金鯱のない名古屋城を見たあとは「ひつまぶし」

2021/06/24 - 2021/06/25

お伊勢参りのあと名古屋に移動し、6月にオープンしたばかりのリブマックスPREMIUM名古屋丸の内に宿泊。ツイン4,000円朝食付きはお得でした。

翌朝、歩いて名古屋城へ。木造天守閣に建て直す予定ですが、まだ工事は始まってません。工程表通りに進めば、2024年から解体、2028年末に完成するようです。なので、当分の間は天守閣には入れません。

新型コロナの影響で冷え込んだ観光業へのカンフル剤として、金鯱を2005年以来、街中におろすのは3回目ということです。金鯱が取り外されているのは知ってましたが、金鯱なしの名古屋城というのも珍しく、なかなか見られない姿なので、行ってみました。緑っぽい普通のお城という感じかな。

天守閣にも登れませんので、本丸御殿の内部をゆっくり見てまわりました。匠の技で丁寧に復元された内部は、豪華絢爛でした。客が少ないので、監視員に質問したら丁寧に答えてもらえる女性もあれば、知識がないのか ? 「早くまわってよね !」的でつれない態度の人もいました。

ホテルまで歩いて帰り、荷物を受け取って名古屋駅へ。ひつまぶしが食べたかったので、うまいもん通りにある有名店で30分ほど並んで食べましたが、期待通り美味かったです。

昼食後は新大阪から伊丹空港に向かい、鹿児島に帰りました。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊勢参りのあとはコチラのホテルに宿泊

2021年6月にオープンしたばかり

お伊勢参りは下記を参照ください

https://4travel.jp/travelogue/11699389

天然温泉ホテルリブマックスPREMIUM名古屋丸の内 宿・ホテル

ホテルで朝食後は荷物を預けて

名古屋城に歩いて向かいました

なんじゃ ? こりゃー ??

昔の外堀でしょうか ?

かなり深かったことが想像できました

なんじゃ ? こりゃー ?

愛知県庁本庁舎でした

立派やなー !

知事さんに似合わず !

とか言わないようにね

愛知県庁本庁舎 名所・史跡

なんじゃ ? こりゃー ?

名古屋市役所本庁舎でした

立派やなー !

市長さんに似合わず !

とか言わないようにね

名古屋市役所本庁舎 名所・史跡

地下鉄の出入口も凝ってます

新緑に映えて

なかなか綺麗

県庁舎、市長舎以外にも

文化的建造物が近くにあるようです

お堀横の

金シャチ横丁を歩いて進みました

ほとんど店は閉まってました

金鯱

こんなところに ??

逃げてきたのかよー !!

水飲み場でした

金シャチ横丁は

東門側の宗春ゾーン

正門側の義直ゾーン

と２つあります

宗春も義直も知らんけど(浅学非才が自慢です)

宗春ゾーンを通って

東門に向かいました

平日とはいえ人通りがほとんどなくて寂しい限り

金シャチ横丁 (東門エリア 宗春ゾーン) グルメ・レストラン

堀を見ながら

東門から入りました

ドルフィンズアリーナ横を通過

江戸城の武道館と比べると

あっさり系

今は

工事中のエリアが多い

入場券売り場に来てみると

天守閣は工事中

金鯱は家出中

それでも良ければ

500円払って入城して下さい みたいな

御三家筆頭尾張徳川家の居城

名古屋城の解説

どこかで見かけるかと思いましたが

出会えませんでした

人少ないし・・・サボってる

訳ではないと思います

本丸御殿方向に向かいました

二の丸広場から見える

天守の一部

東南隅櫓

天守閣の石垣普請を担った

加藤清正 石曳きの像

東南隅櫓

堀も立派ですが

水がないのがイマイチかな

表二之門

ここはいい感じ

千田先生ならスキップしそうです?

表ニ之門の解説

創建当時のまま残っている

数少ない建造物の一つだそうです

表一之門 跡地

二之門とともに

桝形虎口を形成していた

桝形・・・千田先生の好きな(笑)

本丸御殿に入るには

天守がみえる所(写真の場所)まできて

検温を受けてから入口に向かいます

金鯱がないと少し間が抜けた印象ですね

普通の緑っぽい城 みたいな

でも天下の名城

立派な佇まい

名古屋城 名所・史跡

金鯱の見られない期間などの説明

2021年8月下旬には

再度お目見えできそうですね

木造天守は2028年末に完成予定

本丸御殿に入ります

150億円かけて現代の匠の技で

できる限り精密に再現されたようです

客が少ないのでスタッフの数が多いのが目につきます

この入場料とスタッフの給料、再現費用

うーん、どうなんでしょうかねー ??

靴と荷物を

ロッカーに入れてスタート

2009年から再建が始まったので

まだ新しいですね

まずは玄関の襖絵

本丸御殿に通された人が最初に見る

徳川なめんなよー !!

のメッセージとしては効いてます

表書院

五部屋からなる御殿内でも広大な建物

正式な謁見の間

絢爛豪華に花鳥、麝香猫が描かれてます

絵柄はだんだん穏やかになる感じ

対面所の解説

藩主が身内や家臣と私的な対面や宴席に用いた

京都や和歌山の四季の風物、名所が描かれている

コチラは和歌浦天満宮

カミさんの知り合いが関係があり

一度訪れたことがあったので

感じるところがありました

対面所ほかの天井の解説

玄関と廊下は竿縁天井 ( さおぶちてんじょう : 一方向に組まれている天井 ）

表書院は素木(しらき)の折上げ小組格天井（ おりあげこぐみごうてんじょう : 「亀の尾（支輪）」と呼ばれる木材によって、天井が一段高く折上げられている豪華な天井 )

対面所は黒漆塗の二重折上げ小組格天井（ にじゅうおりあげこぐみごうてんじょう : 最も格式の高い部屋だけに見られる ）

対面所　上段之間

襖絵は賀茂競馬(写真正面)

天井は二重折上げ小組格天井(黒漆塗)

さすが豪華です

鷺之廊下

対面所と上洛殿を結ぶ

長押（なげし : 襖の上部の木の部分。家や旅館でハンガーとかひっかけたりする所）の上部まで障壁画が描かれているのが特徴

上洛殿の解説

三代将軍家光の上洛に合わせて増築

豪華絢爛

徳川の威光を感じさせるものでした

廊下ですよ、廊下 !!

極彩色の彫刻欄間

鳳凰ではなく

中国で珍しい鳥だそうです

名前は忘れてしまいました(泣)

上洛殿　一之間

天井絵はこれから描かれるようです

彫刻欄間は彫られているというより飛び出してます

襖絵、欄間はそれぞれがより上の間から見た時

より綺麗に見えるように作られています

右襖に諫鼓鶏（かんこどり：太鼓に乗ったニワトリ）があります

諫鼓鶏は政治に誤りが無く、天下泰平を意味するものの象徴だそうです

上洛殿　上段之間

スッゲェー !!

下品な感想は似合いません

贅のかぎりを尽くした部屋ですね

庶民は落ち着いて寝れんけどなー !!

家光が一泊した時しか使ってないらしい

もったいなぁーーー !!

庶民は思ってしまいます

錺金具（かざりかなぐ)

尋常ではないほど贅沢ですが

全部当然手作りで再現されています

釘隠しも含めて何百個 ? 何千個 ?

ちなみにコチラはリスだそうですが

顔が怖いんですけどー !

天守閣は耐震構造の問題があり

今度は木造で復元するらしい

楽しみです

本丸に出ると

昔ながらのお土産屋さんとトイレがあります

限定物に弱い人は要注意 !!

売店前からの天守

最初から金鯱ないものと思えば

普通にお城してますけどね

コチラは今風の

ミュージアムショップ

家紋の日本手拭い

金鯱のミント

2点をミュージアムショップで購入

エレベーター部分

無粋ですが足の悪い人を考えると必要でしょうけど

木造再現時は取り外すようです

足の悪い人も階段で登るのか ?

でも西洋でもエレベータがない建物もありますからね

不明門

天守の石垣

この曲線美が日本的ですね

天守の礎石

天守閣を再建した際に

コチラに移動したようです

剣塀

大天守と小天守を結ぶ櫓台

塀の軒に槍の穂先がぎっしり並べられていたそうです

鵜の首

堀を内側に入れ込んだ場所

本丸周囲に五箇所あったらしい

西南隅櫓

外側二重、内部三重の珍しいつくり

西の丸まで来ると

名古屋城のカヤ がありました

推定樹齢600年の天然記念物

大阪夏の陣に出陣する際、徳川義直、家康親子はこの実を食して武勲を祈念した

尾張藩主は毎年正月にこの実を食べて新年を祝ったという縁起の良い木

おー

ここにも金鯱が

これは記念撮影用のものでした

正門から出ました

東門の方から入って出るまで

1時間20分くらいでした

すいてて良かったですが

ちょっと寂しい

コチラが正門の入場券売り場

金シャチ横丁 義直ゾーンを通って

ホテルまで歩いて帰りました

コチラも閉店中のお店が多かったです

平日とはいえ誰も歩いてませんし

金シャチ横丁 (正門エリア 義直ゾーン) グルメ・レストラン

ホテルで荷物を受け取り

タクシーにて(千円ちょい)

名古屋駅のうまいもん通りへ

ひつまぶしの有名店「まるや」

各地にお店がありますが

新幹線口に近いコチラにしました

まるや本店 JR名古屋駅店 グルメ・レストラン

11:20に来ましたが

さすが人気店

既に行列ができていて

30分から40分待ちでした

メニューを見せてもらい

検討しながら待ちます

やっぱり

ひつまぶしが食べたい

店員さんに聞くと

特上でもどれでも

うなぎ自体はどれも同じ

うなぎの大きさとご飯の量が違うとのこと

丼は今回は考えてません

白焼きも魅力的ですが

やはり今回はひつまぶし

巻きたてうまき

これは食べたい !!

おばんざいも魅力的でしたが

今回は生ビール単品で

まずはビールがうまい

特に旅先での昼酒はやめられんわ !!

うまき

出汁が効いてて甘すぎず

最高のつまみです

我が家は普段から少食なので

上ひつまぶしを1つをカミさんとシェアーしました

うなぎは1匹、ご飯は300gです

ミニ(うなぎ1/2匹、ご飯200g)を二つでも良かったかな

食べ方に記載されてたように

1膳目はそのまま

2膳目は薬味をかけて

3膳目は出汁をかけて

うなぎのパリパリを味わうには

2膳目の食べ方が一番美味かったです

食後は新幹線で新大阪へ

名古屋空港からJALの鹿児島便がないんですよねー(泣)

時間はあるので久しぶりに「こだま」に乗ってみました

予想通り自由席がすいていて快適

新大阪から空港リムジンで伊丹空港へ

新しくできたセレクトショップ

今回、桑名の寿司屋で美味しかった日本酒

「作」の酒造から限定入荷を発見

イセノナミを買ってみました

ウイスキーも良さげなのがありました

サクラ、クリ、ミズナラの樽蔵シリーズから

3本ミニセットを買ってみました

日本を代表する木材を使用した樽

そのフレーバーを楽しむというコンセプト

まだ飲んでませんが楽しみです

この後、鹿児島に飛んで帰りました