2019/09/22 - 2019/09/22
571位(同エリア1671件中)
su3さん
この旅行記スケジュールを元に
前回に引き続き、お山をしてます。
汗だくハイキング in 稲荷山。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
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四ッ辻からにしむら亭の間を抜けた先にある階段を登ります。
稲荷山 自然・景勝地
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ここからはぐっと人が減って歩きやすくなってきました。
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階段を登り切ると三ノ峯に到着。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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三ノ峯にある下社神蹟に向かいます。
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お参りしていきましょうか。
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鳥居の前に白菊大神の幟が見えますね。
白菊大神は伏見稲荷の主祭神である宇迦之御魂大神と同一の存在とされている神で、商売繁盛の神様とされています。 -
明治20年代半ば頃の改修工事で、この場所から変形神獣鏡が出土し、現在は京都国立博物館に出陳されているそうです。
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白菊大神の周りをぐるりと回ってみます。
狐火の形をした灯明台がありますね。 -
こちらは珍しく白狐と狛犬が一緒にいらっしゃいます。
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きりりとした白狐様。
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後ろにいる狛犬が白狐の執事みたい。
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オベリスクのような碑を発見。
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白菊大神前にある三ノ峰岡本店。
良心的な店でした。 -
店内の奥にはかわぐちかいじの色紙がずらり。
かわぐちかいじさんは新しい漫画を出すたびに『白菊さん』にお願いにいらっしゃるそうです。 -
こちらでも鳥居を売っていますね。
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この風呂敷デザイン、なかなか素敵ですよね。
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神様に囲まれた道を進むと再度ずらりと並ぶ赤鳥居が見えました。
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鳥居のあちらとこちらという感じで鳥居を境に別世界に行きそうな雰囲気がありますね。
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怖気づかずに二ノ峯に向かいましょうか。
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下っている鳥居の参道のところは少しだけ歩くのが楽ですね。
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三ノ峯から二ノ峯に向かう途中に開けた場所がありました。
間ノ峰というそうです。 -
こちらにある荷田社神蹟の石鳥居は、奴祢鳥居という額束の両側に合掌状の破風扠首束をはめた珍しい形をしています。めったにない形の鳥居なのだそうです。また荷田氏の一族を祀っている社でしたので、奥の石扉の一部に梅花の家紋が付いていました。
御祭神は伊勢大神だそうです。つまり天照大御神ですね。 -
更に進んで二ノ峯に向かいましょうか。
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ゆるい階段になっている鳥居の参道をえっちらおっちら登っていきます。
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二ノ峯到着。
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青木大神と呼ばれている中社神蹟のお参りしましょうか。
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青木大神は道開きの神様とされる佐田彦大神とも言われています。
導きの神で厳しい気性の神様と言われていますが、一心に願えば非常に情の厚い神なんだとか。建築・材木・運送・車輌・美容関係に携わる人々からは、物事の始まりの道しるべの神様、土地を司る神様として親しまれています。 -
台座の石は霊峰富士山の溶岩でつくられているそうで、その両脇には白狐と狛犬が並んで守りを固めていました。さき程もこんな組み合わせみたな。
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中社神蹟をぐるりと一回りしてみます。びっしりとあるミニ鳥居が面白いけれどちょっと怖い。
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この辺りはイノシシが出るようで注意書きがありました。
ガッツリ山ですから、そりゃイノシシくらはいるわなー。熊じゃなくてよかった。 -
青木大神前にあった辻亭には、Tシャツやエコバッグ、タオルなどのグッズがずらり。タオルには狛犬と白狐が描かれていました。
辻亭 グルメ・レストラン
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満足したので次行ってみよー!
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一番上にある一ノ峯に向かいましょう。
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どんどん上に登っていきます。
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稲荷山の最高峰である一ノ峯に到~着~。
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上社神蹟に参りましょうか。
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親塚を建てた以前から祀られているとされるのは末広大神。地方によってお稲荷さんを 「末広さん」 と呼ぶ地域もありますし、稲荷神を末広神と言う場合もありますよね。
末広大神は大宮能売大神という天照大神の侍女で、麗しい声と話し方で、人間関係を円滑にされる神とも言われています。人気・芸能・指針の英知を授ける神様だそうです。 -
ちょっと見えにくいですが、御神体は中央にある大きな岩。
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一の峯のお塚群も見ていきましょうか。
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白狐様の守りが硬そうなお塚。
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下の方にも何やら立派なお塚がありますね。
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稲荷山には、一ノ峯・二ノ峯・三ノ峯・荒神峯の山頂に前期古墳があったそうで、四世紀後半の一ノ峯は、直径50mほどある首長墓級の円墳だったとか。
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ご神体を裏から見てみます。
もう建てることさえ困難になって積み重ねられた鳥居がずらり。 -
三ノ峯、二ノ峯でも思ったんですが、中心にある大神を囲むようにあるお塚群を見るとまるでお塚団地という感じがします。昔、このずらりと並ぶお塚を雨の降りそうな曇り空の下で見てしまったことを思い出しました。今日は晴れているから大丈夫!
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満足したので下に降りましょう。
意外と階段が急に感じましたが、たぶん登ってきた疲れから感じるものだったのかもしれません。 -
前回お山をした時は二ノ峯までしか訪れなかったんですが、今回は一ノ峯まで参拝に来れて登頂成功な気分です。
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末広大神前の末広家ではお神酒が売られていました。
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お供え物とローソクだけでなく、経本やお稲荷さんに関係する書籍も販売していました。
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上社神跡にバイバイしましょうか。
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さて、頂上まで登ったし後は下るだけ。
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もと来た道には進まず、このまま参道を直進していきます。
こちら側に日付けや名前などが書いてあるということは、こっち側からの参拝も正式な参拝ということですね。 -
あら、こんなところに白狐さんたちがいますね。
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振り返ってみたらカッコイイ!
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どんどん下って行きます。
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途中に春繁大神を祀っている春繁社という、玉垣で囲われ大きくて目立つお塚がありました。
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更に下に行きましょう。
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この灯籠に灯りが燈ったら雰囲気有りまくりでしょうね
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この先も階段になっているようですね。
とはいえ、整備されているので歩きやすい。 -
鳥居に囲まれた階段を降りていきます。
しかし異世界感が凄いなぁ。 -
下り坂が続きます。
意外と急ですね。 -
新しい鳥居をたらるのでしょうか。
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真新しい建材が鳥居のそばにありました。
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これはきっと横木でしょうね。
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石鳥居の奥に建物が見えてきました。
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茶屋のようです。
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更に進むと平坦地になっていました。
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手水社がありますね。
刀と雲の形を模った場所から水が出ていました。 -
長者社と書かれた扁額がある鳥居が見えます。
手を清めてから入ってみましょう。 -
鳥居を入って直ぐ右手側に可愛らしい柄の前掛けをしている狛犬殿がちょこんといました。
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その狛犬たちに守られている御劔社の御祭神は賀茂玉依姫。
御劔社は鴨社ともいうそうで、下鴨神社の御祭神の一柱でもある賀茂玉依姫を祀っているところを見ると繋がりがあるようですね。
社殿の左奥には「焼刃の水」がありました。焼刃の水は伏流水が湧く井戸で、謡曲「小鍛冶」ではここで三条宗近が一条天皇の宝刀「小狐丸」を鍛えたとされています。御劔社には一条天皇の代に、三条小鍛冶宗近が稲荷山中に籠り、稲荷明神の霊験をこうむり、稲荷山の埴土で小狐丸を鍛え、焼刃の水と呼ぶ井戸の水を使ったという伝承があるそうです。故に「宗近の井戸」とも呼ばれています。手水舎の刀と雲の形を模ったデザインもこちらが由来でしょうね。 -
奥の階段の上までお塚がずらり。かつて、この地には秦氏の祖霊を祀った社があったとされています。その社は稲荷山でも最も古い部類のものであったということです。
この階段を登って社の裏を見ると、大きな石にしめ縄が掛けられていました。古くは雷石という雷をこの石に縛ったとも伝えられた石だそうで、現在は釼石と呼ばれているようです。雷の光を『稲妻』と言うように、古来、稲の穂がたわわに実るには、雷様の力が必要と考えられていました。雷は空気中の窒素酸化物を合成して土壌を肥沃にする作用があるので、案外、理にかなった考え方なんですが、昔の人たちはそんな科学的ことは知らないでしょうし、感覚的に何かしらを感じていたのかな。 -
長者社神磧の前にある三剱家にも行ってみましょう。
昆布のおみくじなどもあってなかなか面白いラインナップでした。 -
こちらではいっぷくセットという玉露ようかんとお茶と煎餅のセットがありました。暑いこともあって宇治抹茶アイスモナカの方に軍配が上がってしまいましたが、今思えば羊羹でもよかったな。
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謡曲「小鍛冶」にも触れているポスターを発見。小狐丸の聖地とな。
そういえば、粟田神社に訪れたときにhttps://4travel.jp/travelogue/11578841童子に姿を変えて相槌を打って助けた雪丸稲荷と言う稲荷神が祀られていましたが、打ったのはあの地ではなかったんだと認識ました。 -
宇治抹茶アイスモナカを食べて一息ついたら先に進みましょうか。
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階段を下りきると
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幟しか移してませんが、咳・喉・声の神様であるおせき大神を祀った社がありました。喉が弱いのでこちらもしっかりお参りします。のど飴をお供えし、お下がりとして持ち帰ればその効能が増すとも言われているというのを後から知って、お供えしとけばよかったかなと思ったり。
もともと「関所」通行の社であったとされているそうですが、いつの間にやら別の神様の場所になっていたんですね。 -
更に進み右に曲がると社殿がいくつか建つ場所に出ました。
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この場所からの写真が先ほどの画像なのですが、この辺りを一望できる場所にあるのは稲荷大神を祀っている社のようです。
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薬力の滝があるそうなので行ってみましょうか。
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階段を少し下って舗装された細い道を進むと、最奥の少し開けているところに管から水が流れ落ちるさまを見ることができました。それにしても何とも不思議な感じのする場所です。
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薬力の滝は、かつて稲荷山の行場として滝行が行われていた滝なんだそうで、稲荷山にいくつかある行場の中でも一番奥にある行場だとか。現在も申し込みをすれば滝行できるようです。
しかしこう見ると滝というより打たせ湯みたいな構図ですね。 -
薬力大神を祀った薬力社に到着。
こちらは無病息災・身体健全・飲薬に関するトラブル除災などのご加護があると言われています。薬力社の近くには湧水が出ているそうで、手押しポンプで地下水をくみ上げることができるようになっていました。このご神水と言われる水で薬を飲むと、薬効一段と増し、病が治り元通りの健康状態になるといわれているとか。
社殿には一対の親子狐の石像は極めて珍しく、安産の象徴として崇められ、古来より子孫繁栄、家内安全祈願の対象とされているそうです。また「ねがいかけ草鞋」という草鞋があり、これを奉納すると藁でできた草鞋という所から「藁にもすがる思い」が成就すると言われ、身体健康・病気平癒・旅行安全に効能があるとか。 -
薬力社の近くにあった長寿の神様である石井大神を祀った石井社。
医学技術向上などにも加護があるようです。 -
健康で長生きできるようにお参りしておきましょう。
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薬力社の前には薬力亭。
結構立派な店構え。薬力亭オリジナルの商品もありました。薬力亭 グルメ・レストラン
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薬力亭は薬力社の塚守として、周辺の環境整備及び参拝信者の皆様に神饌品を提供しており、現在も頻繁にお参りに来られない方々に代わって、月々のお供えや鳥居の奉納、ろうそく祈願などを行っているそうです。
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ご神水を用いて作られた薬力健康たまごやご神水コーヒーなどもいただくことができます。
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このまままっすぐ歩いていくのかと思いきや、分かれ道になっていました。
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地図を見るとこちらにも社があるようです。
清明舎の方に行ってみましょうか。 -
あれま。また分かれ道になってる。
分かれ道の手前には、岩瀧大神というお塚がちょこんと木の根元にありました。 -
と思ったら一方は薬丸大神を祀る社でした。
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こちらの薬丸大神は足腰、腰痛、肩こりにご利益がある神様だそうで、クタクタの足がちょっとでも元気になればいいなと思いながらお参り。
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右の道に進みましょう。
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本道の脇に続く道がありますね。
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脇道の先を見るとお塚がありました。
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お塚を通り越してさらに奥に進みます。
ここはメインのルートからは少し外れるためか、ほとんど人の気配はあまりません。 -
傘杉社に到着。
鳥居をくぐって右手に拝殿があるという配置だったので、一瞬、戸惑いました。 -
拝殿の後ろに杉の巨木が聳え立っていたのでこちらがご神体何でしょうね。杉の梢が傘のように開いて見えることが由来のようです。
伏見稲荷と杉の関係は意外と古く、平安時代も中期以降になると、紀州の熊野詣が盛んとなり、その往き帰りには、必ず稲荷社に参詣するのが習わしとなっていて、稲荷社参拝の際は、稲荷山の杉の小枝を「しるしの杉」として身に付ける風習が一般化していたそうです。自宅に持ち帰り、植栽し、枯れずに根付けば、願いが叶うとも言われていました。 -
あちらも御神体のようで、二本杉社だそうです。
二又だったであろう杉は枯れてしまっていて、一本の柱になり果てていました。 -
お社が立派なお塚が続きます。
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雰囲気があって良いですね。
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傘杉社から暫く進んだところのお塚群に三本杉社。
こちらにも立派な杉が立っていますね。三本杉のうち一本は枯れてしまっていて、幹しか残っていませんでした。 -
更に先に進んでみましょう。
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進んだ右手側の石段を登ったところには天龍社。
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右の石柱には伏見稲荷講社と刻まれており、左の石柱には舞鶴天龍支部と書かれていました。
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更に紅葉谷へと下ります。
ずらりと並んでいた鳥居が途切れてきましたね。 -
清明舎に到着。
滝行の行衣を着替える場所だそうです。 -
あれが清明滝かな。
伏見稲荷大社の宮司になる方はここで滝行をする事になっているんだそうです。 -
どうやらこちらでも滝行ができるようで、御膳谷社務所に申し出をすれば滝行ができるようですね。
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もと来た道を戻りましょうか。
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再び鳥居がたくさん見えてきました。
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先ほど通った傘杉社が見えますね。
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お社の軒下を大きく横切って進んでいくっ道てちょっと変わった感じがします。
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下りていた時にはあまり気付きませんでしたが、思っていたよりも急な坂道に、息を切らせながら登っていきます。
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薬力亭のあたりまで戻ってきました。
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御膳谷や四ッ辻の方に向かいましょう。
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春日峠をどんどん下って行きます。
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峠の途中にもお塚がありました。
ちょっと話は飛びますが、1911年に春日峠の近くで経巻の軸十本とともに古鏡・華瓶・合子・古銭等、三十二種類の収蔵品を納入した陶製の経筒が発見されたそうです。 -
先に何やら見えてきました。
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御膳谷奉拝所参道のようです。
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御膳谷奉拝所横の鳥居を少し歩いて進みます。
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こちらから境内に向かいましょうか。
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キリリとした御狐様。
強そうです。 -
耳が蝙蝠みたい。
左右でだいぶ雰囲気の違う御狐様方ですね。 -
御膳谷は稲荷山三ヶ峰の北背後に位置しています。御膳谷奉拝所はこれらを拝する要所で、その昔に御饗殿と御竈殿があって三ヶ峰に神供をした所と伝えられている七神蹟のひとつです。
諸説あるため由来が謎なのですが、毎年1月5日に古来から踏襲されている大山祭が斎行されます。その大山祭では他の六つの御神蹟に先立って、午前中に稲荷山七神蹟の玉垣に注連縄を張る「注連張神事」が行なわれ、午後から祈祷殿にて別の神事が行われるそうです。
階段を登って境内に向かいましょう。 -
現在は御饗殿も御竈殿ないため、代わりにこちらの祈祷殿が建てられ、朝と夕に神々に御日供をお供えをしているんだとか。
ちなみに一般の方でも奉拝所で申し込みをすれば御日供ができるそうです。 -
祈祷殿の裏手側に行ってみましょう。
祈祷殿の奥には、平坦な御饌石という神石があって大山祭の「山上の儀」では、この神石の上に中汲酒を盛った古式の齋土器が供進されるご神事が行われています。写真だと右手側隅にある期の囲いがされている場所の中に御饌石ありました。ご神事に使われた齋土器ごと振る舞い酒を授与されるのですが、七十個と数が限られているため、昔はお神酒が奪い合いになり怪我人が出てしまし、一時は授与が中止されていたのだとか。ちなみに中汲酒とは濁り酒の上澄みをくみ取った酒です。きっとまろやかな酒でしょうね。
御饌石の奥には力松大神のお塚がありました。 -
右手に進むと奥村大神。
鳥居の両側に神馬がいました。 -
ずらりと並ぶお塚の間を通って祈祷殿の方に戻ります。
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更に東側に向かうも、こちらもびっしりとあるお塚群。
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東側の石段を下って境内から参道に向かいましょうか。
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参道を進み、先ほど上った鳥居を過ぎると手水舎がありました。
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手水舎の横には御膳谷奉拝所に向かう石段がありました。四ツ辻からのルートによっては、西側のこの鳥居から境内に赴く場合もありますね。
鳥居前には狛犬が守りを固めていました。 -
左の狛犬はちょっと変わっていてじゃれ付く子供の狛犬が足元にいました。
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狛犬がいる鳥居前には御膳谷奉拝所社務所。
こちらでは御朱印がいただけます。 -
かなり奥までお塚があるんですね。
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御膳谷奉拝所の前は分かれ道になっており下り坂のルートがありました。
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先ほど伺った傘杉社の方に繋がっているようです。
後から知ったのですが、この辺りから10分ぐらい歩くと清瀧大神や滝場にも行けるみたい。 -
傘杉社の方には進まず御膳谷奉拝所から四ツ辻の方に向かって進みましょう。
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鳥居を潜り抜けるとまた社がありますね。
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眼力大神と石宮大神を併記した扁額が掛けられた眼力社。
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躍動感のある狐の手水社。稲荷山の山頂から青竹を加えて降りてきた狐のイメージからこのような姿に作られているそうなんですが…めっちゃ口から管が出てるやん。竪笛を吹いているみたいですね。
こちらの水は湧水だそうで、飲料としてはアレなんですが、この水で墨を摺ると墨ののりが良くなるとか。 -
古くから「眼力さん」と親しまれていて、眼病平癒だけでなく、先見の明や眼力を授かるという御利益があるそうです。
しっかりお参りしていきましょうか。 -
眼力社さんの向かいにあるのは眼力亭。
眼力社にお詣りする際のローソクやお供え物、お土産といったものを買うことができます。金俵の置物や眼力隷書が刻印された干支玉などがありました。 -
眼力社を後にします。
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ずらりと並ぶ鳥居を四ツ辻の方に歩いていると
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左手側に横向きに見える社がありました。
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鳥居をくぐって社殿へ行ってみましょう。
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大杉大神と磐根大神が併記しされた扁額が掛けられている大杉社に到着。
杉の大木に神が降臨されて祀られ始めたそうです。 -
再び四ツ辻までの参道に戻ります。
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緩やかな上り坂をどんどん登っていきましょう。
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鳥居が続く参道の出口が見えてきました。
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四ツ辻に到着。
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後ろを振り返るとしめ縄が下げられた鳥居が見えました。
今回の参拝ルートとは逆のこちらから参拝するのも面白そうですね。 -
四ツ辻に出て右手側には荒神峯に権太夫大神が祀られている鳥居がありました。
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階段を登っている途中の両脇には白瀧道という横道が。この道は行くと泉涌寺方面にでる道なんだそうです。
階段奥には奥村亭の建物がチラリ。 -
せっかくですから行ってみましょう。
鳥居が続く階段の先には社が見えます。 -
荒神峰の階段の先に、権太夫大神と書かれた扁額が掛けられた田中社。
田中社神蹟は七神蹟の一つだそうです。 -
田中社の祭神は権太夫大神とされ、別名は大国主神・大己貴神・大黒様。また福の神でもあるので、御神徳は縁組と商売繁昌なんだとか。
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社の奥には田中社のお塚。
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田中社神蹟周りをぐるりと一回りしてみましょうか。
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牙がリアルな御狐様たち。
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人気があるお塚は鳥居タたくさん奉納されていますね。
出世大明神と書かれたお塚にはかなり鳥居がありました。出世したい人が多いんですね。 -
異世界感が凄い一画。
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田中社神蹟から四ツ辻まで降りて一休み。
立派なチャートの上で景色を見ながら水分補給をした後は、四ツ辻から下りましょうか。 -
さあ、どんどん下って行きましょう。
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この時間帯になると登ってくる人より、降りていく人の方が多かったです。
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来るときに通った瓢亭が見えてきました。
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瓢亭を過ぎて更に進み
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三ツ辻に到着。
登ってきた時は新池の方から来たので、今度は違う方向から本殿に向かって帰りましょう。 -
御産場神社の方に向かいます。
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少し歩くと数々のお塚群があらわれました。
こちらは松尾大神と久丸大神と書かれた扁額がある松尾社。酒の神様を祀る松尾大社の末社でしょうか。 -
玉五郎大神と玉剱大神と書かれた扁額が掲げられたお塚。
身代わり地蔵尊というのぼりが立っていますね。こちらは身代わりになって頂ける厄除けの神様のようです。 -
玉姫大神が祀られている玉姫社。
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白狐社。
白狐大神、口入大神が御祭神。口入大神はえん結びをつかさどり、古より信仰され、人々の良縁、求人、就職他、色々な人と人との縁を結んでくださる神様なんだとか。 -
鳥居の並びの間には梶亭。
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毎日稲荷大神。
毎日新聞社建立のお塚のようです。 -
同敷地内にある廣告稲荷大神はこちら。
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更に先に進むと、腰神不動神社という文字を発見。
明治初期に創建された明竹稲荷宮、腰神不動神社、玉照社の三社があわせて祀られている社です。腰神不動神社は「足腰守護」のご利益があるんだとか。
これは行かねば。 -
短い階段を降りるとお社があり、狭い境内は人でごった返していました。
皆さん思うところは似たようなものなのかもしれませんね。
こちらでは足腰の守護として腰神不動明王だけでなく、眷属の矜羯羅童子と制多迦童子も祀っているそうです。 -
神仏習合の名残を色濃くとどめており、境内に線香とローソクがありました。
腰と膝の調子が悪いので、蝋燭を立てていきましょうか。 -
腰がよくなりますように。
膝の痛みが和らぎますように。
入念に祈っておきましょう。 -
腰神不動神社のお隣にもずらりとお塚。
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道に沿って進むと赤い幟がたくさん見えてきました。
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天宇受売命の幟や七福神の幟…なんだろう、ここ?
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豊国大神の扁額が掲げられていますね。
七福神全員が祀られている様子でした。なんでも願いが叶うよってことでしょうか。 -
お隣のこちらには白い幟がたくさんありました。
違う社のようですね。入ってみましょうか。 -
豊川大神を祀っている伏見豊川稲荷本宮でした。
円形の巨大なお塚が社の中に鎮座していて他のお塚とはちょっと違った感じ。 -
そのお隣は、突き当りの鳥居の奥に五社繁昌社。
参道脇には首から上の病気に霊験あらたかと言われ、入学試験合格、病気全癒、商売繁盛祈願にご利益がある脳天大神を祀っているようです。
脳天大神は奈良県吉野山の脳天さんを勧請したものだとか。 -
五社繁昌社には、稲荷山で一番大きな石塚に稲荷大神が祀られ、両脇に白髭大神、最上位經王大菩薩、三州豐川陀枳尼天、大和宇陀朝日大神が祀られているようです。ちなみに最上位經王大菩薩は岡山の最上稲荷の御本尊で、三州豐川陀枳尼天は愛知の豊川稲荷で祀られる?枳尼天。
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伏見豊川稲荷本宮から少し進んだところにあるこちらは林亭。伏見豊川稲荷本宮の御朱印はこちらで授与して頂けるようです。
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お店の近くには猫がいました。この辺りは何匹かいるそうで、お土産と一緒に猫の写真も売っていたので、愛されている猫たちなんでしょうね。
ちなみにお土産の中に忍者グッツが置いてあって笑ってしまいました。外国から来た人たちは喜んで買っていくんだろうな。 -
一生懸命ご飯を食べてますね。
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こっちは看板の間でくつろぐ猫。
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お店から道を挟んで反対側にはまた違う猫がいました。
ちょこんとそろえた両前足が可愛い。 -
猫たちを堪能したら林亭横にある下りの階段を進みます。
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階段を降りて少し歩くと荒木神社に到着。
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まずは参道の中央にある鳥居に向かいましょう。
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こちらの御祭神は白砂大神、荒木大神、荒玉大神の三柱。今の三柱の御祭神とされたのは明治以降だそうで、その前は伏見稲荷創建の際に、稲荷大神の荒魂を祀るために創建されたという言い伝えがあるそうです。
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鳥居をくぐって左手側にある手水舎で手を清めます。
横にある石灯籠に神名が刻まれた足利稲荷大明神は腰痛を治す神様だそうです。ここでも拝んでおきましょうか。 -
拝殿前の神楽殿まで進みましょう。奥にの拝殿前まで回って参拝します。
拝殿と本殿は京都御所からの移築されたものなんだそうです。 -
絵馬がずらりと並んでいる横に縁結びの神様の文字。
道理でカップルや女性参拝者が多いわけだと納得。 -
右は口入稲荷大神。左は出雲大神。
縁結びの御利益がある口入稲荷大神では、口入稲荷の眷属の狐像である口入人形というものが授与されています。人形を家に持ち帰り、のちに願いがかなって縁に恵まれた時は神社にお返しするのですが、出雲大神の前にはその小さなお狐様がずらりと並べられていました。置く場所のない人形がこちらに置かれているんだそうです。まさかの間借り。因みに口入人形は、京都の会社である「たち吉」が作っているそうです。 -
不動明王と三十六童子が祀られている社。覆屋中央には出世身守不動明王、周囲に三十六童子の石像が並んでいらっしゃいました。
三十六童子は不動明王の眷属で、それぞれ矜迦羅童子、制叱迦童子、不動恵童子、光網勝童子、無垢光童子、計子爾童子、智慧憧童子、質多羅童子、召請光童子、不思議童子、羅多羅童子、波羅波羅童子、伊醯羅童子、獅子光童子、獅子慧童子、阿婆羅底童子、持堅婆童子、利車毘童子、法挟護童子、因陀羅童子、大光明童子、小光明童子、仏守護童子、法守護童子、僧守護童子、金剛護童子、虚空護童子、虚空蔵童子、宝蔵護童子、吉祥妙童子、戒光慧童子、妙空蔵童子、普香王童子、善爾師童子、波利迦童子、烏婆計童子と言われています。大家族(?)ですね。 -
荒木神社の横は坂道になった階段が続いていました。
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荒木神社を後にして下に進みます。
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坂を降りた先には四季の味おくむら。
店内でも食事をいただけるのですが、テイクアウトもたくさんあるのがありがたい。冬だったら肉まん買ってるな。今はドリンク類だな。 -
大日本大道教の鳥居。
伏見稲荷とは関連のない独立した宗教法人だそうです。 -
中に入ってみると参道には竹でできた鳥居。
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鳥居の扁額を見ると末廣大神と書かれていました。
両脇に狛犬代わりのカエルがいますね。このカエルたちどうやら「福かえる」からきているようです。 -
鳥居やお塚がある奥の方には大陸風の東屋が見えますね。
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先に進みましょう。
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弓矢八幡伏見道場の文字がありますね。
和歌山県に本殿を置く弓矢八幡教会の施設だそうです。 -
こちらが大日本大道教の本部のようです。
三体の像は聖人かしら。 -
異世界に繋がっていそう。
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見事に曲がった木に参道をふさがれてますね。
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鬼法教総神苑という伏見稲荷大社とは違う宗教法人。
この近くにナニコレ珍百景で紹介されたく「ぐれない鳥居」があり、鳥居が真っ二つになって門のようになっていました。 -
色あせたポスターがポツリ。
何だろうと見てみたら、「いなり、こんこん、恋いろは。」という伏見稲荷の辺りを舞台にしたアニメがあったんですね。原作は10巻まである変身少女神と人間ものラブコメのようです。 -
道に沿って歩いていきます。
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こちらは伏見稲荷本教間力教会という間力大神を祀る神社の社務所だそうです。
創られてから70年くらいだとか。 -
産場大神を祀るお産場稲荷。
お産場稲荷の台地のまわりはぐるっと石積みになっていて12の穴が開いていました。その昔、この12ある穴内で稲荷大神の眷属であるきつねの夫婦が子を産み、育てたと伝えられているんだそうです。名前から想像できるように安産や子宝のご利益があり、子どもの出産予定月が書かれたの狐穴に向かってお祈りをすると、安産になると言われています。また、「お産場」には生命の誕生だけでなく、お願いごとが産まれる=かなうという意味合いや新しい自分に生まれ変わる=出世するという意味合いもあるそうです。
参道右隣にはお産場茶屋というお店がありました。 -
古民家カフェがありますね。
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KAFE INARIというお店のようです。
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焼アイス?
葛入りのアイスを軽くあぶるのでしょうか。面白いですね。 -
道を進むと稲荷大神の扁額が掲げられた鳥居に到着しました。
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参道沿いに大八嶋社の鳥居が見えますね。
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大八嶋社には社殿が無く、朱色の玉垣で囲われた神域と朱色の玉垣の横に大八嶋大神と書かれた大きな石碑があるのみ。
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大八嶋社に向かって手を合わせたら階段を進み本殿の方に向かいます。
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今まで通ってきた道はおさんば道というのですね。
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神苑の方に向かうと稲荷茶寮があるそうなのですが、混んでいそうなので今回はパス。
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玉山稲荷大神を祀る玉山稲荷社に到着。
この社殿は、もとは東山天皇の宮中に奉祀されていましたが、天皇の崩御の後、天皇に仕えていた松尾月読神社の社家松室重興が預かりました。その後、左京区の高野の私邸内に遷座し、1874年に諸般の都合により、伏見稲荷大社に遷座されたそうです。
奥の鳥居の先には神馬が見えますね。 -
左に曲がって階段を下りた先の鳥居の先に社務所が見えますね。
ここにきて稲荷山を一回りしてきたなという感じがしました。 -
鳥居をくぐって本殿近くまで行きましょうか。
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横から見た本殿は屋根の前面が庇のように長く美しく伸びています。稲荷造りとも呼ばれる打越し流造の特徴がよくわかりますね。
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階段を下りて稲荷神社に別れを告げます。
楽しく充実したお山でした。ありがとうございました。 -
神幸道にある裏参道の赤鳥居から石鳥居までの間には、午前中よりもたくさん出店が出ていました。人の流れも多いです。
伏見稲荷参道商店街 市場・商店街
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絶妙な絵のキン肉マンとラーメンマンが屋台にチラリ。
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商店街を冷かしながら帰りましょうか。
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伏見稲荷名物の鶉と雀の串焼きを軒先で焼いていて、テイクアウトもできる稲福。香ばしい香りと共にうずらが焼かれていました。こちらの店で出している稲荷寿司は肉厚で甘めのお揚げだからかふわっとしていて美味しいんですよね。
稲福 グルメ・レストラン
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鯖寿司やうどんなどもあり、こちらも鶉や雀を食べることのできる日野。
伏見稲荷参道商店街に着いた時はシャッターが閉まっていたんですが、お昼の時間ということもあり開店されていてお客さんでいっぱいでした。日野家 グルメ・レストラン
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お土産屋さんにはキツネグッズがずらり。
可愛い~。 -
八つ橋で有名な聖護院八ツ橋総本舗もありますね。
1689年に聖護院で創業され、300年経った今も人気となっている京都を代表する八ツ橋の店がこちらにもありました。生八つ橋って美味しいですよね。聖護院八ツ橋総本店 稲荷店 グルメ・レストラン
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朝、駅に着いた時には開いていなかった伏見稲荷千本いなりの店が開いていました。季節限定品や和風の創作いなりがいろいろあって楽しい稲荷寿司屋。
この後、バスに乗り次の目的地に向かいました。伏見稲荷駅 駅
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