2019/12/10 - 2019/12/10
69位(同エリア745件中)
デコさん
ルーベンスハウスを出て次に向かったのは、マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館。ランゲ・ハストハイス通り沿いにあり、20世紀初めのネオゴシック様式の館に入る美術館なのですが、割と地味なファサードでおまけに美術館前にトラックが停まったままになっていて見落としてしまい見つけるのに苦労してしまいました。
館内では美術品収集家であった貴族フリッツ・マイヤー・ファン・デン・ベルグ(1858年~1901年)の個人コレクションを展示しています。14世紀から17世紀にわたる絵画や彫像、写本、ステンドグラス、陶器、タペストリー、調度などを主に収蔵。ピーテル・ブリューゲルの「悪女フリート」が有名ですが、他にもクエンティン・マサイス、ヨース・ファン・クレーフェ、コルネリス・ド・フォス、ヤン・ブリューゲル、ヤン・ホッサールト、ピーテル・アールツェンなどを所蔵しています(Wikipediaより)。
☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★
【スケジュール】
12月2日(月)関空発
12月3日(火)ドバイ→ブリュッセル→ブルージュ(ブルージュ泊)
12月4日(水)ブルージュ市内観光(ブルージュ泊)
12月5日(木)ブルージュ市内観光(ブルージュ泊)
12月6日(金)ブルージュ→リエージュ(リエージュ泊)
12月7日(土)ハッセルト訪問(リエージュ泊)
12月8日(日)ルーヴェン訪問(リエージュ泊)
12月9日(月)リエージュ→アントワープ(アントワープ泊)
12月10日(火)アントワープ市内観光(アントワープ泊)
12月11日(水)メッヘレン&リール訪問(アントワープ泊)
12月12日(木)アントワープ→ヘント(ヘント泊)
12月13日(金)ヘント市内観光(ヘント泊)
12月14日(土)ヘント→ブリュッセル(ブリュッセル泊)
12月15日(日)ブリュッセル市内観光(ブリュッセル泊)
12月16日(月)ディナン訪問(ブリュッセル泊)
12月17日(火)ブリュッセル空港→ドバイ着
12月18日(水)ドバイ空港→関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ルーベンスハウスを出てヨーデン通りから南へ延びる通りを進み・・・
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案内表示のある交差点に出てきました。
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トラムが走るランゲ・ハストハイス通り沿いにあると思ってこの通りを進みます。
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ランゲ・ハストハイス通り沿いの立派そうな建物を探しながら
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ランゲ・ハストハイス通り沿いのこの建物?と思ったのですが違いました。
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あれ~なんだか行き過ぎてるような気が・・・
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少し戻ったところにあったこの地味な館が目指していたマイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館でした。
思っていたより小ぶりな建物で気付かず、おまけに前に停まっているトラックが邪魔!マイヤー ヴァン デン ベルグ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館入り口です。
トラックが停まっているので写真が撮りづらい!マイヤー ヴァン デン ベルグ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口の案内表示には、4か国語でこの美術館についての説明が書かれていました。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館の表示
説明文は多分オランダ語?マイヤー ヴァン デン ベルグ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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受付でアントワープ・シティ・カードを提示したので無料で入館できました。
カードがない場合は、ルーベンスハウスとの共通券を購入すればお得なようです。 -
ここでもリュックはロッカーに預けます。
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では階段を上って展示室へ
ネオゴシック様式の建物内なので、階段の間から趣があります。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館は貴族のヴァン・デン・ベルグが晩年の10年足らずで収集したコレクションを、彼の死後、母親がこのネオゴシック様式の館を建てて展示していた私立美術館だったのですが、1951年から市の所有となったんだそうです。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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絵画のみならず、背後の壁の装飾にも目が行ってしまいます。
美術関係ほとんど知識がありませんので、詳しいコメントはご容赦ください。 -
最初から所狭しと掲げられた絵画の数に圧倒されそう。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
地元のお子様たちがお勉強中でした。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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子どもたちは先生のお話を熱心に聞いてメモを取っている子も。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
これは階段の壁のタペストリーだったかな? -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
壁面の装飾だけでなく手摺も美しいデザインです。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館の有名な所蔵品の一つがこの「悪女フリート」(「狂女フリート」とも呼ばれます)
ルネサンス後期の風景画家ピーテル・ブリューゲルの作品で1561年に描かれたそうです。ヴァン・デン・ベルグがドイツのケルンでタダ同然の値段で競り落としたのがこの絵だったとのこと。
地獄のように一面火の海といえるような画面に魚、ヒキガエル、虫、スッポン、イモリ、鳥、ザリガニ、クモなどに似た得体のしれない怪物が所狭しと描かれている。中央やや左寄りに大きく描かれているのが悪女フリート。彼女は鉄のヘルメットをかぶり、甲冑を身につけ、料理道具や家事道具、宝石箱などを手に持ち、剣を振るいながら猛進。地獄の入口を示唆しているそうです(Wikipediaより)。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
「アラバスター像」 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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中央の木彫り像が多分、ハインリヒの「「キリストにもたれて眠る聖ヨハネ像」」
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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豪華な暖炉も
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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これもブリューゲル作品ですね、同じブリューゲルでも息子の方の「ベツレヘムの人口調査」らしいです。美術関係には縁遠い私、ついつい親子で同じ名前って、ほんとにややこしい!と思ってしまいます。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
この部屋には彫像が多い。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
細かな細工のレリーフです。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
こちらの暖炉も素晴らしい木彫り彫刻が施されていて重厚感がありました。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
ちょっと雰囲気の変わった明るいお部屋も -
天井のフレスコ画が優しい色調でした。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
繊細なデザインのレース製品、ベルギーではブルージュなど筆頭にレース製品をよく見かけました。
レース産業が起こったのは、ルネッサンス期。カルル5世が、フランダース地方の全ての修道院やベギン会の女性が身につけるべき技術として、レース作りを奨励したんだそうです。当時男性、女性を問わず襟や袖口レースで飾るのが流行し、18世紀はレース産業全盛時だったとのことです。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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再び「悪女フリート」前に戻ってきて
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先程は地元の子供たちが先生のお話を熱心に聞いていたので邪魔をしないようにすぐに離れてしまった。ので、今度はゆっくりと眺めさせていただきました。
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
階段の壁にも見応えある作品が飾られていました。 -
マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館
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小さいながらも実に展示物の充実した美術館でした。
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この後はプランタン・モレトゥス博物館へ向かいます。
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