初めての四国へ・・３日目龍馬のふるさと高知へ♪

2020/10/30 - 2020/11/03

一度は行ってみたいけどなかなか機会のなかった四国。
コロナ禍で海外へ行けない今・・４日間で４県を巡ってきました。
同じ日本でもびび家の住む東北地方からは
四国は物理的にも心理的にもなかなか遠い・・。
仙台空港からの直行便がないので羽田経由か大阪伊丹空港
または広島空港経由となります。

今回は大阪伊丹空港へ飛びそこから新幹線で岡山へ。
岡山からレンタカーを借り出し瀬戸大橋を渡り香川県へ。
香川ー徳島ー高知ー愛媛と周遊し
しまなみ海道を渡り広島へ。
そして広島空港から仙台へ戻るというルート。
飛び石連休を使い４泊５日の駆け足旅行。
初四国の旅はいわゆるマストスポットを駆け抜ける
盛りだくさんの旅行となりました。
瀬戸内海の優美な景色に癒され
想像以上に険しい四国の地形に驚き
美しい海や山そして川の景色と
歴史を感じる土地土地の姿に感動。
桂浜の龍馬の像に会えたのも嬉しい。
そしてびびパパは四国４県を訪れて
全国４７都道府県制覇となる記念の旅行になりました。

「ＧＯＴＯキャンペーン」が盛んに言われていますが
特効薬もワクチンもいまだ不透明な中
寒くなるにつれ全国的に広がりつつある感染。
現在は職場での規制はありませんが
いろいろな考え方がありますので
基本隠密旅行となっています・・（苦笑）
北海道旅行に引き続き
マスクとアルコール消毒の欠かせない
そして居酒屋や繁華街をなるべく避ける
そんな新しい旅のスタイルで
感染リスクを出来るだけ小さくしつつの４泊５日の旅。
「ＧＯＴＯキャンペーン」の恩恵も受けました。
思った以上に賑わう観光地に驚く半面嬉しい気持ちも。
旅行ってやっぱり楽しい。
また自由に歩ける日が早く来ますように。

１０／３０　仙台空港18:55発ー大阪伊丹空港着20:25着　
　　　　　　ＡＮＡ７４０
　　　　　　新大阪9:23発ー岡山22:08着（山陽新幹線のぞみ５９号）
　　　　　　東横イン岡山西口広場　泊

１０／３１　レンタカーで岡山ー瀬戸大橋ー香川県へ
　　　　　　金毘羅さんお詣り
　　　　　　銭形砂絵・父母ケ浜
　　　　　　琴平町　　御宿敷島館　泊　　　　

１１／１　　琴平町ー大歩危小歩危ー祖谷峡ー高知市
　　　　　　高知市　龍馬の宿南水　泊

１１／２　　高知市ー足摺岬ー四万十川ー道後温泉
　　　　　　道後温泉　ホテルｈａｋｕｒｏ　泊

１１／３　　道後温泉ーしまなみ海道ー尾道ー広島空港
　　　　　　広島空港19:00発ー仙台空港着20:20着　
　　　　　　ＡＮＡ３１３６

航空券：仙台ー伊丹
　　　　スーパーバリュープレミアム
　　　　２２６９０円／１人　　　　
　　　　広島ー仙台
　　　　スーパーバリュー
　　　　１５３００円／１人
　　　　１２３０マイル
　　　　マイルをスカイコインに替えてお支払い。
　　　　
　　　　
ホテル：１０／３０　ホテル東横イン岡山西口広場
　　　　禁煙ツイン　　１泊１室　９０００円（込）
　　　　チェックイン時ＧＯＴＯトラベル適用で
　　　　５８５０円現地支払い。
　　　　地域共通クーポン１０００円（紙クーポン）
　　　　ホテルＨＰから９／１５予約

　　　　１０／３１　　御宿敷島館
　　　　【早期割30】14時チェックイン＆≪20％OFF≫
　　　　　1泊2食
　　　　　本館　和ツイン　シャワー付（25平米・和ベッド２台） 24㎡
　　　　　大人：18,480円×2名　合計：36,960円
　　　　　GoTo割引後24,024円(込）現地支払い。
　　　　　地域共通クーポン６０００円（電子クーポン）
　　　　　ＪＴＢるるぶトラベルプランから８／２４予約

　　　　１１／１　　　龍馬の宿南水
　　　　　幻のクエ鍋・本場の鰹のタタキ付き
　　　　　土佐の味覚まるごと会席プラン
　　　　　【禁煙】スタンダード和室（8畳以上をお約束）
　　　　　[加湿機能付空気清浄機完備］朝夕食付
　　　　　２名３００００円（込）　
　　　　　予約後ＳＴＡＹＮＡＶＩクーポンにて割引
　　　　　現地支払い１９５００円（込）
　　　　　地域共通クーポン５０００円（紙クーポン）　　　　
　　　　　８／２９　ホテルＨＰより予約

　　　　１１／２　　　道後ｈａｋｕｒｏ
　　　　　 ”早割60” スタンダードプラン
　　　　　《朝食付》スーペリアツイン
　　　　　　大人＠ 6,800 円 x 2 名合計 13,600 円 (込)
　　　　　予約後ＳＴＡＹＮＡＶＩクーポンにて割引
　　　　　現地支払い９３９０円（込）
　　　　　地域共通クーポン２０００円（紙クーポン）　　　　
　　　　　８／２４　ホテルＨＰより予約　

レンタカー：トヨタレンタカー　　４日間　３７１１５円
　　　　　　岡山駅前西口店乗車広島空港返却（乗捨て料金込）
　　　　
この旅行記では
３日目午後徳島県から高知県へ。
桂浜へ行き龍馬像に対面。
高知城・ひろめ市場・はりまや橋と
王道スポットをめぐり
龍馬の宿へ宿泊。
龍馬盛りだくさんの高知です。

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ひの字渓谷から高知県へ向かいます。
大豊インターから高知自動車道へ。
徳島は綺麗な青空でしたが
高知県へ入ると雲が増えてきました。
途中南国ＳＡで小休止。
これは・・クジラさんかな～。

高知県南国市にあるサービスエリア。
「なんごくし」ではなく「なんこくし」って読むそうです。
豊かな海の幸や農作物など種類たくさん販売していました。
龍馬にちなんだものもいろいろ。高知へ来たな～と感じます。

南国サービスエリア 道の駅

高知アイスクリンを食べました～。
ジェラートのようなさっぱりとした食感。
秋田のババヘラアイスを思い出します。
ここにも龍馬がいらっしゃいまする。

そしてやってきました！桂浜。
高知ＩＣから海の方向へ約３０分ほど。
桂浜の駐車場に着いた時にはなんと雨。
少し小降りになるのを待ちました。

「龍馬像」を目指して・・
あ！これだね！

お～～大きい。
桂浜の砂浜に立つと勘違いしておりました。
桂浜を見下ろす高台に鎮座しております。

高知県の青年有志が募金活動を行い，当時の金額にして2万5千円を集め建立。昭和3年5月27日午後2時，除幕式を行い姿を現した龍馬像。
和服姿に懐手，ブーツ姿の龍馬は，はるか太平洋の彼方を見つめています。像の高さは5．3ｍ，台座を含めた総高は13．5ｍ。（高知市ＨＰより）

坂本龍馬銅像 名所・史跡

春と秋の各２か月間龍馬像の脇に展望台を設置して
龍馬と同じ目線で太平洋を見ることが出来るそうです。
この右側の足場のようなものがそう。
入口で１００円を支払い階段を登ります。
工事用足場のような階段。濡れてすべりやすい。

龍馬がそこに！

坂本龍馬銅像 名所・史跡

龍馬の目線の先には太平洋が広がる。
志し半ばで亡くなった龍馬。
この太平洋を越えてやりたいことがたくさんあったはず。

月の名所で知られる桂浜。
白砂と松の風光明媚な場所。
この日は荒れ模様。

桂浜公園には水族館や坂本龍馬記念館もあります。

桂浜 自然・景勝地

桂浜から高知市へ。
この日のお宿
「龍馬の宿　南水」へ。

時間が少し早めでしたが
チェックイン手続きだけしていただいて荷物を預けて・・

ホテル南水 宿・ホテル

高知城へ向かいます。
日本最古で最長といわれる路面電車が走る街。
路面電車で行きましょう。
あれかな？可愛い電車です。

ホテルでとさでん１日券（５００円）を購入しました。
ホテルの最寄り電停「枡形」から「高知城前」まで。

路面電車(とさでん交通) 乗り物

高知城が見えました！
高知市の中心そして高知平野のほぼ中心にあるお城です。
江戸時代初期に築かれた平城ですが
標高４４．５ｍの大高坂山の頂上にあるので
どこからでも見えて素敵ですね。

お濠は天然の川を利用しているそうです。

戦国時代にもともとあったお城の跡地に
江戸時代初期に初代土佐藩主山内一豊が着工し二代藩主の時に完成。
地盤などの条件も悪くなかなかの難工事だったそう。

高知城 (高知公園) 名所・史跡

江戸時代に土佐藩庁が置かれまさに高知の中心地。
今でも近隣には高知県庁・高知市役所・警察本部などあり
行政の中心部になっております。

板垣退助像
自由民権運動の父と呼ばれた板垣退助は土佐藩士だったんですね。

板垣退助銅像 名所・史跡

頑丈でありながら美しい石垣が残っています。
おもに近江で活躍した石工集団による野面積みによるものとか。

一豊の妻「千代」の像。
お馬様と一緒に。

江戸時代になって造られたお城でありながら
鉄壁の守りを誇る造り。
いたるところに敵を想定した仕掛けがあるようです。
江戸時代といってもまだまだ世情が不安だったのを感じます。

本丸の向こうに美しい天守。

江戸時代からの天守が残る１２城のひとつ。
さらに本丸が完全に残っているのはここだけ。

高知城懐徳館 美術館・博物館

本丸と天守内部は見学出来ます。
大人４２０円。とさでんの１日券で３４０円に割引になりました。

標高４４．４mの場所に築かれた本丸の敷地面積は約１５８０㎡。
中央の建物が本丸御殿である懐徳館・左が天守・右に納戸蔵が続きます。
懐徳館の入口にある下駄箱で靴を脱いで入場料を払い中へ。

高知城にまつわるいろいろなものが展示されています。
そんな中
欄間がたくさん展示されていました。
欄間好きなびびママ的には楽しかったです。
う～ん宮城の欄間とはちょっと違うな。

もちろんこれも展示されてました。
２００６年放送だったの～？もうそんなに経つんだ。

庭園の向こうには敵を監視する物見窓が。

もちろんトイレもございます。

天守閣最上部からの眺め。高知市内が一望。
一周出来ました。
天守閣はかなり急こう配の階段（はしご）を登ります。
下りが結構怖いです。

登ってきた道かな。
天守からはなんでも見えるのね。

関ケ原以前高知を治めていた長曾我部氏についての展示や

もちろん龍馬にまつわる展示もありました。

「国宝高知城」の碑。
今は国の重要文化財となっています。

追手門
風格あります。
中心にお城がある街って素敵ですよね。

高知城 (高知公園) 名所・史跡

高知城から歩いてすぐ。
「ひろめ市場」

アジア感満載の魅力的な場所。
それだけに感染リスクを考えて行くかどうか
すごく迷いましたが・・

ひろめ市場 グルメ・レストラン

やっぱり来ちゃいました。
生ビールと・・

やっぱりカツオ！まずはタタキで。
身が厚くて食べ応えあり。
そしてお刺身も美味しかったです。
店頭で藁で炎を上げて焼く光景に
テンションあがります。

人通りの少なさそうな「龍馬通り」のテーブルで頂きました。

このあたりはテーブルの間隔も取られていて
グループごとに静かに頂くにはだいじょうぶかな～という印象。
個々のお店も対策はしっかり取られていると感じました。

ただ・・広場のようになっているエリアでは
肩を寄せ合っての大宴会のようなグループもいて
最近見ない光景にびっくりしました。
誰一人感染者がいないのならだいじょうぶなのでしょうけど・・。
この頃は高知県の感染者はとても少ない時期でした。

コロナでなければ
「ひろめ市場」で楽しく夕食だったな～。
でも雰囲気味わえただけでも満足。

アーケードを抜けて少し歩くと・・
仙台のアーケードに似てる。

マストスポット
「はりまや橋」です。
ペギー葉山さんの「南国土佐を後にして」で一躍有名になったスポット。
「坊さんかんざし買うを見た♪」
悲恋の２人・・純真とお馬の像もありました。

はりまや橋 名所・史跡

赤い可愛い橋は格好の撮影ポイント。
当時橋が架かっていた堀川は今は埋め立てられています。
現在は「はりまや橋公園」として整備され
川のせせらぎも再現。橋も復元されています。

周囲は賑やかなはりまや橋交差点。
地下には地下通路があり
はりまや橋や土佐の偉人に関する展示などがありました。

「はりまや本店」
お土産屋さんですが・・由来の「播磨屋」さんではないかな～。
かんざし売ってました。

再び路面電車でお宿へ戻ってきました。

ホテル南水 宿・ホテル

この日のお宿は
龍馬生誕の地に建つとされる
「龍馬の宿南水」
入口にも龍馬さんがいらっしゃいましたが
館内龍馬一色です。

館内には龍馬サロン・龍馬ライブラリーもあり
宿泊者以外の方にも開放されているそうです。
龍馬を演じたゆかりの芸能人たちが訪れた足跡も。

お宿自体は「ザ昭和」といった佇まい。
お部屋は最上階7階の8畳の和室。

ごくごく普通の和室です。
レトロな感じが不思議と落ち着きます。

浴衣＋羽織もの＋足袋ソックスもあり。
かなり年季の入った感じのセキュリティボックス。

窓辺に椅子セット。
最上階なので景色は良いです。

冷蔵庫には冷水ポット。
ペットボトルじゃないんだね。

テーブルの上にはお茶菓子など。

そしてお部屋にだって龍馬くん。

水回りはかなり古さを感じます。
洗面台の色が・・昭和だな～。
アメニティ・ドライヤーなどはしっかり完備。

大浴場があるのでバスタブは使用せず。

バスルームとトイレは別になっています。
掃除はもちろんされていましたが・・かなり古め。

このお宿で楽しみにしていたのは夕食です。
高知皿鉢料理をメインに高知の美味しいもの盛りだくさんの
コースがウリですよ。

2階の広間で頂きます。
畳敷きにテーブルセットが並んでいます。
グループ毎に距離が取られ安心な雰囲気。
皆さん静かに召し上がっていました。

席にはすべてのお料理がど～～んと並ぶ方式。
圧倒されます。
皿鉢盛り合わせ
鰹のタタキ
お刺身（キハダマグロ・乙女鯛・イサキ・太刀イカ）

楽しみにしていた「クエ鍋」
クエは初めて。白身のふんわりとした美味しいお魚でした。
冬が旬のクエは希少。
手前は
土佐珍味（尾羽毛クジラ・酒盗・ドロメ）
ドロメ？イワシシラスのことみたい。

鯨カツ・茶碗蒸し

金目鯛の幽庵焼

お食事は鰹の炊き込みご飯。食卓で炊きあがります。

高知の地酒も頂きました。
豪快なお料理でした～まさに食べきれなかった。

大浴場はお部屋と同じ階で便利。
温泉ではありませんが湯量たっぷりで気持ち良かったです。
朝は５：３０から。

一番風呂です。
ここもソーシャルディスタンスで使用出来るロッカー限定なってます。

朝の高知市内。
あいにくこの日は雨模様。

ホテルには「維新階段」という場所が。
1階から7階までの階段に龍馬３２年の生涯を綴ったパネルが展示されています。
お部屋は７階だし・・登りはキツイので
７階から生涯を逆からたどります（笑）
龍馬に関する本を何冊か読んだことがあるので・・
その記憶をたどりつつ。
いつも思うのは龍馬が志半ばで死ななかったら
どうなっていたのかな～ということ。

なんとキリンビールは龍馬がルーツ？
知らなかったなあ～。

まさに龍馬愛に溢れるお宿でした。
良い経験しました。

朝食も同じ場所で。
和定食。湯豆腐の温かさがホッとします。

サラダが嬉しい。
こんな風に少しずついろいろなものを食べるって贅沢。

フルーツもありました。
おなかいっぱい～ごちそうさまでした。
でもさすがに旅館のお食事が２日続くとしんどい感じが・・。

チェックアウトします。
チェックアウト時「高知リカバリーキャンペーン」ということで
申請用紙と宿泊証明書を頂きました。
帰宅してオンライン請求をして
レンタカー代として５０００円がほどなく振り込まれました。
感謝です。

お宿の周辺は「龍馬生誕の地」ということで
いろいろな見どころがあるみたい。
駆け足旅行が残念。

雨模様ですが出発します。
この日は足摺岬から四万十川沿いをドライブして愛媛県へ。

高知市立龍馬の生まれたまち記念館 美術館・博物館