2021/05/13 - 2021/05/15
5位(同エリア588件中)
ゆるてつさん
NHKドラマ「麒麟が来る」に登場した戦国大名朝倉氏と柴田氏の遺構を訪ねてこの状況下にも関わらず不要不急でない諸般の事情で感染対策して決行。
2週間たって心身に異常ないので公開に至る。
一巻,一乗谷~福井~三国~芦原~東尋坊
二巻,えちぜん鉄道三国芦原線乗り鉄
三巻,芦原温泉とおまけの鉄ネタ
2021年
5月13日
本庄(高崎線)~高崎~金沢~福井~一乗谷~福井
5月14日
福井(えちぜん鉄道)~三国港~三国~あわらゆのまち(芦原温泉)
5月15日
あわらゆのまち~東尋坊~芦原温泉(JR)~金沢~長野~本庄早稲田(新幹線)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
5月13日
本庄(高崎線)発7:42 →写真は手持ちを流用 -
高崎(北陸新幹線)はくたか553号に乗車
乗客はわずかなビジネスマンだけで空いていた。 -
北陸新幹線車窓より
上越妙高の手前で妙高山を仰ぐ -
唯一日本海を望む糸魚川付近.
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黒部宇奈月温泉の先、北アルプスの先端部だろうか…。
-
金沢で北陸本線に乗り換えるが、
本日は特急サンダーバード20号が七尾線内の異変により40分以上遅れる為、急遽列車を変更した。 -
しらさぎ8号
後続の名古屋行きに乗る -
工事中の北陸新幹線→偏光ガラスで色が変、デッキの窓から撮るべきだった
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福井に到着
昼食時間が削られてあせった。 -
一乗谷(朝倉遺跡)へは「一乗谷朝倉特急バス」で向かう(京福バス)
⇒JR越美北線は使い勝手が悪くて今回は断念したヾ(-_-;) -
「復元街並み」で降りて遺跡エリアへ入る。
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左に復元街並みを見ながら進む。
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朝倉館跡入口の唐門
戦国大名朝倉氏は、1471年から5代100年以上にわたり越前の国を治めて一乗谷一帯が城下町で北陸の小京都として栄えたが朝倉義景の時代1573年織田信長に町もろとも滅ぼされた。 -
朝倉館跡
朝倉氏滅亡後に多くの遺構(礎石)は地中に埋没し1967年から発掘調査を開始。
かなりの規模だがあるのは礎石だけで目の前でも正直実感がわきにくい。
日頃からイメージトレーニングが必要だ。 -
俯瞰でようやくイメージがつかめる。
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更にこのような解説版で対比すると理解しやすくなる。
-
館跡庭園
小さいが何百年も前の雰囲気は伝わる。 -
諏訪館跡庭園
均整のとれた見た目にも安定感のある巨石の配置が残るのがすばらしい。 -
朝倉時代の復元町並
発掘された建物礎石や石垣跡などをそのままの位置で使い古文書や出土品等から推し量り町屋、屋敷、土塀、門などを復元公開している。 -
武家屋敷
屋敷母屋のほかに井戸、小屋、蔵、厠(かわや→トイレ)なども再現された。
町屋にも同様のインフラ整備がされていたらしい。 -
部屋で主人らが将棋をさし、炊事場では使用人が飯を炊き魚をさばく
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単なる映画のセットのような物ではなくより本物に近いことを実感した。
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町屋の並び
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思わず声を掛けようとした。
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焼き物を扱う店?
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通りの裏側部分も忠実に再現。
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溝に水が流れないのが惜しかった。あれば生活実感もわくのだが…。
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解説と休憩の施設
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この精緻なジオラマには恐れ入った。
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外の実景と合わせるとかなり想像力がわいてくる。
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福井駅前(西口)に戻る。→京福バスの塗装色が懐かしい。
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駅前から福井鉄道(前の京福電鉄)が出るのも以前と同じで安心した。
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戦国武将の「柴田勝家」を祀る柴田神社
繁華街から少し入ったところにある。 -
北の庄城址・柴田公園として整備されている。
勝家公が令和の時代にもにらみを効かす。
最後に羽柴秀吉に滅ぼされたがこの地で初めて都市づくりを始めたことで遺業として今も称えられている。 -
勝家公が築造した北の庄城(1575~1583)の石垣の一部が発掘された。
隣に資料館もあるが、9層の天守閣を再現した復元模型が存在するらしくもそれを見られなかったのが残念だった。
゚゚・(>_<)・゚゚ -
あ~、お市の方に何百年もたってこんな仕事させてるとは思わなかった。
[お市の方]とは、
織田信長の妹(聡明で容姿端麗)→浅井長政の奥様→脱出→柴田勝家の奥様→3姉妹を逃がして自害
現在は勝家公と共に合祀されている。 -
ドーミーイン天然温泉羽二重の湯に泊まる。→クチコミ投稿参照
駅から10分以内と近くて便利で夜は外食に出た -
夕食
和風レストランかと思ったらやはり都合よく居酒屋だった。(^o^) -
5月14日
市内中心部では車と一緒に併用軌道を走る福井鉄道福武線、早朝に会いに行った。 -
えちぜん鉄道福井駅
現在北陸新幹線絶賛工事中のJR福井駅東口から出る。 -
三国芦原線で乗り鉄→詳細は次巻
「えちぜん鉄道」とは
京福電鉄が運営した越前本線と三国芦原線を引き継いだ第三セクター鉄道 -
終着の三国港はホーム1本の無人駅
-
一つ手前の三国へ戻る
三国は古くから越前の玄関口で北前船の要港として栄えたところ(坂井市) -
三国湊きたまえ通り
目ぼしい観光スポット自体は少ないが整備されている。
みくに龍翔館(博物館)や有名な瀧谷寺からは離れている。 -
旧岸名家
材木商を営んだ町屋で「カグラ建て」という三国独特の建築様式で内部まで保存。 -
かぐら建て(コピペ)
妻入りの建物の玄関に、平入りの下屋(かぐら)がついている建物。
三国でしか見られないとのこと。 -
大八車がじかに入れる石畳通路が面白い。
-
三國湊町家館
ベンガラ格子の赤が映える商家の保存家屋で案内所兼休憩所。 -
旧森田銀行本店
廻船業で繁栄した森田家が地元で起こした銀行として登録有形文化財。
1920年落成で古典的外観と優雅で出色な内装には目を見張る物がある。
レンガ造りではない。 -
2層吹き抜けの店内
1階中央の独立円柱に注目 -
マーブル仕上げの独立円柱は美術品?
2色の漆喰を混ぜて模様を仕上げる稀少で高度な技が使われている。
marbleは大理石を意味しその表面模様を模しているように見える。
これを見に来るだけでも価値があるらしい。 -
見事な天井の漆喰模様
他にも見どころがあり入場無料でいろいろ楽しめた。 -
こんな粋なところもあった。
-
三国から更に3つ戻る
-
あわら湯のまち駅
関西の奥座敷と呼ばれる「芦原温泉」の玄関に到着 -
前から一度は来てみたかった芦原温泉(あわら市)
温泉の詳細は次巻にて -
5月15日
東尋坊行き京福バス
3日間で快晴に近い日を「東尋坊」にあてるつもりだった。 -
バス車窓から見た雄島
思惑通りに海の色が冴える。 -
常に混んでる東尋坊の商店街は土曜日で更に混むが、
さすがに例年ほどでは無いらしい。 -
真っ先に遊覧船に向かう急な石段を下りる。
-
船は北に舵を取り雄島へ向かう。今回はあの東尋坊タワーにも昇る。
-
雄島は神の島と崇められて赤い橋を渡って徒歩で行ける。
大規模で変化に富む柱状節理の岩礁が美しい。 -
→海からしか拝めない岩礁風景が続く雄島のアップ。
右上の鳥居に道はあるのだろうか? -
大池
湾のように行き止まりになる高さ25mの大絶壁は見ものである。
昔々極悪非道の僧“東尋坊”が海に突き落とされたところ。 -
やはり船からの景色は価値があって満足できたがこれも天候次第。
-
東尋坊は主に輝石安山岩で組成され柱状節理として世界的な絶景。
→自分で撮って感激している海の色。 -
国立公園なので柵などは設置できず、道はあっても全て自己責任。
-
お気に入りの景色だが前と同様に撮ってしまった。
真冬で波しぶきが激しく危なかったのを思い出す。 -
それでも価値ある造形美は見逃せない。
-
抜群の透明感で底まで見えた。
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この日の遊覧船は頻発しておりフレームに入ってくる確率が高い。
-
弁慶の隠れ穴(東尋坊タワーより)
タワーから東尋坊の岩礁風景は木々に阻まれて全く見えない!
よく見えるのは三国港方向と白山方向と雄島方向
この海蝕洞の風景を目当てに昇ってみた。 -
芦原温泉駅までは京福バスで直行する。
車窓から越前松島が見えた(→望遠による拡大写真)。
松をのせた島や柱状節理の岩礁が見応えある風景(→前回訪問)。 -
芦原温泉駅(JR北陸本線)
ここも新幹線工事中。金沢、長野、乗り換えで帰途に就いた。
*************************************
ラストまでご覧頂き御礼申し上げる。→次巻に続く
<(_ _*)>
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この旅行記へのコメント (4)
-
- Decoさん 2021/06/14 15:26:15
- 福井の鉄道
- ゆるてつさま、こんにちは。
福井の旅行記、楽しく拝見しました。
私も随分前(平成12年)に福井を訪れたことがあり、懐かしくもあり、またその頃とは随分変わったようです。
京福電鉄、福井鉄道になったのですね。福井の私鉄は複雑だったような記憶があります。市内で普通の電車が市電のように一般道を走っていたのにびっくり。どうやって乗降するのだろうと思ってたら、折り畳み式のステップが出てきたのにさらにびっくり。あれはカルチャーショックでした(^^;
新幹線の開業に向けて、福井駅とその周辺、交通機関も随分変わっているのでしょうね。
一乗谷へのアクセス、駅前から直通バスがあるのですね。私が行ったときは越美北線で行ったと記録に残しています(あまりよく覚えていませんが)。
こちらの旅行記を見て…信長に攻められたときは悲惨だったでしょうね。谷に囲まれて守りは堅いけど、逆に侵入されたら逃げ場所がないのですから。谷の中は100年も安泰だっただけに、住んでた人は攻められること自体が考えられなかったのかも…と思います。
東尋坊のお土産屋さんは如何でしたか? 私が今も鮮明に覚えているのは、あそこの客引きの強引さです(^^;
芦原温泉は次の旅行記で拝見できるようですね。楽しみにしています。なぜなら…私も温泉に入りたかったけど、日帰りの施設がお休みで、かといって大きな旅館で立ち寄り湯できるかどうかもわからず、すごすご帰ってきた痛い思い出があるから…
Deco
- ゆるてつさん からの返信 2021/06/16 19:11:13
- RE: 福井・・・返信
- Decoさまへ
福井の閲覧ありがとうございます。
福井鉄道の折り畳みステップは自分も昔見た時に興味がわき、現行車両でもしっかり可動するのを確認してきました。
越美北線は以前きたときは越前大野までだったので次回に完乗したいです。
助長するわけではありませんが、こんな状況でも観光旅行する人は少ないながらも意外といるものですよ。→自分はたまたま無事でしたが…。
('▽')/byゆるてつ
-
- Kオジサンさん 2021/06/13 08:23:14
- 今日は。
- 東尋坊って、乱暴なお坊さんの名だったようです。
ミンナに取り押さえられて、あそこに投げ込まれたみたいです。
- ゆるてつさん からの返信 2021/06/16 00:02:44
- RE: 今日は。
- Kオジサンさまへ
コメントをありがとうございます。
こういう観光地の名前の付け方はめずらしいですね。
物好きで研究の価値がありそうで特番でも組みますか。
遊覧船の船頭さんが一生懸命説明してくれたのが印象にのこります。
byゆるてつ
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