みちのく潮風トレイル☆蕪島から種差海岸まで歩いてみた《後編-絶景の海岸線》

2021/04/21 - 2021/04/21

行くぜ、東北。を合言葉に2021年4月19日から4日間「大人の休日倶楽部パス」を利用して、緩めのスケジュールで岩手県・秋田県・青森県を訪れました。
3日目は半年ぶりに青森へ。快晴の青空の下【みちのく潮風トレイル】の蕪島から種差海岸まで約7kmを、ウミネコに癒され美しい海岸線の風景を楽しみながら歩いてきました。

みちのく潮風トレイルとは青森県八戸市から福島県相馬市までの三陸沿岸をつなぐ1,000km超のロングトレイルです。環境省のHPにルートの紹介や詳しい資料などが公開されてますので興味のある方はご覧ください。⇒＜http://tohoku.env.go.jp/mct/＞

◎JR八戸線鮫駅と種差海岸駅を結ぶ種差海岸遊覧バス『うみねこ号』時刻表
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/bus/onecoin_uminekogou.html

□１日目（4/19）一ノ関⇒北上展勝地⇒盛岡に宿泊

□２日目（4/20）角館の桜まつり⇒秋田経由で弘前を変更し帰京

■３・４日目（4/21～4/22）陸奥湊⇒鮫⇒種差海岸⇒青森に宿泊

エリア 八戸(青森)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【前編のあらすじ】
11時10分に鮫駅をスタート。ウミネコで賑わう蕪島から岩肌の美しい海岸線【小舟渡】まで歩いて約1時間半。真っすぐ伸びた道の先には・・・

おっ、正面に海が見えてきたぞ。

散策マップで確認すると【鮫角】エリアです。

左手の高台に上れそうだな。よし、行ってみよう。

右端に見えるのは鮫角灯台。4月下旬～10月下旬の土日祝日と夏休み期間は毎日無料開放してるそうです。

途中で一枚。てっぺんに上ると・・・

わっ、凄ぇーー！

これから、この海岸線を歩くんです。

鮫角から海を眺めながら10分ほど歩くと

戦時中の軍事施設を展望台にした「葦毛崎展望台」に着きました。

それっぽい名残がありますね。

葦毛崎展望台からの眺望。太平洋の大パノラマが目の前に広がります。

八戸小唄に「鮫の岬は潮けむり～」と歌われる岬はこの周辺のことなんですって。

バスも停まるし駐車場やトイレもあり車で来る人にとっても休憩するにはもってこいの場所。

今までは道路を歩いてましたが、この先は整備された遊歩道を歩きます。

ちなみに、鮫駅から種差海岸駅を結ぶ遊覧バス「うみねこ号」は1時間前後の間隔で運行していて、主な見所に停車するので効率的に回れますよ。

鮫駅から種差海岸まで約9km、所要時間：4時間～(目安)

鮫駅から向かう場合【16時16分 種差海岸駅発/鮫駅行き】のバスに乗り遅れると、18時過ぎまで列車が来ませんのでご注意を。

岩礁の入り江に沿って遊歩道が整備された【中須賀】は季節ごとに植物鑑賞も楽しめます。

潮風が心地いいーーー！

ここもいい感じ。約2.3km続く白い砂浜の大須賀海岸（手前）と白浜海水浴場（奥）は日本の渚・百選に選定されてるそうです。

砂浜に下りる前に

大須賀海岸バス停から県道１号線を蕪島方面に200m程戻ると

画家・東山魁夷の代表作『道』のモデルになった道。道路は舗装されてますが、製作したとされる場所には道の碑が立ってました。

大須賀海岸でキュッキュッと鳴砂にもチャレンジ♪

コツがあるのかな・・鳴らなかったんだけど。。(^^;

振り返ってパシャリ☆

みちのく潮風トレイルは既存の道をつないだルート設定なので、一般道や散策路、砂浜、芝生、古道など豊富なバリエーションが楽しめます。

シーズンオフの白浜海水浴場。もちろん砂浜には誰もいません。

道標に従い

白浜漁港を通って

くぅぅ、、堪りませんわ( ;∀;)

白浜漁港と深久保漁港までは500メートル。

歩き疲れた体に絶景が待っていた。

青い海とゴツゴツした岩肌のダイナミックな景観。

来て良かったー！と実感。

打って変わって、静かな入り江の深久保漁港。

透き通った海。

こんにちは！

深久保漁港から眺める高さ20mの白岩。白い岩肌は飛来したウミウなどのフンによるものだそうです。(モノクロ版の草間彌生作品みたいだな)

樹齢100年以上の松並木が続く【淀の松原】の木立の間を進んでいき

種差芝生地まで450メートル！

もうゴールが見えたのも同然。

その前に、ベンチに座って水分補給しておこう。
（画像をクリックするとウミネコが飛んでますよ^^）

コウモリ穴を過ぎ

小高い芝生の丘を上ると・・・

種差海岸を代表する景観「種差天然芝生地」

歩いてきた方向を振り返る。

【種差天然芝生地】芝生が広ーーーい。

もしや・・と思ったら案の定ゲートボールを楽しんでらっしゃいました。

みちのく潮風トレイルのルートはまだまだ続きますが今日はここまで。

この先を歩くのはまたの機会にとっておいて・・・

15時00分　道路を渡って記念撮影。(お天気サイコー)

鮫駅から3時間50分のウォーキングでした。

種差海岸インフォメーションセンターに隣接する休憩所でひと休み。

すぐ横がバス停なので時間調整しながら

おやつ代わりにサバサンド（730円）をガブリ(*^-^*)

八戸ブランド「八戸前沖さば」が半身入ってますよ。

15時27分　種差海岸遊覧バス「うみねこ号」で鮫駅に戻ります。

この日は高気圧に覆われて快晴だった東北地方。当初は弘前のさくらまつりに行く予定でしたが、北上展勝地・角館と2箇所続けて桜の名所を訪れたら『お腹いっぱい』になり、みちのく潮風トレイルに変更したんです。

まさか次の日に筋肉痛になろうとは・・・(^^ゞ
旅の余韻に浸りながら宿泊地の青森駅に向かいます。(つづく)

この旅行記へのコメント （2）

• yuriさん 2021/11/21 17:19:19

  3時間50分！

  一泊二日さん
  
  こんにちは。
  
  ずいぶん長い距離を歩いていらっしゃるようだけど、どれくらい歩かれたのかしらと思っていたら、時間にして3時間50分！
  タフですねー！
  歩数にしたらどれくらいになるのでしょう・・・万歩計を携帯されているようでしたら、教えてください。
  
  種差海岸は、いかにも東北の海岸線と海という感じですね。
  お写真で堪能させていただきました(^^)

  一泊二日さん からの返信 2021/11/21 20:55:34

  RE: 3時間50分！

  yuriさん、こんばんは。
  
  歩数は気にしてないので万歩計はアプリ含め使用してないんですよ。
  距離的には奥入瀬渓流の子ノロ〜石ケ戸と同じ位でしょうか。
  パンフレット等では目安として４時間〜と記載されてますが
  蕪島での滞在時間次第では更に短縮出来そうです。
  コロナ渦で運動不足＆体重増加中でしたので、途中からペースを上げ
  腹式呼吸を意識しながら早歩きのような感じで歩いてました。
  ほぼ有酸素運動ですね。終盤の疲労感が心地良かったです。(^^)