グルメをめぐる旅。次は小倉北区を出て4つの区を巡る。小学校で北九州市は門司、小倉、若松、八幡、戸畑の5市が合併してできた街と習った。それぞれの街にはそれぞれの御当地グルメがあるはず。<br /><br />以下、今回のミッション。順不同。<br /><br />1. 小倉：焼うどん（だるま堂）<br />2. 八幡：焼ぎょうざ（本店鉄なべ）<br />3. 若松：ねぎ焼き（山田食堂）<br />4. 戸畑：戸畑チャンポン（戸畑チャンポン福龍）<br />5. 門司：えび天うどん（あさうどん）<br />6. 門司港：焼カレー（伽哩本舗）<br />7. 唐戸市場：ふくふく定食（市場食堂よし）<br />8. 下関：瓦そば（たかせ瓦そば門司港レトロ店）<br />8. 旦過市場：學生丼（學生堂）<br />番外編：中津からあげ（中津からあげもり山門司店）<br /><br />まだ、大學丼しか食べてない。

北九州+下関　はしごメシの旅　⑥　　2日目：八幡・若松・戸畑　ご当地グルメ巡り

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2021/07/13 - 2021/07/13

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2021/07/13

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グルメをめぐる旅。次は小倉北区を出て4つの区を巡る。小学校で北九州市は門司、小倉、若松、八幡、戸畑の5市が合併してできた街と習った。それぞれの街にはそれぞれの御当地グルメがあるはず。

以下、今回のミッション。順不同。

1. 小倉：焼うどん（だるま堂）
2. 八幡：焼ぎょうざ（本店鉄なべ）
3. 若松：ねぎ焼き（山田食堂）
4. 戸畑：戸畑チャンポン（戸畑チャンポン福龍）
5. 門司：えび天うどん（あさうどん）
6. 門司港：焼カレー（伽哩本舗）
7. 唐戸市場：ふくふく定食（市場食堂よし）
8. 下関：瓦そば（たかせ瓦そば門司港レトロ店）
8. 旦過市場：學生丼（學生堂）
番外編：中津からあげ（中津からあげもり山門司店）

まだ、大學丼しか食べてない。

エリア

戸畑・八幡・黒崎(福岡)

小倉駅から電車で八幡駅の一つ向こうの黒崎へ移動。

小倉駅 (福岡県) 駅
やって来た処が「本店鉄なべ」。創業昭和33年。
鉄なべぎょうざ発祥の店だ。元は八幡駅の近くにあったらしい。
昨日食べた鉄なべぎょうざは「小倉鉄なべ」と言う別の店の物になる。

本店鉄なべグルメ・レストラン
とりあえずビール。
目の前でおばちゃんがひたすら餃子を包む。

手慣れたもんだ。
焼ぎょうざ 1.5

カウンター沿ってに敷かれた鉄板。その上に熱々の鉄なべが直に置かれる。
多くの製鐵マンに愛された味。
やっぱり旨いね～　ビールとよく合うこと。

えっ？　「小倉鉄なべ」との違いは何だってか？

う～ん　わからん
暑いので黒崎から電車で小倉側へ2駅移動。この駅名、いつまで使うのか。

スペースワールド駅駅
これが見たかった。

東田第一高炉史跡

東田第一高炉名所・史跡
白亜のモニュメントと化した、かつての溶鉱炉。
当時はここにも町全体にも、赤茶けた鉄の粉が降りそそぐ鉄の町だったはず。

室蘭もそうだった。子供の頃、工場も家々の屋根も街全体が赤茶色に染まった景色を見て、びっくりしたのを憶えている。
突然のネコ。にらまれた。
じゃりん子チエの猫は小鉄と言ったっけ？

「おい小鉄　ここは君のテリトリーか？　もう少し見たら帰るからな」

主に仁義を切る。
溶鉱炉のネモト。

当時を想像してみる。物凄い輻射熱、内臓を震わす炉のうなり声、すざまじいエネルギー。どんな感じだったのだろう。
石綿の服、石綿のズボン、そして石綿の手袋。アスベストは大丈夫だったのだろうか。
溶けた鉄（銑鉄）をこの溝沿いに流し出し‥
この貨車へ注ぎ込む。
溶けたままの鉄がこの貨車で転炉へと運ばれる。
製鉄所の構成は何処かで習っていた。これを見て思い出した。
かつて八幡のランドマークだった重厚長大のシンボル。
スペースワールドから2駅小倉よりの戸畑まで来た。

戸畑駅駅
戸畑渡場から対岸の若松へ渡し船で向かう。

若戸渡船乗り物
若戸大橋

小学校の頃、定期購読していた月刊誌「わたしたちの地理」で北九州版の表紙を飾っていた。

若戸大橋名所・史跡

乗船券は片道￥100
若松渡場のすぐ近くにある上野ビルに寄ってみる。

入口の自販機がちょっと残念だが、現役で使われているビルだから文句は言えまい。

旧三菱合資会社若松支店名所・史跡
昔を感じる造り。
現役のビルなのにとても静かだ。
TVドラマ「お家さん」のロケでも使われたらしい。
ついでにこっちも。

旧古河鉱業若松ビル名所・史跡
旧古河鉱業若松ビル
ドアの貼り紙
「火曜日は休館日です」

残念。
弁財天上陸場

ここも名所らしい。

弁財天上陸場跡名所・史跡

途中で偶然見つけた古い商店街。

大正町商店街市場・商店街
静かだ、今日はもう終わったのか‥
うわぁ～　我慢できない。

一盛りいただく。
目的地の山田食堂に到着。

山田食堂グルメ・レストラン
ねぎ焼きをお願いする。
戦後の食糧難の時代、子供達に安くて腹いっぱいになる旨い物をと言う思いで先代が作り上げたねぎ焼き。
なるほど、結構腹にたまる。しかも旨い。出汁の効いた生地で包まれた刻み青ネギ、揚げ玉、そして鰹節。

鉄板の上で調理する音がチャンチャンからやがてペッタンペッタンに変わる。地元民は親しみを込めて「山田ペッタン」と呼んでいるらしい。しかしお品書きに「ペッタン」の文字は無い。

若松の街おこしで「ぺったん若松焼き隊」なる物を立ち上げてインスパイアペッタンがいくつか作られたらしい。
山田食堂にも時々「ぺったん若松焼き」ありますか？と言って来店する客いるらしいが、ここのメニューはねぎ焼きとお好み焼きだけだ。

以上、壁に貼られた切り抜き記事とおばちゃんから聞いた話。
渡し船で戸畑渡場に戻る。

若戸渡船乗り物
戸畑の小倉より一つ隣の駅、九州工大前で下車、大学に向かって歩く。

九州工大前駅駅
戸畑チャンポン福龍

17:30の営業再開を待って中へ。

チャンポン福龍グルメ・レストラン
戸畑チャンポンいただきます。

九州工大生御用達の味。