2016/04/26 - 2016/04/26
216位(同エリア2344件中)
かっちんさん
雪が融けると一斉に春の花が咲き始める北海道。旭川周辺にはカタクリの群落がいくつもあります。
旭川市北西部の突哨山(とっしょうざん)には、スプリング・エフェメラル(はかない春の命)と呼ばれるカタクリ、エゾエンゴサク、フクジュソウ、キクザキイチゲなどの花が咲き誇ります。
突哨山は1990年にゴルフ場開発計画が持ち上がりましたが、長年に渡る根強い市民運動の結果、旭川市と比布町が土地を買い取り、自然豊かな里山として今日に至っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旭川空港
羽田朝一のANA便で旭川空港に到着します。
4月下旬朝の気温は3℃、まだ寒さが残っています。
時刻は25時、いえ8:25です。 -
まもなく旭川駅
空港からバスで移動し、今日泊まる旭川駅前のJRインが見えて来ました。
ちょうど富良野線のディーゼルカーが旭川駅に到着するところです。 -
「あさっぴー」がおはよう〜!
旭川市のシンボルキャラクターです。
旭川駅構内にある観光案内所で、カタクリの開花状況を確認します。 -
男山公園前バス停
旭川駅前から名寄駅行きの道北バスに乗り、32分で到着。
カタクリの群落は、男山自然公園と突哨山(とっしょうざん)の2箇所にあります。
まず、突哨山へ向かいます。
旭川市内では道北バスと旭川電気軌道に乗れる共通ICバスカードを購入し、利用しています。
チャージ時に利用可能金額を10%多く設定されるのでお得です。
例えば、3,000円チャージすると、3,300円分利用できます。 -
エゾエンゴサク
道端にエゾエンゴサクが自然に生えています。 -
突哨山入口
突哨山(とっしょうざん)は、上川盆地を見渡すチャシ(とりで)があり、「突き出た見張り台」という意味から「突き出た」と「哨=見張り」を組合せ、「突哨」の地名になったと考えられます。 -
突哨山案内図
突哨山は細長い丘陵地形で、明治末期からのさまざまな農業利用や伐採によって、元々の原生林は雑木林に姿を変えていきました。
しかし、大規模な開発ではなかったため、カタクリやエゾエンゴサクに代表される春の植物の大群落や湿地植物などが徐々に作られました。
カタクリは山道沿いのカタクリルートに咲き誇っているようです。
「突哨山口」から入り、「カタクリ広場口」までの片道2.7kmを往復します。 -
カタクリ
しばらく歩くと、カタクリを見つけました。 -
カタクリとエゾエンゴサクの競演
-
どこを見ても咲き放題
だんだんと花が増えていきます。 -
雑木林一面が満開
北海道らしい広大な群落です。 -
木もれび分岐
まっすぐ進み、帰りに分岐している「木もれびの路」を通ることにします。 -
ツーショット
-
カタクリ三姉妹
-
ナニワズ
-
色鮮やかなエゾエンゴサク
-
フクジュソウ
-
うつむき加減のカタクリ
-
まさにカタクリロード
-
主役はカタクリ
-
白い花のキクザキイチゲ
-
花の楽園
-
南折り返し地点
ここで左に曲がり、尾根伝いに歩きます。 -
イチオシ
樹木の芽吹き
-
美しい彩り
黄緑の葉に、紅紫や水色が混ざり合い、美しい彩りになっています。 -
色とりどりの花
カタクリ、エゾエンゴサク、フクジュソウです。 -
花びらを広げたカタクリ
-
ナニワズ
-
春を告げるフクジュソウ
-
足の踏み場が狭くて・・・
-
エゾエンゴサクの群落
黄色いフクジュソウがアクセントになっています。 -
イチオシ
可憐な花 カタクリ
-
イチオシ
カタクリ・エゾエンゴサクの大群落
-
放牧地跡
-
エゾエンゴサクの群落
-
カタクリとエゾエンゴサク
-
桜模様の花びら
-
ササ地帯にも群落
-
風倒木
数十年前、畑に客土するため表土を取ったので、明るいところが好きなシラカンバが一斉に生えました。
ところが、2015年10月の爆弾低気圧により、大量の風倒木が発生しました。 -
カタクリ広場に到着
ほぼ全ルートでカタクリ開花中の表示。
写真を撮りながら歩いて来たので、2時間かかりました。 -
ここから先は広大な農地
昼食をとり、カタクリルートを再び引き返します。 -
三角点分岐
ここから「木もれびの路」に入ります。 -
ほどよい咲き具合
花が密集し過ぎていない群落です。 -
花ロード
-
イチオシ
明るい彩り
フクジュソウが暖かみを感じさせます。 -
エゾエンゴサクも素晴らしい
-
イチオシ
春の花で埋もれる「木もれびの路」
-
振り返るってみても素晴らしい眺め
-
おやっ、コンクリート塊
このあたりはかつてスキー場になっていたことがあり、その痕跡のようです。
その後、1990年にゴルフ場開発計画が持ち上がり、長年にわたる市民運動の結果、旭川市と比布町が土地を買い取り、末長く自然を楽しむことができる公有地になったのです。
今の突哨山は、自然のままの姿で咲き誇る花の群落です。
北海道の素晴らしい花に感動しました。
この後、男山自然公園へ向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49