京都さんぽ　　苔の緑が目にしみる西芳寺（苔寺）

2021/06/29 - 2021/06/29

６月の京都です。
京都の寺院はまだまだ参観していないところも多く、時間のあるときに、感染予防をしながら、回ってみることにしました。
西芳寺は苔寺で有名ですが、あの緑の苔一面の風景は息を飲みました。
参観者も少なく、静かな庭園を心行くまで堪能できました。
予約をして参観できますが、まず、写経を行い、心を静めます。
それも、初めての体験で、大変心に残りました。
梅雨の時期が一番美しいと聞いていたとおり、あの緑一面の情景は忘れることができません。
まるで時が止まったような感覚になりました。
緑のエネルギーを足元からもらったような気持ちです。
四季それぞれの美しさがあるとのことです。寒い時期にも行ってみたくなりました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

念願の西芳寺（苔寺）に行きました。
ネットで予約。

側を流れる川の音。
ちらりと見えてくる庭園の様子。

すでに外からも緑の美しさに癒されます。

西芳寺、入口の説明。

世界文化遺産の西芳寺。
門をくぐり、受付を済ませて、中へ。

石畳を進みます。

大佛次郎作、川端康成書という碑がありました。

樹々の下には苔。

庭園の中の苔は１２０種類くらいあるそうです。
苔って、奥がふかいですね～。

この苔の色には、はっとします。

本堂。

行基の開山、夢窓国師が臨済宗のお寺として中興。
足利義満、義政なども参詣。

苔寺あたりは、もともと、聖徳太子の別荘があったと言われています。

本堂には阿弥陀如来像。

まず、本堂にて写経に参加。
感染対策で、いくつもの机が用意されて、静かな中で、さらに心を落ち着いてきます。

写経は初めての体験ですが、とても良かったです。
書き終わったものは、お寺に納めてもらいました。

お寺のスタッフの方が心をこめて対応してくださいます。

本堂横には蓮の花が咲き始めて。

咲き始める時、って、美しいですね～。

竹林もあります。

青もみじがとにかく美しい。
紅葉の時にも来てみたいです。

庭園入口。

前日の雨で、よりしっとりと。

目が覚めてしまうような緑一面。

この石畳ともよく合います。

やはり、よくよくみていくと、苔の種類が違うのがわかります。

青もみじがここも美しい。

お手入れをされてましたが、どんな管理をされているのでしょう。
自然な庭園のようで、実は、ものすごく保護して、保たれているように思いました。

美しいです。

庭園に入ると、空気もより澄んでいる気がします。

時が止まったような気がします。

上段にもお庭があります。
枯山水、現存最古のものらしいです。

観てみたいですが、通常は非公開。

苔は大きな樹木にも守られているのでしょうか。
森を歩いているような気持にも。

池泉回遊式の庭園。

力強い古木と苔の様子はどこから見ても、全部画のようです。

巨木。

茶室が３つあるそうです。

庭園の形は「心」のかたち。

時が止まったような風景。

自然なようで、とて人の手がかかった空間だと思いました。

苔って、力強いです。

他の季節の苔も見てみたいです。

聞こえてくるのは、鳥の声と水の流れる音だけ。
静かなしずかな時間でした。

西芳寺庭園でした。

帰り道も外から。名残惜しいです。