たまにはベタな鉄印めぐりvol.3　「あいの風とやま・天竜浜名湖・愛知環状・長良川・樽見・野岩・会津」

2021/06/26 - 2021/06/26

「鉄印」とは地方鉄道と沿線地域の活性化を目的として、北は北海道から南は九州まで全国40の第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社が連携して2020年7月から共同で始めた企画です。いわゆる「御朱印」の鉄道版で、該当する路線に乗車すると所定の駅で各社の意匠を凝らした鉄印を記帳してもらえます。
私も2020年11月から「鉄印集めの旅」を開始。ここではそのvol.3をご紹介します。

★「鉄印集めの旅」シリーズ

阿武隈急行・山形鉄道・井原鉄道・鹿島臨海鉄道・伊勢鉄道・信楽高原鐡道・IGRいわて銀河鉄道・三陸鉄道・明知鉄道・のと鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699076
錦川鉄道・肥薩おれんじ鉄道・道南いさりび鉄道・秋田内陸縦貫鉄道・由利高原鉄道・真岡鐡道・わたらせ渓谷鉄道・いすみ鉄道・IRいしかわ鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699086
あいの風とやま鉄道・天竜浜名湖鉄道・愛知環状鉄道・長良川鉄道・樽見鉄道・野岩鉄道・会津鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699833
北越急行・しなの鉄道・平成筑豊鉄道・甘木鉄道・松浦鉄道・南阿蘇鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11701670
若桜鉄道・智頭急行（ついでに津山重伝建と津山ホルモンうどん）
https://4travel.jp/travelogue/11706888
えちごトキめき鉄道・京都丹後鉄道。（ついでに富山ブラックと重伝建今庄宿と天橋立）
https://4travel.jp/travelogue/11709811
北条鉄道。（ついでに鶉野飛行場跡と日本へそ公園）
https://4travel.jp/travelogue/11710711

エリア 田島・南会津(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

鉄印めぐり20社目は「あいの風とやま鉄道」（倶利伽羅～市振）です。

IRいしかわ鉄道からの乗り入れ列車で高岡へ。

こちらで鉄印を購入しました。

21社目は「天竜浜名湖鉄道」（掛川～新所原）です。

東海地方の第3セキウター鉄道めぐりに使用したのが「JR東海＆16私鉄乗り鉄たびきっぷ」。JR東海全線と東海エリアの16私鉄が2日間乗り放題で8,620円というきっぷです。伊豆急行・大井川鉄道・名鉄に乗ることができないので、必ずしもトクをするかどうかは微妙ではあります。

列車は西へ進み、

天竜二俣駅で下車します。

天竜浜名湖鉄道の本社がある主要駅です。

改札口を出ると、ちょうど「転車台・扇形車庫見学会」が実施されるとの案内があり、

急遽私も参加することにしました。

たくさんの参加者と、

高架貯水槽、

運転区事務室、

運転区浴場、

転車台に、

扇形車庫を見学します。

車両の入れ替え作業を見ることもできました。

天竜浜名湖鉄道は1987年に国鉄二俣線が第3セクターに転換されました。

国鉄時代の遺構が登録有形文化財にも登録されています。

2021年にはシン・エヴァンゲリオン劇場版のロケ地にも使用されました。

訪れる人が多いのはそれも影響しているようで、

映画では車両基地がニアサードインパクトの避難民村「第3村」として登場するそうです。

私はエヴァンゲリアンの世代でもなく映画は見ていないので、

こちらの方が興味があります。

見学会は40分程で終了し、鉄印を購入してから

再び列車に乗り、

西鹿島で遠州鉄道に乗り換え浜松へ、

そしてJRを乗り継ぎ、岡崎からは22社目「愛知環状鉄道」（岡崎～高蔵寺）です。

岡崎から3.4kmの中岡崎で下車し、

鉄印を購入しました。

23社目は「長良川鉄道」（美濃太田～北濃）です。

美濃太田から17.7km地点の美濃市まで乗車すると、観光列車「ながら」の車両が停車していました。

美濃市中心部には「うだつの上がる古い街並み」があり、

重要伝統的建造物群保存地区となっているのですが、

そこまで行く時間はないので、1999年4月1日に廃止された名鉄美濃町線美濃駅を訪れます。

駅舎や当時の車両が保存されています。

駅前には美濃市出身の歌手野口五郎の碑がありました。

名鉄美濃町線は1999年に美濃～新関が廃止され、並行している長良川鉄道を代替路線とするために新関～関に長良川鉄道への連絡線を新設しました。

美濃市から関へと移動すると、

関駅1番ホームの外れに、

連絡線の跡が残されていました。名鉄美濃町線は2005年に全線廃止され、この新線はわずか6年の命でした。

関駅で鉄印を購入しましたが、

少々微妙な感じがします。

24社目は「樽見鉄道」（大垣～樽見）です。

過去「しし鍋列車」などに乗車しましたが、
★2020年「しし鍋列車」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11629011

きょうは大垣から16.2km地点の本巣まで乗車し鉄印を購入しました。

25社目は「野岩鉄道」(新藤原～会津高原尾瀬口）です。

東武特急リバティを利用し新藤原駅で下車します。

周辺にはコンビニひとつない駅ですが、

無事鉄印は購入できました。

ここからは野岩鉄道に全線乗車し、会津鉄道の会津田島へ向かいます。

東武鉄道と同じ形式の、

1985年に製造されたもうかなり古い車両ですが、

クロスシートで、

居住性は良いです。

いつのまにか眠ってしまい、目が覚めると列車はすでに26社目「会津鉄道」（会津高原尾瀬口～西若松）に乗り入れていました。

会津田島に到着しました。

会津若松行きの列車は2分の接続とのことで、

1本見送って鉄印を購入しました。

1時間後の会津若松行きの乗車すると、

こちらもクロスシート車でした。

途中養鱒公園で下車します。

駅舎はログハウス風で、

約2㎞離れた場所にある養鱒公園へ。

30分以上歩いて養鱒公園いこいの広場に着きました。

いわゆる鱒の養殖場で、

鱒を釣ったり食べたりすることができます。

こちらの池で釣りが楽しめるようです。

滋賀県にも同じような場所がありますが、

こちらは入場料は無料で良心的です。

レストランでますバーガーを注文します。

産地直送のますをフライにしていてなかなか旨いです。

来た道を戻り、

再び列車に乗車すると、鉄印めぐりvol.3も終了です。