京都府立陶板名画の庭（鳥獣戯画は原画の二倍作）

2018/03/12 - 2018/03/12

古い写真を見直すシリーズ。
今回は、京都の「京都府立陶板名画の庭」で見た鳥獣戯画の忠実な複製画を撮影した全作品を並べた。「京都府立陶板名画の庭」は、大塚の大型複製画とは異なり、小規模だが、安藤忠雄設計で、こじんまりとしているが、ミケランジェロのシスティナ礼拝堂の正面壁画や、ダ・ヴィンチの最後の晩餐など世界の傑作貴重絵画を集めており、気軽な予習復習の場として貴重だ。我が国からは、鳥羽僧正の鳥獣戯画の一連の作が選ばれている。確か、他の作品は原寸大だったと思うが、鳥獣戯画は２倍のサイズで復元されていた。２０１８年３月のこの日の撮影では、鳥獣戯画は一枚も取り残していないと思う。

今朝、ニュースで知ったのだが、近いうちに東京国立博物館で、鳥獣戯画が全作展示されるそうだ。今の体力では、人の後をついて移動するのは、もはや不可能であり、今回、三年前に撮影した写真を思い出したので、「京都府立陶板名画の庭」の旅行記に出した一部の写真に加えて、鳥獣戯画に関しては、すべての写真をならべることにした。

鳥羽僧正の鳥獣戯画としてしられている作品集だが、複数名が携わっていることは確実なようであり、今度の展示に行ける人はそのあたりの追及がどれくらいすすんでいるのか、最新の説を知ることになるだろう。
（２０２１年４月８日記す。）

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 4.0

京都府立陶板名画の庭。ここは入館料百円。京都にしては珍しい。
シニアは無料。

ここから鳥獣戯画。原画の二ばいのサイズにしてある。