで、レンタサイクルをしている。 -
受付手続き中。
待合コーナーには、旧川原湯温泉駅の模型があった。 -
ここで借りたのは電動自転車。
このあたりは起伏が多いので、電動というのはありがたい。 -
では、出発~♪
この先のすぐ左側に駅がある。 -
八ッ場ダム建設に伴ってできたダム湖、「八ッ場あがつま湖」に沿った新しい道を進む。
この崖の下ぐらいが、かつての川原湯温泉の温泉宿が並んでいた区域。 -
ダム湖をまたぐ八ッ場大橋が見える。
かつての駅は、あの斜め下ぐらいにあった。 -
その先にある現在の川原湯温泉。
まだ造成の途中で、空き地も多い。
もとあった源泉はダム湖に沈んだので、新たにボーリングして温泉を引いているらしい。 -
このあたりの温泉宿は、昼間は食堂を兼ねているところも多い。
今回向かったのは、この写真の奥にあるあの建物。 -
やまきぼし という宿兼食事処。
水没した旧温泉宿街から移転してきた老舗の旅館らしいのだが、移転にあたって今風の宿に変わったようだ。やまきぼし旅館 宿・ホテル
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では、入ってみましょう。
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1階はこのようなオシャレな食事処になっていた。
この写真を見てあとで気づいたのだが、店内のテレビでは大リーグ中継を放映していて、なんと大谷が投げているところだった。こっちを見ていてもよかったですねえ(笑) -
おかみさんらしき店員さんに「外にも席がありますよ」と言われ、気候もいいので今回は外に出てみた。
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上州のブランド豚を使ったり、源泉でボイルした食材など、工夫を凝らしたメニュー。
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ビーフシチューや煮込みハンバーグなどは、旧旅館時代からの名物らしく、この宿のHPにも載っていた。
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そんな中で、地産の山芋を使ったという定食を注文。
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自転車を借りたところでもらったサイクルマップ。
観光協会のHPに掲載されていたのと同じだった。 -
今回は、駅を中心にこのあたりを反時計回りに走ってみようと考えている。
駅の右上に書いてあるのが今いるお店。まだほとんど進んでないんですけどね(笑) -
共同浴場の「王湯」や、八ッ場大橋が一望できるオープンスペースでしばらくまったり。
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出てきました、山芋定食。
メイン以外の副菜は日替わりで、これらも基本的に地産にこだわっているようだ。 -
十穀米にとろろ。うまくないわけがないです♪
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食後。デザートなどをいただくことにする。
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メニューにあった「本日のスイーツ」、今日は米粉入りロールケーキ。
&アイスコーヒー。 -
景色を眺めながらまったりとした気分でいただく。
さてそろそろ、せっかく温泉に来たので、あそこに見える「王湯」に行ってみましょう。 -
もともと旧温泉街にあった、共同浴場の王湯。
こちらの方に移転してきた。川原湯温泉 新王湯 温泉
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王湯の玄関とフロント。
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浴室は1階。真ん中で2つに分かれていて、男湯は右側の「三峰の湯」。
日替わりかどうかは不明。 -
HPより拝借した写真。
「三峰の湯」の露天風呂。木立の間からダム湖が見えた。
無色無臭のお湯だった。 -
2階は休憩スペース。
なんだかさっきの昼食からまったりしてきて、一眠りしていきたい気分になった(笑) -
とは言いつつ、先へ。
新しい川原湯温泉街から、ダム湖を跨いでいる「八ッ場大橋」。 -
ではさっそく渡ってみましょう。
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向こうに見えているのがダム。
この湖の底をかつての国道と吾妻線が通っていて、かつての駅もこの真下あたりにあった。八ッ場ダム 名所・史跡
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ダム湖の上流方向。
かつての温泉街は、左側の崖下あたりにあった。 -
橋の真ん中付近。
これはなんでしょ。 -
うわ、バンジージャンプだ。
今はコロナでやっていないようだったけど・・・ -
好きな人は楽しそうですねえ。
私は勘弁させてもらいます(笑) -
八ッ場ダムの展望台や資料館があるあたり。
時間的に、今回は割愛。
さっきゆっくりしすぎた^^; -
対岸まで来た。
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こちら側に、現在の国道が通っている。
2年前はこの道をドライブしたんですねえ。 -
さっき走った道が対岸に見える。
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トンネルがあった。
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トンネルを出たら、また新しい橋。
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これから渡る、不動大橋が見えた。
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その先にあった、道の駅「八ッ場ふるさと館」。
2年前はここで休憩しました。 -
そうそう、こんなところでしたね。
前回はたしかソフトクリーム食べた。道の駅 八ッ場ふるさと館 道の駅
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道の駅から見える、不動大橋。
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【2019年8月】
2年前の、全く同じ場所。
このときはまだダムに水がなかったので、景色が違いますね。 -
では、不動大橋を渡りましょう。
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不動大橋から見る、八ッ場ダムのダム湖。
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【2019年8月】
これまた2年前の、全く同じ場所の景色。
このときは、まだ吾妻線の旧線もはっきり見えた。
現在はこれらすべてが水没。 -
橋の真ん中付近。
ここからはダムは見えないけど、さっき渡った八ッ場大橋がかすかに見える。 -
案内看板もあった。
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現在の川原湯温泉駅付近の方向。
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アップしてみた。あそこに駅があります。
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橋を渡りきったところにある不動尊。
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その奥に見える「不動の滝」。
不動大橋は、ここから名付けられているらしい。不動の滝 自然・景勝地
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さらにまっすぐ行くと、川原湯温泉駅の入口。
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吾妻線の線路が見えるところ。
ちょうど上野行きの特急スーパーひた・・・もとい「草津2号」が通過していった。 -
自転車を借りた「川原湯温泉あそびの基地NOA」に戻ってきた。
貸し自転車は、2時間1000円。ちょうど2時間以内だったので、追加料金なしだった。
お世話になりました~ -
駅に戻ってきた。
川原湯温泉駅 駅
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駅の入口。
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数年前までは特急も停まる駅だったが、現在は通過駅。
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しかも今年の4月から無人駅になった。
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駅の時刻表。
おおよそ1時間に1本だけど、たまに2時間空く。 -
ホームは、改札があるフロアより一段低いところにある。
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ホームに降りる階段から見えるダム湖。
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ホームに降りてきた。
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かつての駅は相対式ホームの駅だったようだ。
現在は島式ホームの駅。 -
新前橋行きの電車が到着。
これに乗って、川原湯温泉をあとにします。
【その4】につづく
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この旅行記へのコメント (4)
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- Akrさん 2021/08/22 11:29:12
- 川原湯温泉
- Tagucyanさま
こんにちは。Akrでございます。
川原湯温泉駅。
私が訪れた2016年は特急草津が停車しました。降りたのは私ひとりでしたが(笑)
いま気になって調べてみたら2017年から通過駅になったみたいです。そして無人化されたのですか・・・私が行った時は駅員が集札していました。
前から気になっていたのですが温泉ごと移転させられた川原湯温泉の保障とかどうなっているんでしょうね。場所が変わったことによる宿泊客の減少や源泉が変わったことによる泉質の違いだとか、なんか難しい問題がありそうですね。
不動大橋渡りました。
私が行った時はまだダムの完成前で、これから沈む景色が橋の上から見えました。吾妻線の旧線や川原湯温泉駅、トンネルなども見ることができましたがいまやすっかり水をたたえてダム湖になってしまったんですね。とにかく橋が高くて高所恐怖症の私は橋を渡り切ることが出来ませんでした(笑)
何度見ても吾妻線に211系は不釣り合いですねえ。
115系の思い出補正があるんでしょうか。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2021/08/22 14:40:49
- 全く新しい温泉という感じでしたね
Akrさま
こんにちは
川原湯温泉駅、私の時も降りたのは私1人、乗ったのも私1人でした。駅と新しい温泉街は離れているのですが、移転してすでに何年も経っているのにどちらもまだ開発途中という感じで、コロナの影響もあって閑散としていましたね。
そしてとうとう駅も無人化に。特急が止まらなくなったのは移転の数年後だったんですね。勘違いしていたので本文を訂正いたしました。
以前は、山間の鄙びた温泉街という感じだったのでしょうが、今は新興住宅地のような雰囲気。源泉もボーリングし直して、泉質も全然違うようですね。
移転に伴う補償はどうなっているんでしょうね。ウィキによれば、現在の駅の土地も元の地権者のまま、とか面倒なことになっているようですが。
不動大橋は私も2年前にたまたま訪れていました。このときもまだ水を貯める前だったので水没する前の里山が見えていました。今回行くにあたって、定点観測ということで当時の写真を持っていって、見比べながら同じ写真を撮ってみました。
不動大橋も、八ッ場大橋も、高いところを通っていますね。八ッ場大橋なんか、それを利用したバンジージャンプの施設もありました。今はコロナでやっていませんでしたが、私も勘弁させていただきます(笑)
やっぱり吾妻線は115系の湘南色の方が合いますね。まあ、地元の中央東線も長野色やスカ色の115系が似合いましたが。
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Tagucyan
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- とのっちさん 2021/08/22 10:44:54
- 日常生活でできない「のんびり」!
- Tagucyanさま
こんにちは。バラエティ―ゆたかな乗り物旅、ついにチャリが登場ですね。
八ッ場ダム付け替え区間を攻めますね~“乗りつぶしオンライン”で書き換えられるレベルの付け替えは乗らねばならないと強迫観念に駆られます。大前は乗りつぶし以来ご無沙汰で(たぶん20年弱?)、付け替え後に乗りなおしたときは渋川で寝過ごして特急ワープをパーにした記憶が…(笑)
乗り放題だと他の交通機関に時間を割くのがとても心苦しいのですが、ふつうのきっぷで朝から晩まで乗ろうとするとそれなりの資金が必要ですので、チャリはすばらしいアクセントです。思ったより進まなかったようですが…地のものを食べて温泉浸かって、こういう「のんびり」が日常生活でないんですよ。旅行中は時間がもったいないから、もっとないんですよ(笑)。山芋おいしそう!こういう季節にはサッパリしていいですね~健康志向なのかなと思いきやデザートでリセットされているようで(笑)。温泉入ってチャリ乗って、6月中旬の九州の感覚では暑くて自殺行為じゃないかなと思うのですが、山間の風が心地よさそうです。
「万座・鹿沢口」って「・」がインパクトありますよね~「新特急草津」の終点なので、西の果ての田舎の子どもは何となく不思議に思っておりました。「新特急谷川」との併結区間は行先をどんな風に表示していたんだろうと、ついついいらんことを考えてしまいます。見た目3階建て?
とのっち
- Tagucyanさん からの返信 2021/08/22 14:26:14
- ここだけ普通の旅行記っぽくなってますね
とのっちさま
こんにちは
関東地方に住んでいてもなかなか行かない吾妻線沿線、ただ往復するだけではもったいないので何かしようと考えていました。そこで、ダム建設に伴って大きく変わった八ッ場ダム周辺を見てみようか、と。ここで電動チャリ登場です。Oさんのように自撮りする技術がないので走行中の写真はないですが・・・^^;
せっかくの温泉地ですから温泉に入って、地元の食堂で食事して、自転車で走り回る。ひたすら電車に乗って突き進むのみの行程の中にあって、本話だけ異彩を放っています(笑) というか普通の旅行記っぽくなってますね(爆)
6月中旬でしたが、標高も高くまだそこまで暑くはなかったです。ただ、やはり季節はすでに夏でして、帰宅後お風呂に入ったら顔と腕が日焼けで真っ赤になっていてビックリしました。
万座・鹿沢口駅。「・」が付く駅は珍しかったですね。今となってはうちの近所にも2つありますが・・・ 新特急谷川・草津号、水上・万座・鹿沢口行き。これだけ見ると3分割する列車か? と勘違いしそうですね(笑)
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Tagucyan
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