2021/03/15 - 2021/03/15
1位(同エリア125件中)
かっちんさん
今日は網走から特急「大雪」に乗り、旭川から特急「ライラック」で札幌へ向かいます。
愛称名「大雪」と言えば、昭和60年代まで夜行急行「大雪」が札幌から網走まで走り、列車ホテルとしてよく利用しました。
特急の車窓から見える雪景色は、煙突のある家が立ち並ぶ北海道独特の風景。
女満別ではパープル色の車掌車に出会います。白滝~上川間では雪原に自分の痕跡を消すウサギの「止め足」を見つけます。
この旅行記では網走から旭川、札幌まで5時間19分の石北(せきほく)・函館本線の車窓風景と、過去訪れたことのある沿線の見どころ、廃止された駅などを紹介します。
お勧めしたい四季の見どころは5ヶ所。旅行記があればリンクします。
津辺町の「チミケップ湖」、紅葉の大雪山「沼の平」、旭川のカタクリ群落、上砂川の炭鉱跡と駅舎、砂川のアップルパイなど。
過去廃止された「金華駅」「生野駅」「下白滝駅」「東雲駅」「将軍山駅」「北日ノ出駅」「伊納駅」も紹介します。
JR北海道は石北本線を維持していくため地域の関係者とともに取り組む事業計画が出されています。
鉄道施設関係では、2021.3.13ダイヤ改正による4駅(北日ノ出、将軍山、東雲、生野)廃止と、車両通行量が少なく迂回路がある踏切の廃止です。
石北本線の歴史は以下の通りです。
新旭川から北見・網走に至る 234.0kmの「石北本線」は、複数の路線が繋ぎ合わされて完成した鉄道です。
①名寄から興部、遠軽を経て北見に至る「湧別線」ルート
②十勝の池田から北見、網走に至る「網走本線」ルート
③旭川から難所だった北見峠を越えて遠軽に短絡する「石北線」ルート
などが繋がり、段階的に開業しながら、昭和7年(1932)に全線が開業。
その後、①名寄~遠軽間の国鉄「名寄本線」、②池田~北見間の国鉄「地北線」・「北海道ちほく高原鉄道」等が廃止され、現在の「石北本線」だけが残る波瀾万丈の路線です。
「遠軽駅」は湧別線ルートで建設されたため、後の石北本線では方向転換するスイッチバック駅になっています。
北見峠を越える「上川~白滝間」は、駅間距離が 37.3kmで、在来線では「日本一長い駅間距離」になっています。
かつて両駅の間には5駅あったのですが、住む人がいなくなったり利用客の減少により次々と廃止されました。
生田原駅から網走方面に約10.3kmの地点にあった「常紋(じょうもん)信号場」は、金華駅から急勾配をSLが重連運転で登って来る鉄道写真の名所でした。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・JR北海道車内誌、2021年3月
・JR北海道資料「2021.3.13ダイヤ改正」
・網走駅の駅名看板の説明板
・ワカサギ釣り情報PRESS「網走湖のワカサギ釣り」
・ABABA'sノート「女満別駅の車掌車4両」
・teacup.ブログ「大空町 女満別駅の車掌車4台」
・歩王のLet'sらGO!【まったり駅探訪】「石北本線・女満別駅に行ってきました。(後編)」
・Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ「JR石北本線・女満別駅にて」
・いもとようこの世界「ようこ's TRAIN」
・かねこや「北海道オホーツクビート含蜜糖」
・Replan「北海道の、平らな屋根のナゾ」
・ZIL520と黒猫の日本旅「追憶(雪国の住まい)」
・JR北海道「石北線(旭川~網走間)事業計画(アクションプラン)」、平成31年4月
・遠軽町、各地域の住宅ギャラリー(生田原地域)「北区団地」
・Web東奥「消えたウサギさん」
・日本機械学会論文「排気筒トップの性能解析」:煙突の傘
・かっちん旅行記
『石北本線の廃止予定駅「金華、白滝3兄弟」の駅めぐり(北海道)』、2015年11月6日
『旭川突哨山のカタクリ・エゾエンゴサク大群落 2016(北海道)』、2016年4月26日
『当麻乗越から眺める紅葉の据合平と沼の平 2017(北海道大雪山)』、2017年9月11日
『函館本線旧線跡(伊納~神居古潭)探訪 ~石狩川沿いを走っていた旧線~(旭川)』、2018年6月30日
『上砂川町の炭鉱遺産と旧上砂川駅(北海道)』、2018年6月24日
『砂川スイートロードと留萌本線キハ54の旅2019~アップルパイとローカル線風景~(北海道)』、2019年6月23日
『石北本線に乗り将軍山駅と生野駅へ2021~廃止駅お別れ旅~(北海道)』、2021年3月8日
『石北本線各駅停車の旅(遠軽・上川間)2021~東雲駅とお別れ~(北海道)』、2021年3月9日
・ウィキペディア「オホーツク(列車)」「国鉄ヨ8000形貨車」「国鉄ヨ3500形貨車」「鉄道に関する日本一の一覧」「常紋信号場」「常紋トンネル」「下白滝信号場」「旧白滝駅」「奥白滝信号場」「上越信号場」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
乗車した鉄道路線図(JR北海道車内誌の路線図)
石北本線は道東の網走から道央の旭川(正式には新旭川)まで。
旭川から札幌までは函館本線です。
旅行記で説明している駅や見どころを赤枠で示します。 -
縦書きの駅名看板「網走駅」
旧国鉄時代には、網走刑務所で刑を終えた元受刑者のほとんどが、この網走駅から列車に乗り故郷等へ向かって行きました。
その網走の町を去る際、「この縦書き看板のように、横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きて行って欲しい」との願いが看板に込められています。 -
「シャクレオオカミ」のいる公衆電話ボックス(網走駅前)
これはシャクレルプラネット オオカミの縫いぐるみ。
網走のマスコットキャラクターではなく、電話ボックスに置き忘れたようです。 -
イチオシ
旭川行きの特急「大雪」(網走駅)
2017年のダイヤ改正で網走~札幌間の特急4往復のうち、日中の2往復を旭川まで「大雪」、旭川から「ライラック」に分割されました。
では、網走発8:06発、キハ183系気動車の4両編成に乗ります。 -
3号車自由席に乗車(一部指定席)
車両の半分が自由席になっています。
昭和63年(1988)富士重工製造のキハ182-7551。すでに33年経つ車両です。 -
網走湖のワカサギ釣り(呼人湖畔)
網走駅を出発し、まもなく西に方向を変えると氷結した「網走湖」が見えてきます。
1/5~3/21まで「氷上ワカサギ釣り」ができ、網走川から大量のワカサギの群れが湖に遡上しています。
貸テントの中では暖を取りながら氷に穴を開け、水深1.5~2mの水中にいるワカサギを釣ります。 -
イチオシ
絵本の世界に来たような「女満別(めまんべつ)駅」
特急が最初に停車する駅です。
ホームの横にはパープル色の車掌車が4両、なぜかとまっています。
その由来は・・・
絵本作家の「いもとようこさん」が、北海道の女満別ではじめて出会った汽車。
汽車にあこがれ、汽車がほしくなり、ようやく手に入れたのが貨物列車に後ろにつながっている車掌車。
それが別荘となり、「ぶたぬきつねこ」の名前が付きました。
1号車が「ぶた」、2号車が「たぬき」、3号車が「きつね」、4号車が「ねこ」に。
車両には、お風呂とトイレ、キッチン&リビング、リビング&寝室などの役割があります。 -
1号車のお風呂とトイレのある「ぶた」部屋(女満別駅)
国鉄時代に車掌車として昭和54年(1979)までに製造されたヨ8000形車掌車。
コンテナ車と同等の車掌車ユニットを載せた設計なので、屋根が短くデッキが完全に露出した構造です。
他の3両は昭和33年(1958)までに製造されたヨ3500形車掌車。
別荘はある時期から、みんなに使ってもらおうと貸別荘になりました。
今は使われてないようですが・・・ -
防雪林(女満別付近)
このあたりは防雪林に囲まれています。
女満別では昔、高台から網走湖を眺望できる かんぽの宿「網走保養センター」に泊まったことがあります。
現在は新しい施設「あばしり湖 鶴雅リゾート」に建て替えられています。 -
美幌(びほろ)駅に停車
高い建物は日本甜菜製糖「美幌製糖所」。
オホーツク産の甜菜(てんさい)から、コクと風味のある「ビート含蜜糖」を生産しています。 -
煙突のある家の風景(端野付近)
北海道でよく見かける「片流れ屋根」に煙突が飛び出ています。 -
イチオシ
煙突のある住宅街(北見)
最近は「陸屋根」と呼ばれるフラットな形の屋根が増えています。
屋根の中心に向かってわずかな傾斜をつけたり、雪止め処理を施したりして雪を地面に落とさないように工夫されているのです。 -
イチオシ
原生林が残り自然のままの「チミケップ湖」(2005年10月10日に宿泊)
北見駅から23.6km南下した津別町沼沢にある一軒宿「チミケップホテル」。
手付かずの自然が残るチミケップ湖が目の前にあります。
公共交通機関がないため、北見駅からタクシーを利用して訪れました。 -
「大雪山系」の眺望(東相野)
西の方角に、旭岳、北鎮岳が見えてきます。 -
木材が集積された土場(相内)
ここには木材チップ製造工場があります。 -
撤去された踏切施設(相内)
石北線を維持していくため、JR北海道による収益改善事業のひとつです。 -
難読駅名「留辺蘂駅」に停車
「るべしべ」と読みます。
鉄道はここから進行方向を北に変え、遠軽へ向かいます。
「留辺蘂駅」は層雲峡の玄関口にもなっており、路線バスは国道39号を南西へ走ります。 -
金華(かねはな)信号場を通過
駅があった当時の駅舎が残っています。
列車はこれから常紋峠へ登りはじめます。 -
在りし日の「金華駅」(2015年11月6日に訪問)
大正3年(1914)奔無加(ぽんむか)駅として開業し、その後「金華駅」に改称。
利用客の低減により平成28年(2016)旅客扱いを廃止し、「金華信号場」になりました。
駅の近くに「常紋トンネル工事殉職者追悼碑」があります。
旅行記は『石北本線の廃止予定駅「金華、白滝3兄弟」の駅めぐり(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11082915 -
常紋信号場跡
「常紋(じょうもん)」という地名は、北見側(旧留辺蘂町)の常呂郡と遠軽側(旧生田原町)の紋別郡から付けられたもの。
全国的にも珍しいスイッチバック方式の信号場でした。
1970年代には、金華から常紋峠へ向かって登って来るSLの重連運転が見られ、多くの鉄道ファンが訪れていたところ。(私もその一人)
その当時、仮乗降場になっていたので、運転席横のドアから降りることができました。
写真は平らな地面に敷設されたスイッチバックの引き込み線です。 -
生田原(いくたはら)駅に停車
雪深い山の中です。 -
集合住宅の煙突(生田原の北区団地)
昭和46年~51年に建てられたコンクリートブロック造の建物です。 -
2日前に廃止された「生野(いくの)駅」を通過
2021年3月13日がダイヤ改正日。
この日から駅が廃止となり、駅名標が外されています。 -
在りし日の「生野駅」(6日前に訪問)
昭和21年(1946)開業当初は仮乗降場だったところ。
当時の面影が短いホームに残っています。
遠軽方面の列車は朝1本だけ停車。写真は昼の列車が駅を通過するところ。 -
青空が美しい生野駅の踏切(6日前に訪問)
誰とも会わず北海道の雄大さを感じることができます。
雪が融けると広大な牧草地と農地が現れます。
旅行記は『石北本線に乗り将軍山駅と生野駅へ2021~廃止駅お別れ旅~(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11688964 -
レンガ煙突の風景(安国)
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SL時代の転車台(遠軽駅構内)
遠軽駅に停車。スイッチバックの駅なのでこれから進行方向が逆(後ろ向きに発車)になります。
写真の転車台は、SLが走っていた当時、方向変換するため転車台にSLを載せ180度回転させる設備です。 -
「湧別川ダム」(瀬戸瀬)
瀬戸瀬駅手前にある「湧別川ダム」。愛称は「瀬戸瀬ダム」。
湧別川を利用した水力発電用のダムです。 -
丸瀬布(まるせっぷ)駅に停車
ここで網走方面の特急「オホーツク」とすれ違います。 -
「下白滝信号場」を通過
ここは昭和4年(1929)「下白滝駅」として開業し、平成28年(2016)利用者減少に伴い「下白滝信号場」となりました。 -
「白滝」を使った駅名(2015年11月6日に訪問)
6年前に「下白滝駅」から、白滝の付く駅を順番に訪れました。
当時の駅は、下白滝、旧白滝、白滝(現存)、上白滝駅の順に並んでいました。
旧白滝の「旧」が付く駅名は、JR各社では唯一のものでした。 -
下白滝の「牛舎アパート」(2015年11月6日に訪問)
下白滝駅前には牧場があり、子牛が自分の部屋から一斉に顔を出していました。 -
「奥白滝信号場」を通過
特急は現存する「白滝駅」にはとまらず、次の「奥白滝信号場」を通過します。
ここは昭和7年(1932)「奥白滝駅」として開業し、平成13年(2001)利用者減少に伴い、早くも「奥白滝信号場」となりました。
まもなく北見峠を越えます。 -
石狩北見国境の「上越信号場」を通過
北見峠を石北トンネルで抜けると「上越(かみこし)信号場」があります。
昭和7年(1932)「上越駅」として開業し、昭和50年(1975)に付近の住民が全員いなくなったため「上越信号場」となりました。
ここから上川駅まで下り坂です。 -
イチオシ
動物の足跡(上越~上川)
上川まで石北本線と並行する川は「留辺志部川(るべしべがわ)」。
川の右側の足跡はおそらくウサギ。
川の左側にも足跡が続いていますが、もしかして川を渡ったのでしょうか? -
ウサギの複雑過ぎる足跡(上越~上川)
これは「ウサギの止め足」だと思います。
天敵であるテンやキツネを欺くために、自分の足跡の上を戻ったり、あちこち複雑に走ったり、ピョンと遠くに跳ねて自分の痕跡を消しているのです。 -
三角屋根に煙突のある家(上川)
上川駅に停車します。
ここは層雲峡、愛山渓温泉の玄関になっています。 -
イチオシ
紅葉の絶景「沼の平」(2009年9月21日に登山)
2009年は愛山渓温泉に前泊し、「沼の平」まで往復してきました。
愛山渓温泉からの登山道は急坂だったので、2017年に再訪した時は旭岳ロープウェイ山頂駅から約5kmを往復しました。
その時の旅行記は『当麻乗越から眺める紅葉の据合平と沼の平 2017(北海道大雪山)』
https://4travel.jp/travelogue/11283257 -
2日前に廃止された「東雲(とううん)駅」を通過
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在りし日の「東雲駅」(6日前に訪問)
昭和35年(1960)「東雲仮乗降場」として開業し、その後、JR北海道に継承時、駅に昇格しました。 -
濃青色の「石狩川」(中愛別)
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雪がふっくらと積もる家(中愛別)
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レンガ煙突に三角の陣笠が似合います(愛別)
煙突上部の傘は、一般に「陣笠」と呼ばれています。 -
雪帽子を被る建物(愛別)
バウムクーヘン型の「大雪頭首工」施設には、円形の雪帽子。 -
2日前に廃止された「将軍山(しょうぐんざん)駅」を通過
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在りし日の「将軍山駅」(7日前に訪問)
東雲駅と同時期に仮乗降場として開業し、その後駅に昇格。
小さなホームに仮乗降場の面影があります。 -
2日前に廃止された「北日ノ出駅」を通過
待合所の駅名標が黒塗りされています。 -
在りし日の「北日ノ出駅」(8日前に訪問)
東雲駅と同時期に仮乗降場として開業し、その後駅に昇格。 -
ストライプ状の雪原(東旭川)
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煙突の傘の形状(旭川)
三角や平板などがあります。 -
特急「ライラック」(旭川駅)
特急「大雪」が旭川に到着し、10分後に発車する札幌行き特急「ライラック」が隣のホームで待っています。
「ライラック」は789系電車。先頭部のラッピングは旭山動物園にいる「オオカミとホッキョクギツネ」。
今日はオオカミによく会います(笑) -
古そうな「レンガ煙突」の家(旭川)
特急は旭川を出発。 -
大雪山の雄大な景色(旭川)
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旭川のカタクリ群落(2016年4月26日に訪問)
旭川はカタクリの群落がある宝庫で、突哨山、男山自然公園、北方野草園等で4月下旬から可憐な花を咲かせます。
旅行記は『旭川突哨山のカタクリ・エゾエンゴサク大群落 2016(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11134689 -
2日前に廃止された「伊納(いのう)駅」を通過
景勝地「神威古潭(かむいこたん)」を新線のトンネルで抜ける手前にある「伊納駅」。
旧線はサイクリングロードになっています。
廃止後、駅名標が外されています。 -
在りし日のキハ54と「伊納駅」(2018年6月30日に訪問)
明治31年(1898)伊納信号停車場として開業。その後、「伊納駅」に昇格します。
訪問時に旧線をたどり「神威古潭」へ歩く予定でしたが、途中に危険個所があり断念しました。
旅行記は『函館本線旧線跡(伊納~神居古潭)探訪 ~石狩川沿いを走っていた旧線~(旭川)』
https://4travel.jp/travelogue/11393491 -
雪国の古民家(江部乙付近)
屋根裏にも玄関が見えます。
おそらく除雪が間に合わない時の出入り口になるのでしょう。
遠方に暑寒別岳の山々がそびえています。 -
キノコ型の煙突穴(滝川)
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シンプルな煙突の陣笠(滝川)
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砂川駅に停車
砂川はかつて炭鉱の町。最近はスイーツの町として人気です。 -
炭鉱時代の坑内機関車と炭車(2018年6月24日に訪問)
上砂川町に炭鉱の歴史が学べる「かみすながわ炭鉱館」や、石炭を輸送した「旧上砂川駅舎」があります。
旅行記は『上砂川町の炭鉱遺産と旧上砂川駅(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11388288 -
砂川の「アップルパイ」(2019年6月23日に訪問)
キャンディの包み紙に入ってるようなアップルパイは、「すながわスイートロード」にある「ナカヤ菓子店」。
1日最大2,000個以上売れるアップルパイは、ナカヤ人気No.1のお菓子。
アップルパイに入っているりんごは「ふじ」。
旅行記は『砂川スイートロードと留萌本線キハ54の旅2019~アップルパイとローカル線風景~(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11625286 -
札幌ら~めん共和国「みその」
札幌駅に到着し、駅前ESTA10階の「ら~めん共和国」で遅い昼食にします。 -
極寒仕込み創業百二十年最北端味噌を使用したラーメン(みその)
-
イチオシ
定番の「味噌ラーメン」(みその)
中太ちぢれ麺にコクのあるスープがからみます。
炙り豚肉も美味しい。
お腹いっぱいになり、これから今晩の宿の新函館北斗へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- takaさん 2021/06/26 19:37:41
- 初めまして。
- かっちんさん、初めまして。
takaと申します。いつもお邪魔していますが、今回初めてお便りします。私は鉄ちゃんではありませんが、鉄道や炭鉱などの歴史遺産が好きです。そして、私の居住するのは道内の上川管内の中央部で東西南北の鉄道が走る拠点となる地域です。
今のかっちんさんの旅の拠点が私の居住地区とも重なり、毎回、かっちんさんの鉄旅を拝見していて、最近忘れてしまった地元を再発見できる嬉しさと懐かしさとが入り交じり、年齢も同じくらいか私の方が少し上かも知れませんが、ここに筆をとらずにいられなくなりお便りしました。
実は昔から地理というか地図が好きでした。今からほぼ60年前の話ですが、私の父が旧国鉄勤務の関係もありまして、小さい時から当時の日本国有鉄道の駅名地図を父から譲り受け、ボロボロに破れるまで毎日のように見ていました。横にビラビラとめくっていく地図です。
丁度、今の御朱印帳のような形です。「旭川、伊納、神居古潭、・・・」「旭川、北永山、南比布、・・・・」そんな駅名を見ながら、旅をしたような気分になり、見ているだけで楽しかったです。
また、当時の自宅はすぐ線路わきにあり、遊び場もそんな場所です。SL全盛期なので白い煙をもくもくさせながら列車が走ってくると、近所の子も一緒に運転士さんに向かって手を振ります。すると、ほとんどの運転士さんはこちらを向いて手を振り返してくれます。それが嬉しくて嬉しくて、何よりの楽しみでした。そんな環境で私は子供時代を過ごしました。
かっちんさんの旅行記を見ると、地域も今、丁度私の住む、そして歩いて、遊んで、過ごして、旅した鉄道沿線の地域ばかりで、楽しく懐かしく、時には涙が出そうになるくらい感慨深く拝見しています。
私は未だに同じ地域に住んでいますが、かっちんさんの雰囲気がピッタリの写真、そして素人でもわかりやすく親しみやすい解説が否が応でも「かっちんワールド」に引き込まれます。
毎回、過去の郷愁に浸りながら素晴らしい旅行記を楽しませていただいています。これからも楽しみに拝読させていただきます。
どうもありがとうございました。
taka
- かっちんさん からの返信 2021/06/27 10:55:56
- RE: 初めまして。
- takaさん こんにちは。
旭川近辺にお住まいなのですね。
横にビラビラ広がる日本国有鉄道の駅名地図は、私も持っていまして学生時代から社会人初期にかけて、日本全国の入場券集めや全線踏破などに没頭し、入場券を手に入れた駅を地図にマーキングしていました。
昭和40年代後半にはSLの列車によく乗りました。
takaさんの思い出が私の旅行記と重なり、嬉しく思っています。
最近の旅行記は私自身の昔の思い出を入れるようにしています。2005年からはデジカメの写真があるので載せています。
takaさんの旭川、美瑛、富良野の花シリーズ旅行記は、私も訪れた気分になり読んでおります。
これからも北海道の季節を感じる旅行記を楽しみにしています。
かっちん
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