アイベックス直行便で週末愛媛・・下灘駅から四国最西端佐田岬へ♪

2021/10/30 - 2021/10/31

念願だった四国４県を初めて訪れたのは昨年の秋。
それから１年。９月に仙台空港へ行った際にふと目についた仙台ー松山の路線。
そういえばアイベックエアラインが路線を新設するってニュースを聞いたような。
そして時刻表を確認すると１日１往復とはいえ
仙台発が朝。そして仙台着は夜！
なんと１泊でも十分愛媛・四国に行けちゃう～。
これは見逃せません。
今までアクセスが悪く距離以上に遠く感じた四国ががぜん近づいたよ！

というわけで週末１泊２日で愛媛へ。
昨年の旅行では愛媛は道後温泉へ泊りしまなみ海道を広島まで通っただけ。
２度目の愛媛は
西の伊達家の宇和島城などのお城めぐり。
そし四国最西端佐田岬灯台まで行って九州を見たい。
また去年雨のため断念した下灘駅。
２日間だけどまたまた盛りだくさん。
お天気にも恵まれ良い旅が出来ました。

コロナの感染も少し落ち着いた状態になって
松山城にはたくさんの修学旅行生の姿もありました。
日常がこのまま戻れば良いな～。

１０／３１　仙台空港８：２０発ー松山空港着９：５５着　
　　　　　　ＩＢＥＸ　０２１
　　　　　　レンタカーで出発
　　　　　　夕やけこやけラインで下灘駅
　　　　　　その後佐田岬メロディーライン経由佐田岬灯台。
　　　　　　大洲城と街並を少し散策

　　　　　　大洲プラザホテル泊
　　　　　　
　　　　　
１０／３１　宇和島城
　　　　　　内子座見学
　　　　　　松山城
　　　　　　石手寺

　　　　　　松山空港１９：４５発ー仙台空港２１：２５着
　　　　　　ＩＢＥＸ０２０

航空券：アイベックスエアラインＨＰから早割予約
　　　　往復１人２４，９６０円

ホテル：大洲プラザホテル
　　　　ツイン禁煙ルーム（朝食サービス）
　　　　大人１名５５００円（諸込）×２名
　　　　９／２７　ホテルＨＰより予約

レンタカー：トヨタレンタカー　　２日間　１２，５４０円
　　　　
この旅行記では仙台空港から松山空港
レンタカーで下灘駅経由佐田岬灯台まで。
山の斜面にみかんがたわわに実る風景に感動です。

備忘録としての旅行記です。
シツコクなるのをお許し下さい。

エリア 八幡浜・佐田岬(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月最終土曜日。
全国的に緊急事態宣言が解除されて約１か月。
朝の仙台空港は久しぶりににぎわっていました。
グループや団体さんの姿も見えます。

アイベックス松山便の搭乗口はピア棟。
こちらも久しぶり。

仙台空港 空港

搭乗時刻までまだ時間があるので
まだ空いてます。

２０１８年に増築されたエリア。
ポップな色遣いが新鮮。

夜９時に松山から到着した機体はそのまま仙台空港でお泊りするのかな。
搭乗機スタンバイ中。
ピア棟はアイベックス機エリア？
松山便より少し早く同じアイベックスの福岡便が出発していきました。

仙台発着のアイベックス便はＡＮＡコードシェアの
イメージがありました。
今回の松山便はコードシェアではないみたい。
ＡＮＡのホームページからはまったくヒットしなかった。
でもチェックインカウンターや搭乗口のスタッフはＡＮＡと共通。

搭乗時間です。
ピア棟は搭乗口からジャバラのトンネルを抜けて
ステップで機内へ入ります。
飛行機小っちゃい！

２－２のシートでした。やっぱり狭いな。
機内持込みの荷物もかなり制限されていました。

ほぼ満席の乗客を乗せて出発！

この日は絶好のフライト日和。
離陸直後からずっと富士山が見えてます。
びびママ・・こんなことは初めて。

ドリンクサービスもあります。
翼の王国も頂けました。

これでＡＮＡから予約出来たら嬉しいな。
（マイルが貯まる・ラウンジ使える）
お値段安いので文句言えないけど（笑）

黒部ダムや諏訪湖も見えました。
琵琶湖・若狭湾を眼下に・・瀬戸内海へ。

しまなみ海道が見えると・・そろそろ着陸です。

着陸しました～。
びびパパはダッシュ島も見えた！とか言ってました。

瀬戸内海に面した空港です。

松山空港 空港

松山空港はボーディングブリッジでした。

初松山空港！
キャーみかんがいっぱい！
空港コードＭＹＪのＭはみかんのＭかな（笑）

みかんジュースだ！
今回は蛇口みかんジュース飲みたいな～。

空港からレンタカーを乗り出して向かったのは・・
「下灘駅」

可愛い駅舎。
なんかはるか昔の青春を思い出すな（笑）

下灘駅 駅

伊予灘沿いを走る予讃線の小さな無人駅。
美しい眺望からポスターになったり
ドラマや映画の舞台になった駅です。

駅のホームからの瀬戸内海の風景が素敵すぎる～。

なんか癒される。
深呼吸したくなるような風景です。
まさに旅愁を感じる。


でもね・・
実際あのベンチに座ると
真下の道路を走る車の音が気になっちゃいます。
駅と海の間に道路あります。

駅の前にあった「下灘珈琲」で購入したみかんジュース！
おいしい～。

「下灘珈琲」
駅前にあるお洒落なコーヒースタンド。
１００％ストレートみかんジュースは
季節の３種類から選べました。
この日は①きよみ②日向夏③伊予柑から。
隣にはカフェスペースもありました。

下灘駅前の通りは道がかなり狭いです。
駅舎の隣には５～６台駐車出来るスペースあります。
今回タイミング良く駐車出来ました。
その他少し離れたところに１カ所。
さらに離れた運動公園にも駐車可能との情報ありました。
サンセットの時刻にはかなり混雑するようです。

下灘珈琲 グルメ・レストラン

下灘駅から伊予灘沿いに「夕やけこやけライン」を通り
（夕陽が美しく見えるエリアです）
八幡浜市から佐田岬方面へ。
佐田岬の先へは「佐田岬メロディーライン」を走ります。
以前「いくな（１９７）酷道」と言われていた
国道１９７号線の道路改良で生まれた絶景道路。
尾根沿いを走る道路は頂上線とも呼ばれています。
この道路・・路面とタイヤのノイズがメロディーに聴こえる区間があるんです。
実際走ると・・ちゃんと聴こえる！面白い～。
道路は走りやすく海の風景やたくさんある風力発電の風景を見ながら
先端に近い三崎エリアまで。
ここ愛媛県伊方町三崎港からは大分県佐賀関までフェリーが運航しています。
７０分で九州へ！

そのフェリーの待合所も兼ねた
「佐田岬はなはな」
昨年５月にリニューアルオープンした施設。
レストラン・直売所・観光案内所を併設しています。
郊外型アウトレットみたいな素敵な雰囲気です。

伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」 グルメ・レストラン

ここでのランチ・・楽しみにしてきました。
「しらす食堂」

しらす食堂 グルメ・レストラン

宇和海で獲れた新鮮しらすをたっぷり使ったメニュー。
伊勢エビなんかもある～。

ここでメニューを決めて
食券を購入（ＰａｙＰａｙ使えます）
出来た順番から番号を呼ばれ（電子掲示もあります）
カウンターに受け取りに行くセルフ方式です。

木の温かみを感じる素敵な雰囲気。
まるでカフェ。

席の空間も広くとってあり安心。
穏やかなお天気なので外のテラス席にしました。

「はなはな」のサインが可愛い。
登って遊ぶお子ちゃんもいました。

びびママは「釜揚げ・生しらす２色丼」
あまり食べたことがない生しらす・・おいしい！

びびパパは釜揚げしらす御膳。
天ぷらがついてます。かき揚げがさくさく。

そしてお味噌汁・・ちょっと味が違うな～甘い？
コーンスープ？みたいな。
麦みそなんですね～。
今までどこへ行ってもお味噌汁はそこまで味が違うと思ったことがないので
ご当地味噌汁・・なんか嬉しかった。
帰りの空港で「伊予のお味噌汁」購入しちゃいました。

風もない穏やかな日和。
遠く九州を見ながら美味しくいただきました～。

直売所やカフェも並んでいます。
直売所には伊勢エビが生け簀で販売されてました。
多分・・かなりお安い。
伊勢エビは持ち帰られないな～。
早生みかんとシークワーサーを買いました。
みかん・・小さいけどとっても甘かったです。

佐田岬の山の斜面にはみかん（柑橘類）の木がたくさん。
すごい傾斜のところにもみかん畑があってびっくりです。
石垣とみかん畑の風景は佐田岬周辺の原風景。
お日様をさんさんと浴びて美味しいみかんが出来るんですね。

「はなはな」がある三崎港から佐田岬灯台まで向かいます。
ここの道路はかなり狭いです。ところどころ整備されていますが
気をつけて運転しないと。

岬のほぼ先端。佐田岬灯台駐車場にきました。
海が広がる～。

佐田岬 自然・景勝地

瀬戸内海国立公園内
佐田岬灯台公園

灯台まではちょっとしたハイキングコースになっていました。

森の中・・こんな道を歩いて行きます。
道は整備されてました。

あまり閑散としているとちょっと不安かな・・思ったけど
良い感じに人出がありました。

眺望が開けると気持ち良い～。

岬のほぼ突端。右手に瀬戸内海
左手には宇和海。
こちらは瀬戸内海かな。

海が美しい～。

こちらは宇和海かな。

海の向こうには九州の山々が見えました。

灯台へはもう一山超えますよ。

公園内トイレもあって安心です。
売店や自販機などはないので飲み物は持参しましょう。

灯台へ行く手前の椿山。
急な坂です。

かつては軍事上重要な拠点として
軍の要塞が築かれていたこの辺り。
今歩いてきた遊歩道も元は軍事道路だったとか。

先端には当時の施設が残っています。

最も狭い豊予海峡を航行する船を監視していた施設。
移動式探照灯（サーチライト）保管庫と環状道路。

その裏手には「椿山展望台」

灯台を見下ろす位置にあり
佐田岬一の絶景ポイント！

幅が１４ｋｍほどしかない豊予海峡を一望。
その向こうにはすぐに九州の山々が。

恋人の聖地？

ハートに見えるかな？

椿山を下りて灯台へ。
１９１８年から１００年余り
瀬戸内海と豊後水道を結ぶ豊予海峡（別名速吸瀬戸）を航行する
船の安全を守ってきました。

佐田岬灯台 名所・史跡

さらに突端御籠島へ。

かつては神社が祀られ
戦時中は軍の砲台が築かれた島。

畜養池を作った際に造られた堤防でつながっています。

ふり返って・・灯台。
こちらからの風景はなかなか素敵。

戦後進駐軍によって破壊されたままになっていた洞窟式砲台は
最近になって整備され中を見学することが出来ます。

こんな洞窟の先に・・

砲台があったんですね。

陸軍豊予要塞跡 (佐田岬の軍事施設跡) 名所・史跡

終戦間近に整備されたこの砲台は
ほとんど使用されることはなかったらしい。

洞窟を抜けると海が広がる。
大きな貨物船が航行していきました。
対岸は佐賀関。
豊予海峡は「関あじ」「関さば」でも知られる場所です。
この日はすぐ近くで素潜りで漁をしている方いらっしゃいました。
船・・揺れてたな～。流れが速いんだ。

この平和な風景がいつまでも続いてほしい。

この岩も面白い～。
パリパリ薄く割れてるんです。
緑色片岩・・伊予の青石と呼ばれるものですって。
佐田岬の下を走る中央構造線。その断層の南側に表れているものらしい。

モニュメント「永遠の灯」
灯台がぴったり入ってますよ。

四国最西端まで来ました！

びびパパの念願だった佐田岬も走破。
大洲へ向かいます。
戻りのメロディーラインは
「みかんの花が咲いている～♪」
結構長めで良かったな～。