初めての島根旅行　その2　雨の中の松江市内散策しつつちょっとだけ妄想海外旅行！？

2021/07/03 - 2021/07/03

関東方面の大雨による大混乱はあったもののなんとか最初の目的地安来に到着。
後で知ったことだけどこの日新大阪～東京の東海道新幹線は全面運休だった模様。
そして熱海では大規模な土石流の被害が出ていた。
コロナも大変だけど最近自然災害も多い。
ここ島根も実はこの数日後大雨による浸水などの被害が出た。
この旅行は今回のこの日程で行くか、約1週間後の金～日で行くか迷っていたけど後半の日程にしていたら大雨で電車が動いていなかったので中止になっていたと思う。
とはいえ天気予報を見て3日とも雨を覚悟していた旅行だけど足立美術館は帰りのバスに乗る少し前に雨が降ってきたもののそれまではなんとか曇りで持ってくれた。
足立美術館見学後は「松江・出雲ミニぐるりんパス」で松江に移動。
本来なら松江では宍道湖の夕日を見る予定だったけど…残念ながらとても夕日は望めなさそうな天気。
それでも雨は小康状態だったので松江をお散歩。
が、最初はパラパラ状態だった雨も途中から本降りになってきたのでお散歩も途中で切りあげることに。
詳細は旅行記をどうぞ。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

足立美術館での見学を終え、安来から松江に移動。
もちろん移動には「松江・出雲ミニぐるりんパス」がお役立ち。
このパスをどれだけ活用できるかもこの旅行のポイント(笑)。
松江駅到着は17:40。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11694908/
の続き。

松江駅 駅

駅前には観光案内所。
ここで無料のパンフレットを入手。
パンフレット物色中に「大阪まで行く長距離バスの乗り場はどこですか？」と飛び込んできた人が。
なんとなくだけど電車がだめになって急遽バスに変更したんじゃないかという雰囲気が…。

松江国際観光案内所 名所・史跡

ホテルは駅から見えているんだけど横断歩道がないので地下通路を通っていく。
なんとこの駅前の地下が大きな駐車場になっていてびっくり。
こんな本当の駅前にこんな大きな駐車場があるなんて！

そして歩いて5分ほどで今回宿泊の松江アーバンホテルに到着。
行って分かったけどホテルのすぐ前に横断歩道あったので地下通路通らなくっても移動できたので、この後は地下通路を使わず。

1階は駐車場でフロントは2階。
看板はあるけど本当に合っているのかな？と思いながら階段を上がると入り口あった。

18時前のフロントは結構人がいてたかな。
写真は翌日の朝撮影したものなので人が少ないけど。

入るとすぐに係の人が来て「インターネットでご予約ですか？」と聞かれた。
そうですと答えるとこちらの自動チェックイン機に案内されて手続き。
カードキーと朝食券まで出てきた。
ちなみに1泊朝食付きで5830円。

「お部屋のアメニティは歯ブラシのみですので他に必要なものがあればどうぞ」とフロントの前にあるアメニティバイキングを案内された。
化粧水などの基礎化粧品はもちろん、フェイスパックやティーバッグ、バンドエイドまであってなかなかの充実ぶり。

部屋は別館ということで渡り廊下を渡って隣の建物へ。

別館に入ってすぐのところが共有スペースになって電子レンジも置いてあった。
どうやらこのホテル、低層階はカプセルホテルになっているみたいでここはカプセルホテルの人向きのスペースみたい。
もちろん普通の部屋に泊まっている人も使用可の可能だけど。

部屋は826号室。
シングルルーム。
かなり狭い。
寝るだけだから別にいいんだけどね。
部屋に入ると…エアコンが入っていないのでムッとする蒸し暑さ。
すぐにクーラーのスイッチオン。

松江アーバンホテル 宿・ホテル

冷蔵庫は空の状態で湯沸かし器もある。
備品は一通りそろっているかな。

バスルームは…こちらもかなり狭い。
バスタブもあるけど小柄な私でも三角座りしないと入れない。
形も微妙に台形みたいな形のバスタブで狭い方は横幅も狭い。

窓から見えるのは大橋川。
雨はパラパラ程度だし明るいうちにちょっとでも観光しようと荷物だけおいてすぐにホテルを出発。

駅前のホテルから松江城まではちょっと距離があるので今日は松江の南側をお散歩。
このあたり一帯はやたらお寺が多いなぁ…と思って住所表示を見ると「寺町」。
なるほど。
お寺の集まっている地域なのね。

常教寺 寺・神社・教会

境内には誰もいない。

さらに歩いて白潟天満宮到着。

白潟天満宮 寺・神社・教会

手水場はコロナ対策で使用停止中。
この1年で見慣れた風景。

天満宮だから牛がいる。
当然主祭神は菅原道真公。

本殿にも道真の紋、梅の花の提灯が掲げられている。

こちらは「おかげ天神」。
幼いころから聡明で5歳で和歌を詠んだという菅原道真公の幼少時の姿を想像して作られたものだという。

次は宍道湖のほとりの島根県立美術館へと向かう。
美術館は現在長期改装工事中で入れないけど目的は美術館ではなく、その庭にいるこちらの12羽のうさぎさん。
前から2番目のウサギさんんをなでると幸せになれるというのでとりあえず撫でてみる。

島根県立美術館 美術館・博物館

本当はここで宍道湖に沈む夕日を見るはずだったのになぁ。
この天気ではとてもそれは望めない。
そしてこのあたりから雨が本降りになってきた。

宍道湖 自然・景勝地

橋を渡って白潟公園へ。
この雨のせいもあると思うけど本当に誰もいない…。
下は公園内の青柳楼の大燈籠。

青柳楼の大燈籠 名所・史跡

ぶらぶら歩いているとレトロなビルを発見。
1階は雑貨屋さんっぽい。
最近レトロなビルをリノベーションして店舗として使用しているのをよく見かける。
建物好きにはたまらない。
雨でじっくり写真が撮れないのが残念。

地面を見ると松江オリジナルマンホール＆消火栓。
マンホールは武家屋敷で消火栓はさっきの青柳楼の大燈籠？
消火栓にも描かれているということは松江のシンボルなんだね。

松江の市内の中で一際高いビルは山陰合同銀行 本店。
土日は最上階の展望台が解放されているけどこの時間は当然閉まっているし、この天気では…。

松江大橋の袂にある記念碑。
源助柱記念碑と書いてある。
柱に書いてある説明書きを読むと…なんとこの橋を作るとき人柱になった源助さんを供養する記念碑らしい。
話には聞く人柱。
本当に合った話なんだな…。

源助供養碑 名所・史跡

こちらがその松江大橋。
もちろん今の橋は架け替えられた橋だけど…

松江大橋 名所・史跡

橋はホテルのすぐ横までつながっている大橋川。

大橋川 自然・景勝地

本当はこの後カラコロ広場に行こうと思っていたけど雨がひどくなってきたので先に食事をすることに。
その途中通りかかった大橋川沿いのこちらの旅館「大橋館」はラフカディオ・ハーンこと小泉八雲が松江に来た時に最初に泊まった「富田旅館」が今のこの「大橋館」らしい。

松江しんじ湖温泉　大橋館 宿・ホテル

そして19時前に目的のお店「やまいち」に到着。
こちらは食べログで調べて見つけたお店。
ちょうど店の外でご主人が一服中。
入っていいのかな？と思っているとどうぞ～とのこと。

メニューは壁の短冊で…値段が書いていない(*_*)
まぁ店構えからしてぼったくられることはないだろうけど値段が書いてないのはやっぱりちょっと不安だよね。
しじみ汁は外せないし、お刺身も食べたい…と注文すると「刺身定食なら刺身としじみ汁ついているよ」とのことなので刺身定食を注文。
ご主人と奥さんとお母さん（おばあさん）でやっている家族経営っぽいお店。
おばあさんは相当耳が遠いような…。
お刺身はカンパチ、ヒラメ、アジ、イカの盛り合わせ。
どれも美味しい。
そしてびっくりしたのがしじみ汁。
これでもか！というほどしじみが入っている。
そしてしじみがふっくらして汁にいいお出汁がでていて今まで食べたことのあるしじみ汁とは全くの別物。
しじみってこんな大粒のものもあるのね。
初めて知ったわ。

カウンターの上に美味しそうなウナギがあったのでこちらも思わず注文。
宍道湖の天然うなぎらしい。
宍道湖ってうなぎが捕れるのね。
炭火焼にしてくれたけどこれが皮がカリカリ身がふっくらで絶品。
さすがの天然もの。
一人でこんなに贅沢しちゃっていいのかしら？
恐々したお会計は〆て4400円。
天然うなぎを1尾食べていることを考えればお手頃価格。

お食事 季節料理 やまいち グルメ・レストラン

食事を終えて外に出ると外はすっかり夜の暗さ。
雨も小降りになっていたのでカラコロ広場に行ってみようとてくてく。
途中松江市内の観光地を巡る「ぐるっと松江レイクライン」を発見。
こんな時間でもまだ走っているんだ！
この手の観光バスって17～18時までというイメージがあるけど、松江はなかなか頑張っている！？

飲食店の連なる京店商店街も雨のせいかコロナのせいか人通りは少なく…。

そんな閑散とした京店商店街にあったのがカラコロ大黒さん。
新しい大黒さんでおみくじとか絵馬もあった。
この近くにあるはずのハートの石畳を探したけど…見つからず。
※この翌日再訪時には発見！

カラコロ大黒 名所・史跡

大黒さんの前の小道を抜けるとカラコロ広場。

カラコロ広場 名所・史跡

カラコロ広場の壁には壁抜け男のオブジェ。
もしやここはパリのモンマルトル？(笑)。

こちらのライトアップされた建物はごうぎんカラコロ美術館。
当然この時間は閉まっているけどライトアップされているのかうれしい。
最近はコロナの影響でライトアップしていないところが多いから夜景ツアーの楽しみ半減だからね。

ごうぎんカラコロ美術館 美術館・博物館

そしてこちらがカラコロ工房。
こちらもキレイにライトアップされている。
このあたりの欧風古典建築は…無理矢理ドイツの街並みといいうことにしてみる(笑)。

カラコロ工房 名所・史跡

てっきり閉まっていると思ったら…なんか中に入れそう。
どうやら中のレストランが営業しているので中に入れるみたい。

建物の中の広場の天井がカラフルな傘で飾られていてきれい！
ルーマニアのブカレストで見たヴィクトリア通りの様。
その時の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11556553

広場の片隅にはピンクの幸運のポスト。
元は松江城の横にある興雲閣にあったものをこちらに移設したらしい。
このポストから大切な人に手紙を送ると送った人も届いた人も幸運が訪れるという言い伝えが。
翌日広場に来ると小学生くらいの子たちの楽器演奏会開催中で広場には入れなくなっていたのでこの時来ておいてよかった。

今日のうちに行こうと思っていたところはすべて行けたのでホテルに戻ることに。
お腹はいっぱいなんだけど…デザートは別腹よね。
ということで松江駅前のカフェでお買い上げ。
ホテルでゆっくり食べようとお持ち帰りで。
支払いはPaypayが使えた。

カフェ クーランデール グルメ・レストラン

そして20:15、ホテルに戻る。

松江アーバンホテル 宿・ホテル

ホテルのフロントの朝は朝食会場になる場所が解放されていて飲食もOKというのでここでさっき買ったデザートをいただこう。

購入したのはこちら。
今はやりのマトリッツォ486円。
一度食べてみたかったんだよね。
無料ドリップコーヒーがロビーに置いてあったのでコーヒーとともに。
マトリッツォはお店の人曰くパンなのでこのままかぶりつくのが正解らしいのでかぶりつく。
たっぷりのカスタードとクリームが美味しい。
ぺろりと食べてしまった。
完全に今日は食べすぎ。
旅行中くらいは許してもらおう。

この日の歩数は17,926歩。

この次の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11700920