2019年ベルギーのX’sマーケット巡り【４０】アントワープ：スネイデルス＆ロコックスハウス

2019/12/10 - 2019/12/10

聖カルロス・ボロメウス教会を出て次に向かったのは、スネイデルス&ロコックスハウス。カイゼル通りに入って、その前を通りながらもそこが目指している建物だと気づかず突き当りまで進みまた戻ってくるという場面もありましたが、無事に見つけて入館できました。

ロコックスは、17世紀前半活躍したアントワープ市長であり、ルーベンスの友人＆パトロンでもあった人、スネイデルスは隣に住んでいた動物や静物画に熟練した画家です。その二人の家が中庭で繋がっており、現在博物館として、ルーベンスやヴァン・ダイク、ブリューゲルらの絵画と共に17世紀上流階級の邸宅内を見学できるようになっています。ここでもアントワープ・シティ・カードが利用できました。

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【スケジュール】

12月2日（月）関空発
12月3日（火）ドバイ→ブリュッセル→ブルージュ（ブルージュ泊）
12月4日（水）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）
12月5日（木）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）
12月6日（金）ブルージュ→リエージュ（リエージュ泊）
12月7日（土）ハッセルト訪問（リエージュ泊）
12月8日（日）ルーヴェン訪問（リエージュ泊）
12月9日（月）リエージュ→アントワープ（アントワープ泊）
12月10日（火）アントワープ市内観光（アントワープ泊）
12月11日（水）メッヘレン＆リール訪問（アントワープ泊）
12月12日（木）アントワープ→ヘント（ヘント泊）
12月13日（金）ヘント市内観光（ヘント泊）
12月14日（土）ヘント→ブリュッセル（ブリュッセル泊）
12月15日（日）ブリュッセル市内観光（ブリュッセル泊）
12月16日（月）ディナン訪問（ブリュッセル泊）
12月17日（火）ブリュッセル空港→ドバイ着
12月18日（水）ドバイ空港→関空着

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

聖カルロス・ボロメウス教会を出てカイゼル通りに入ってまっすぐ突き当りまで来てしまいました。

確かこの通り沿いにあるはずだったんだけど・・・昨日観光案内所でいただいた地図を頼りにして歩いてきて、この先の左角がスネイデルス・ロコックスハウスだと表示があったんだけどそこには薬局（写真の建物）しかなく^^;
突き当りのお家から出てきた女性に尋ねても知らなさそう^^;

あれ～、どこにあるんだろうとカイゼル通りを戻ってきたらカイゼル通りに入ってすぐのところにあった目立たないこのお宅がスネイデルス＆ロコックスハウスでした。

ロコックスの家 建造物

たしかに入り口にはこのような看板があったわ！

これを普通に眺めて前を通り過ぎた自分が信じられない！

何考えてたんだろう・・・

ロコックスの家 建造物

受付でアントワープ・シティ・カードを提示してロッカーにリュックを預けます。

ロコックスの家 建造物

ロコックスとスネイデルスの名前が壁に表示されていました。

ロコックスの家 建造物

先ずはロコックスハウスの方です。

ロコックスの家 建造物

ロコックスハウスは古典的なフレミッシュ様式の建築で、1603年～1640年の間、ロコックス一家が住んだ邸宅です。

それにしてもこの絵の写真、ピンボケになってしまっていたことに気付かず、これ1枚しか撮影していなかった^^;

館内の絵画にはほぼ説明がなかったような・・・

あってもあまり注視することもない私ですが^^;

Portraits　of　the　Arcbduke　Albert　and　Infanta　Isabella（1615年）

ロコックスハウス内で

ロコックスの死後、1715年には邸宅は甥の手に渡り、外観はルネッサンス様式に改築されたそうです。

1949年にはArtist　est　en　fondsが購入し美術館となった後、1970年、Kredietbabk．という現在のKBCが買い取って「ニコラス・ロコックス財団」を設立し、ロコックスが暮らした17世紀当時の邸宅を再現したのが現在の博物館なんだそうです。

ロコックスハウス内で

絵画がたくさん展示されてはいるんですけど、それぞれの作者名や作品名の説明はほぼない状態です。あってもそれほど真剣に読んでいくことはないので、私にはちょうどいいかも^^;

ロコックスハウス内で

なので、ここでも作品についてのコメントはご容赦ください。

ロコックスハウス内で

Philip　III　of　Spain（c．1600～1610）らしい　です。

ロコックスハウス内で

Concord，Charity　and　Sincerity　Conquering　Discord（1622）

ロコックスハウス内で

作品がズラリと並ぶお部屋

ロコックスハウス内で

豪華な装飾が施された調度品も

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

これもピンボケだ～

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

大きな重厚なタペストリーも見られました。

ロコックスハウス内で

ロコックスハウス内で

ロコックスハウスからスネイデルスハウスへ

二つの邸宅の間にある中庭

ロコックスハウスからスネイデルスハウスへの通路

中庭に面した通路にはこのような像と説明版がありました。

メイケン・ヴェルフルストは、当時、ネーデルランドで最高の女性アーティストの1人と見なされていたとのこと。
彼女は自分の作品に署名しなかったので、確かに彼女のだという作品は知られていないようです。
ピーテル・ブリューゲルは、メイケン・ヴェルフルストの夫であるピーテル・クック・ファン・アエルストの絵画スタジオの生徒になりました。
夫の死後、ブリューゲルはメイケンと結婚し、孫のピーテル・ブリューゲルやヤン（ベルベット・ブリューゲル）らの教育に専念しました。。
アレクサンドラ・クールは、メイケン・ヴェルフルストの等身大の彫刻である花の種を混ぜ合わせた生の粘土をモデルにして制作しました。
焼かれていない粘土のオリジナルは小さな花畑の中でゆっくりと風雨に侵食されながら残されているそうです。

多分これがメイケン・ヴェルフルストの等身大の彫刻

この像がオリジナルなのかレプリカなのかは確かめていません。

像が見ている中庭風景

ロコックスハウスの扉

スネイデルスハウス内へ

ピーテル・ブリューゲルの絵画もありました。

スネイデルスハウス内で

スネイデルスハウス内で

スネイデルスハウス内で

スネイデルスハウス内で

スネイデルスハウス内で

ロコックスハウスに比べると展示品など少なく、すぐに見終わってしまった・・・

スネイデルスハウス内から中庭方面へ

再び通路を通って

中庭で一休みです。

通路にあった絵画

中庭で

ロコックスハウスに戻ってきて

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

17世紀の家具・調度品や彫像だけでなく、装飾が施されたピアノや弦楽器など楽器類も展示されています。

壁には絵画も展示されており

装飾の美しい暖炉も見られます。

当時の上流階級の優雅な暮らしぶりが再現されているお部屋です。

ロコックスハウスで

この頃のピアノって、蓋の裏などに装飾絵画が施されていたんですね。

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ピアノの蓋だけの展示も

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスにあったブリューゲルの家系図

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

ロコックスハウスで

見学を終えてリュックを引き取ります。

ロコックスハウス入り口のポスター

ロコックスハウス入り口

カイゼル通り沿いでスネイデルス・ロコックスハウスの近くにあった教会

聖アンナ礼拝堂というようですが、入れなさそうなので外壁の表示だけで我慢です。