日本のカッパドキアの吉見百穴

2020/11/22 - 2020/11/22

世の中連休ですが、コロナ禍の最中なので遠出はNG。
当然、三密もNG。

と、なると、知る人ぞ知るマニアックスポットに行きたくなるもの。

ケータイ位置ゲームの国取りでたまに出てくる吉見百穴が気になっていたので、この機会に行ってみました。

予想通りマニアックスポットだけあって人は多くはありませんでした。
マニアックスポットとはいえ、雰囲気は良好。

今は建物で隠れていますが、昔は近くの川から、この百穴がよく見えたのでしょう。
昔からあるとはいえ、この沢山の穴ってなんなんだろう？って昔の人は不思議だったことでしょう。

穴は小さく、大人が入るのは非常に難しい(入れなくはないですが)
コロポックルの家だろう、と言う説も昔はあったようです
(と、言うか、北海道限定の妖精が関東にある、と言う時点で驚きですが)
この穴が墓だとして、どうやって遺体を安置したのか、安置された遺体はどこに行ったのか、など、疑問は残ります。
(ありていに言って、遺体をこの穴に安置するにはそれこそ抱き合って入るようなことが必要。亡くなり方も色々のはずで、夏場の遺体安置など、地獄のような思いをするのでは・・・？)

色々と想像力を掻き立てられる、面白いスポットです

エリア 東松山(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

最寄駅は東部東上線の東松山駅になりますが、徒歩で30分近くかかると案内板にあります。
バスも出ていますが、別の交通手段で行くべきでしょう

入り口にあった百穴に関する案内板。
しかし、コロポックルのことを土蜘蛛人って酷くないか？

吉見百穴の看板。
字に味がありますね～

こうゆう看板は特別感をかきたてます

入り口から入るとどーんと存在感を放つ百穴の奇岩

見学できる穴はごく一部で大半の穴は眺めるだけです。

近づくとなかなかの迫力

順路にしたがって進みますが、多様な形態の穴を見学することができます

一部の穴は通路が整備されており、覗くことができます

入り口に切り欠きのある穴

穴の内部。
天井は非常に低くなっています。
人一人が寝転がったらいっぱいになってしまう狭さです
でも、この穴でも比較的大きな穴です。

砂岩で穴を彫りやすい特徴から戦時中は軍需工場があったようです。
さすが、大田（中島飛行機）に近いだけのことはあります。

かなり深くまで掘られており、先は見えません。
ただ、大戦当時の単座戦闘機の胴体は通りそうな大きさはありそうです。

加工の様子を表した岩の展示。
手掘り感が満載です。砂岩で比較的柔らかいとはいえ、岩は岩です。
かなり大変だったことは想像にかたくありません

百穴の入り口付近には龍性寺があります。
これが山門でいいのでしょうか？

龍性寺の説明板

山門は急な階段から上にのぼることができます

山門の脇の岩肌には地蔵様が

水子供養でしょうか・・・

反対側にもお地蔵様が

山門を抜けるとハート型の抜け穴があります。
抜けるとご利益が。

ある角度から見れば確かにハート形

松山城への道端には延命地蔵

百穴に隣接する松山城への入り口

松山城の説明板

ここまでは階段があって7整備されてるけど、歩きやすいのはここまで

一歩はいるとほぼ山道

かろうじて土塁の跡がわかる

本丸付近には微妙に階段が設けられています

本丸（本曲輪）に到着

本丸にある松山城の案内板

別の角度からの本丸。
結構広いです

本曲輪の遺構の一部