たまにはベタな鉄印めぐりvol.2　「錦川・肥薩おれんじ・道南いさりび・秋田内陸縦貫・由利高原・真岡・わたらせ渓谷・いすみ・IRいしかわ」

2021/06/06 - 2021/06/06

「鉄印」とは地方鉄道と沿線地域の活性化を目的として、北は北海道から南は九州まで全国40の第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社が連携して2020年7月から共同で始めた企画です。いわゆる「御朱印」の鉄道版で、該当する路線に乗車すると所定の駅で各社の意匠を凝らした鉄印を記帳してもらえます。
私も2020年11月から「鉄印集めの旅」を開始。ここではそのvol.2をご紹介します。

★「鉄印集めの旅」シリーズ

阿武隈急行・山形鉄道・井原鉄道・鹿島臨海鉄道・伊勢鉄道・信楽高原鐡道・IGRいわて銀河鉄道・三陸鉄道・明知鉄道・のと鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699076
錦川鉄道・肥薩おれんじ鉄道・道南いさりび鉄道・秋田内陸縦貫鉄道・由利高原鉄道・真岡鐡道・わたらせ渓谷鉄道・いすみ鉄道・IRいしかわ鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699086
あいの風とやま鉄道・天竜浜名湖鉄道・愛知環状鉄道・長良川鉄道・樽見鉄道・野岩鉄道・会津鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11699833
北越急行・しなの鉄道・平成筑豊鉄道・甘木鉄道・松浦鉄道・南阿蘇鉄道
https://4travel.jp/travelogue/11701670
若桜鉄道・智頭急行（ついでに津山重伝建と津山ホルモンうどん）
https://4travel.jp/travelogue/11706888
えちごトキめき鉄道・京都丹後鉄道。（ついでに富山ブラックと重伝建今庄宿と天橋立）
https://4travel.jp/travelogue/11709811
北条鉄道。（ついでに鶉野飛行場跡と日本へそ公園）
https://4travel.jp/travelogue/11710711

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

vol.1に引き続きvol.2となりました。
11社目は錦川鉄道（川西～錦町）です。

川西が起点となっていますが、全列車JR山陽本線岩国駅に乗り入れています。

運転手よりフリーきっぷ（2,000円）を購入します。

錦川鉄道錦川清流線は1987年にJRから第3セクターに転換されました。

クロスシートでなかなか快適な車両です。

ローカル駅に停車し、

錦川に沿って走ってゆきます。

岩国より1時間強で終着錦町に到着です。

行政的にはここも岩国市エリアです。

鉄印を購入しましたが、井原鉄道と並ぶしょぼさですw

国鉄時代に工事が進められ建設が中断した岩日北線（錦町～日原）の路盤を走る、

とことこトレインが出発を待っていましたが、以前乗車したことがあるので今回はパスします。

2002年にとことこトレインで雙津峡温泉を訪れた時の写真です。

12社目は薩摩おれんじ鉄道（八代～川内）です。

上川内よりローカル列車に乗車すると、

1駅目が川内です。

列車はJR鹿児島本線に1駅乗り入れ隅之城まで行くようです。

新幹線も停車する川内駅ですが、

肥薩おれんじ鉄道は2004年九州新幹線新八代～鹿児島中央間開業時に、並行在来線が第3セクター化されたものです。

鉄印も購入できました。

13社目は道南いさりび鉄道（五稜郭～木古内）です。

五稜郭駅売店で早速鉄印を購入。

この日は「はこだて旅するパスポート」で、

トラピスト修道院最寄りの渡島当別まで乗車しました。
★2021年「トラピスト修道院」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11698029

14社目は秋田内陸縦貫鉄道（鷹巣～角館）です。

ここでは阿仁前田温泉から、

阿仁合までの7.8kmを往復したいと思います。

往路はローカル列車に乗車します。

2021年GW中でしたが、東北各地どこ行っても人出は少なめです。

阿仁合に着きました。

北秋田市に属し運転区などもある秋田内陸縦貫鉄道の主要駅です。

駅前には資料館もあって、

鉄道関係の資料の他に、

この地域のマタギに関するものも展示されていました。

駅舎は北緯40度をモチーフにしたもので、

鉄印を購入すると他に栞などもいただきました。

帰路は急行列車に乗車することにし、急行券を購入します。

列車がやってきました。

観光車両「笑 EMI」と、

「秋田縄文号」の2両編成です。

しばし観光気分を味わい、

沿線の風景を眺めながら、

阿仁前田温泉に戻りました。

15社目は由利高原鉄道（羽後本荘～矢島）です。

車両基地もある主要駅で、

鉄印を購入し、

川辺まで2.9kmを乗車します。

乗車するのは「おもちゃ列車」です。

沿線にある「鳥海山木のおもちゃ美術館」への観光客向けに従来の車両をリニューアルしたもので、

内装は秋田の木材をふんだんに使用し温かみを感じます。

「鳥海山木のおもちゃ美術館」の総合デザインを手がけた砂田光紀氏によるものだそうですが、

なんとなく数多くの鉄道デザインを手がけた水戸岡鋭治氏に通じるものがあります。

子供も大人も楽しくなる車両でした。

こちらは一般車両で、

ホームで販売されていたコーヒーを購入し、

列車に乗車します。

4分で川辺に到着、

これにて東北地方の鉄印集めは全て完了です。

16社目は真岡鐵道（下館～茂木）です。

茨城県と栃木県にまたがって走る鉄道で、

SL列車も運行されています。

下館から30分で真岡に着くと、

これから下館へ回送されるSLもおか号が停車していました。

鉄印を購入し、

続いて群馬に移動します。

17社目はわたらせ渓谷鐡道（桐生～間藤）です。

大間々までの7.3kmを乗車します。

トロッコ列車も走る観光路線ですが、以前乗車したこともあるので今回はパスします。

大間々で鉄印は無事購入できました。

18社目はいすみ鉄道です。

小湊鉄道と合わせて房総半島を横断する際乗車しました。
★2021年「小湊鉄道＆いすみ鉄道」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11698211

大多喜駅で鉄印を購入します。

19社目はIRいしかわ鉄道（金沢～倶利伽羅）です。

現在はわずか17.8kmの短い路線ですが、北陸新幹線敦賀延伸時には福井県県境までの在来線は第3セクターに経営分離される見込みです。

ということで「未来へ伸びる」というのは間違ってはおりませんw

京都への帰路は金沢駅で石川県のローカルフード「8番ラーメン｣をいただきました。
これにてvol.2は終了、vol.3に続きます。